< お山では・・・ >

秋も深まってきてお山では、見られる虫の数も少なくなってきましたが、

よくよく探せばまだまだ頑張っているいろいろがいます。

今日はそんな仲間のご紹介。

これから産卵する、オオアオイトトンボ。

細くてもきれいんでしょう。メタリックボディーの私です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お次はお山を散策するニホンアカガエル。池で育ったオタマジャクシが山へ上がってきました。これから越冬です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は日向で日光浴かしら?久しぶりにダイミョウセセリ。

食草のヤマノイモに止まり一休み?これから卵を産んで幼虫越冬します。

影もかわいいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後はサンショ。たわわに実ったサンショの実。これを挽いて調味料のサンショになるでしょうか?辛そうです^^;

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これから鳥たちが集まります。冬は木々の葉が落ちて野鳥が見やすくなります。

是非生きもの観察会にお越しください。

 

 

 

 

 

 

 

 

< 地球を救うのはやはり人類だ >

地球温暖化を防止するための世界の取り決めが、73の賛同国の批准を受けて発行されることになった。

COP21気候変動枠組み条約である。

これによって一応取り決めた数字や目標に向かって批准国は二酸化炭素の削減に努力することになる。

日本は国内手続きが進まず遅れをとっている。

良いのか悪いのかわからないが、この協定に参加している加盟国なので決められた内容を守る義務を課せられる。

どちらにしても地球環境を悪化させたのは人類だし、けれども地球を再生させられるのもまた人類だけだ。

世界中で気候変動が起き、自然災害で地球資源がどんどん失われている。

大きな懐深い地球は、どんなに人類が暴れても好き放題しても、優しく緩やかにそれを上手に循環させてきた。

しかし今は、ずぶ濡れの犬が体についた雨水を振り払うかのように、

地球はもう我慢の許容に限界を感じ、体を大きく揺すっているのである。

こんな地球をなだめられるのはやはり人類の知恵と努力しかない。

今日は大気が変わったことを感じる。

空の雲が秋になった。子どもたちも肌に届く空気の違いを感じているだろうか。

地球の出すサインを感じなければ手が打てない。

病気をキャッチすると同じように、日々の変動を、大気や季節の巡りを、子どもたちには感じてもらいたい。

そしてこの地球の鼓動に従って命を繋いでいる多くの生きものがいることを知って欲しい。

今日で平成28年度前期が終了する。この半年間の所見を持ち帰るが、

その成長の様子が伝わるでしょうか。

間を置かず来週からは後期が始まるが、多くの事を感じ、受け止め、次の手段が打てる子に育って欲しい。

その中に地球のリズムも入っていることがこれからの時代は肝心である。

< 秋の香り感じてる? >

大気がまだ暑いのでピンときませんが、

町中や街路ではほんのりとキンモクセイが香っています。

お気づきでしょうか!

この香りはよく芳香剤に使われるので、トイレの匂い・・・・・という子どももいます。

いえいえ、本物の木本の秋の香りをしっかり感じてください。

臭覚は一生記憶に残る感覚器官。通りかかった道すがら、どこからかこの香りが漂って来たら立ち止まり、

クンクンと匂いを胸いっぱい吸い込んでみましょう。

お花はミカン色の小さな花びら4枚花。きっと大気ももうすぐ秋色に変わるでしょう。

運動会はいいお天気?!にしてくれます。きっと・・・・・。

 

秋を感じ、この記憶は

< 動物愛護週刊でーーーす >

実は昨日9月20日から26日まで、動物愛護週刊です。

今年もツキノワグマやヒグマの被害が多く報道されていましたが、

問題は人と野生動物の棲み分けが上手く行かなくなったこと。

そして多くの愛玩動物たちは人のわがままで飼育・繁殖されていること。

殺処分される犬や猫の実態は、毎年のように話題になりますがその数はなかなか減りません。

生きものと上手に付き合う方法を、幼いうちから学びたいものです。

命と向き合うにはその生きる仕組みを知り、人に合わせない事。

命の終わりを知り、痛みを感じること。その積み重ねが大切です。

身近な生きものに触れ、すぐそばで生きていることを感じましょう。

共に生きられるように譲り合いましょう。

まずはそこから動物を見てください。

家庭に何か動物はいますか?その子たちは幸せですか?

その動物らしく棲していますか?(昆虫含む)

人は他者を重んじられる唯一の動物です。ここを失くしてはいけません。

アブラコウモリ/キタキツネ/私の宝物だった愛犬/ツキノワグマ

 

 

みんな友達、みんな好き。

< 空の日に空を見上げ・・・ >

連休も終わりさあ運動会の練習だ!と思ったらとんでもない天候です。

もう日本国中雨にはうんざりしていることでしょう。

本来なら恵みの雨で水は生命の源ですが、少し歯車が狂うと大災害を引き起こします。

今日も横浜市には大雨警報が出ています。

先週の土曜日は少し晴れて暑くなりましたが、秋の爽やかな日差しはまだ感じていません。

航空業界の安全と盛隆を込めて設けられた「空の日」ですが、

空飛ぶ鉄の塊に思いを込める以前に、その塊が飛び交う地球大気が世界中で猛威を振るっていることを、

私たち人類は感じなければいけません。

個々が危機感を持って日常生活をすることです。

社会での生活環境でも、世界中の自然環境でも今までとは違って来ているのです。

今日のような大雨警報が出ている時はどうするのか。

帰れなくなったらどんな手段があるのか。

まずは自助の方法を考える意識を持つことと、自分の出来ることは各自が実行する心構えを持つようにいたしましょう。

 

< 実は満月は明日 >

中秋の名月はうっすらとぼんやり見えましたが、

実は満月は明日の土曜日。天候は期待できませんが月餅でも食べながら眺めてみましょう。

明日は生きもの観察会ですが、私は所用につきおりません。

代わりに優秀だろう?こども環境管理士3名を含む4名がお迎えしますからどうぞお越しください。

自然環境についての質問をバンバン浴びせてください。または意見を求めてください。

きちんと説明またはお答えできなければ資格はく奪です^^;

小雨決行です。長袖長ズボンがいいです。蚊が多いので。

午前8時30分から10時までです。生きもの環境を人が一斉に圧迫することは生きものたちにストレスを掛けることになるので時間を区切っています。

生きもの観察会のない普通の一般開放時は時間内すべて開放しています。

自然への係わり方が緩やかで、大勢が訪れる場面がないからです。

その代わり私たちのガイドはありません。

それでは良い週末をお過ごしください。

< お月さまやーーーい >

今日は十五夜。中秋の名月ですが、日本列島には秋雨前線がどっかりと居座り、もうここ何日もお日様を見ていません。

そして今夜も曇りか・・・・・。

きれいに輝く月を愛でたかったところですが、10月に期待しましょうか!

お陰で運動会リハーサルも延期、外での全体練習も思うようにいかず、少々イライラはありますが、

来週はお天気を呼ぶことにしましょう。

陽気が悪くてか,急な発熱の子もいます。

体調管理には十分気をつけて、過ごしましょう。

お山の草刈りも終わり探検できるようになりました。

小さなショウリョウバッタやヤマトシジミ、ナミアゲハにクロアゲハの幼虫。

ハラビロカマキリやコノシメトンボなど、秋を彩る虫たちがそっと潜んでいます。

草を刈るとこれらの虫を探しに鳥たちもやってきます。

秋のお山はこれからが楽しみです。

 

< 何思う 白露の空に アブラゼミ >

また台風が近づいています。明日の天気予報をよくご覧ください。

進路によっては通常教育に変更が生じるかもしれません。

そんな中、今朝の一コマです。初秋の空にアブラゼミは何を思っているのでしょうか?

短い寿命を全うできたでしょうか???

数分後思い立ったように飛び立ちました。

この夏もありがとう。

< 蜂をむやみに駆除しないでください >

蜂は駆除されるためにせっせと働いているのではありません。

蜂は生態系を支える立派な一員です。

蜂は人をいきなり刺したりしません。

蜂は農作物生産者にとっては大切な助っ人です。

この時期、アシナガバチやスズメバチは冬支度を前に活動が活発になります。

特にアシバガバチは人の生活に近い庭・立ち木・軒・外壁など雨の当たり難い場所を選んで下向きでおわん型の巣を作ります。

通常は放っておけば傍を人が通っても何もしません。

何もしてこない人をいきなり襲うことなどないのです。

こちらが少し気をつければ済むことならば、どうぞ静かに見守ってください。

晩秋になれば女王バチ以外は死滅します。彼らの一生はそうなっているのです。

女王バチは洞や軒の隙間で越冬し、春まで活動しません。

どうか、いきなり殺虫剤で皆殺しにするような、人から目線だけのいらぬ殺生はしないでください。

人を刺すことがある事実は子どもたちに伝える必要があります。

刺され方によっては命にもかかわる危険な場合があることも知っておかねばなりません。

それが人が身に付けておく知識です。

しかしイコール、即座に駆除する生きものではありません。

蜂や蜘蛛や少々負の感覚のある生きものたちは人にとって有害である間違った認識こそ正したい環境教育です。

その生態をよく理解し棲み分け、見守ることが共存共栄です。

幼稚園玄関横のキアシナガバチの巣は夜間に撤去しました。

多くの人が通り、何かのアクシデントで蜂たちが興奮してもいけませんので、夜間彼らも寝静まっている時に処置しました。

グラウンド遊具のすぐ上の桜の葉に毎日集結していた同じ蜂は、

本日そのお気に入りの枝ごと移動させました。

子どもたちの遊び場からは少し遠ざかってもらいました。

これからしばらくお家の周辺でも蜂が目に付くようになるかもしれません。

とにかく人が蜂を興奮させない事。彼らは彼らの生態を着実に実行しているだけです。

慌てず騒がず、どちらも平穏に過ごせるように考えてください。

全ての生きものにも寛容でありたいと思っています。

 

< byby真夏日、adios猛暑日 >

今日は風が気持ちいいですね。

台風10号は東北や北海道に酷い 爪痕を残しましたが、南の湿った風は連れて行ってくれました。

大陸から乾いた風が下りてきて、今日はウスバキトンボも気持ちよさそうです。

そこいらをツーツーと飛んでいる赤とんぼ風のトンボは、赤とんぼの仲間ではなく、ウスバキトンボというトンボ科の仲間でもウスバキトンボ属。

真夏に最も多く見られ、よく赤とんぼの大群と間違われます。

それはさておき、いよいよ8月も終わります。

あっという間の夏休みを終えて、幼稚園では秋の一大行事、運動会ムードに入ります。

年々その日数が増している真夏日や猛暑日ともお別れできるでしょうか?

乾いた風が少しは秋気分にしてくれますが、来週の動物村も、運動会当日も、まだまだ暑い真夏日かもしれません・・・・^^;

この辺でお別れして、日本の四季の爽やかな秋を感じたいところです。

このトンボはネキトンボ。同じトンボ科でもこれはれっきとしたアカネ属だから通称赤トンボの仲間。

(幼稚園池にて)

 

 

 

 

 

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