< 抹茶の思い出 >

年度末の年長さんの行事に卒園茶会があります。

幼児期にお茶のお稽古をして何を学びましょうか・・・・。

情操教育とは心を育てる活動。日本茶の味わいを幼い頃に知ることは、大人に成った時、どこかで自分自身の原点に返り、

何を選ぶべきかの時にふと思い出して役に立つかもしれません。

そんな大げさなことを考えなくても、伝統文化の一端を実践したことはきっといい思い出になり、宝物にるでしょう。

練りきり和菓子の味も知りました。

お抹茶は苦いけど美味しいことも味覚に加えました。

いつもと違った空気間のホールで、緊張した気持ちも後の記憶に残るでしょう。

『〇無一物』宇宙に一つしかないもの、この掛け軸が現すように、そして茶道の境地が教えるように、

日本人の心を学んだことでしょう。

今日は二クラスのお茶会が終わりました。

明日はどんな笑顔が見られるでしょうか!

「楽しかったです」と帰って行かれたお母さまがいました。

お父さまの出席も多く、子どもの成長を見ていただけて、こちらも嬉しい気持ちです。

どんぐりのお話も出来て良かったです。

お家でこれから大事にしてください。

抹茶の思い出と共に地球環境の基盤を築く、大地を支えるどんぐりの木を育ててください。

 

< みんなで覗いたアカガエル >

「アカガエルの卵を、こんなにじっくりゆっくり見られる幼稚園生は他にはいないよ!」

とけしかけて見てもらったアカガエルの卵。

一昨日の大雨でようやく出て来たニホンアカガエル。

今年も卵を産みに来てくれてありがとう。

今日はプニョプニョの卵の感覚を感じてもらいました。

こうやって感触の一つ一つを記憶の中に残していくことで、

内なる感性が豊かになり、外への感性に代わっていきます。

明日の開放日はまだお山に入ってもらえるので、見てください。

触る場合はとにかく「そー―――っと」ね!

< 環境は大事・・・ >

3月を迎えて、何となく子どもたちを見る目がしみじみしてしまう年度末。

世界には子どもたちの生活が脅かされている地域がたくさんある中、

ホールで嬉々として遊ぶ子どもたちを見て、ある保護者の方が言いました。

「子どもたちには遊べる環境が大事だな・・・・」

昨日未明から降った大雨でお山はしっとりと潤い、

待ちに待った待望のアカガエルも産卵しました。例年の1カ月遅れです。

「暖かい雨を待っていたんだよね・・・・」と私。

子どもが大きくのびのび育つにも生活(教育)環境、カエルが毎年産卵できるにも自然環境が、

それぞれで大きく関わっていて、それを支え整えているのが志を持った人々であること。

そんなことを実感した春一番の朝でした。

卵の写真はまた次回ご紹介しましょう。

< 表現力を身に付ける >

冬季オリンピックのメダリストたちも、あちこちの放送局から繰り返しインタビューを受けます。

その時の話し方がお粗末な選手も中にはいます。

上手く気持ちを表現できなかったり、同じことを何度も言っていたり、

質問の内容を理解していなかったり・・・・^^;

5割の大学生で読書時間が「0」という報道がありました。

横浜市立の科学を専門に勉強する中高一貫校では専門分野にもまして国語力を身に付けることに時間を割き、

自分の研究がしっかりと説明できる表現力を身に着けるべく、

読み書きの時間に力を入れていると言います。

自分の気持ちをどのように人に伝えるかは大事なことで、

これが上手であれば誤解やわだかまりは消えてゆき、人を納得させる武器にもなります。

語彙を増やすためには読者は欠かせないし、言葉の言い回しも文章を読むことで身に付くでしょう。

まずは母国語の国語力を身に付けて、上手なお話や説明が出来るようになりたいものです。

< 氷が溶けました >

この冬の寒さでお山の池はカチカチのコチコチに凍っていた先週から、

雨水を迎えた今日で、全面解凍なりました。

季節はきちんと巡るようです。

ふきの芽もたくさん顔を出し、春を呼んでいます。

年長一クラスが学級閉鎖となりまだまだ感染症が心配ですが、

春は少しづつ近づいているようです。

昨日は長津田小学校で校長先生と学校放送へ出演し、

(学校へ寄贈した野鳥画の話をしてきました)

放課後は文科省の子ども・子育て新制度についての分析と各園の動向、今後について聞いてきました。

2時間余りの間、それはそれは理路整然と滞ることなくここ数年の結果と今後の取り組みを話す担当次官。

国会の答弁に使うような細かい資料を説明されても、現場の風景が浮かび一致しない面もよぎり、

頭を整理するのが大変でした。

5年に一度の見直しをすることが決まっているようで、

幼児教育に対する議員立法も再提出する準備も始まっているとか・・・・。

これらを見極めてから、ながつた幼稚園も国の幼児教育制度に照らして、決断する必要があります。

日々の雑務に追われていると、大きな展望(ビジョン)を見失いがちです。

50周年を迎えるこの幼稚園は今後どうあるべきか・・・・、どのような幼稚園像を目指すのか、

こちらの解凍も目指さなければなりません。

< 大安 開幕 地鎮祭 >

お山の雪もやっと溶けた本日。

日差したっぷりの少し暖かい日となりました。

2018年2月9日 大安

平昌冬季オリンピック開幕

ながつた幼稚園新茶室及び自然観察室建設 地鎮祭慣行

今日この良き日にオリンピアは平昌に集い、ながつた幼稚園は1歩踏み出す。

次の時代へ、そして世代へ可能性を求めて、新しい取り組みへ駒を進めます。

オリンピック選手もながつた幼稚園も、どうぞ応援してください。

欠席者37名、内インフルエンザ罹患者12名です。

3日間のお休みになります。引き続き予防をいたしましょう。

明日は通常の一般開放のみで、生きもの観察会はありません。

 

 

 

 

 

 

 

< それでもメダカは生きています >

寒い、寒い毎日で、48年ぶりの大雪で、お山の池はすっかり凍り付き、カチカチのコチコチ。

ひっそりと春を待つ水生幼虫やメダカたちは果たして生存しているだろうかと心配していたところ、

やっと井戸水の菅が溶けて、水が出るようになった本日、

池に井戸水を注ぎ始めたら・・・・・!

何と、底の方から流れを求めて上がって来ました。

生きているのです!メダカたち。しっかりと泳いでいます、氷の上を!!!

自然界で生きる生きものたちは強いですね。

食べる物もさほどないと思うのに、冷たい水の中を水を注いだ少しの時間で浮かび上がって来ました。

嬉しかったです。どうしているかと心配でした。仮死状態でそのまま目覚めないのでは?と思っていました。

雪が積もった池周辺には、ネズミ?と思われる足跡もあり、こんな小さな植生の乏しい山にも、生きものは活動しているのです。

今週はまたまた降雪の予報が出ています。

そろそろアカガエルの産卵も始まる時期です。池が凍り付いたままでは、卵を産めません。

心配は続きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

< お家で雪だるま作っていますか?! >

2014年の関東地方の大雪に匹敵するか、それ以上となった今回の南岸低気圧。

寒波も来ていたことから比較的サラサラの降雪でした。

といっても雪かきは半端ありません。

今日は通園バスの運行に危険を生じる可能性がありましたので、臨時休園といたしました。

幼稚園で雪合戦をしたかった子も多いでしょう。

先生たちは午前中2時間半を掛けて、グラウンド、駐車場、お山の雪かきでもうへとへとです。

預かり保育で来ていた子は少し雪合戦をしました。やっぱり遊ばないとね^^;

それでもこの地方の雪はとにかく大変です。

今日はバスでコースの安全を確認しに行っています。坂道がきつい箇所はバス停を変更してもらって、明日は平常通り回れると思います。

ご理解・ご協力いただきありがとうございます。

明日は元気に登園してください。Bグループのリハーサルをします。遊び時間には雪遊びもするかもしれませんよ!!!

スズメもシジュウカラも雪の日はどうしているんだろう?食べる物はあるのだろうか・・・・。自然界で生きていることの方がよっぽど大変だ。

 

< 今日は温かい!? >

天気予報が言う通り、今日は朝から靄がかかり、気温が上がっているのがわかりました。

温かいですね。アメリカの東海岸ではモーレツな寒波で町中、川まで氷り、今日のような温かさでその氷が一気に溶けて、

アイス・ジャムというシャーベット状の氷が町中を覆っていました。

こんな地球環境を世界中が危惧している訳ですが、

電波塔として世界一を誇る東京スカイツリーでは、二酸化炭素などの温室効果ガスを計測する機能が作動しています。

地上250メートルの機械室地点で毎日計測している訳ですが、

計測数値を分析することで二酸化炭素の出所が、化石燃料を利用しての物なのか、植物の呼吸によるものなのかを導くようです。

今年打ち上げが予定されている温室効果ガス観測技術衛星「いぶき2号」からの全地球観測データと組み合わせて、精度を上げるようです。

ここから得られるデータが、アイス・ジャムを解決してくれるのかしら?!

とにかく地球の大気が狂っているので、何らかの対策は必要です。

今日は温かくて気持ちは少しほっこりですが、喜んでばかりもいられません。

隅田川から見た向かいのビルのスカイツリーの半分^^;

 

< 感染症は動物も同じ >

ネコを媒体とするウィルスが人に感染して死亡した例が報告されました。

鳥インフルエンザは毎年その発生が報道されています。

今年も東京都の大田区?でオオタカの死骸から強高原性鳥インフルエンザが確認されました。

普通に接していたらお互いが遺伝子を交換することはありませんが、

特別な方法で密接にかかわると体内にそのウィルスが侵入することがあります。

そうならないように必要以上の接触は避けた方がいいでしょう。

それぞれその種にしか感染しない病気を、人のかかわり方次第でこちらへ呼び込んでしまわないように、

家庭で愛玩動物を飼育されている方々は注意した方がいいでしょう。

北海道ではキタキツネが媒介するエキノコックス症という感染症があります。

野鳥への接し方は普通にしてください。

内臓を処理したり、調理したりしなければ感染することはありません。

そもそも野鳥の狩猟は法律違反です。

幼稚園では人のインフルエンザがれんげ組とひまわり組に発生しました。

感染予防にマスクの着用も心掛けてください。

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