< またお天気が悪い・・・ >

今日はしし座流星群の最大出現日ですが、またお天気が悪いですか?

流れ星をゆっくり眺めたいところですが、咳がなかなか取れない中、野外でじっとしていたらまた風邪を引いてしまうので、

ここは我慢して静かにしていましょう。

作品展もどうやら雨模様^^;

連日準備で遅くなっている先生方も、体調管理をしてくださいね。

まさかどこかの大手広告代理店の様な残業はありませんが、

子どもたち同様手洗い・うがいが大切です。睡眠も重要!

そんな中、色付いてきたお山の紅葉を見ながら、

「ああ~~~きれいですね。空気も美味しいし、癒されます。

今日も1日頑張ります!」

ととても清々しく自分の気持ちを言ってくれた新任のN先生。

毎日大変でしょうけど、気持ちよく仕事に就いているようで安心しました。

お天気が悪くても、心が晴れていれば大丈夫ですね!

 

< 誰かに響けば・・・ >

私の机のグラウンド側に面している窓外には、今にもビリビリニなりそうな生態系ピラミッド図を張り出している。

時々じっとその図を眺め、何かを考えているような子がいる。

幼児期の子どもたちが生きもののつながり図を見て、何を感じ、何を想像しているのだろうか!

声を掛けたりかけなかったり、その子の発する雰囲気を読んで対応しているが、

どの子にどんな影響を与えるのか、未知の世界と向き合う子どもたちにとっては毎日全てが発見である。

どこかで何かの印象を、あるいは衝撃を残したい幼稚園時代である。

< コウノトリという鳥を知っていますか! >

神奈川県厚木市の相模川沿いに、千葉県野田市で放鳥されたコウノトリがいるようです。

近くにお出かけの際は気にしてみてください。

大きいのでもし現場に遭遇すればすぐわかると思います。

日本では野生のコウノトリは環境破壊により一度絶滅しました。

兵庫県と千葉県が野生復活を目指して放鳥しています。

日本全国に散らばっていてトキ同様自然界での繁殖が期待されています。

私は兵庫県のコウノトリの郷に見に行った時、上空を番らしき2羽が飛んでいくのを車で追いかけたことがあります。

それはそれは優雅で力強く飛び、自然界で遭遇できる動物の素晴らしさに感動しました。

情報を提供します。同じ環境下で生命を育む生きものがいることを知っていてください。

 【コウノトリの観察ルール】野田市のモームページより

コウノトリは神経質な鳥なので驚かさないでください

  • コウノトリを観察する時は、150メートル以上離れましょう。
  • コウノトリに餌を与えないでください。
  • 追いかけ回さないでください。
  • 大きな音をたてたり、大声を出したりしないでください。
  • 撮影する場合は、フラッシュを使用しないでください。

コウノトリは、田んぼにいることが多いので、次のようなことも注意が必要です

  • 農作業の邪魔をしないでください。
  • 農耕車両の通行を妨げる場所に駐停車をしないでください。

こんな時は、野田市までお知らせください

  • コウノトリが弱っている、ケガをしている、少し様子がおかしい時。
  • コウノトリに対して心ない行動をとっている人を見かけた時。
幼鳥5(ひかる)の様子

ひかる(オス:H28放鳥)(J0128)
平成28年3月28日生 [足環の色 右:黄黒 左:黒青]

現在神奈川県厚木市付近にいます。
後ろにいる大きな白いサギはダイサギという種類です。
日本で生息するサギ類の中で2番目に大きいですが、それよりも一回り大きいコウノトリはやはり大きいでしょう。
タンチョウよりは小さいです。

< 風邪に注意 >

急に寒くなって冷たい雨です。

どうぞお風邪を召しませぬようにしてください。

咳がひどくて早退したお友達もいます。健康管理が大事です。

昨日は素晴らしいお芋日和で、年長さんはお芋ほりが出来ました。

持ち帰ったお芋は食卓へ上がったのでしょうか?

少し置いた方が甘みが増すそうです。焼き芋用はじっくり寝かせて11月に焼き芋になります。

今日の天気では暖かいシチューなんていいですね。

ああ、食べたいなーーーー。誰か作ってくれないかな・・・・・。

先日の小春日和のような日にアオダイショウの幼蛇を見つけ保護しました。

一応幼稚園で越冬させようかと試みてみます。蛇も冬支度のはずです。

冬の足音が近づいてきました。

週末は暖かくしてお過ごしください。

 

 

 

 

 

 

 

 

これはニンジンです。少しおすそ分けをもらいました。

 

 

 

 

 

 

 

こちらが

< コウモリは大丈夫だろうか・・・・ >

昨夜雨天にもかかわらず近隣に生息するコウモリが幼稚園の玄関から室内に入ったようで、

今朝捕獲された。しかし、その対応が悪くて、

コウモリにもかかわらず、ヒヨドリがわんさといるお山に飛び立つことになってしまった。

私は朝からご立腹!である。

まずなぜれっきとした哺乳動物であるコウモリを箒と塵取りで救い上げるのか!

そして夜行性であることぐらい知っているだろうに、平気で開けた明るい場所へ連れてくるのか!

何の配慮もなく、ゴミ扱いされ、幼稚園の先生にあるまじき行為である。

玄関にいた状態でそっとタオルや布でくるみ、段ボール箱のような囲まれた狭い中へ入れ暗くする。

こうすることでまずは落ち着かせ、動物の安静を保つことが必要だ!

いきなりグラウンドへ連れて来られたコウモリは自分の身の危険性から脱出を試み、

眩しい朝にもかかわらず、お山へ飛び去った。

案の定すぐさまヒヨドリに追われることになり、

目の効かないコウモリは必至で超音波を出し、跳ね返る音で障害物を察知しながら樹林の中へ逃げ込んだ。

なんということだ・・・・・。

彼らはこの昼間の天敵から身を守るために夜という世界を生活の時間帯に選んだのだ。

同じ環境で生きるための棲み分けの仕組みである。

野生動物を何らかの理由で捕獲した時は、その動物の生態を考え保護・捕獲しよう。

今日はコウモリが鳥だとか、毒があるとか言い出す先生もいた。

だから自然科学に対する教科や観察体験の不足を危惧するのである。

小学生から学校教育のやり直しだ。

私は朝からお怒りである。

あのコウモリは無事だろうか・・・・・。

 

 

< 先生、とんぼはどこへ行っちゃったの・・・・? >

世界各地でも北極圏から流れ出る乾いた冷たい風が流れ込んでいるようです。

日本でも霜降の次期となりました。

そんな冷え込んだ今朝聞かれました。

「先生、トンボはどこへいちゃったの???」

そうですね、あまり見られなくなりました。

赤とんぼの仲間はいるんですが、お山でも今年は数が少ないようです。

先日このページでもご紹介したイトトンボは成虫で越冬する種がいますから、

よくよく探せばみんな居ないことはないんですが、

きっと夏に見た青い体のたくさんいたトンボ(オオシオカラトンボ)などを思い浮かべたのかもしれません。

成虫はどこかでひっそり土に還ったり、鳥のエサになったかもしれません。

幼虫や卵はきっと水の中で次の出番を待っていたり、命の出現に備えています。

「どうなったのか」と思う心が嬉しいです。

想像する気持ちや考える素材に、トンボがなったことが嬉しいです。

不思議を学んでください。そして自分で答えを探してください。

そんな大人になって欲しいです。

 

 

< 頭に糖分を >

緑支部の研修会の講師をやっています。

「自然との付き合い方」や、「それぞれの幼稚園にビオトープを作ってみよう」というのがテーマです。

今日はあさひが丘幼稚園さんに行ってきました。

戻って残業です。まさか某大手広告代理店^^;のようなことはありませんが、

6時も過ぎるとエネルギー不足となり頭が働きません。

そこで糖質補給です。糖質ダイエットもいいですが、仕事には糖分が欠かせません。

今日はドーナツを食べました。

あと少し残務処理です。!

ただいま年長と年少にマイコプラズマ肺炎が出ています。

飛沫感染ですからマスクが有効でしょう。

もちろん2名は自宅療養中ですがこれから多くなる感染症にご注意ください。

明日は一般開放があります。お山も自由に入れます。

最近お山にはアオゲラというキツツキが来ています。

ススキもきれいです。どうぞお出かけください。ではよい週末を!

 

< カツラの甘い香り >

年中さんの遠足が無事に終わりました。

またまた暑くなったので年中さんは疲れたのではないでしょうか?

金沢自然動物園は人が少なくて動きやすく、のびのび過ごせたようです。

少々動物の種類や数はさみしいところがあり、集客が見込めていないのが横浜市でも問題になっているようです。

見方を変えればいい動物園になるはずなのに・・・・・。

そんな遠足へ行く時にバスの配車に使わせてもらっている山水閣駐車場。

この前を走る道路の街路樹に香りがあることをお気づきですか!!

葉が丸みを帯びたハート型。

国道246号線の交差点までカツラの木が続きます。

今はスズメの塒になっていることもあります。

このカツラは落葉樹で、葉を落とす時に甘い香りを放つのです。

横を通るとわかるはずです、きっとね^^;

この葉を集めてポプリも作れるとか?お香の材料にはなっています。

街には四季を感じるあれやこれやがあることを、もっと普通に皆さんが知っていること。

実はこの事が周囲の自然環境を大切に思う下地になりますが、

日本では小・中学校でこのような自然科学・学習体験の授業が極端に少ないことを嘆きます。

木々の種類や昆虫、身近な鳥類を、イギリスの小学生は普通に20種類は知っているそうです。

先日イギリスに留学をして、現在日本で絵本作家をしてる方と話しましたが、

根本的な自然の捉え方が全く違うと言っていました。

幼稚園の送迎で山水閣の前の道(長津田・霧が丘線)を通ったら、クンクンと鼻を動かしてみましょう。

自然物の放つ秋の香りがするはずです。

< 渡り鳥飛来・・・ >

秋の日は釣瓶落としとはよく言ったものです。

あっという間に夕暮れになる秋。

日差しがどんどん西へ傾き、ストンと暗くなります。

この日差しの長さの違い、日照時間の変化が渡り鳥たちには重要な情報です。

神奈川県にもマガンがやってきました。

ご存知でしょうか?マガンです。その昔、東京湾には見渡す限りのガンの群れが冬の風物詩でした。

昭和20、30年ぐらいまでね。

高度成長期と同時に東京湾もどんどん埋め立てられマガンたちは南下しなくなり、現在は福島県の伊豆沼が10万羽を超える越冬地です。

そのマガンが相模原の田んぼにやって来たようです。

昨年は白鳥も飛来しています。

彼らにとっては20キロや30キロはひとっとび!

長津田の方までやって来てくれないかな・・・・・。

飛来できる場所が無ければダメですが!だから冬水田んぼを用意すればいいのです。

いぶき野の田んぼも、田奈の田んぼも!冬場でも田に水を張るのです。

農家さんの協力を得るのは難しいことですが。

どちらにしても鳥たちも冬支度を始めています。

私たちもこれから来るだろう寒い冬?を上手に暮らしましょう。

明日から平成29年度の入園願書の配布です。

午前9時から正面玄関でお渡しします。子どもたちの豊かな育ちを援助します。

伸びやかに、軽やかに、そして逞しい幼児期を送ってください。

お待ちしております。

伊豆沼のマガンとコハクチョウ

< お山では・・・ >

秋も深まってきてお山では、見られる虫の数も少なくなってきましたが、

よくよく探せばまだまだ頑張っているいろいろがいます。

今日はそんな仲間のご紹介。

これから産卵する、オオアオイトトンボ。

細くてもきれいんでしょう。メタリックボディーの私です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お次はお山を散策するニホンアカガエル。池で育ったオタマジャクシが山へ上がってきました。これから越冬です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は日向で日光浴かしら?久しぶりにダイミョウセセリ。

食草のヤマノイモに止まり一休み?これから卵を産んで幼虫越冬します。

影もかわいいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後はサンショ。たわわに実ったサンショの実。これを挽いて調味料のサンショになるでしょうか?辛そうです^^;

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これから鳥たちが集まります。冬は木々の葉が落ちて野鳥が見やすくなります。

是非生きもの観察会にお越しください。