< カエルの受難 >

恩田の田んぼにも水が張られ、いよいよカエルたちの季節です。

お山の池にも2種類のカエルの子ども(オタマジャクシ)がいますが、

今、最も厳しい受難の時を迎えています。

お分かりですね!日没を迎えると、お山は修羅場と化すのです。

どちらも必死!小さいものにとっては残酷なようですが、これが自然の生態系。食う・食われるの法則です。

多い時は全部で5匹のヒバカリ(写真のヘビ)が、大人に成たてのカエルたちをパクパク食べています。

今日は多くのカエルたちを少し深い池に避難させました。

やはり見てられずに自然の法則に背き、親心を出してしまいました。

どちらも大切なお山の仲間ですが・・・・。

でもこれでいいんです。この自然の循環を大切にする心を身に付けて下さい。

ガンバレ!仲間たち。生き残れ、カエルたち!

< バードウィークなのよ! >  

実は先週の10日から、愛鳥週間が始まっています。

野鳥に親しむ特別な1週間!いかがでしょうか?

そこここに飛んでいる鳥たちを、気にしたことはありますか?

私の愛する鳥たちをすこしご紹介しましょう。

どれもこれも可愛いね^ー^

可愛らしい顔の中に、毎日を死と隣り合わせで生きる厳しさと逞しさを持っています。

キアシシギなんて、7日間も飲まず食わず、どこへも止まらず、一機にオーストラリアまで飛ぶんですよ!!!

信じられますか!!!日本は大事な休憩地。この国に休める湿地がなくなったら、渡り鳥は地球上から半減するするのです。

今日はこれまで。

次回は大型の鳥たちをご紹介しましょう。

上から:ウグイス もうすぐ鳴き声が聞こえるだろうホトトビス

キアシシギ、シジュウカラ若鳥の水浴び

< N先生、目覚める? >

お山の竹の子広場での竹の子掘りが、子どもたちの間でブームになっているようですが、

なんとその場所からびっくり\(◎o◎)/!するような大きさのカブトムシの幼虫が2匹も出てきました。

竹の子を育んでいるその土壌は、甲虫たちにも絶好の環境だったのです。

それを見たN先生は、「なになに、今さら・・・・ですか!」と思う程この2匹を育てたくなったようで、

せっせと飼育法をネットから学び、真っ暗な現場に黒土を取りに行き、

愛おしそうに世話をしていました。

以前私が一人で15・6匹の幼虫を世話していた時は知らんふり(@ⅹ@)していたのにね。

とりあえずこの春も一人、虫に興味を持つ先生を増やすことができて、

まずまずの出だしです。

昨年の蝶先生も引き続き虫探しをしていますし、

もっともっと分子を増やして、子ども達と虫談義を繰り広げましょう。

カブトムシは飼育している方も多く、どちらかというと家庭内で観察する対象になりがちですが、

実は生態系の中の虫部門でも大変貴重なポジションを占める仲間です。

本来の自然の中で世代を繋げて見られるようにしていかなくてはなりません。

お店で買わず、里山で彼らの生態を観察できる当たり前の自然を作りましょう。

本当にムニムニで蛋白質たっぷりの感じ!

アボリジニーの人たちが甲虫の幼虫を食べるのもわかるね^^;

わからないか・・・・・!

今日は国連記念日でした。オバマさんも無事に離国してよかったね。

しかしあの有名な銀座の寿司店は大変でしたね。

皆様、今週もお疲れ様でした!

< 緑をどうぞ >

今日は朝から横浜まで行ってきました。

学校茶道連絡協議会の方とちょっとお話がありまして・・・・・・。

新型の横浜線車両に乗りましたが、車内が広くて明るく、窓も大きく開放感がありました。

揺れも少なく、明らかに今までの山手線のお下がり車両とは違いました。

いいね!( ・∀・) イイネ!

そして気持ちの良いお天気になり、ランチは外で食べましょうか!

そこで緑をどうぞ、召し上がれ!

幼稚園のお山は若葉が一斉に芽吹き、山全体が膨らんだように感じます。

みどりの日はまだ少し先ですが、一足早く植物の生命力を感じてください。

植物がこの地球を支えているのです。緑を大事にしましょう。

コナラとカエデ。光合成をフル回転させ、濃い酸素をたくさん出しています。

だからお山に行くと脳がスッキリ。

まさに緑を全身に吸収している感じ!うまいぞ、緑!

 

 

< 竹の子効果 >

竹の子堀をしたことはありますか?

なかなか難しい竹の子掘りです。専用の工具もあるほどで、また年季も必要です。

でも子どもたちにかかっては竹の子堀もどろんこ遊びも似たようなもの。

今週は山の「たけのこ園」で砂場のシャベルを持ち出し、竹の子を掘る子が多くいました。

掘っても掘っても取れないね・・・・・。

でも楽しい!

自然は多くの恵みを与えてくれますが、土に触れ、風を感じ、匂いに気づき、どろんこになり、そしてみんなと協力して一つのことに取り掛かる。

普段話したことの無いお友達とも会話ができたり、土の中から甲虫の幼虫を見つけ大騒ぎをしたり、

竹の子掘りは竹の子以上に大きな恵みを与えてくれます。

そしてその場面を生み出す環境が、子どもの成長に欠かせないことを語ってくれます。

このお山の自然がこのような何気ない活動や遊びの中に生きてくれる事が、この山を整えている何よりの目的です。

自然の恵みは人を成長させ生きる糧を提供してくれ、おまけに心を豊かにします。

竹の子はそんな恵の一つ!

幼稚園で若竹煮でも作って、みんなで食したい今日この頃です。

ツバメの卵が4つになりました。産卵は順調のようです。

今日は肌寒い1日になりましたが、明日は一般開放日です。晴れたらお散歩にお出かけください。

今日はこれでおしまい、ペコリ!

< 風をよむ > 

新しい年度が始まりました。

毎年のことながら、慌ただしい1日となりました。疲れたーーーー^^;

新任の顔合わせをして、地元の神社に新年度仕事始めの参拝に出かけました。

新車両も含む7台(長津田プロジェクト合同)のバスの安全も祈祷してもらい、今年度も始まるな・・・、と実感を得ました。

消費税の変更は日本国中で大変な作業になっていますが、

幼稚園の諸費用の金額にも変更があり、こちらでも税額が変わる実感に目を回しています。

新任の先生には何が何やら訳も分からず、嵐のような1日で、緊張もあって昼食も取れないふうでした。

そうでしょう、そうでしょう。

何を学び、何を習得していくか、その時々の風を読み、引くのか出るかの判断を瞬時に巡らせながら、新しい職場に、そして同僚に慣れていってください。

風は毎日変わり、優しい時も厳しい時も、たまには無風もあるでしょう。

社会に出たらアンテナを張り巡らせて、風に上手く乗っていきましょう。難しいぞ!

でも信念や正義は持っていないと流されますよ。

私も初心に帰って、新しい彼らと力を合わせ、新学年を歩んで行きましょう。

私事ですが、日本生態系協会からの依頼で、環境教育研究委員を頼まれました。

文科省の助成金を申請して、ビオトープ環境が教育に与えるあれこれをまとめるそうです。私の環境もなんだかんだと変わっていきそうです。

風を読み、時代を読み、進むべき道を見極め、新しいながつた幼稚園のスタートです。

おまけ;

消費税はきちんと社会福祉に還元されていくのか、皆さんでチェックをしましょうね!

Filed under: ビオトープ管理士,社会情勢 — itsuko 19:01

< 生物季節 >

今日は「さくらの日」。昨日のソメイヨシノの開花宣言に合わせたような日ですが、

一転どんより冷たくそぼ降る雨。

しかし毎年桜の開花は日本国中で話題になり、宣言までされますが、

なぜ生き物の出現は大きく取り上げられないのでしょう?

桜同様、季節の到来を示す指標にはもってこいの生き物がたくさんいますのに!!!

そしてその出現が、様々な季節の変化や気候の順・不順を教えてくれるのに!!!

「ヒキガエルが卵を産みました!例年より3日遅れです。今年の冬の大雪のせいでしょうか?地中の温度が上がらなかったのかもしれません。4°C が越冬から醒める適温んです。」

とか、

「アゲハチョウが飛びました。これは早い記録ですよーーー。まずはモンキチョウが現れ、次にモンシロチョウですが、一揆に温かくなったからでしょうか?」

など、など。

ウグイスの初鳴きやツバメの飛来についても、もっともっと季節の情報や天気予報で取り上げてくれれば、

桜同様生活の一部に生物の生態が取り込まれ、その出現を意識すれば人々がもっと自然に親しみ、生き物に興味を持つと思うのですが・・・・。

生物を見ていると、本当にいろいろな自然現象やしくみが分かり、生活にアクセントが生まれ、宇宙感・人生観が変わるのにな!

花もいいけど、鳥や虫も見てね^0^

 

< 来たーーー、おかえり、ツバメさん! >

桜の開花宣言もなされた本日正午!再会できました、ツバメです。

上空をチュルチュルと囀りながら飛んでいました。

会えて良かった、ツバメさん!嬉しいですよ。

少しづつ仲間が増えて、営巣場所を決めるでしょう。

彼らの飛んでいる姿を見て、本当に春が来たと実感できます。

昨日はイワツバメの群れも見ました。

ひと風ごとにツバメの数も増えるでしょう。そろそろ田んぼには水が入り、代掻きが始まります。

サシバもやってくるでしょう。

嬉しいです、ツバメさん!

(写真は一昨年の6月のもの)

< 産卵を終えて >

1週間にわたるアズマヒキガエルの産卵が落ち着きました。

今年は観察を始めて初のメスの出現が7匹!です。

よって既存池の卵塊がすごい量になりました。

楽しみです。子どもたちがお山で遊べる頃には真っ黒くろすけの水辺編がうじゃうじゃと見られる予定です。

お楽しみに^=^

明日から預かり保育も再開します。春休み中の平日も通常通り行っています。

また窓口での購買品も購入可能です。どうぞご利用ください。

< 1年を終えて >

本日の終了日をもって、平成25年度の教育期間を無事に終えました。

次年度に続く大きな問題もなく、在籍園児や教職員に入院の必要な病気等の疾患もなく、

冷たい雨の3月20日を締めくくることができました。

放課後は教職員で25年度の振り返りを行い、次年度の学園運営方針や指導体制を話しました。

みんな反省点を挙げながらも前向きな意見が多く、次年度も大いに期待が持てます。

各人が評価した学校評価用紙には、次年度への言葉を添えて返却し、個人の実績資料にしてもらいました。

1年はあっという間です。園務のあれこれは本当に大変ですが、毎回子どもたちとの会話や言葉に励まされ、33年の歳月が流れました。

昨日は学園の役員会も開かれましたが、そこでも役員の各委員からながつた幼稚園の存続を強く希望され、

益々ながつた幼稚園は進化をしながら時代の幼児教育に沿った殿堂を目指して行かなければならないことを思いました。

どうぞ今後も応援してください。そして毎日熱心に指導する教職員を盛り立てていただけるようにお願いいたします。

 さてさて、お山の池はかつてない程のカエルたちの賑わいを見せ、大量の卵を確認しました。

整備を続けて来た良い影響が出始めています。

19日の夜は6組のペアとあぶれているオス12匹を確認しました。

4月には小さなオタマジャクシがたくさん見られることでしょう。

しかし生物の世界は毎日が厳しく、本日の雨により日中も池の周りをフラフラ歩いていたヒキガエルの1匹が、カラス4羽の襲撃を受け、命を落としてしまいました。

自然界の掟(食う・食われる)なのですが、カラスを恨めしく見上げました。

春休み中も生き物チェック情報をお伝えします。

では今日はワインを開けて、自分を労おうと思います。

ワインは赤が好きです。

おしまい^=^

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