年長の後期になって初めて会話を交わした男の子がいます。
きっかけは、その子の描く自由画帳を担任が見せてくれたことでした。
なんとノートの中は動物たちでいっぱいです。
それも誰でも知っている大きな動物たち(ゾウ、キリン、ライオン、パンダ等々)ではなく、
世界中で絶滅が危惧されている動物や、大人でも名前さえ知らないような、マイナーな動物たちを描いているのです。
カワネズミ を描いていました。
知っていますか、カワネズミ?
ほとんどの方が、大体川(水中)にネズミがいるのか???ということになるでしょう。
実はいるのですが、その名前を知っている幼稚園児はMくんぐらいしかいないよ!と驚きました。
そして作品展の時、彼は弟さんを連れて最前列で私の話を聞いていました。
お母様とも自由画帳の話をして別れましたが、それ以来、
彼は毎日私の窓口に来て動物の話をするのです。
すっかり仲良くなりました。
普段はとても物静かな男の子で、何事にも真面目に取り組み慌てず、騒がすよく周りを見ている子です。
しかし動物図鑑を見始めると、次々といろいろなお話が口をついて出てきます。
大体種名とは別に、科名まで指摘するのですから、只者ではありません。
科目名とはその生き物を決める決定的な生態で分類した名前ですから、
科名がわかれば大体の想像がつくのです。
私も改めて図鑑を眺めながら、「へーーーーー」と教えられる事がたくさんありました。
きっと将来は動物学者かな?!
これからも仲良くしてね!
以前お知らせしたビオトープコンクールの結果通知が届きました。
全国から応募した150近い保育園、幼稚園から高等学校までの活動が評価されました。
このコンクールは上位5賞に、文部科学大臣賞、環境大臣賞、国土交通大臣賞、ドイツ大使館賞、日本生態系協会 会長賞 があります。
?それぞれ取り組みの内容を各賞によって評価するものです。
?ながつた幼稚園が受けました賞は、次回以降に「上位5賞」の候補となり得る優れた取り組みを行うもの、という位置づけです。
生態系協会賞でした。(参加賞!かも・・・・・)
毎年この賞は50~60校に与えられているようです。
他にも、奨励賞/功労賞 などがあります。
?表彰式が平成26年2月9日に千駄ヶ谷の津田ホールで行われます。
生態系協会賞受賞園は、ポスター発表を行うようですので、私が出向きまして行う予定です。
残念なのか、妥当な賞なのか、発表会で他校、他園の活動内容を見てきたいと思います。
本日の欠席者:25名
(内、嘔吐等の症状:5名)