14:《夏休み①》

 夏休みですね。お陰様で子ども達は元気に1学期を終える事が出来ました。年少組さんで入院していたお友達も退院できたようですし、少しほっとしています。しかし今年は申し訳ない事に、職員が一人、年度の途中で退職する事になってしまい、保護者の皆様にはご心配とご迷惑をおかけしてしまいました。該当クラスの皆様からは、先生の健康の心配をいただき、ありがとうございます。本人はもちろん引き続き勤務したい意向を持っておりましたが、医師の診断は安静を必要とし、精密検査も今後受ける必要があるようですし、何より実際体が付いて行かないようです。これから行事も多くなり、そのたびに休憩をとったり、他の先生に代わってもらったりが頻繁に出てくると、仕事の面でも、子ども達にも迷惑をかける、と言う事で退職することになりました。本当に残念ですが、体調をしっかり治し、まだまだ若い先生ですからもう一度仕切りなおして夢だった幼稚園の先生に再びチャレンジして欲しいです。そして、共にクラスを運営していた相方のH先生がとてもとても気にしているので、本人の名誉のためにもこのページでお伝えしておきますが、先輩のH先生の指導が厳しくて、精神的に参ってしまった(今多くの職場で起きている、人間関係でのうつ病)などではない事だけは声を大にして報告しておきます。H先生は自分の経験を精一杯後輩に伝え、これからクラスにまとまりが出てくる2学期・3学期を楽しみにしていました。お母さん達は、「きっと私がいじめたと思っているだろうな・・・」と痛く気にしております。夏休みが終わって8月26日からは、今まで補助教員で就いていただいたS先生に教育活動全般でお手伝いいただくことになりました。連絡帳も電話での対応もしていただきます。どうぞ宜しくお願い致します。

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13:《夏休み②》

 夏休みといっても、なんだかんだと忙しく、いろいろ工事も入りますし頭の休まる時がありません。9月になればすぐ新入園児さんの募集作戦(えっ、何か作戦なんてあるの?)が始まりますし、大きな所帯でいつも人数がいっぱいだと思ったら大間違いで、大きな所帯だけに現在の在籍人数を確保していくのは大変なことです。先生方には今以上にパワーを発揮してもらい、子ども達がそしてその保護者の方々が『うん。ここがいい。』と決断していただく魅力ある幼稚園づくりを目指します。などとぼんやり将来の青写真を描きながら、ヒグラシの声に耳を傾けながらキーンと冷たいビールを飲む夏でした。

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12:《梅雨の時期①》

 6月も今日で最後となりました。もう1年の半分が過ぎてしまった事になりますね。早いです。
 先日の『土曜参観日』は多くのお父さん達が来てくれました。どの子もいつもの登園時とはちょっと違った緊張感を持って登園したようです。でも今年の子ども達は『パパはやだー』と言って泣く子がいなかったのには驚きました。毎年年少さんの一人や二人は必ずパパでは手に負えず、ママの助けを借りますが、にこにこと手をつないでお部屋に入れました。最近の傾向としてお父さんが子育てにかかわることが多くなり、比較的定期的に、親子のスキンシップがとれているのでしょう。いい事ですね。お父さんへのプレゼントも気に入ってくれたでしょうか?きっとお家のお部屋の真ん中にドーーーーーンと置かれていることでしょう????????。

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11:《梅雨の時期②》

 日本は四季の変化がはっきりしていますのでそれぞれの季節の装いを感じられますが、この梅雨の時期も日本ならではの(東南アジアでは稲作農耕が支流ですからタイやベトナム、中国でも同じような景色が見られるのでしょうが)風景が広がります。この近隣では東急田園都市線の田奈駅から恩田地域へ広がる田園風景がきれいですね。この風景も日本の食文化には絶対必要な景色ですから、お買い物の途中でも、お散歩の途中でも大切なお米を作っている(育てている)この風景についても子ども達には知って欲しいです。そしてこの田圃が多くの生き物の住みかであり、すべてが回って人が食べるお米が出来ていることも、何かの機会に伝えていきたいですね。

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10:《梅雨の時期③》

 乾燥を嫌う菌類達は、この時期が絶好の活動期。いろいろな場面に顔を出します。食中毒の話が聞かれ始めるのもこの時期が多いのではないでしょうか?(食中毒は実は1年中発生しますから日頃から注意が必要です。)お弁当は良く冷ましてから詰めて蓋をする事。洗濯物は少し熱めの湯で洗うと細菌が死滅し、部屋干しでも臭くならないこと。冷蔵庫に保存した調理済みおかずも、食する時は必ずもう一度火を入れて食べる事。などなど、少しの知恵で日常の細菌対策は出来ますからこころがけましょう。身の回りの清潔を保つことも、幼稚園教育要領の『健康』で謳われている所です。これから盛夏に向けて、ご家族の皆さんで気をつけましょう!

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8:巣立ったよ!みんなありがとう。Vol.4

 こちらのページをご覧いただいている方々にはおなじみの、野鳥の『コゲラ』が砂場の横の朽木に巣を作って早1ヶ月。6月7日の雨上がりの日曜日に2羽が巣立ちました。日曜日だったので幼稚園のみんなはその様子を見られなかったので、月曜日にお友達に話したところ、なんとすぐに絵を描いてくれたお友達がいました。お母さんがせっせとエサを運んでいる様子は、遊び時間に見ていたと思います。その時の鳥の姿も記憶に残っていたのでしょう。見事に2羽が朽木から飛び出した絵です。たった一人でも、身近にいる生き物の生態を知ってくれて、これを自分の表現に繋げてくれた事。
 私はこれを目指しているのです。何かを感じて思いのままを描いてくれたのでしょう。とても嬉しかったです。私の話から想像して2羽の小鳥が飛んで出ただろう記憶は、きっと彼の前頭連合野に刻まれるはずです。それこそが自分が外の世界で体験した感情の蓄積になって人格形成に成っていくのです。コゲラくんありがとう。そして見守ってくれたお友達、本当にありがとう。

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7:おかげさまで、創立40周年。記念事業です。

 日頃より幼児教育活動にご協力いただきありがとうございます。お陰様で、ながつた幼稚園も平成20年12月4日で40年が経ちました。取り上げて学園でお祝いする事もありませんでしたが、何か記念の物を残したい思いで奮起しまして、園児ロッカーの交換を試みました。新園舎が建って20年になります。その際に入れたロッカー、机、椅子も大分傷みがでてきました。また、旧園舎から持ち込んだ物もありましたので、一掃する事にしました。
 大きな鉄筋・鉄骨の建物の中に、温かみ(ぬくもり)を持たせたく、素材は無垢のブナ材。ブナはご存知のように日本の国土には大変重要な木で、もちろん多くの生き物を育み、水分をたっぷり保存して森を形成する重要な植物です。その柔らかい材質が醸し出す温かみと手触りと色合いでお部屋をリラックスできる場所に変えたいと思いました。(匠の技、ビフォー・アフターです。)そこへ原色の『赤』『青』『緑』の色合いを付け、幼稚園らしい、かわいらしいお部屋に変身です。在園児のお友達は気に入ってくれるでしょうか?3階の年長さん3クラスは、もちろん竣工が新しい事もありますが、1日中明るいお部屋のイメージから『水色』を基調に、下の階とは違うイメージを作っています。またこちらも広々した活動しやすい部屋ですので、これで益々心身の成長に大切な環境空間が1階・2階・3階と整いました。6月8日から22年度の入園見学会も始まります。そして保育参観や、土曜参観日もありますのでどうぞご覧頂いて、ハード部分とソフト部分の充実を感じていただければ幸いです。皆様からの納付金(入園金)をいろいろな所で活かし、子ども達のより良い生活空間に還元したいと思います。

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6:どうなる 幼稚園!

 今年度も国会で21年度の予算案が成立し、いろいろな場所に私たちの税金が使われます。一、納税者としては本当に必要な所へ使われるように望むしかありませんが、個人的には117億円も掛けて建設する、『マンガ・メディアなんとか館』には首をかしげます。そしてもっとびっくりするのは、幼稚園と保育園の一元化問題。『幼稚園は学校です』と謳って、教育要領も新しくした文部科学省の立場や、実際の現場の私たちはどうなるのでしょうか?どうしたらいいのでしょうか?下手をすると幼稚園の先生なんて空前の灯火で、そのうち教員免許の枠など無くなるかもしれません。(フランスでは幼稚園の先生は全て有資格者で、幼児期の教育の重要性が大変強く打ち出されていると言うのに・・・)国が変わればこうも考え方が違うのかとこちらも首をかしげます。日本ではこの時期の教育の重要性が紙面上だけで、実際はただただ待機児童を減らす枠にしか捉えられていないのではないかと悲しくなります。幼・保・小の活動もやっと定着し、現場の先生方は必死で教育委員会の要望に答えているのに、本当に経済から教育、もちろん社会保障の隅々まで現場を知りませんよね、国会議員の皆様は!いえ、各省庁の官僚のみなさまでしょうか?保護者の皆様も今後の動向に注意していて下さいね。幼稚園が無くならないように。

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3:『月のたより』ショック!

 懇談会を終えて、一通りスタートを切れたと思いますが皆様はいかがでしょうか?保護者の皆様も少し落ち着いて毎日の朝を迎えられていますか?いろいろと細かいお願いがありますが子ども達が元気に登園出来るようになれば、次第にお母様方の事務的な心配も解消されることでしょう?今はまだ半日教育なのでちょっと慌ただしいですが。
 さて、年長さんの懇談会でも少し触れましたが、今年度から『月のたより』のレイアウトを変えて4月号はお渡ししました。以前から情報量が多いので、どうしても文字の大きさが小さくなってしまう事や、出来るだけ情報が分散しないように早めにこの紙面でお知らせしようとして、挿絵やクラスの欄が小さくなっていましたのは気になっていました。そんな時保護者の方から『もっと日程の情報を一括して載せて欲しい。』『進級時の用品代を子どもに持たせるのはいかがなものか?口座振替はできないか。』などのご意見をいただきました。後者は用品代をいただくためのまずは説明責任がありますので、いきなり文章だけで口座振替をする事には幼稚園側に抵抗があります。またその都度金額を口座にご用意いただけない方も多くいらっしゃり、その方々への連絡事や、その後の納入手段を段取る事には、倍の作業がかかります。今後(22年度)に向けて検討してみますがすぐにご要望にお応えすることはできませんでした。前者については『やってみよう!!』と教務の先生方を中心に取り組んだ結果、《ダメ出し》を受けてしまいました。懇談会で『見やすくなった。』と挙手していただいた方がなんと5名だけ。その後のクラス会でで大ブーイングだったそうです。①両面印刷は使い勝手が悪い。 ②文字が大きくなってaboutに読んでしまう。 ③挿絵やクラスの記事は子ども達も楽しみにしている。 ④日程の欄が分かりにくい。 などなど・・・・。

①について:確かにひっくり返すのは面倒くさいでしょう。
②について:こんな方もいるのかと驚きました。
③について:毎年4月号は情報量が多いので載せていないだけです。
④について:その日のすべての情報を見られるようにしまいた。よって、体操やプールの欄、給食・お弁当も一目で分かると思います。見慣れればいいのではないでしょうか?

そこで、『5月のたより』は以前とあまり変わらないレイアウトに戻しました。一面刷りなので確かに全体を見る事が出来ますね。いかがでしょうか?様々なご要望にお応えするのは、本当に難しいなと、職員一同感じた出来事でした。どちらにしても、よりきちんとした情報をしっかり・早くお伝えする事を心がけています。毎月クラス担任も必死で記事を書いていますので、どうぞよく、よく、読んで、忘れ物や勘違いの無いようにお願いします。

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2:新年度 笑顔で始めよう。

 皆様お元気でお過ごしでしょうか?いよいよ新年度がはじまりました。今日から幼稚園も活動開始です。今年度は1日にクラス発表をホームページ上で行いませんでした。こちらのメンテナンスの状況もあったのですが、一部の方々がクラス担任の動向に過剰気味な傾向がありましたので、皆様にお会いする教材置きの日に一緒に公開しました。もちろんクラス担任は重要ですが、初めて担任を持つ先生も含め、何しろ小さい頃からこの仕事にあこがれ、邁進してきた方々ばかりです。その情熱はどの先生も同じようにありますから、どうぞ支援していただき、お気づきの点を助言下さい。今年度もお手柔らかにお願いします。
 さて、少しの間寒の戻りがあったせいで今年の桜は入園式まで大丈夫そうです。現在満開ですから1週間程はきれいに見られるでしょう。お山の桜も立派ですよ。このまま風がなければ外で素敵な入園写真が撮れるでしょう。お父様や祖父母の皆様もいらっしゃるかもしれませんが限られた場所ですのでどうぞ上手に出席して下さい。職員一同笑顔で、元気にお迎え致します。数年前にこの『笑顔』を大切にと申し上げながら、登園初日に私の表情が怖かったとの無記名封書をいただきました。『なかなか厳しいな~~~』と思いましたが、有言実行には努めないといけませんから心がけましょう。

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