ありがとう。
いい言葉です。言うのも心温まるし、言われるともっと和み、うれしくなります。
そんな思いを子どもたちからたくさんもらいます。
グラウンドの桜には多くの方々から慰めの言葉をもらいましたが、
子どもたちからも励まされました。
この2枚は年長さんと、年少さんの男の子が描いてくれた絵です。
心のこもった絵に、元気付けられました。
本当にありがとう。
心を寄せる行為は哺乳動物が持つ最大の特徴の一つ。
ゾウもゴリラもパンダもクジラも、みんな相手(家族)を思いやります。
多くの事に「ありがとう」の言葉を持って接したい。と心掛けています。
さて、ごめんなさい。
こちらも大切な言葉。
イヤな事があっても、また言われても、
本当の「ごめんなさい」を言えば、言われれば、心は穏やかになるものです。
もちろんそこには自分自身の納得や反省が無いと意味がありませんが、
今日はまた2件の苦情をもらいました。
1件は文章で、1件はお電話で、それぞれ幼稚園が終わった後の事で、
そして保護者の方々への苦情です。
文章での件は明日手紙にして皆様へお配り致しますのでここでは触れません。
電話での件はここでお伝えしましょう。
一言、「ごめんなさい」「すみません」が言えれば、
解決していた問題かもしれません。
徒歩コースの方々が5,6人で幼稚園からの帰り際、
道幅いっぱいに広がり1,2名の方は自転車も引いていたそうです。
(幼稚園から出てセブンイレブンへ行くまでの間です。)
反対側から同じように自転車を引いて来た方が通れなかったので、
「こんなに広がって歩いたら通れないでしょう。迷惑ですよ。」
と声を掛けたそうです。
すると、「ごめんなさい。すみません。」の一言も無く、
ムスッとして道を空けたそうです。
いかがでしょうか。
お帰り時は皆さん一緒になりますので、お母さん同士もいろいろお話もあるでしょう。
しかし常々お願いしていますように、「歩道を広がって歩かない」
これは小学生でも知っています。
もし一時的にそのような状態になってしまっても、
「あっ、ごめんなさい。すみません。」の一言があれば、
その方も電話をしてこなかったでしょう。
その声は物腰のやさしい、少しお年を召した感じの女性の話し方でした。
思いあまって電話をしたそうです。
きちんとご自分の名も地域も名乗って下さいました。
「ごめんなさい」
私たちは一人で生きているわけではありませんので、どこかで誰かにその言動が迷惑やイヤな思いに繋がっているかもしれません。故意にではなくです。
故意にするとしたら、それは犯罪です。
でのその時、一言、「ごめんなさい」と言えれば、
多くの事は解決するのではないでしょうか。
まずは人に迷惑を掛けない。
次に一言、言葉を添える事です。
言葉を持つのは人間だけ。
何のために身に付けたのか、子どもたちに伝えるべきでしょう。
それが出来る一番の存在は親であり、それを見守る大人です。