< 地球を救うのはやはり人類だ >

地球温暖化を防止するための世界の取り決めが、73の賛同国の批准を受けて発行されることになった。

COP21気候変動枠組み条約である。

これによって一応取り決めた数字や目標に向かって批准国は二酸化炭素の削減に努力することになる。

日本は国内手続きが進まず遅れをとっている。

良いのか悪いのかわからないが、この協定に参加している加盟国なので決められた内容を守る義務を課せられる。

どちらにしても地球環境を悪化させたのは人類だし、けれども地球を再生させられるのもまた人類だけだ。

世界中で気候変動が起き、自然災害で地球資源がどんどん失われている。

大きな懐深い地球は、どんなに人類が暴れても好き放題しても、優しく緩やかにそれを上手に循環させてきた。

しかし今は、ずぶ濡れの犬が体についた雨水を振り払うかのように、

地球はもう我慢の許容に限界を感じ、体を大きく揺すっているのである。

こんな地球をなだめられるのはやはり人類の知恵と努力しかない。

今日は大気が変わったことを感じる。

空の雲が秋になった。子どもたちも肌に届く空気の違いを感じているだろうか。

地球の出すサインを感じなければ手が打てない。

病気をキャッチすると同じように、日々の変動を、大気や季節の巡りを、子どもたちには感じてもらいたい。

そしてこの地球の鼓動に従って命を繋いでいる多くの生きものがいることを知って欲しい。

今日で平成28年度前期が終了する。この半年間の所見を持ち帰るが、

その成長の様子が伝わるでしょうか。

間を置かず来週からは後期が始まるが、多くの事を感じ、受け止め、次の手段が打てる子に育って欲しい。

その中に地球のリズムも入っていることがこれからの時代は肝心である。

< 秋の香り感じてる? >

大気がまだ暑いのでピンときませんが、

町中や街路ではほんのりとキンモクセイが香っています。

お気づきでしょうか!

この香りはよく芳香剤に使われるので、トイレの匂い・・・・・という子どももいます。

いえいえ、本物の木本の秋の香りをしっかり感じてください。

臭覚は一生記憶に残る感覚器官。通りかかった道すがら、どこからかこの香りが漂って来たら立ち止まり、

クンクンと匂いを胸いっぱい吸い込んでみましょう。

お花はミカン色の小さな花びら4枚花。きっと大気ももうすぐ秋色に変わるでしょう。

運動会はいいお天気?!にしてくれます。きっと・・・・・。

 

秋を感じ、この記憶は

< エノコログサです >

種名(和名)はエノコログサ(イネ科)

別名ネコジャラシ と言えばどなたもご存知でしょう。

今日は道端に生えていて、誰も気にしない、でも子どもはどういう訳か1本は抜きたがる草のお話をしました。

幼稚園のポカポカ広場へ上がる階段脇にもたくさんあります。

モワモワの花穂をツンと立てて密集する姿はなんとも里山の風景におなじみです。

別名だけが有名ですが、その名の通りこの穂で猫をじゃらしたから!

この穂では実はお酒も作れるとか!?確かにビールの原料ホップに似ています。

道端の雑草も実はこれから冬場の野鳥たちの大切な食料。

種を落として、または運ばれて小鳥たちの糧となります。

だから雑草も大事。無駄な物は自然界には無いのです。それぞれが生態系の一部として支え合っているから。

そして必要のないものは元々存在しません。放射線のように。

歩き慣れている普段の道にも、少し視点を変えれば身近な自然を感じるいろいろが転がっています。

(写真はありません。撮っていませんでした^^;)

 

 

 

< 動物愛護週刊でーーーす >

実は昨日9月20日から26日まで、動物愛護週刊です。

今年もツキノワグマやヒグマの被害が多く報道されていましたが、

問題は人と野生動物の棲み分けが上手く行かなくなったこと。

そして多くの愛玩動物たちは人のわがままで飼育・繁殖されていること。

殺処分される犬や猫の実態は、毎年のように話題になりますがその数はなかなか減りません。

生きものと上手に付き合う方法を、幼いうちから学びたいものです。

命と向き合うにはその生きる仕組みを知り、人に合わせない事。

命の終わりを知り、痛みを感じること。その積み重ねが大切です。

身近な生きものに触れ、すぐそばで生きていることを感じましょう。

共に生きられるように譲り合いましょう。

まずはそこから動物を見てください。

家庭に何か動物はいますか?その子たちは幸せですか?

その動物らしく棲していますか?(昆虫含む)

人は他者を重んじられる唯一の動物です。ここを失くしてはいけません。

アブラコウモリ/キタキツネ/私の宝物だった愛犬/ツキノワグマ

 

 

みんな友達、みんな好き。

< 実は満月は明日 >

中秋の名月はうっすらとぼんやり見えましたが、

実は満月は明日の土曜日。天候は期待できませんが月餅でも食べながら眺めてみましょう。

明日は生きもの観察会ですが、私は所用につきおりません。

代わりに優秀だろう?こども環境管理士3名を含む4名がお迎えしますからどうぞお越しください。

自然環境についての質問をバンバン浴びせてください。または意見を求めてください。

きちんと説明またはお答えできなければ資格はく奪です^^;

小雨決行です。長袖長ズボンがいいです。蚊が多いので。

午前8時30分から10時までです。生きもの環境を人が一斉に圧迫することは生きものたちにストレスを掛けることになるので時間を区切っています。

生きもの観察会のない普通の一般開放時は時間内すべて開放しています。

自然への係わり方が緩やかで、大勢が訪れる場面がないからです。

その代わり私たちのガイドはありません。

それでは良い週末をお過ごしください。

< お月さまやーーーい >

今日は十五夜。中秋の名月ですが、日本列島には秋雨前線がどっかりと居座り、もうここ何日もお日様を見ていません。

そして今夜も曇りか・・・・・。

きれいに輝く月を愛でたかったところですが、10月に期待しましょうか!

お陰で運動会リハーサルも延期、外での全体練習も思うようにいかず、少々イライラはありますが、

来週はお天気を呼ぶことにしましょう。

陽気が悪くてか,急な発熱の子もいます。

体調管理には十分気をつけて、過ごしましょう。

お山の草刈りも終わり探検できるようになりました。

小さなショウリョウバッタやヤマトシジミ、ナミアゲハにクロアゲハの幼虫。

ハラビロカマキリやコノシメトンボなど、秋を彩る虫たちがそっと潜んでいます。

草を刈るとこれらの虫を探しに鳥たちもやってきます。

秋のお山はこれからが楽しみです。

 

< 渡り鳥 動く >

またまた台風がモーレツな勢力で西へ向かっています。

台湾がとても危ない状態です。心配です。人も鳥も。

動き出した渡り鳥が巻き込まれるからです。

日本で「夏鳥」と呼ばれている鳥たちの多くが東南アジア地域から渡ってきます。オーストラリアから北上してくる種類もいます。

秋が近づき、日照時間が短くなってくると、彼らのDNAは南へ(西へ)戻るスイッチが入るのです。

日本ではだんだんと少なくなる食料(昆虫や爬虫類、両生類)を求めて、温かい地域へ移動します。

この時そのルートを台風はよく通過するのです。

代表的な鳥がサシバとハチクマというタカの仲間です。

日本で繁殖したタカたちは1羽ずつ西を目指します。

上昇気流を捉まえて、体力を使わず気流に流されて下って行きます。

この気流を捉まえようと一か所に集まってくるのがタカ柱!

それはそれは迫力があるタカの大集結が見ることがあります。

そんな彼らの生命の神秘を見ていると、一緒に飛びたくなるのです・・・・・。

今年も日本で生まれた若鳥たちを伴って、無事に越冬地までたどり着いて欲しいのです。

台風15号の動きを、備え付いた動物センサーで感知して迂回しながら渡ってください。

ガンバレ夏鳥たち!

サシバの若鳥と上空高く流れていく3羽。

< 宇宙の日 >

今日はあるカレンダーによると、宇宙の日だそうです。

宇宙か・・・・・、今日本の宇宙飛行士が国際ステーションに乗っていますが、

一度は宇宙から地球を見てみたいですね。

月にも行ってみたいですが、今日はお山のススキを取ってきて花瓶に飾りました。

子どもたちは「これ何?」と聞いてきましたが、やはりきちんと見て名前を知ってもらわないとね。

秋の七草ですし、お団子と一緒に宇宙を眺めて、未知の世界を感じてみましょう。

年少さんで少し欠席が増えてきました。

陽気が悪く、日々の暑さ疲れもあるかもしれません。発熱する子が多いようです。

どうぞ良く睡眠をとって、食事をきちんとして規則正しい生活リズムを保ってください。

< 何思う 白露の空に アブラゼミ >

また台風が近づいています。明日の天気予報をよくご覧ください。

進路によっては通常教育に変更が生じるかもしれません。

そんな中、今朝の一コマです。初秋の空にアブラゼミは何を思っているのでしょうか?

短い寿命を全うできたでしょうか???

数分後思い立ったように飛び立ちました。

この夏もありがとう。

< クーちゃんとチャチャ >

どちらも雑種と思いますが、まあなんとおとなしい2頭なんでしょう。

今日は心配した低気圧の影響もなく、延期になった動物村が無事に開催されました。

日陰や雲は多少秋を感じさせますが、日差しは相変わらずまだまだ暑く厳しいものでした。

そんな中、多くの動物たちは子どもたちと触れ合い、その愛らしさを存分に味合わせてくれました。

生きものとの触れ合いは大人も子供も楽しいものです。

得体のしれぬ動物に恐怖を感じるのも普通の心理。

でもまずは自分の目で見て、触ってみなくちゃわからない!

毎年私が必ず挨拶に行くのが犬たちです。

今年はクーちゃんとチャチャの雌犬2頭。どちらも暑さにお疲れのご様子でしたが、

私の執拗な首こちょこちょにも何も言わず、おまけに鼻と鼻の親愛の情交換にも素直に応じてくれ、

なんといい子の2頭でした。また来てね、とお礼を言って、彼女らは動物村のトラックに乗って行きました。

私は大の犬好きです。13年共に暮らした愛犬を亡くしてからは違う犬を迎えられずに寂しくしています。

長年介護をして私の腕の中で息を引き取った愛娘でした。

そんな面影を思い出しながら、犬の人懐っこさを懐かしんでいました。

子どもたちにも「犬は友達なんだ」と伝わったでしょうか。

どの子もやさしく撫でていました。

クーちゃんとチャチャ、今年もありがとう!

これは4年前のチャチャ。うん、ちょっと若かったね^^;