< 宿主を求めて > 

皆様いかがお過ごしでしょうか。

自宅での生活習慣がこの1カ月で大きく変わって来たのではないでしょうか。

行動変容が叫ばれていますが、中々習慣というものは変えずらいところがあり、ご苦労されている事と思います。

でももう少しですね。大きく深呼吸して1日を張り切って過ごせる日まで、もう少しです。

でも、見えない敵?いえ存在と過ごして行かなければならないので、手探りはしょうがないです。

なぜなら、本来の宿主(やどぬし=しゅくしゅ)から飛び出してしまったウィルスですから、

どこかへ拠り所を求めないと彼らは彼らで生きていけないのです。

もしかしたらコウモリ研究所から外部へ流失したなどと、実しやかにささやかれていますが、

本来野生動物内にその拠り所を得て、ぬくぬくと平穏に生きていたウィルスが、

外の世界へ出てしまったら、直ちに宿主を見つけないと死滅するわけです。

カマキリのお腹から出て来るハリガネムシ(線虫の仲間)と一緒です。他の生命体を借りて生きていくわけです。

今回その標的になったのが人類であって、コウモリに棲んで居れば何も悪さをしないのに、

何とか新しい宿主に適応しようとして悪さをします。

免疫力が高いと、その悪さをも自分の免疫組織が撃退しますが、

弱っているとウィルスに負けるという具合です。

鳥インフルエンザを思い出してください。

元々多くの鳥にはこのインフルエンザウィルスが棲みついていて、普通に生きていますが、

ひとたびある鳥が死を招くと、次の宿主を求めて移動するので「鳥の死骸を見つけたら素手で触ったりしないように」と、

一時期大変厳しい目で野鳥たちが見られる時代がありました。

その時は直接感染はしないと多くの関係機関が発表しましたが、

今回のウィルスはあっという間に多くの人に感染を起こしています。なるほど、新型なんですね・・・。

彼らの新たな宿主とならないように、今はこのウィルスとの接触を避けるしかありません。

住処を探しているのですから、未知の生物に我が身をささげることは無いのです。

人の体内がきれいになり過ぎたことも原因かもしれません。

とにかくもう少し頑張って、このウィルスが人間は宿主にならないと認識する(ワクチンが出来る)までひっそりやり過ごしましょう。

幼稚園動画を見て、楽しんでください。

オタマジャクシカウント大作戦動画については、編集さんに大いにダメ出しをしておきました。

編集作業は思ったより時間が掛かるようで、大変ですが、今度のお山の動画はもう少しつじつまが合うようにまとめてもらいますね^^;

どうぞ悪しからず!

< 皮肉なことに >

新型コロナウィルス感染拡大により、世界中の経済活動が滞る中、

地球の大気が大変きれいになっていることをご存知ですか!?

皮肉なことに、人々が新しい脅威にさらされているのとは反対に、

地球は僅かですが蘇っているのです。

どうにも、私たちの人間活動に地球という大きな生命体からメッセージが送られているような・・・・。

ウィルスを通じて警鐘を鳴らされているのかもしれません。

本来の地球循環システムが正常になったのでしょう。

私たち人間はこれからの生存をどのように成り立たせていけばいいのでしょうか・・・・。

収まる様子がないウィルス感染。

真剣に考えないといけません。この星に暮らす限り、この星の許容範囲内で活動しないと、ウィルスに人類が全て侵される前に、

星自体が崩壊していくかもしれません。

来週も多くの情報が巡るでしょう。この先どうなって行くのでしょう。

まずは個人で出来る意識と予防をしっかりするしかありません。

今日は夜空を見上げてみてください。いつもよりたくさんの星が輝いているかもしれません。

 

Filed under: 世界,宇宙,未分類,社会情勢 — itsuko 17:34

< 特異な国 日本 >

いろいろありますね、日本には。

まず原子爆弾を落とされた唯一の国、

そして世界最悪と言われる原発事故が起きた国、

そしてまたここで唯一の国となった、オリンピックが延期された開催国。

理由はどうあれ、地球規模で特異な国ですね、どうやら。

コロナウィルスの感染でも、どうして日本の感染者が少ないのか、世界から不思議がられているようですし・・・!

検査数が少ないと言っても、みな結構平気で活動していますし、

危機感は確かに遠のいている感じです。

しかし東京や神奈川は感染者が急激に増えているので、みなが自覚しなければいけない時ですが、

どうなってしまうのかやはり心配ですね。

感染の広がり具合でも特異な国とならないように、しっかり予防に努めたいと思います。

まだまだ気を抜かずウィルス感染に気を付けましょう。

今年度もなんとか終わり、ほっとする暇もありませんが、進学・進級する子どもたちの心とも向かい合い、

1年の成長を喜びたいと思います。

皆さまどうぞ穏やかで、健康な春休みを送ってください。

 

 

< お茶会を終えて >

新型コロナウィルスの感染拡大が収まらない中、ハクモクレン白い花々に迎えられ、

今年度の年長さんのお茶会を終えました。

クラスを半分の人数に区切りながら、静かなお山の一画で、お抹茶と和菓子(練きり)を召し上がっていただきました。

今日のお茶会はこの日限り。

二度と訪れないこの日の出会いを有難く感謝して催すのが茶道の中の、

「一期一会」という境地です。

これからの人生でお茶を点て、家族がいただくというシーンはなかなかないでしょう。

幼稚園の時にこんな経験をしたことを大切にして欲しいと思います。

そして今日は東関東大震災から9年目。

もう9年も経つのですね・・・・。

あの日の大災害は消したくても消えない記憶です。

今はウィルスという恐怖に世界中が向き合っていますが、

自然災害にもいつ、どこで対峙しなければならないのか、全く予測が出来ない事象です。

一人一人が向き合って、乗り切って行かなければなりません。

年度末の大事な時期に、私たちは過去の大災害と原発事故、そして目に見えない病原体と戦わなければなりません。

来週から幼稚園は再開します。

元気で無邪気な天使たちの溢れる笑顔と声に励まされ、なんとかこの危機を乗り越えようと思います。

Filed under: 世界,宇宙,幼稚園活動,社会情勢 — itsuko 15:35

< 寒いですね >

インフルエンザが落ち着いてよしよしと思っていたら、いきなり雨続きの寒い日々。

太陽が恋しいです。

これも地球の気候変動のなせる業なのでしょうか?

急に寒くなったのでお山のモミジが一揆に色づき始めました。

次回の生きもの観察会はきっときれいですよ。

それはそうと南半球ではコアラが大変なことになっています。

北半球の日本はこれから寒くなりますが、南半球のオーストラリアでは日増しに気温が上昇しているようで、

乾燥がユーカリの葉に火をつけています。

コアラ約1,000頭が焼死したとの報道がありましたが、実際はもっと多くの数が犠牲になり、

100万種に及ぶ生物へのダメージが想像されるとありました。

何ということでしょう・・・・。

どうしたらいいのでしょう・・・・・。

毎年のように繰り返される山火事は、その多くが自然発火で、原因は気候変動です。

これから50年先の世界の自然環境がどうなっているかは、

今、私たちが意識しない限り変わりません、というかこのまま悪化の一途をたどるのでしょう。

私はこの後せいぜい20年で土に還るつもりですが、

(ですからもう仕事はおしまいにして、自分の時間を生きようと考えています。)

その土さへも消滅、又は消失する可能性もあります。

例えば富士山が大噴火して首都圏は火山灰に覆われるとか、

とてつもない台風に見舞われ地形が削られるとか、

地震も考えられますし、どこかの国が原爆を使用するかもしれません。

寒い寒い今日、熱い熱いコアラたちと、地球の将来に思いを馳せるのです。

Filed under: 世界,宇宙,未分類,社会情勢 — itsuko 17:16

< 日没が早くなりました >

気が付けば辺りが暗くなり、もう日暮れです。

冬至まではどんどん日が短くなりますね。早くお家に帰りたくなってしまいます。

こどもに聞かれました。

「先生のお家(ウチ)はどこなの?」

「お山の上の、木の後ろの、穴の中!?」

「へーーーー、大変だね・・・}

と普通に返してくれました。拍子抜けして、なんだか申し訳ない気分でした。

こんな変なお家には、暗くなっても帰り着きませんね。

先日の連休で座禅と写経をしてきました。

心を落ち着かせ、身を正そうと思ったのですが、

あれこれが頭を巡り、文字も乱れて背中を叩かれ、自分の情けなさを感じた次第です。

曹洞宗の座禅でしたので壁に向かってひたすらじっと座る。

ただただ懸命に座る座禅に、まだまだ悟りの境地は見出せませんでした。それはそのはず、初心者ですし。

いろいろと修業が足りないようなので、秋の夜長にじっくりゆっくり考えます。

朝晩は寒くなって来ましたので、体調管理に気を付けましょう。

感染症予防に初めたはみがき習慣ですが、子どもたちはしっかりやっています。

アルコール消毒も「シュシュ」と言って手をペタペタ・スルスルやっています。

インフルエンザの感染もあちこちで出ているようですからご家庭でも予防に努めてください。

園内では出ていません。

どうぞよい週末をお過ごしください。

Filed under: 世界,宇宙,幼稚園活動,未分類,社会情勢 — itsuko 17:19

< 心配ですね、台風 >

世界の気象学者が台風19号を注視しているそうです。

それほど自然災害の中でも特異の、又は非常にけた外れの台風らしいです。

たまたま幼稚園が土曜日、日曜日に当たるので不安は半減ですが、それでも周辺環境に被害が出ないか、心配です。

長津田プロジェクトも閉館日にしたようですので、こちらは安心しました。

たまには私の助言を聞き入れるようです^^;

皆様とにかく用心して最小限の被害で済むように通過を待ちましょう。

いきなり台風の雲が解散してくれないでしょうか・・・。

気象現象をコントロールする技術が発明されるといいのですが???

それはそれでまた問題ですね・・・。

きっとノーベルもびっくりします!

Filed under: 世界,宇宙,社会情勢 — itsuko 15:54

< 柔らか頭か・・・・ >

リチウムイオン電池は今では当たり前に使っていて、大変重宝しています。

この電池を作るために研究を続け、世の中に出すために多額の資金を投じたその成果は、

やはり諦めない真面目さや剛直さと、欠かせないのが柔軟性ということです。

ただ真面目でもダメなんですね。研究の環境と全く違う別の自分をどこかに持ち、

その時の頭は実に大らかに、半ばいい加減でリラックスさせることが重要の様です。

素直に嬉しさを顔いっぱいに表して答える吉野氏は、本当に身近にいるおじいさんのような方。

大変優秀な方だと思いますが、親しみやすく、とてもやさしそうなその風貌の下には強い信念と確信があったのでしょう。

そういう方にご褒美は来るのですね。

「実るほど 頭を垂れる 稲穂かな」座右の銘らしいですが、また一つ生き方を教わりました。

そして私の確信は、

幼少期には好奇心を大いに発揮して、多様な環境で思う存分のめり込むこと、

そしてそれを認め、寄り添う大人が居ることを改めて感じました。

一つの出会い(人であろうと図書であろうと)と本人の好奇心が重なれば、人生を切り開いて行けること。

毎年のように日本人のノーベル賞受賞者のお話しを聞くたびに、

ちょっとのかけらでも心に留めようと記事を読んでいます。

ながつた幼稚園の子どもたちも将来何かを発見し、社会を支える又は役立つ何かを作っているかもしれませんね。

発見でなくても世界を変えるムーブメントを起こしてもいいですね!

Filed under: 世界,宇宙,未分類,社会情勢 — itsuko 17:17

< どんぐりは無事か!?無事じゃない・・・ >

台風15号がひどい爪痕を残しています。

地震や洪水にも匹敵する、いえそれ以上の自然災害になってしまいました。

被害に合われた方々にお見舞い申し上げます。一日も早い復旧を祈ります。

さて、幼稚園はどうだったか、と申しますと、

建物に被害はありませんでしたが、やはりお山が大変なことになっていました。

シンボルツリーの桐の太い幹が折れ、頂上のシラカシの枝が1本折れ、池の横に出ているカカワヤナギが折れ、遊歩道には無数の枝が散乱していました。

昨年不作だったどんぐりは、今年は豊作と待っていましたが、小さなまだ青い実り前の状態でたくさん落ちてしまいました。

今年のどんぐり植えは出来るでしょうか???

休園にした日に出勤出来た職員で片づけました。

建物に被害が無かったことは幸いですが、「あーーーあ・・・」、という心の被害が後を引きそうです。

今日は大事なお手紙を持っています。お目通しください。また水疱瘡のお友達が出ています。

そして明日は4回目のプレ幼稚園です。

幼稚園選びが本格的になって来ました。どうぞお出かけください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

< 自然と出会う >

今日はとても爽やかな日でした。

日向は太陽光が熱いですが、日陰は風が気持ちよく、数日前のウソのような猛暑日を忘れさせてくれます。

こんな日に、子どもたちはネイチャーゲームの一つで、自然の宝物探しをしました。

カードには生きものと出会うヒントが描いてあります。

そして五感を使ってみる目印(挿絵)があります。

お山の中に入り自分で自然の中へ目を向けます。

いつも通り過ぎている木道が、左右にたくさんある草木が、一つ一つ目に映ります。

それを自分で触ったり、匂いを嗅いだり、ちょっと仕掛けた虫メガネで違う世界を垣間見ます。

こんな機会が多ければ多いほど、その一つ一つがこれからの人間形成を形作る財産になるのです。

何か未知のものに、いつ出会うか、どのように出会うかは人生の大きな分かれ目でもあります。

質の高い幼児教育とはこういうもので、お金では換算できない、目に見えて評価できない、何かが出来るようになるものではない、心の中にそして体に記憶させていくものなのです。

だから山野で遊ぶことは重要で、人の手では作り出せないものと触れ合い、この中で自分たちが生かされていることを肌で感じ取って欲しいのです。

今日の活動がそのきっかけになってくれれば、大人になった時に自立した人生設計を歩む力になります。

ながつた幼稚園はこんな幼稚園です。

体験から学び、自分が感じる。

これからもお山を利用してこの出会いがどのように展開していくか、見ていきましょう。

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