< 環境月間 エシカル消費 >

昨日の開港記念日はお天気も良く風が爽やかでした。

港の方は賑わっていたようですが、今月は環境月間で、少しでも身の回りの環境(生活環境・社会環境・自然環境)について考えたり、実行したりして関わってみましょう。

そのうちの一つが、「エシカル消費」

さてこのシステムをご存知でしょうか?

エシカルとは、「倫理的」という意味。

倫理とは奥の深い問題で、一人一人感覚に頼るところもありますが、

現在構築されている消費システムを知って、それに加わることで生活の、社会の、そして自然の環境に少しでも貢献しましょう。

物を買うとき少し立ち止まって、「本当にこれが必要か」を考え、いざ購入するとしたら出来るだけ長く使えるものを選択するという思考を持とうという運動です。

私は、あのカマキリ先生プロデュースの商品を購入してみました。

ほぼすべての商品は適正な環境保全対策を取った中で提供される資源を基に作られている商品で、

一つは再生ペットボトルで作られたブラウスがありました。

Tシャツ類も全てオーガニックコットンで作られていて、それもフェアトレードマーク入りのものです。

シリカル(倫理的な)商品を購入することで、そこに携わっている多くの人や物が環境に配慮している事になるので、

その多くが市場に回れば物の流れも大きな潮流となるでしょう。

例えばこのマークを見たことはありますか?

適正に管理されて捕獲した海資源であるものに張られているシールです。

紙資源を対象としたラベルにはこんな認証もあります。

出来るだけこのようなシール付きの商品を購入したり、企業の取組を応援することで、エシカル消費となり、環境に配慮した生活をすることになります。

今日は早速クワガタのTシャツを着ていました。

子どもたちの反応は上々です。ニコッと笑って「クワガタ❣」と言って、会話が進みます。

みんなで少しづつ生き方を変えて行きましょう。

 

< キターーーーー、ツバメ❣ >

毎年園舎の玄関に巣を設けて繁殖していたツバメ。

春は早くに高い空を舞っている姿は見ましたが、

3年ほど前からカラスの被害にあって巣を壊されていたのも原因の一つかもしれません。

今年はもう戻って来ないと諦めていましたが、グラウンド側にやって来ました。

こちら側でも一度子育てをしたことがあります。

その時の巣がまだ残っていて、その巣をオスが下見に現れました。

本来ならもうヒナが孵っていてもいい時期ですが、ツバメの総数が極端に減少している昨今の繁殖事情からみると、

繁殖場所を探して、そしてメスを求めて時間を使っているのかもしれません。

何しろ渡って来る個体数が減っているのですから、番を作るのも大変な事なのでしょう。

日本に還るツバメは日本が故郷。生まれ故郷です。

皆様の自宅周辺、職場周辺でツバメを見かけたら、どうぞどうぞ優しく見守ってください。

そもそも人のそばで生活する渡り鳥です。山奥の人里離れた場所ではなく、人が多く行き来する場所が好きです。

幸福を連れて来るツバメ。みんなで子育てを応援してあげましょう。

< 愛鳥週間です >

ご無沙汰しております。

入園後1カ月が過ぎました。「ママ ママ ママーーーー」と泣き叫ぶ声がまだ聞こえますが、

給食をパクパク食べる年少さんも居て、入園直後はまだまだ賑やかです。

食に関しては小食の子が多くなっていますね。

私の幼少期は高級食材はありませんし、出されたものは何でも、おまけに早く食べないと無くなってしまいました。

昔の事を言ってもしょうがありませんが、たくさん遊んでお腹が減って、何でもよく食べる子になって欲しいですね。

そして5月は愛鳥週間という野鳥に親しむ期間があります。

別にこの間だけではありませんが、同じ環境に生きる野生動物の姿を少し生活の中に感じてみてください。

必死で生きる動物の息遣いを感じると、エコな暮らしの芽生えになるでしょう。

エシカル(倫理的な)な生活を考えると、しぜんに環境の事を考えるようになります。

世界中が不安と脅威にさらされています。

人々の生きる環境、生活の在り方を見直そうとする時、戦争が始まってしまった悲劇をどうしたらいいでしょうか。

せめて一時、自分の生きる周辺を見渡し、生きものとの共存やエシカルで健全で平和な暮らしを見つめ直しましょう。

最後の写真は幼稚園の玄関で休んでいるキジバトの親子です。

どんな動物も親の愛情は慈しみ深く、永遠です。

でも独り立ちをさせることも重要な使命です。

幼児期の子どもたちも少しづつ独り立ちの歩みを進めて欲しいです。

< 生きもの観察会 再開す >

コロナ禍でずっと休んでいました【生きもの観察会】を再開します。

4月の観察会、さて何が見られるでしょうか❣

本日朝、クロスジギンヤンマの抜け殻を見つけました。

第1号です。そして水中には明日にも羽化しそうな1匹も確認しています。

もしかしたらトンボの羽化を見られるかもしれません。

そしてシジュウカラが抱卵しています。(きっとね?)

卵を抱いている鳥は非常に神経質になっているので、どうぞ巣(ワインの樽)の傍を通る時はお静かに願います。

他にも、アゲハ蝶やハナバチの仲間、ゼンマイのクルクルやフタリシズカの小さな花。

そして2種のオタマジャクシにタケノコ掘り???なんかもあるかもしれません。

小さな春の自然を感じて、生きものに接してみましょう。

地球は虫の星ですからね。(カマキリ先生も言っています)

マスクをしてお出かけください。

自然の中に入る時は、長袖/長ズボン、に帽子は必須です。

< 海底火山 >

トンガ沖の海底火山で起きた大爆発は、1000年に一度クラスの大噴火だったようです。

約8000K彼方の自然事象ですが、神奈川でも気圧の変化がしっかりと認められているようです。

噴火後の気圧が2気圧も急激に上がっていた気象データを見ました。

遠く離れた場所での火山噴火ですが、気候や海洋以外の気圧(大気)も世界中繋がっていることを改めて感じます。

トンガの現地はまだ通信網が遮断されているようですが、

人々の安否が心配です。

昨日は阪神淡路大震災から27年目の記念日でした。

世界中のどこかで大規模自然災害起こっている現状は、火山国家のここ日本でも本当に対策を打っておく必要があります。

地震はもちろん、富士さんの噴火も考えられます。

活火山一杯あるし!

怖いですね。地球が深部で動き出しているようです。

 

< ジェンダー平等ってどういうこと・・・ >

現在学校評価のご意見をいただいているところですが、

その中にこんな疑問が記載されていました。

「ながつた幼稚園はSDGs宣言をしたのに制服があるのはおかしい」

というコメントです。

さて、国連の掲げたSDGs、169のターゲット/17のゴールには男女の社会的平等を強く謳っています。

そうです、その通りだと私も強く思っているところですが、

この事と制服が男女別にあることが直ぐに結びつくとは思っていません。

地方でも都内でも中学や高校が制服の選択をオープンにし始めました。

これは、「どちらを選んでもいいよ」、という表示であって、制服を廃止する必要があるかの問題ではないのです。

生物学的には動物植物全てで性は存在し(雌雄同体の生命体もありますが)、それぞれの役割を担っています。

それも忠実にその役割を熟していて、現在まで種が保存されてきました。

そしてその生態や繁殖は大きく環境によって左右されてきたわけです。

そこで制服に戻りますと、幼児期の子どもたちに男女の価値を同等に感じさせる、又はみな同じ権利を持っていることを肌感覚で身に付けさせることを目標としているながつた幼稚園のSDGs宣言では、

いきなり男女差が分かる制服を否定するのではなく、

今の自分に合っている服を選ぶということでしょう。

制服は私立学校にとってはその校風や存在価値をアピールする大切なアイテムです。

ましてや幼児期ならではの、着用してみたい衣装の一つでもあるでしょう。

職業によってはその制服が着たいがためにその仕事を選ぶ方だってたくさんいます。

要は自分をアピールする重要な要素になっているのが制服だとすると、

男女平等=制服の廃止にはつながらないと考えます。

もしも今後、幼児期でもズボンやスカート、夏のポロシャツやワンピースを着たい方で選びたいとなったら、

その時にユニセックスの制服を取り入れるとか、

男女関係のない制服スタイルに変更するなど、考えてみたいと思います。

今のところは保護者の方の当たり前の選択で男女それぞれの制服を選んでいらっしゃるでしょう。

それでいいと思います。

年齢が成長するにつれて自分の性に違和感を持ち、着ている服装についても考える子が出て来るかもしれません。

その時に、その子の思いを汲み取ってあげ、周りがそれを受け入れてあげることが、

国連が掲げるジェンダーの平等、あるいは社会的マイノリティー(LGBT)への理解に答えることになるのではないでしょうか。

昨年お遊戯発表会の劇中で、女の子に混ざってピンクの衣装を着け「花の精」役を希望した男の子がいました。

先生もクラスのみんなも何の抵抗もなくその役を認め、立派に発表していました。

どこから見ても女の子の役割と思っていたのは大人たちで、

子どもの中ではなんの違和感もなく、普通にそれぞれの役割を選択した一つだったのです。

私は気付かされました。

これが男女の格差を無くしていく始まりなんだと。

どの子がどんな表現をしていても、大人の考える固定観念で見ることなく、

そのこの気持ちややろうとしている事の真意を聞いてあげ、認めてあげることだということです。

今はSDGsがブームのようになっていますが、きちんと正しく理解しないとまた別の固定観念が出来、

益々生きにくい、生きづらい世の中になってしまいます。

まだまだ宣言を発出した側は取り組まないといけないことも多いですが、

まずはこの宣言の意味するところが教職員と子どもたちの体の中に、空気のように沁み込んで行くことを期待したいと思います。

 

 

< 冬が近づいてきました。無駄のない熱源の利用をいたしましょう >

22日は小雪という日でした。雨が雪に変わる日となっています。

朝晩の気温が下がって、冬を感じる今日この頃となりました。

代休と祝日を終えての今日の登園状態は、やはり少し欠席者が多くなっています。

鼻水や咳でお休みしている子が全体で14名出ています。

他にも私用/歯痛/おでこの怪我/捻挫などの理由もあります。

どちらにしても少し増えてきたようですので、日常の体調管理をこれからも続けてください。

エアコンをご自宅で使っていらっしゃる方も多いと思いますが、

公共料金やガソリンの値上がりも聞こえています。

寒くなる中上手な消費の仕方を心掛けたいものです。

消費電力や燃料の賢い使い方を知り、上手く作動させましょう。

エアコンは運転切り替えを「自動」にし、設定温度は22℃。

すると内蔵されているICチップがせっせと働き、外気と内気の差から、快適な温度を目指して運転を始めます。

これを継続することで一番効率よく、消費電力を節約して機器の最大のパワーを発揮するようです。

幼稚園のエアコンはどれも業務用です。

賢く運転させないと誤作動はもちろん、必要な経費も膨大になってしまいます。

先生方にもこの使い方を心掛けてもらい、地球にやさしく、人には快適な生活空間の維持を助けてもらいましょう。

何をするにも賢く知って、それを上手に利用することです。

本格的な冬を前に家電品の本来の使い方、そして熱源の最低利用と無駄の消失を常に頭に入れて、

ホカホカの冬を楽しく過ごしたいものです。

< COP26 やっています >

イギリスのグラスゴーで開かれているCOP26会議(国連気候変動枠組み条約第26回締結国会議)の会場に、

竜盤類ケラトサウルス系の恐竜が現れて話題になっています。

Twitterをされている方は見られると思いますが、

この恐竜が私たちは実行する時だと、マイクをしっかり調節して訴えます。

彼らの絶滅の原因は小惑星の地球への衝突だということを理解しながらも、

現在起きている温暖化に対処しないと絶滅が近いと、各国の首脳並みに演説しています。

2分半という演説時間も守りながら、自分たちの絶滅になぞらえて訴えるその姿はなかなか迫力がありました。

さあ、私たちには何が出来るでしょうか。

議場へ駈け込んで演説することは出来ませんが、家庭から出る二酸化炭素の削減には、

その気があれば幼稚園生にも出来るはずです。

今日まさに、幼稚園のメダカの水槽が間違っていると訴えて来た年中の男の子がいました。

メダカの家にゴミが混ざっているのはおかしい、これを取ってくれと言うのです。

水の中にゴミが一杯あるのはダメだということを理解してくれました。

こうしないために私たち大人には出来ることがあり、まずはそこから意識を持って取り組む必要があります。

経済第一主義は温暖化を加速させ、人類滅亡へ道を開くだけです。

かといって、暮らしを立てて行くためには働き、流通する通過を得る必要があります。

自給自足の生活をしている人もいますが、インフラを得るためにはどこかで何らかの二酸化炭素産物を利用しているはずです。

どれだけそれを少なくするかが、人間の進化を問われるところでしょう。

知恵を出して出来ることをやってみましょう。

子どもの頃からECO生活を体感する環境を作って行きましょう。

30年後の社会が少しでも穏やかな大気(気候)になっている事を願わずにはいられません。

< 生きもの観察会 久しぶりです >

緊急事態宣言の影響やら、雨天のためやらで今年5月以降開催していませんでした一般開放と生きもの観察会。

明日はお天気も良さそうですし、開催できるかなーーー。

久し振りの観察会なので多少の混雑も予想されますので、マスク着用とソーシャルディスタンスンの確保はお願いします。

まだまだ対策は必須ですので、生きもの抹茶館入室時は念のため検温をさせていただきます。

さてさて、急に寒くなって生きものは果たして顔を出してくれるでしょうか❓

カマキリの卵を見つけましょうか!

お待ちしております。

< 北極圏に雨!!! >

明日は入園に向けた説明会用の動画を配信します。

次年度、ながつた幼稚園をお考えの方は是非ご覧いただきたいのですが、

その中でも少し触れています自然環境の変化について、

いよいよ地球は大変なことになっています。

北極圏のグリーンランドで初めて降雨を観測したそうです。

専門家は地球温暖化が大きく影響していると危惧しているそうです。

国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は8月上旬、

「今世紀中にグリーンランドの氷床が大量に融解して失われるのはほぼ確実で、海面水位の上昇が加速すると」と予測した報告書を発表しました。

環境活動家のグレタさんは怒っています。

私たちも自分に降り注ぐ地球環境の変化に敏感にならないといけません。

温室効果ガスの排出を少しでも削減できる方法を考えましょう。

何しろ、この子たちが社会の第一線で働き家庭を築くその時に、少しでも快適に、そして気候変動に左右されない生活が送れるように、

私たち現代の大人が、何らかの手を打つ必要があるということです。

今私の課題は、いかに電気を使わずに生活するかなのですが、

連れ合いがどうもこのような取り組みに消極的で・・・・。

何とか話し合ってみましょう、秋の夜長に・・・。

ロウソクの灯りでね!
 

 

 

 

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