< 準備はいいですか! >

さてさて、明日は多くの公立小学校が入学式を迎えます。

新1年生はドキドキかな!

卒園した年長さんの顔が思い浮かびますが、みんなどんな気持ちかな・・・・。

そして新年少さんや年中さんはもうすぐ幼稚園!って分かっているかな・・・・・。

保護者の方々はもう一度手紙類を良く確認して、

忘れ物がないようにお願いします。

昨日は、「遊びスモックって何ですか?」

なーーーーんて、「えっ!今頃ですか!」

というお電話がありました。

進級説明会で一生懸命説明しているんですが、

聞いて下さってない!・・・・・・・ですか。

石鹸は固形石鹸を寄付して下さい。

雑巾も幼稚園全体でお掃除に使わせていただくので、名前は必要ありません。

名前を全部の教材に付けて、コップや体操着の入れ物も揃いましたか。

6日は先生方が張り切って、そしてとびきりの笑顔で待っています。

もう一度よくお手紙を見て下さいね。

まだ1日ありますから、どうぞよろしくお願いします。

Filed under: 幼稚園活動 — itsuko 18:33

< 終了式 >

平成23年度の教育日数が終了しました。

年少さんでは3名、年中さんでは1名の皆勤者の表彰も終え、学年を締めくくりました。

お陰さまで無事に教育日数を終える事が出来ました。

数々のご協力、数々の温かいお気持ちに感謝したいと思います。

またご指摘をいただいた事もあり、大変勉強に成りました。刺激にもなりました。

教職員にも話していますが、ただ「すみません」では終えないように、

何が足りなかったのか、どこを優先した方が良かったのか、どんな配慮が必要だったのか良く考えて、次に生かしたいと思います。

子どもたちの更なる成長を祈って、今年度も終えましょう。

多くの事に感謝して次年度を迎えたいと思います。

Filed under: 幼稚園活動 — itsuko 18:22

< 卒園 おめでとう >

先週の17日は小学校の卒業式で6年生の立派になった卒園児たちを見送りました。

そして本日年長さんが、実に晴れやかなお顔をして、これまた立派に卒園式を挙げる事が出来ました。

人生の一区切りを付けたわけです。

大変うれしそうな子どもたちの顔を見て、改めて幼稚園での教育の日々はこの子たちの礎になってくれると感じました。

今年は例年になくお父様方の参列も多く、共に子どもたちの門出を見送っていただき感謝と共に、お礼申し上げます。

どうかこれからの教育課程を大切に、伸びやかに、導いてあげて下さい。

数々のご協力とご理解に感謝しつつ、役員の皆様の温かい心遣いに励まされ、今年度も無事に卒園児を送りだすことが出来ました。

お別れ会では号泣していた子どもたちも、今日はしっかりと前を見て壇上で証書をもらうことが出来、お別れの歌も元気に歌えました。

みんなとはオタマジャクシを見に来てね!と約束しているので、

きっと1年生になったちょっと生意気な顔で、また遊びに来てくれることでしょう。

おめでとう、年長さん。

退職した元T先生からも祝電をもらいました。

ありがとうございました。

今年度もあと2日。

気を抜かず、しっかりと23年度を締めくくりましょう。

Filed under: 幼稚園活動 — itsuko 16:21

< そして おめでとう。 >

昨年は大震災の影響で出来なかったお別れ会。

やはりこの会は年度末の心のやり取りには欠かせない会と感じました。

前半は大いに笑って、みんなで大騒ぎ。

先生方の出し物にも熱が入ります。

いえ、入り過ぎます。

後半はしんみりと年長さんを送りだす会。

それぞれが向かいあってしっかりと顔を見て、年長さんへのお礼とペンダントを渡し、

年長さんは下の学年のお友達に歌を歌ってお返しします。

この時にもう涙する子が出てきますが、

最後は先生たちから心をこめて「そして おめでとう」を歌います。

この曲は幼稚園生活を歌った曲で、メロディーがまさに泣かせる曲なのです。

先生も、役員のお母さんも、そして年長の多くの女の子が涙してしまいます。

でもこの心の汗も大切な1ページ。

ひとつ大きくなる証です。

いよいよ来週は締めくくりの日々。

子どもたちの心に寄り添って送り出し、成長を讃えましょう。

そして おめでとう

作詞・作曲:瀬戸口 清文

♪ おめでとうのあさ おかあさんの

うしろにかくれて ないていた

あのこいまはつよいこ やさしいこ

こんなにおおきく なりました

おえかきおすなばおべんとう

たのしかったね わすれない

ちいさなけんかすぐ なかなおり

げんきゆうきえがお ありがとう

そして おめでとう

♪ いろんなことして あそんだね

おもいでいっぱい できたよね

かなしいときには おもいだしてね

みんなでうたった あのうたを

ブランコゆらゆら ひとりひとりの

やさしいこえが きこえるよ

みんなとであえて よかった

げんきゆうきえがおありがとう

そして おめでとう

Filed under: 幼稚園活動 — itsuko 18:11

< 春の宴 >

卒園茶会へようこそおいで下さいました。

まだまだ気温は低いですが、日差しが柔らかくなった春の日。

年長さんは自分で点てたお手前を、お家の方へ運びます。

こんな経験もなかなか出来ませんよ!

一期一会の出会いを大切に。これからもご両親に感謝して、素敵な小学生になって下さい。

お母様方の艶やかな和服姿も素敵でした。幼稚園の周辺がいっぺんに春の色どりになりました。

一輪ざしはお山で今年初めて花芽を付けた「わびすけ」。

ツバキ科の常緑樹です。お茶会にはもって来いです。

こんな鳥もそろそろ鳴きだしそうです。

本日のお菓子は「鶯」です。

小さな目がかわいいでしょう。

食べちゃうのがもったいないほどのかわいらしさ。

和菓子の醍醐味ですね。

ご指導下さった講師の先生方、1年間ありがとうございました。

放課後にうぐいすの上生菓子を私もいただきたいと思います。

抹茶も自分で点てましょう。

 

Filed under: 幼稚園活動 — itsuko 13:38

< 考える力 >

本日雨の中、年中組の皆様は進級説明会にお越しいただき

ありがとうございました。

無事に新年度のお話が出来、新クラスをお伝えしました。

いよいよ新学年の準備ですね。

さて今日は午後からなわとび発表会を行いました。

目標を決めて練習してきた活動に、一つの評価を示す時です。

評価、というよりみんなの頑張りにエールを送った日です。

ささやかながら鉛筆の賞品と賞状を渡しました。

今日もお母様方にお話ししましたが、

幼稚園では最高学年の年長さんの輝かしい姿を追って、

下の学年のお友達は憧れ、目標ともします。

また来年もなわとびに、そして体力作りに励んで欲しいという意味も持っています。

実はこんなエピソードがありました。

私たちも大変励まされ、導いた道は間違いではない事を教えてくれました。

幼児教育に対しての大きな指針となりました。

ある年長組の男の子。

なわとびに目覚め毎日練習に励みます。

ある時どうしてもクリアできない壁(跳び方)にぶつかりました。

さてどうしたら跳べるようになるか?

彼は毎日考えるうちに、自分でするべき事を紙に書き出したのです。つまり形にしたのです。

①ふざけな

②手をくっつける

③右と左をこうごに

④上にふりあげる

⑤からだをまるめる

この5つを目標に掲げ、張り出したそうです。

自己実現への目覚めです。

これを基に彼は黙々と練習を続けました。

ある朝、お布団から起き上がると彼はいきなり目標用紙に次の言葉を付け加えました。

⑥あきらめない

この2日後、彼は合格印をもらったのです。

このエピソードはお母様から連絡帳をいただき分かりました。

考える力。

幼児期の子どもにもしっかりと根付く事の証です。

自分は何がしたいのか。

どうすればそこへ到達できるのか。

その為に何が必要なのか、そしてあきらめない。

決定的な事に気が付きました。

幼児教育には多くの方法や考え方があります。

しかし大人になるための、人として社会で生きていくための最重要課題は

「考える」事です。

{人間は考える葦である}かのパスカルが表す通り、

人には素晴らしい知能が持たされました。

それを生かすも殺すも考える事です。

川面に生える葦のように大きな波には倒されてしまいますが、

波が去るとまた立ち上がり、その分に相応しくその場所で再生するのです。

人は考える事でこの葦(知能)が働き、よりより方向を目指そうとします。

その最初の段階が幼児期の4歳~6歳です。見事に輝いた瞬間でした。

なんと素晴らしい事でしょう。

全ての活動の基礎になる自分の判断、考えを、現わすことが出来ました。

これがながつた幼稚園が目指す教育目標であり幼児教育です。

日々多くの活動をこなし、つまずき、悩み、でも困難に向かって諦めず、頭を使って、達成する!

こんな気持ちをみんなが持って欲しいのです。

東関東大震災から1年。

多くのメディアがあの日を取り上げ、検証しています。

進まぬ復興、動かない自治体、分らない義援金、止まぬ余震。

まだ多くの困難が渦巻いていて、悲しみなんて癒えるはずがありませんが、

一人一人がしっかりと考えれば、きっといい方法が見つかり、

それを目指して動けるはずです。

最後は「あきらめない」。

長い戦い(復興も放射能も、そして人生も)になりますが諦めず、前に進み、そして合格印(安定した日常とささやかな幸せ)を自らの手で勝ち取りましょう。

 

 

 

Filed under: 幼稚園活動 — itsuko 15:49

< 大雪の閏日 >

♪ 春は名のみの風の寒さや・・・・・・、 ♪

を通り越して大雪となってしまいました。

4年に一度の閏日ですが、なんと雪。

今年は例年になく雪が多いですが、1日だけの積雪10㎝でも、もうダウンです。

豪雪地方の方々はどのように暮らしているのでしょうか?

さぞかし毎日ご苦労されているのでしょう。

本当に街に降る雪は厄介です。

夕方まで降雪の予報を受けて、急きょ一斉引き渡し降園と致しました。

車輛の運行が困難な事と、お迎えにいらっしゃるにも電車等の遅延も考えられ、

3時間の枠を設けました。

それでも皆さん早めにお迎えにいらしてくださり、助かりました。

ご協力に感謝いたします。

しかし本日この様な電話がありました。

「どうしてバス、走らせてくれないんですか。

チェーン付けてるんだから大丈夫でしょう。

バスがあるから、今日登園したんです。」

という内容でした。

ふと思い出しました。

東日本大震災のあの日、丘の上にあった石巻市の幼稚園のバスは、まさかあのような津波に呑まれるとは想像せず、

早く子どもたちを家に届けて安心させたくて、

海沿いにある園児の自宅まで送迎バスを走らせました。

しかし結果は、幼稚園に残っていた子は助かり、バスに乗っていた子は帰らぬ子、となってしまいました。

後に保護者の方々が「過失があった」として学校法人と園長を訴えました。

「津波を予測して、海沿いの民家へ子どもを戻すべきでは無かった」との見解は正しいでしょう。

大津波警報は出ていました。

現に高台に位置していた幼稚園に残っていた子は無事だったのです。

この裁判には賛否両論ありますが、とても他人事とは思えません。

今福島原発の事故調査結果が公表されつつあります。

そこでも当時の政府の(担当者たちの)対応の甘さ、危機管理の欠如さ、認識・知識の無さが評価されました。

子どもを預かり無事に家に帰すことがどのような事なのか、

ご自分のお子さんだけではなく、そこに携わる子又は人たち全員をです。

この保護者の方にはその辺の所を少し分かっていただきたいと思いました。

大震災からまもなく1年。

こんなに大きな災害がしょっちゅうあってはたまりませんが、

日常の危機管理、突発事象への臨機応変な対応と判断は常に頭に入れ、

動けるようにしておかなくてはなりません。

その為の準備と意識とシュミレーションは欠かせません。

お陰さまでながつた幼稚園の教職員はてきぱきと自分の部署をこなし、

私の判断にもすぐに対応してくれます。

いえいえ、私以上にあらゆる想定を予測してくれます。

頼もしいみんなです。

今日も無事に子どもたちを引き渡すことが出来ました。

ありがとうございました。

午後からは雪も小降りになったので良かったです。

明日は天気も回復し気温も上がるようですが、残った雪で滑らないようにしましょう。

 

Filed under: 幼稚園活動,未分類 — itsuko 16:29

< 終息宣言、撤回 >

先週先走って終息宣言を出したインフルエンザ。

ここへ来てまた増えてしまいました。

年中さんで1クラス、学級閉鎖をしす。

近隣の学校は今閉鎖中、というクラスが多く、それを思うと終息宣言はやはり早かったようです。

どうぞ引き続き予防に努め、皆様も気を付けて下さい。

まだまだ用心しないといけませんでした。

Filed under: 幼稚園活動 — itsuko 15:01

< 子どもの力 >

縄とびを思い切り頑張る子もいれば、三輪車を暴走させるほど惚れ込んでいる子もいます。

その子たちはあまりの暴走振りに、取り締まりを強化されているのですが、

指令を出しました。

三輪車が大好きなんだけど、どうしても足でペダルを前に押し出せず、

ついつい地面を蹴って乗っている男の子がいます。

以前から気になっていて、何とかしようと思っていました。

私はどうしてもその子に三輪車を楽しんでもらいたかったので(乗れるようになって卒園させたかったので)、

この子に乗り方を教えてあげるように、ベテランドライバー(暴走族)にお願いしました。

すると何と!、本日の外遊びにその子が三輪車を漕いでいるではありませんか!

満面の笑みで、懸命に足を前え押しやっています。

指令を与えられた男の子が、「こっち、こっち、足を押して。」

と叫んでいました。

必死に付いて行こうとする男の子。

子どもの力は素晴らしい。

先生が付いて乗れるようになるより、

子ども同士が声を掛け合ってやり取りする事が、三輪車に乗れるようになること以上に友達力を強めます。

まだまだ足に集中するのでハンドルさばきが追い付かず、行き先が定まらないのですが、

卒園前のとても大きな成果となりました。

この子は密かにガッツポーズを取っていたのです。

さぞかし嬉しかったのでしょう。

私も大変うれしかったです。作戦大成功!

また教えてくれた子も、その子を気遣うようになった事で、

暴走が少し抑えられるようになりました。

子ども同士の係わりは「お互いさま」の世界ですが、大人にはない、見えない力があるのです。

Filed under: 幼稚園活動 — itsuko 10:42

< 世界のKITTY >

別にキティーのファンではありませんが、ついつい手を振ってしまうかわいい猫。

それが 世界の KITTY! ですかね。

残念ながら欠席したお友達が一人いましたが、卒園前に良い思い出が出来ました。

女の子はもちろん男の子も、朝から相当興奮状態で、きっと今日は疲れたでしょう。ぐっすり眠って下さい。

キティーやゴムゴム人間(ワンピース)の夢でも見るのかな!

この施設は雨の日対応を考えた場所ですので、この時期に上手く行けるかは分かりませんが、

今日の喜び様を見ていると、毎年みんなで卒園前に行ける事が大きな楽しみになるようです。

そうなると、遠足用の他の施設も用意しないといけませんね。

今年の夏はいろいろと下見の計画をしています。

ともあれ、今日はとにかく楽しかったようです。

良かったね、年長さん。お父さんとお母さんに

感謝しましょうね。

そして楽しかった思い出を大切にしましょうね。

美味しかったお弁当!

叩かれる、バツマル。

男の子とは知らなかった、シナモン。

毎回頑張る、中国雑技団!?この方々はもう日本在住なんでしょうね、きっと。

今日もくるくる回っていました。

最後のショットはダニエルとの電飾パレード。

丁度私たちの前がステージになっていて(と言いますか、今日はお客さんが少なくて、他の幼稚園も3園ほどでしたのでゆったりと回れました。そしていつも遠足へ行くと感じますが、ながつた幼稚園のお友達は本当にお行儀がよく,大変いい子です。)、

世界のキティーとそのボーイフレンドをずっと前で見る事が出来ました。

最後は上から、さようなら!

Filed under: 幼稚園活動 — itsuko 18:27