< お山直登ルート >

お山に行くにはつみきの階段を上がり、5曲がりほどの遊歩道を進めば登頂できるが、

最近「秘密ルート」と称して迂回せず直登する鎖場ならぬ、ロープ場が登場した。

果敢に攻める子どもたちだが、登りはいいが下りで挫折者多数。

顔が引きつり泣き出す子も続出。

おまけに制服は泥んこで、手は涙と土と、ロープを握る力で赤くなり、

散々な直登の秘密ルートとなっている。

(写真はTwitterをご覧ください)

遊び時間の混雑ぶりを申し立ててくる子も居るくらい、人気のルートとなっている。

・人が多くて思うように登れない

・人数制限をしてはどうか

・お集りの音楽も聞こえない(すみません、現在スピーカー故障中です)

・入口にドアを付けてみる

などなどの苦情、要望も出てきた。

それでも行ってみたくなるドキドキポイント!

先生に助けられ降りて来た年少さんの男の子の一言が、

「気持ちいですねーーーー」

殆ど滑り台状態で降りて来て、その顔は恐怖で引きつりまくっていましたが、

この一言。強い刺激はクセになりますよ・・・・。

どうぞ事故の無いように登山してください。

子どもの皆さん、入山届が必要ですよーーーーーー!

 

< 生きもの観察会 久しぶりです >

緊急事態宣言の影響やら、雨天のためやらで今年5月以降開催していませんでした一般開放と生きもの観察会。

明日はお天気も良さそうですし、開催できるかなーーー。

久し振りの観察会なので多少の混雑も予想されますので、マスク着用とソーシャルディスタンスンの確保はお願いします。

まだまだ対策は必須ですので、生きもの抹茶館入室時は念のため検温をさせていただきます。

さてさて、急に寒くなって生きものは果たして顔を出してくれるでしょうか❓

カマキリの卵を見つけましょうか!

お待ちしております。

< 月を愛でる >

9月21日、本日は中秋の名月ですね。

普段から夜空を眺めている方は月の満ち欠けをよくご存じと思いますが、

あまり夜空を見上げない方は、せめて名月くらいは愛でて見ませんか!

地球の衛星である「月」は本当に近くに輝く、そしてロマンを掻き立てる天体の一つだと思います。

以下の文は「月」の説明文です。静岡県函南町の月光天文台が作成しているカレンダーに載っています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーここから

地球の衛星である、月はもっとも身近な天体です。

太陽との位置によって満ち欠けを繰り返しています。

新月を朔、満月を望といい、新月から次の新月までは約29.5日かかります。

これを月の朔望周期といいます。

月の白っぽいところは「高知」と呼ばれ主に斜長石で、黒っぽいところは「海」と呼ばれ、

主に玄武岩で出来ています。この白黒の濃淡を人は月の模様として見立ててきました。

日本では「餅をつくウサギ」が一般的ですが、世界各地では、

カエル(中国) ライオン(アラビア半島) カニ(南ヨーロッパ) 女性の横顔(東ヨーロッパ、北アメリカ)

ロバ(南アメリカ)などがあります。その地域に伝わる神話や伝承と深く結びついているのです。

想像力を膨らませながら中秋の名月を鑑賞してみましょう。

雲が出なければいいのですが。今日はお山のススキを取って来て、職員室前に飾りました。

お団子はありません^^;

< カワセミがやって来た、8月25日 >

ながつた幼稚園に池のビオトープ環境を整備して以来、初めて!!!

あのカワセミがやって来ました。

コロナ感染対策に集中していましたので、少し時間が経ってしまいましたが、

快挙です。あんな小さな池に飛んできてくれました。

カワセミもあんまり暑くて、涼みに来たのでしょうか?

今はとっても涼しくなりましたが・・・。

抹茶館の屋根に止まっていたのか、池に張り出しているカラスザンショウの横枝に止まっていたのか、

私が池を見回っていると目の前を、あのコバルトブルーの背中を翻して飛び去りました。

「キャー、カワセミだーーーー」

お山の頂上めがけて飛んで行きましたが、また来てくれるでしょうか・・・・。

しかし、カワセミが好きそうな食べ物である生きものが池にはいないのですが・・・・。

池にはメダカとモツゴ(クチボソ)とヤゴしかいないので、

あっ、ニホンアカガエルの子どももいました。

何とも小さ過ぎてごはんにはならないと思いますが、姿を見せてくれるだけで嬉しい事です。

皆さんにもお池に来るカワセミを見て欲しいですが、いつになる事やら^^;

カワセミ(カワセミ科)

低地から山地の池・湖沼・川・などで留鳥。北海道では冬期に去る夏鳥。

水の上の横枝や水中の杭や石などに止まって水中の魚をねらい急降下する。

低空を直線的に速く飛ぶ。

< あなたのスペシャルは・・・? >

日常には無い特別な体験。

いつ、だれと、どんな状況でそれがやって来るか、それぞれの感性とタイミングがどこで結びつくかなのでわからない。

しかし誰の心に響くかわからないから、体験してみることが全てとなる。

夜の山探検。真っ暗な闇を知り、夜に生きる生きものを見てみる。

これだって立派なスペシャルだし、怖かったけど行ってみた証をもらう。

年長組の夏の活動はそんな体験の一つだが、

何が琴線に触れるかはわからない成長期だけに、日々の子どもたちを取り巻く環境には全力でぶつからなくてはなりません。

今日はコウモリの話、夜の虫の話、星の話に月の話と、子どもたちの関心はあちこちに広がりました。

子どもたちとのやり取りは実に新鮮で興味深く、きっと濃い時間になったと思います。

まだまだコロナ禍での夏休みですが、日常の中にも少し注意して視れば面白いことはまだまだあります。

好奇心のアンテナをいっぱいに広げて、心に残るスペシャルを探してみてください。

コウモリとはどんな生きものか、子どもたちに聞いてみてくださいね。

欠席者も無く、年長組全員で楽しめた今年の「夜のお楽しみ会」でした。

< 七夕なのに・・・ >

ずっと雨が続く今年の梅雨。

まあ梅雨の雨は日本にとって欠かせない恵みをもたらしますが、

昨今の異常気象では、恵みを通り越して大規模な災害となっている分けです。

幼稚園もお山を背負っていますので他人事ではありませんが、

地形の形成状態は言われているような「盛り土」のような造成地では無いので、緊急性はありません。

しかし先週からずっと降雨時間が長く続き、そろそろお日様が恋しいです。

今日は七夕。

出来れば夏至を過ぎた夏の夜空に二つの星を見つけたいものですが、

どうにも厚い雲がそれを阻みます。

今日の年長さんの誕生会では、七夕の事が題材になり、クイズや寸劇で夏の大三角形を説明していました。

おもしろそうでしたね!

この時期はちょっとでも日が差すといきなり昆虫たちが動き出します。

少しの時間でも相手探しをしないといけません。

今日はお山のカラスザンショウに、カラスアゲハが来ていました。

うっすらと射す日の光に、アオムラサキ色の翅がきれいでした。

梅雨明けが待ち遠しいです。

< ツバメの情報を共有しましょう >

 

大変悲しい出来事でしたが、今年の幼稚園のツバメは、5話のヒナを残して放棄してしまいました。

原因は不明ですが、片親になってしまったことが大きく影響していると思われます。

全国での多くのデータを分析して調査している団体があります。

実は私はこの団体の理事をやっていますので、どうぞご覧になってみてください。

毎年幼稚園の玄関軒でかわいいヒナの顔を見せてくれるツバメですが、

確かに年々数の減少には気が付いていました。

今年の巣も結局ダメになってしまいましたので、繁殖報告は「0」という結果になります。

今はお池の周りに産卵した、ニホントカゲの卵【3箇所に合計10個】の誕生を見守りたいと思います。

ツバメの関する情報は、下記をご覧ください。

https://www.wbsj.org/activity/press-releases/press-2021-06-17/

 

< 見ーつけた >

コロナ感染が長引き、オリンピック・パラリンピックが来月日本で開催される、

偶然とはいえ前代未聞の状態に置かれている日本です。不安定な日々を送らざるお得ない状態の日常ですが、

こんな時は、そんな事とは全く関係なく、自らの生態を脈々と続け、命を繋いでいる小さな生きものたちに癒されましょう。

最近お山周辺で撮影した可愛い方々です。

今日は満月です。雨雲の合間から真ん丸の月を見られるかもしれません。

心穏やかに週末を送りましょう。

さあ、どれだけ分かりましたか?

最後は池に咲くジュンサイの花です。

そうです、あのジュンサイです。お吸い物などで召し上がったことはありますか?

ほんのり甘味のある食べ物は、葉が開く前の若葉です。

ゼリー状の膜におおわれて、ツルツル・クニャクニャなジュンサイ。

高級料亭で懐石料理を召し上がると、きっとこの季節はコースに入っているでしょう。

一度お試しを!

 

< 良かったね、チャチャ! > 

今日は3年振りに予定通りに実施できた動物村でした。

昨年はコロナ禍で冬に見送り、一昨年もその前も雨天につき延期、という具合でした。

久し振りに天候を心配しないで迎えられらた動物たちは、みんな元気でわさわさしていました。

子どもたちにあちこち追い回されるウサギやハムスター、チャボやホロホロチョウを横目に、

ゆったりとゴロンとどんな子にも動じない犬のチャチャ。

雑種ですがとても可愛いお顔に、とことんおっとりした無抵抗なメスのチャチャ。

バンビの隣に陣取り、それはそれは子どもたちに「いい子、いい子」されて、

パンの耳を分けてもらって、今日は賑やかな歓迎を受けたけど、みんなに幸福を与えてくれました。

チャチャと動物たちに感謝です。

触ると温かい動物たち。機械じゃない生きている動物たち。

今日の動物はすべて飼育動物ですが、人間は多くの動物たちと暮らしていることを少しでも感じてもらいたいと思います。

毎年父母の会費から予算立てして下さることも大変有難いです。

この機会を大切にしたいですね。

SDGs宣言をした幼稚園としては、今後野生動物たちの存在も身近に感じられるような機会を作りたいと思います。

野生動物を救護している県下の団体や、絶滅危惧種である日本の固有種を救護し、野生復帰させている機関とも連携を取りたいと思います。

 

 

< もう梅雨入りなの・・・・ >

5月と聞けば、風が清々しく、空気が爽やかで緑が濃くなり、昆虫たちが美しく飛び回る頃ですが、

もう梅雨入りですか・・・・・。

困りますね!もちろん梅雨は日本列島にとっては大切な天候(気候)ですが、

今じゃないのです。ちゃんとその時期に梅雨入りしてもらわないと、昆虫の生態や植物(稲)の成育や、果実の実のりにも影響してくるのです。

要は決まった時期に、決まった天候でないと、動植物のシステムが狂ってしまいます。

これも地球温暖化の影響でしょう。温室効果ガスの負の連鎖となっているのでしょう。

困りました。今日も蒸し蒸しとして、爽やかな5月の気候は感じられません。

早い時期の梅雨入りが大雨をもたらさなければいいのですが・・・・。

 

アオダイショウのしょうちゃん3号が脱皮しました。

70センチの抜け殻は、代々のしょうちゃんの中で一番大きいです。

この夏に大人のヘビに変身するでしょうか?

また脱走しないでね!

 

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