< 水の週間はじまる >

8月になりました。夏本番で夏休みももう後半です。(私には…・・・・)

今週は水の週間ということで、夏ならではのテーマですが、

水を大切に使っていますか?

今日も横浜はいきなりの雷雨になり、市内には緊急警報が発令されました。

今年の梅雨は無いに等しいここ横浜地域でしたが、一旦降り出すと側溝があふれる状態。まったくあちこちで発生する気象事象には困ったものです。

しかし水は命の源。幼稚園でも工事の関係で一時断水を余儀なくされていますが、途端に水が使えない不便さに直面します。

無くてはならない水。でもいきなりドカンと降られると生活が成り立たなくなる水。

地球上ではきちんとした水の循環が成り立っていたはずですが、

それが大きく崩されていることに原因がありそうです。

山から流れ出し海に注がれ、太陽光で蒸発して雲になり、また雲が雨を降らして清水を作る。

この絶妙な水の循環が命の元ですが、さてこれからこの水は地球上でどのような作用を引き起こすのでしょうか???

水の週間の8月に、命の循環も考えてみましょう。

< ミンミンゼミやっと鳴く >

夏休みに入る前にいつも子どもたちにセミの声を聞かせていますが、

今年はやっと今日ミンミンゼミを聞きました。2回目です。

1回目は19日でした。今年も夏の虫代表の声だぞーーーー、と思っていましたが、

それからまったく声がしなくなり、今日で2回目です。

皆様の周りではいかがでしょうか?異常気象に翻弄されている日本列島ですが、

虫たちの中でも異常現象が起きているのかもしれません。

アブラゼミも少ないし・・・。昆虫の星、地球がやはり異常をきたしているのでしょう・・・・・?

身近な生きものがどんどん減っていくのか・・・・・・。

あーーーあな夏です。

< ツバメ巣だって、修繕工事やってます >

夏休みは少しゆっくりできるかと思いきや、

差にあらず! 夏休み中はいろいろな箇所の工事をしています。

今回は3階の廊下の壁紙の張替え。ばら組の壁紙張替え。

ひまわり、きく組の床の張替えに会議室の壁紙張替え。

プール天窓の取り替え工事とピアノの調律。などなど普段はできないあれやこれやを直しています。

幼稚園にお越しの際は、業者さんの車や職人さんが出入りしていますのでご承知ください。

そして、最後の巣となった玄関のツバメ4羽が先週巣立ちました。

実はまだ一つ巣があって1羽がエサを待っていますが、

玄関とグラウンド側の3つ巣で、合計14羽が巣立ちました。

見守ってくださった方々に感謝申し上げます。

あと1羽も無事に巣出すことを祈ります。

< 今年の夏は・・・、虫たちも・・・ >

お泊まり会も終わり、夏休みに入ります。

雨の少ない夏休みですが、雲は十分湿度をはらんでいるので毎日空気が肌にまとわりつく暑さです。

今年の計画はスペシャルですか?

年長さんは今日のお泊まり会が子どもたちにとっては非日常。つまりスーパースペシャルでした。

勇者の証は役に立っているでしょうか?

どちらにしても事故・怪我に気を付けて、素敵な夏休みを過ごしてください。

先生方は来週すぐ研修会があり、遠足の下見やら運動会の遊戯振り付けやら、結構忙しい7月です。

8月は少し休み、日頃の働き過ぎをゆっくり癒して、また2学期に全力投球です。

幼稚園では預かり保育が通常通り行われています。夏も、ご利用ください。

今日の最後はお山で見つけた虫たちの激しいバトル!

生き残り作戦はその名の通り、「死ぬか生きるか」です。

コガタスズメバチ?とシオヤアブの戦い。アブの方が強いらしい?

オーーーー、怖っ@@;

そして、モンシロチョウを食べる、コオニヤンマ。

死闘は点々と各地で繰り広げられるのでした。

夏休みの昆虫たちにも注目してください。

< カラ梅雨警報 発令中!? >

今日も一段と暑く、おまけに強い熱風がグラウンドの砂を巻きあげます。

雨が少な過ぎるのも、ボディーにじわじわブローを入れられているようで、日に日に体が悲鳴を上げます。

体だけでなく、庭の花々。山の木々。そして池の水がピンチです。

農家さんも気が気ではないでしょう。

しとしと雨がおいしいお米を作るのに、カラ梅雨では種子の実りが悪くなります。

新潟十日町のお米は美味しかったなーーーー。思わずお替りしました。

棚田が続き、暑くても瑞々しい風景は心を癒しました。

関東はそうはいかないようです。皆様も熱中症にご注意ください。

れんげ組の手足口病は落ち着きを見せています。

特に指定感染症ではないので登園もできますが、

発熱等ある場合はお休みしてください。

多くは2,3日で発疹も落ち着きます。手洗いをよくしましょう。

明日は雨が期待できるでしょうか???ああ、ダメかな^^;

 

< 朝誌新聞で取り上げられました >

こども環境管理士の役割が、朝誌新聞の夕刊に取り上げられました。

先日取材を受けた内容が記事になりました。

マイナーな資格が少しは知られるようになるでしょうか?!

子どもたちの育つ環境には自然環境は必要です。とくにこれからの世の中では。

Filed under: こども環境管理士,ビオトープ管理士 — itsuko 18:36

〈 雨宿り 〉

雨の日は幼虫も雨宿り。
葉っぱの裏で静かに雨をやり過ごす。
この子は、ルリタテハの幼虫❣️
お山のつる植物に初めて確認しました。
ルリタテハの食草は、サルトリイバラやホトトギス。
これはどうやらサルトリイバラの幼木のようです。
1頭だけですが、綺麗な蝶々の幼虫です。
トゲトゲだからって、「毛虫〜ーーーー」って忌み嫌わないように願います。
最近は危険な外来種も目立ちますが、きちんと認識し取り扱いを知っていればいいのです。直ぐに殺虫剤を持ち出さないでくださいね。
彼らは地球を支える生きものですから❣️
1種が消滅すると、その1種に関わる2種、3種が命の危機を迎えます。
最終的には人にその影響は降り注ぎます。

今日の雨はしとしと雨だから大丈夫だね!

写真の精度が悪くてごめんなさい。(ペコリ_(._.)_)

年中さんの活動に「雨の日散歩」という時間があります。

小雨の中、レインコートを着てグラウンドやお山を散歩してみると、

何か違うだろうか?生きものはどこに隠れているだろうか?

そんな発見を期待して、雨に打たれてみる時間です。

雨の匂い、雨粒の音、緑の違い、葉っぱの輝き、何か感じてくれれば、

裏側に隠れている幼虫の気持ちが少しわかるかもしれません。

 

< ヤブヤンマ確認 >

幼稚園の池には多様なトンボが見られます。

大きなヤンマ類から小さなイトトンボまで!

その中で、朽ちた木や湿った土に産卵するヤブヤンマが発生しました。

ヤゴを見つけることはありませんでしたが毎年1頭ほど確認しています。

これはすばらしい!このトンボは蚊をたくさん食べてくれますよ!

いろいろな条件が重なって、このヤンマの羽化が可能だったのでしょう。

羽化直後のまだ色がはっきりしない個体ですが、近くに抜け殻があり、

1回目とほぼ同じ場所で確認しました。

また一つ多様な環境の証が増えました。

 

< 夏至の前 >

日が伸びて午後7時近くまで明るいです。

雨が降らないカラ梅雨ですが、明日はまとまった雨だそうです。

今日は朝誌新聞の取材を受けました。

こども環境管理士についてです。

改めて問われると実際にどの部分が子どもたちの活動に生きているのか戸惑いますが、

少なくとも自然環境に初めて触れる子どもたちの感性に寄り添えることは確かです。

大人になっても初めて見聞きすることは新鮮であり、興味深いはず。

子どもたちの日々はこの連続なので、その気持ちにもう一つ正しい、そして魅力的なスパイスを加えてあげられるのが環境管理士と自覚しています。

どんな記事になってくるのか、2回目ですが楽しみです。

1回目はビオトープ環境がテーマで夕刊の【ECO活】という枠で平成27年6月29日に掲載されました。

掲載されたらまたお知らせしまーーーす。

明日から研修会の打ち合わせが続きます。

林横浜市長さんが3期目を目指す決起大会にも、幼稚園協会から駆り出されます。

林さんでいいのか、悪いのか・・・・・・?

少なくとも横浜市は子育て支援にどこまで助成金が出せるのか不透明なので、そこを正していかないとなりません。

まだ明るいから早く帰ってお風呂にでも

入りたいですね^^;(温泉気分でね!)

 

Filed under: ビオトープ管理士,未分類,社会情勢 — itsuko 18:09

< 10円切手はトキなんだ >

今月から葉書の金額が10円上がりました。

さて昨今の世の中、日常的に葉書を出す方はまだまだ多いのか、減ったのか?

とりあえず私は職業柄か、葉書を出す方だと思います。

そこで10円切手を購入しました。

絵柄がトキでした。トキという鳥をご存知でしょうか?

かつて日本の里山でコウノトリ同様繁殖していました日本の国鳥ですが、

新潟県ではやっと野生種がヒナを巣立たせ、一連の国の野生復帰繁殖計画は成功したことになりました。

順調にこのまま数を増やして行って欲しいのですが、それには周辺環境の自然保全が必須です。

しかしコウノトリの同様の繁殖計画では思いもしなかった事故が起きました。

狩猟免許を持っている方のコウノトリ誤射事件です。

生まれたてのコウノトリのヒナ3羽へ餌を運ぶ母鳥が、サギと間違えられて撃ち殺されてしまいました。

関係者には衝撃が走り、その原因がネット上を巡りました。

狩猟免許を持つ方はそのほとんどが猟をする人。猟友会がその全国組織です。

時によく報道で出てくる場合は害獣駆除の場合。

イノシシやシカやクマを射止めるために都道府県から要請を受けます。

しかしその方々が鳥類をよく知っている方々ばかりとは限りません。

コウノトリとサギ(アオサギ)を間違えるのだから言わずもがな・・・・。

大体アオサギだって狩猟対象種ではありませんので、撃つこと自体違法なのに撃たれてしまいました。

残されたヒナは野生動物保護局によって保護され、動物園で育てられるようです。

先日の生きもの観察会にいらしたお父さんが、

「こんな鳥がこの周りにいるんだ!!!」と言っていましたが、

皆さん気が付いていないだけです。人が暮らす周りには多くの野鳥たちが暮らしています。

一緒の環境で一緒に子育てをしていますので、ほんの少しだけ周りを眺め、声や姿を探してみてください。

コウノトリやトキはこの地域では見られませんが、

アオサギは幼稚園の池にも飛来する普通種です。スズメ同様覚えて欲しい鳥です。

そんな鳥の識別もできない方が、狩猟免許を持つ事自体、いかがなものでしょうか???

高齢化で担い手が減って、そのせいで害獣駆除も思うように運ばないと言われますが、

原因は人による自然環境への圧迫なので、私たちの意識が大きく関係しています。

切手には多くの国が自国の象徴や有名な動植物を絵柄にしますが、

日本にも世界に誇れる野鳥がいて、野生復帰が成功していることをどうぞ知っていてください。

明日は土曜参観日。多くのお父さんが参観にいらっしゃると思いますが、

お子さんの成長ぶりと担任の奮闘ぶりと、そして山でのゲームを楽しんでいってください。

ひっそりと身を隠し、私たちのすぐそばで営々と命をつないでいる生きものを探してみてください。

お待ちしております。

 

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