< 夏が終わる >

あんなに暑かった夏が嘘のように一気に涼しくなりました。

まだムシムシとしますが、風は明らかに秋を運んでいます。

幼稚園が始まったのでもう夏休み気分はありませんが、まだまだ夏を訴えるミンミンゼミの声がうら寂しく聞こえます。

彼らは残る時期に必死なのでしょう。

昨日土から出てきたばかりのミンミンゼミ幼虫(ちょっと遅すぎですよ!)をアリから救出し、

近くの草木に掴まらせました。

その幼虫は本日朝、同じ場所でしっかり成虫へと羽化していました。

良かった鳴けて!土から出てすぐアリに捕まっては泣く(鳴く)に泣け(鳴け)ないよね^^;

今日は給食。久しぶりの給食でしたがコロッケパンは好評で、パクパクとよく食べていました。

この3日間で子どもたちはきっと疲れたことでしょう。

幼稚園リズムを取り戻すと同時に、あれやこれやと自分でやることも多かったはず。

甘ったれなしですから。

週末はゆっくり休んでまた来週からどっぷり幼稚園活動です。

31日の月曜日は7月に天候不良で延期した夕涼み会を行いますので半日教育です。

年中さんは浴衣や甚兵衛で去りゆく夏を惜しみつつ、記念写真を撮ります。

一般の方も入場できますのであられちゃん音頭を踊ったり、縁日を楽しんだりしてください。

またまたお天気が心配ですが、当日の天候をよく見て、なんとか行いましょう。

ではよい週末を!

 

< ビオトープ研修会 >

今年度、来年度と幼稚園協会の緑支部ではビオトープ研修会という活動をしています。

講師は私なのですが、夏休みを利用して磯の観察会を行ないました。

磯もビオトープ環境。この場所にはどのような生きものがどのように繋がり合って生息しているか、

外部講師の方も混じえて暑い、暑い磯で小さな生きものを見てきました。

渡り鳥たちも休憩していて、この磯の環境が彼らの休息場所になり、食料の補給場所であることを伝えました。

自然環境のどんな場所も生態系の大切な一部なんです。

磯遊びしたことの無い先生方もいて、暑さにバテてしまったようですが、

初めて見る生きものに驚き、そして生きものを見つけるワクワク感を、子どもたちのそれと同様体感してもらいました。

子どもと色々な物を発見するときの、共通感覚を持ってもらいと思いました。

さてさてこんな生きものを見つけてきました。

磯に足を入れて海風を受けながら波音をバックに、私はとても楽しかったです。

帰りには近くの長井水産に寄って、朝捕れた新鮮な魚(シーラ)と貝(サザエとハマグリ)を買って帰ってきました。

< 夏の思い出  ②  >

この夏に見つけた虫たち!これはいい収穫がありました。

なんていう虫かは調べてくださいな^^;夏の自由研究。

これらは全てライトトラップという仕掛けに集まって来た昆虫です。

夜、光(水銀灯)に集まってくる虫たちです。

1つだけ爬虫類がいます。なぜかと言うと、エサを求めてね!

 

< 雨雲を呼んでください >

肌にまとわりつくような大気には、たっふりの湿度を含んでいますが、雲が無い。

渋谷や町田市では100ミリ単位の猛烈な豪雨があるというのに、

ここ長津田にはスズメの涙程の雨しかない。

乾ききった大地にはすぐに染み込み、草いきれさえ感じない。

ああ、お池が干上がってしまう・・・・・・。

どなたか雨雲を長津田上空に連れてきてください。

池の水は降雨による雨水と井戸水の時々注入で保っています。

水道水は最終手段で、本来は注ぎたくありません。

でもこのまま雨が降らないと、水生昆虫やトンボの幼虫が、そしてメダカたちがピンチです。

また西日が強くなってきました。

ああ、雨雲よ、この地に降雨をそして涼をもたらしてください。

早く、早く!

< 速報 百選に認定 >

世界文化遺産や自然遺産に認定されることは世界中の注目となり、その地の価値が高まりますが、

なんとなんと、ながつた幼稚園のお山とポカポカ広場も、

『関東・水と緑のネットワーク拠点百選』という登録認定をもらいました。

6月に申し込みがあり、それはそれは多くの資料と写真と、子どもたちの活動内容やこの地の保全の目的を送りましたところ、

いつも幼稚園が遊び場としている水と緑が、

将来に残したい「自然・風景・人」のつながり拠点として登録されました。

(´ω`)ノ━━※ ヤッホーヽ(^^)(^^)ノ

(公財)日本生態系協会のホームーページ(ブックマークあり)からこの取り組みを見てください。

主催は、(一社)関東地域づくり協会です。

とりあえず通知を受けましたのでお知らせします。

ますますこのお山と池の意味がこの地域には意味深くなりました。

環境管理や保全の仕方も重要になりますね^^;

< 夏の思い出 ① >

昨日、夜の観察会に出かけた。

風が無く、雲に隠れて月明かりがない。

そしてたっぷりの湿度は夜活動する昆虫たちを見に行くには絶好の条件だ。

車を降りて20分ほど山の中へ入って行く。

ヘッドライトと手持ちのライトを消すと辺は真っ暗。まさに闇夜。

虫の鳴く声と、時々木々の葉がガサゴソいう。

そんな中、一緒に参加した1年生の男の子は、初めての体験に見るからに緊張の面持ち。

父親の横にがっちりしがみつき、まったく喋らない。

道は笹や枝に遮られ、歩くにはそこそこ根性が必要だ。

なんとか目的のクヌギに到着。

いるいる、カブトムシ。そしてノコギリクワガタにコメツキ虫にオオゲジ!!!そしてヤガの光る赤い目の数々。

吹き出す汗に集まる蚊をやっつけながら、彼らの樹液争奪戦に見入った。

2匹のカブトムシの戦いが始まった。

テレビで流れる通りのにらみ合いから角の突きあい。

すると少し小型の1匹の角が大きな方のお腹に入った。

次の瞬間、大きな1匹は見事にクヌギから投げ出された。

男の子は、「あっつ!」と小さく叫んだ。

落とされた1匹をライトで追い、拾いあげて初めて自分の手でカブトムシを獲った。

その後他の木も見に行き、約1時間ほどで帰って来た男の子の顔がまるで別人のように輝いていた。

最初の暗闇を歩く緊張感から、初めての体験で好奇心を満たされた満足感に変わっていた。

別れる挨拶をしたとき、「楽しかったね!」と言った私に小さく頷きニコリと笑った。

次回は秋の虫を聞きに行くことを約束して家路に就いた。

大きな夏の思い出が一つできた男の子。

子どもは少し怖いと思っている体験を乗り越えた時、大きく成長する。

< ネットマガジンに出ました >

B-plus というネットマガジンの取材を受けました。

お暇な時に見てください。

幼稚園探しをされている方にも参考になれば嬉しいです。

ブックマーク(最下段)から入ってください。

 

< 海の日 >

「梅雨が明けたと思われる・・・・、」と気象庁が発表してその気分になる私達。

以前のようにはっきりと言い切れないのは世界的な異常気象のせいなのか、

曖昧な言い方の方が都合がいいのか・・・・・・、どちらにしても今日は海の日で暑い!

私も海へ行きたいところですが、いつものように自宅で片付け事やら資料整理。

写真整理と見つけた生きものの調査と記録、まあこんなところで暑い1日が過ぎて行きます。

昨日はこの夏一番の暑さの中、ネイチャーゲーム(日本シェアリングネイチャー協会)の幼児期の自然体験活動の研修会に参加してきました。

場所は、2020年の東京五輪の競技場問題で揺れる、日本スポーツ振興センターが管理運営する、国立青少年研修センター(参宮橋)です。

税金はこういう所にも使われています。1964年のオリンピックの選手村でした。

改めて私の進める自然環境下での日々の遊びと活動が、幼児期の子どもたちには何よりも得がたい体験になり、心身の発達にとても大切であること、そして就学へ向けての学習の意欲や社会性を身につけられることを確認してきました。

暑かったですが自分の勉強ができました。

お昼は外でお弁当。東京の真ん中でもミンミンゼミを初認し、ニイニイゼミのシャワーを浴びてきました。

これは建物内から見た新宿方面の空!こりゃ梅雨明けだよね^^;

(左が東京都庁)

先日のホール集合で出した子どもたちへの宿題は、夏にしか聞けないセミの鳴き声を聞き分けられるようになる!です。

さあ、ご家族で蝉の声を聞いたら、必ず何ゼミかを突き止めて、声で鳴き真似をしてください。

毎年聞いて行けば、すぐに聞き分けられ、毎年の暑い夏もまた楽しくなります。

海の日ですが、山のセミも一緒に楽しみましょう。

 

< 暑くなりました >

今日は朝から暑かったので、登園時のこどもたちの顔は既に真っ赤!

でもバスのお友達は涼しげな顔で降りてきます。いいですね・・・。

徒歩コースの子は汗を拭き拭き靴箱で一休み。

私は夏バージョンの髪型にカットしたので、男の子と同じような後ろ姿。

汗を拭く仕草も今朝の男の子と一緒になりました。

二人でニコニコ汗を拭き、彼はクラスへ行きました。

熱中症予防警報まで出た本日は、いきなりの暑さで体も疲れます。

よく食べて、よく睡眠を取って、これから来る真夏日に、いえ猛暑日に備えましょう。

土曜日にはニイニイゼミとヒグラシを確認しました。

夏ですよ。

少々気になることは、11日の一般開放の後、大きな蛾の幼虫の糞が一つもなくなっていました。

小豆大の大きさで、乾くと木の実と間違えそうです。

まさか、この茶色のコーヒー豆のようなコロコロを木の実と思って拾ったお友達はいませんか???

それはオオミズアオという蛾の幼虫の糞です^^;

別に害はありませんが、ずっと取って置かないようにしましょう。

< 野生動物を学んでみては! >

こんなチラシが県の環境保全センターから届いています。

動物好きのお子さんをお持ちでしたら、参加してみてはいかがでしょうか。

動物園とはまた違った体験ができるはずです。

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