< 表現力を身に付ける >

冬季オリンピックのメダリストたちも、あちこちの放送局から繰り返しインタビューを受けます。

その時の話し方がお粗末な選手も中にはいます。

上手く気持ちを表現できなかったり、同じことを何度も言っていたり、

質問の内容を理解していなかったり・・・・^^;

5割の大学生で読書時間が「0」という報道がありました。

横浜市立の科学を専門に勉強する中高一貫校では専門分野にもまして国語力を身に付けることに時間を割き、

自分の研究がしっかりと説明できる表現力を身に着けるべく、

読み書きの時間に力を入れていると言います。

自分の気持ちをどのように人に伝えるかは大事なことで、

これが上手であれば誤解やわだかまりは消えてゆき、人を納得させる武器にもなります。

語彙を増やすためには読者は欠かせないし、言葉の言い回しも文章を読むことで身に付くでしょう。

まずは母国語の国語力を身に付けて、上手なお話や説明が出来るようになりたいものです。

< 何か手は無いのでしょうか、シリア >

平和の祭典である冬季オリンピックが終了したその日も、シリアの東グータではアサド軍による空爆が連続しています。

軍事基地などへではなく、市民の居住地区へです。

今、この時にこの地球上で爆弾が落とされている国があるなんて、信じられません。

何か止めさせる手立てはないのでしょうか。

海外報道を見ていると幼い子どもたちが血だらけで抱えられて病院へ向かう姿が撮られています。

こんな事でいいのでしょうか。国連はもっと強硬に空爆を止めさせることは出来ないのでしょうか・・・・。

私たちは目=映像でしか感じられない戦争なので、遠くの国のいつもの出来事のように思いますが、

爆弾の音であり、痛みであり、物が焼ける匂いが感じられれば、もっと緊張感を持てるかもしれません。

こんな時は戦争がどんなものか、想像力をどれだけ持てるかがこの空爆を止めされる手段かもしれません。

想像力。それはその人たちの環境が今どうなっているかの現状を思い描く力です。

国連の人たちはなんとかこの想像力を働かせて、シリアの戦争を止めて欲しいと思います。

想像力とは、自分の自然体験から身に付くものです。

外での経験から内なる経験を感じさせるのです。

私に出来ることは紛争地域での子どもたちへの医療援助や難民への暮らしのサポートです。

早く平和を味わって欲しいと思います。

 

Filed under: 世界,未分類,社会情勢 — itsuko 18:17

< 仲間を信じて >

昨日の平昌オリンピック女子パシュートの決勝戦には本当に感動しました。

オリンピックとはそもそもヨーロッパの人々の生活習慣から始まったような競技もあるほど、

文化や歴史と密接に関係があるものなのでしょう。

冬季オリンピックはその辺の所が如実に現れていて、東洋人にはなじみが薄い競技が多い中、

個の力では太刀打ちできないなら、仲間の力を合わせようという、全く日本らしい本領が発揮されました。

小平さんの金メダルにも泣けましたが、

昨日の試合は久しぶりに、サッカーワールドカップで日本が得点した時と同じように叫んでしました。

科学的データからち密に分析し結果に結びつける、日本人の繊細さが金メダルになりました。

感無量!とはこういう時に言うのでしょう。

仲間がいるっていいですね。そして仲間を信じるって大事なことが良くよくわかりました。

東京に続き、札幌が2026年の冬季オリンピックに立候補するそうですが、

ヨーロッパから東洋の競技に代わり、最高の省エネ、コストダウンの開催が出来ればいいかもしれませんね。

今日は年長さんも最後の遠足を楽しみました。

こちらもクラスの絆が深まっているようで、まあ仲良く楽しそうに周っていました。

インフルエンザの影響もあり欠席者も多かったですが、楽しんできました。

父母の会費からの行事です。保護者の皆様の愛がこもっています。

嬉しい事です。無事に行ってまいりました。

女の子に質問されました。

「先生、キティーちゃんって何人いるの?」

「えーっとそれはね・・・・、あっちこっちにいるみたいだね^^;」

Filed under: 世界,幼稚園活動,未分類,社会情勢 — itsuko 17:54

< 氷が溶けました >

この冬の寒さでお山の池はカチカチのコチコチに凍っていた先週から、

雨水を迎えた今日で、全面解凍なりました。

季節はきちんと巡るようです。

ふきの芽もたくさん顔を出し、春を呼んでいます。

年長一クラスが学級閉鎖となりまだまだ感染症が心配ですが、

春は少しづつ近づいているようです。

昨日は長津田小学校で校長先生と学校放送へ出演し、

(学校へ寄贈した野鳥画の話をしてきました)

放課後は文科省の子ども・子育て新制度についての分析と各園の動向、今後について聞いてきました。

2時間余りの間、それはそれは理路整然と滞ることなくここ数年の結果と今後の取り組みを話す担当次官。

国会の答弁に使うような細かい資料を説明されても、現場の風景が浮かび一致しない面もよぎり、

頭を整理するのが大変でした。

5年に一度の見直しをすることが決まっているようで、

幼児教育に対する議員立法も再提出する準備も始まっているとか・・・・。

これらを見極めてから、ながつた幼稚園も国の幼児教育制度に照らして、決断する必要があります。

日々の雑務に追われていると、大きな展望(ビジョン)を見失いがちです。

50周年を迎えるこの幼稚園は今後どうあるべきか・・・・、どのような幼稚園像を目指すのか、

こちらの解凍も目指さなければなりません。

< 卒園式の練習が始まって・・・ > 

あっという間に如月も半ば。

昨日からポロポロと聞こえてきたのは、卒園式の歌です。

あーーーー、もう卒園の時期なんだ・・・。

園長になり子どもたちを迎える入園式と、送り出す卒園式はどちらも緊張と嬉しさで胸が一杯になります。

これから活動する日々の楽しさを伝えたい入園式。

3年、2年過ごした幼稚園での糧を、じっと胸に刻んで欲しい卒園式。

どちらも大切な行事となります。

今年の卒園児は122名。それぞれの旅立ちを応援します。

涙は出ませんが、心が泣きそうです。

Filed under: 幼稚園活動,未分類 — itsuko 16:46

< チョコレートはいつでも歓迎 >

先日デパ地下で大売り出し中のチョコレートをちょっと試食してみたら、

まあなんと美味しい事!ベルギーのチョコレートだそうで、誰かにあげるより自分でたくさん買いたくなりました。

昨今では日本のこの時期のチョコレート合戦に異議を唱える人々もあり、

少しその形態が様変わりしてきた感があります。

一時は幼稚園でも多くの女の子がカバンに潜ませて、お気に入りの男の子に渡そうとする行為がありましたが、今ではまったくなくなりました。

もちろん学校などの施設内では禁止!ということも浸透しているのでしょう。

義理チョコ廃止のかん口令も多くの会社で出ているとか???

どちらにしてもチョコレートは素敵なお菓子。

年間いつでも歓迎します。

おやつとしていただけると、先生方は大喜び。

そういえば・・・・高校1年の時、大船駅で栄光生を待ち伏せしたな・・・・・。

敢え無く撃沈でしたが^^;

苦いけど、甘い思い出です。

Filed under: 世界,幼稚園活動,未分類,社会情勢 — itsuko 16:56

< 良かったね、サラちゃん! >

冬季オリンピックで高梨選手がメダルを取りました。

良かったね。どんなにかプレッシャーがあったことでしょう。

絶頂期の前回ソチオリンピックで金メダル本命だったところ、4位という成績で終わり、ご本人が一番悔しく切ない思いをしたことでしょう。

これだけの選手です。2回続けてメダルを逃すわけにもいかず、

何とか手にした銅メダルはさぞや重く、嬉しく、欲しかったメダルでしょう。

あんな高いところから空中へ飛び出す気分はいかがなものでしょうか???

いつか鳥になって空を飛びたい私ですが、

スキージャンプをすれば鳥の気分が味わえるでしょうか???

着地が難しそうだけど・・・・・。氷点下11度という外気温とまず戦う必要がありそうです。

とにかくおめでとう。良かったですね。ゆっくり、ゆっくり休んでください。

幼稚園では連休も終わり登園した園児はインフルエンザは少し残っていますが、

嘔吐・下痢症状が増えているようです。

こちらも感染力が強いので気を付けましょう。

 

Filed under: 世界,未分類,社会情勢 — itsuko 16:02

< 大安 開幕 地鎮祭 >

お山の雪もやっと溶けた本日。

日差したっぷりの少し暖かい日となりました。

2018年2月9日 大安

平昌冬季オリンピック開幕

ながつた幼稚園新茶室及び自然観察室建設 地鎮祭慣行

今日この良き日にオリンピアは平昌に集い、ながつた幼稚園は1歩踏み出す。

次の時代へ、そして世代へ可能性を求めて、新しい取り組みへ駒を進めます。

オリンピック選手もながつた幼稚園も、どうぞ応援してください。

欠席者37名、内インフルエンザ罹患者12名です。

3日間のお休みになります。引き続き予防をいたしましょう。

明日は通常の一般開放のみで、生きもの観察会はありません。

 

 

 

 

 

 

 

< まだまだインフル >

年度末の大きな行事を終えましたが、

インフルエンザはまだまだ発生しています。

今度はひまわり組が多くなってきました。

他のクラスにも数人出ています。引き続き手洗いとうがいを徹底しましょう。

小学校もまだ治まっていないとの連絡です。

よって明日の年中さんの交流会は中止しました。

これも昨年度に引き続き中止を決めたので、時期をずらして交流活動が出来るようにいたしましょう。

父母の会さんでは、次年度の役員さん12名が揃って、本日初顔合わせをいたしました。

新しいメンバーが6名加わり、また新たな活動に繋がっていくでしょう。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

Filed under: 幼稚園活動,未分類,社会情勢 — itsuko 17:20

< 大らかに、柔軟に。 > 

日々の判断には相当の神経と頭脳を使います。

あれこれ進める時の、何が一番重要なのか、果たしてこれは何のために、誰のための問題なのか。

総合的に物事を判断し日々の職務に当たっているのですが、

このようなご意見を9月に匿名でいただいています。

まず、運動会の開催時間が長過ぎる。子どもの出番は2つ3つで十分だ。乳児や祖父母には過酷です。

次に、ふきの子会での出し物で、まるでアイドルの真似みたいな事をさせる先生がいる。これは周囲では不評であり、場内がざわついた。

これは個人の意見ではなく、アンケートなど取って欲しい。

というものです。

さて、まず運動会は子どもはもちろん、保護者や祖父母の皆さんが野外で体を動かし、絆を深める行事です。

海外ではコミュニティーを作るのにとてもいい活動になるとしてこの会を導入する地域が増えているそうです。

時間が長いことは十分承知していて、毎年知恵を絞り短縮しています。

しかし何を大切にしたいかというと、子どもの運動に対する取り組みと、保護者の方とのスキンシップ、そして家族と先生の絆です。

省けるものと省けないものもあります。

ここの調整が難しいところです。

そしてふきの子会の演目は、4月からクラスを担任して来て、どんなカラーのクラスなのか担任が見極め、どの子も表現が出来る出し物を選択します。

今年度からは各 学年に適した演目を決めました。

年少も年中もとても年齢にマッチした出し物なっています。

先生方も決められた演目をどのように調理しようか迷いながら、

子どもたちの気持ちや言葉に耳を傾けながら衣装を選び、配役を決めてきました。

もちろんこれは担任としての手腕が試されるところです。

年長は幼稚園最後の学年です。発達段階としても大きく飛躍します。

そんな中、発表会にお遊戯にしろ劇にしろ、「子どもたちにさせる」という表現はどうにも当てはまりません。

現代の子どもたちの指向、どんなものに敏感であるかの雰囲気を察知、そして担任としての得意を合致させることが重要です。

ピアノが苦手な担任に、オペレッタを強要してもこれだけに緊張してしまいいい出し物にならないでしょう。

ダンスが得意な先生に劇の脚本や舞台設定を任せても負担になるだけでまとまらないかもしれません。

まずは時代背景も頭に入れて、クラスの子どもたちを見渡し、自分の担任としての得意も大いに発揮できる演目を考えます。

先生の演出は全て、クラスの子が自信を持って舞台に立てること。

5歳児、6歳児に見合った表現の仕方を精一杯やってみることです。

そして発表当日までの先生と子どもたちの係わりが、もう一つクラスの絆を深め、仲間意識を盛り上げます。

単純にアイドル系は相応しくないと決めつけず、子どもたちの表現を大らかに、柔軟な態度で見てください。

舞台の上でライトを浴びる事なんて、一生に一度だけかもしれません。

大人になって酒のつまみに、「幼稚園の時エグザイル踊ったよな・・・・、僕ダンス苦手だったんだけどな・・・」、なんていう会話もいい思い出です。

仮にもエグザイル風に衣装を着けて踊った経験は、最初で最後のこの時限りになるでしょう。もしかしたら将来本当にアイドルになっているかもしれません。

私が担任が選択した劇や曲を聴いて、「これは幼児には相応しくない」という判断はもちろんしています。ダメ出しも何度もしました。

毎年の事ですが、どちらへ発表に出かけても、恥ずかしくない演目を発表しています。

子どもの意欲や表現に、大らかに柔軟に対応したいと考えています。

いよいよ明日と明後日はふきの子会。子どもたちはきっとお家で緊張していることでしょう。

これも大きくなる経験です。やり遂げた時の達成感と自信は本人にしかわかりません。

大人も一緒です。やってみることです。

日々子どもたちと悪戦苦闘している先生方にも大きな励ましと応援を送ってください。

少なくともながつた幼稚園の先生方は、この行事の意味を十分理解して、子どもたちとよくよくコミュニケーションを取って挑んでいます。

我が子を預けた先の教育や活動を信じてください。

懸命に取り組んでいますのであまり目くじらを立てず、見守ってください。

ダンスが中学校の教科にもなった昨今です。

幼児期に相応しい発表かどうかは、本人たちがどんな気持ちでこの活動に取り組んだかではないでしょうか。

判断はご自身のお子さんがこの発表で何を得たかで評価してください。

観覧にお越しください、お待ちしております。

 

 

Filed under: 幼稚園活動,未分類,社会情勢 — itsuko 18:31
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