< 啓蟄に花粉でーす >

また今日は冷えましたね。三寒四温ですね。

そして啓蟄!虫たちが出てきます。実際お山を歩いていると、小さなトビケラの仲間たちがチマチマ飛んでいます。

大体フユシャク類は成虫で越冬しているので、まったく虫たちがいなくなるわけではありませんが・・・・!

沈丁花の香りも鼻につきます。いよいよ春がすぐそこにいます。

でもこの時期、日本全国大花粉飛散月間なので、花粉症の方々は本当に苦労されていると思います。

最近では子どもたちも例外ではなく、アレルギー用のメガネを着用している子が何人もいます。

外遊びを我慢する子が職員室にやってきました。

「花粉でーす・・・・・」

何らかの理由で外へ行けない子はその理由を自分で説明してやってきますが、

今日の男の子はズバリそのまま一言告げて、静々と入ってきました。

「花粉でーす・・・・・」

職員室の先生方も多くが花粉症。この子の気持ちはよく分かる。

O先生は敗北宣言を出しました。

今年もやられたそうです。

本当に大変そうです。皆様はいかがですか!

お陰さまで私は全く症状がなく、毎年今年はやられるか!!!とヒヤヒヤしていますが、今のところ無症状です。

お陰で毎朝のお山見回りも、ルンルンと張り切っています^^;

もう少しの辛抱ですね。

虫はどんどん出てきますが、花粉にはガンガン引っ込んでもらいましょうね。

どうぞお大事にしてください^0^

今週もあっという間でした。来週は年中さんの進級説明会があります。

そしてお山の住人代表、ヒキガエルが出てくるでしょう。

また鳴き声を楽しんで、新たな命を期待しましょう。

水痘とインフルエンザが出ています。

卒園・修了式を前にいらぬ感染をもらわないように、人ごみは避け、体力を付けて管理いたしましょう。

わたくしは久しぶりに週末は家にいられそうです。

掃除洗濯と片付で2日間を終わるでしょう。

どうぞよい週末をお過ごし下さい。

< 隣人へ捧ぐ >

幼稚園のお山に沿って2軒のおうちがあり、1軒は池が見渡せるすぐお隣にあたる。

そのおうちには子育てを終えたご夫婦が静かに暮らしていた。

ご主人は目を悪くして、杖を頼りによくお散歩をしていたのを覚えている。

いつの間にかお姿を拝見しなくなったと思ったら、介護施設に入居されていたそうだ。

そしてご婦人とはよく朝の見回りの際に言葉を交わした。

子どもたちは元気でいいわね、今日は暖かいわね、ウグイスはいつ鳴くかしら、池には何かいますか・・・・・・、などなど顔を合わせる度にいろいろな話をした。

久しく姿を見なくなってからのある日、

入院して胃を切除した事を話してくれた。

ご主人も調子が悪いこと、お子さんが二人いらしてそれぞれ独立し、お孫さんがいること。

子どもたちは心配して同居を望むが、自分はここが好きで、この山の空気の良さと、静けさと、この平屋が好きなことなどなど、

なんの縁(ゆかり)もない他人の私に、ご自身のあれこれを話してくれた。

私が幼稚園の先生だとは分かっていらしたが、あまりその立場を詮索せず昔の幼稚園のことや前園長(私の父)の話もしてくれた。

5月には毎年竹の子をお裾分けし、香りがいいお庭のフリージアを切らせてくれた。

好きなだけ持って行け!という。鉢植えの観葉植物も、誰もあげる人がいないから、と言っては手渡された。

毎年そんなやり取りをしていたが、まったく姿を見なくなって半年近く、2週間ほど前に訪問者が現れた。

私は急いで呼び止めて、ご夫婦の所在をお尋ねしたら、

その方は娘さんで、昨日お父様が亡くなり、昨年9月にはお母様が亡くなっていた事を話してくれた。

私は言葉に詰まった。

思わず涙が溢れ、お母様とのあれこれを思い出し、話が出来なかった。

二人で泣き崩れてしまった。

続けざまにご両親を亡くされ、生前のお母様の様子を思い出し、きっと悲しかったでしょう。

私もまさか亡くなられていたとは・・・・・。

また入院されて姿が見えないのかと思っていたのに・・・・・・。

お線香の一つもあげられず、今までのお礼も言えず、天に召されていたなんて。

せめてもの気持ちを献花にしてお渡しし、ウグイスの絵葉書に感謝の思いをしたためた。

本日お父様の葬儀のお礼に娘さんがご挨拶にいらした。

埼玉に嫁いでいらっしゃるとの事、お母様から聞いていたが、手紙をしたためた志を届けてくださった。

お手紙には、お母様との生前の交友に感謝の言葉があり、

不思議な縁を書き留めてくれていた。

お母様の戒名の中に、私の「逸」の字が使われているという。

娘さんも偶然とはいえ大変驚き、手紙にそのことを添えてくれたようだ。

人の縁は異なもの味なもの というが、

いつも山や子どもたちを優しく見守ってくださった隣人と、お別れは出来なかったが心が通じたように思い、

何かの縁(えにし)を感じながら、ただただ心からのご冥福を祈りたい。

合掌

Filed under: お山の様子(生き物と植物),未分類 — itsuko 17:01

< 思い出と初記録 >

年長さんはヒューロランドへお別れ遠足へ行ってきましたが、

役員の保護者の方から、「本当に楽しかった」と言っていました、とお話をいただきました。

実際男の子も大はしゃぎで、素敵な1日になったようです。

保護者の方のご理解があり、費用を積んでくださることに子どもたちを代わりまして御礼申し上げます。

楽しい、楽しい思い出ができました。

A先生の友達!?、マイメロディー。

ちょっと関係ないけど、資金を提供しているようですから・・・・・。

キティーは衣装持ちね^^;

彼はキティーハウスの執事さん?

わたくしも初めてスマートフォンなる高機能携帯カメラで世界の猫を撮ってみましたが、あまりの出来栄えに、待ち受け画面にしてしまいました((^O^)!)

黒いキティーの友達が「クロミ」という名だと初めて知り、ダニエルに続き2年連続の発見でした。

キティーハウスのイケメンさんと写真を撮ってもらい、

私にもいい思い出になりました。(ペコリ)

そしてこちらが初産卵の、ニホンアカガエルの卵塊です。

いいでしょう!今日はみんなに触ってもらいました。

「キャーーーア」と言っていました。

嬉しい5つを大切に守りましょう。ハクビシンやアライグマ、カラスやカモが食べられないように!

球状の寒天質に守られた黒い動物極。

2015年2月の初記録は5つ、ということになりました。

 

 

< 万歳、\(^o^)/ >

やりました。朝から万歳三唱です。

待ちに待った、ニホンアカガエルの卵を池で見つけました。

遂に、遂に、産卵へ結びつけました。

このお山ににはニホンアカガエルがおらず、池を作っても一度も産卵には訪れていませんでした。

しかし専門家が見ても、当然このカエルが棲める環境であり、卵があってもおかしくない!と言われてきました。

そこで地域が近い新治の里山公園から譲り受けて3年。

初年は卵が孵化せずなくなってしまいましたが、次の年からはオタマジャクシになり、3年にして戻ってきてくれました。

最近ではカエルの卵塊がアライグマに食べられてしまうケースが多く、神奈川県でも多くのカエルが減っている報告があります。

せっかく生まれた水に帰ってくれたので、外来種を防御してこのまま生息環境を整えましょう。

嬉しいですね、多様な種が共に棲める場所。

写真は後日載せましょう。まずはご報告です。

どんな卵か調べてください!

< 雨水 >

今日は雨水。雪も雨になり農耕の準備を始める時期。

そしてお山の管理の方法を専門家に聞きました。

これからの手入れ方法を整理し、もっともっと活用できる里山!目指して管理をします。

これからは保護者の皆様にも活用していただけるように、手入れをします。

これから3月は手入れの時期なので、忙しくなります。(お山でも!)

こうご期待!

< 再会 >

月齢が13,9の無風。

きっと来る、彼が来る。

深夜11時30分、私はそっと窓を開けた。

いる、彼だ、やっぱり来た。

何度も何度も鳴いている。

無風は彼らにとって絶好の狩りのチャンス。

でもここは私が存在する合図を今まで送って来た場所だ。

きっと縄張りを宣言しているんだ。

実は私を呼んでるのか?ここは私のテリトリーだから。

負けじと彼は彼の存在を主張しているんだ。

すぐ近くにいる。んっ、飛んだ。

でもまったく音がしない。フクロウは本当に音を立てずに飛ぶ。

2月3日の深夜午前1時まで、私は久しぶりの再会に寒さも忘れ、彼の声に導かれて林の中を歩き回った。

月明かりと私のヘッドライトだけ。

動物用の赤いライトを当てると、彼の目は赤く光り、確かにその存在を主張している。

私をじっと見つめ、首を左右に振る。

そして無音で飛び立ち反対方向で鳴き始める。

このまま彼が飛び去らなければ、私はきっと明け方まで彼と会話をしていただろう。

彼は杉の葉の中で静かに寝ていたハシボソカラスを追い出し、追いかけ、私の頭上に戻ってきた。

ふんわりとした身のこなし、林に溶け込んだうす茶色の胸、私たちと同じ、顔の中央に目を付けたその野生動物は、確かに私たちの身近な場所で夜という時間帯に棲みついている。

共に生きよう、私は町で、あなたは林で。

これは私の大好きなもののけ姫のラストシーンに、アシタカがサンに言う台詞。

「共に生きよう、サンは森で、僕はたたら場で」

私たち人間がほんのちょっと配慮すれば、ふくろう(山犬)が豊かに生きられる場所がいつまでも残る。

{山犬とはオオカミのこと。日本にはかつて全国にニホンオオカミが生息していた。そして絶滅したのです。もののけ姫の様に}

お互いのテリトリーを荒らさず、尊重し、いつまでも共に生きよう。

また会おう、友よ!

せっかくの十六夜月も雪空で見られない冷たい今日でした。

 

< まだ冬だね >

高村光太郎 「道 程」より
 冬が来た
きっぱりと冬が来た
八つ手の白い花も消え
公孫樹(いちょう)の木も箒(ほうき)になった

きりきりともみ込むような冬が来た
人にいやがられる冬
草木に背かれ、虫類に逃げられる冬が来た

僕に来い、僕に来い
しみ透れ、つきぬけ
火事を出せ、雪で埋めろ
刃物のような冬が来た

いいね!想像力を掻き立てるね。

八手の白い花も銀杏の箒も普段から見ている人には分かるね。

僕に来いがいいね。

こんなスパットした潔い詩が書けるといいね。

まだまだ冬だね。

映像がモノクロだね。

樹氷ならぬ樹雪だね。ケヤキ(左)にネムノキ(右)。

雪空だね。

そしてこんな虫も雪を耐えているね。

シンジュサンの繭。幼虫を見てもらいましたが、飼育ケースに連れてこなかった2頭がちゃんと繭になって吊る下がっています。彼らの能力には敬服しますが、

きっと落ちないようにカラスザンショウの茎の部分も糸で止めているんだね。

全て茎から落葉するカラスザンショウですが、この2つだけ残ってるね。

自然界の秘めた力が働いているんだろうね。

5月かな、6月かな成虫が孵りますように!

祈る冬だね。


本日観劇会にお越しいただいた皆様、天候が悪く寒い中、ありがとうございました。

お正月の獅子に頭をかじられ、今年は最高の年になりますね。

1月ももう終わり。早いね。

獅子舞、じゃなくておしまいーー;

< 春も来ているよ >

何度も言いますが私は冬派なので寒いのは苦でなく好きです。

昨晩も夜空がとても綺麗だったので、モコモコに着込んでデッキに寝転がり、屋根と屋根の間から見える星々を楽しみました。

天の川はやはり横浜の地からでは見えませんが、

おうし座、ふたご座、オリオン座、そして密かにやまねこ座、なんていう星座も見つけられました。

流れ星も一つ見ましたよ^=^

昨日は木星が綺麗で、なんと木星の衛生4つ(イオ・エウロパ・ガニメデ・カリスト)が、

双眼鏡を使えば並んで見えるんですよ!!!

夜の星座も春の位置に近づいています。

そしてふきのこ会は終わりましたが、早くもふきのとうが小さな顔を出しました。

先週からひとつ、ふたつと見つかり、今週は大分多くなってきました。

年々芽を出すのが早くなっています。

やはり温暖化???でしょうか???

時は確実に巡っています。春は来ていますね。

これは2011年2月のふきのとう。

そして今年の画像が消えました^^;無いのです。

編集中に行方不明です。(ジャンジャン)

明日は観劇会を開きます。

雪予報ですが予定通り行います。

どうぞ暖かくしてお出かけください。危なくなければ^^;

 

 

< 氷が好き? >

冬のアイテム氷。子どもたちはなぜか氷に引き寄せられる。

今日は霜柱とお池の氷。

全面凍結した池の氷を取っては割り、割っては落ち!

手を伸ばして氷を取ろうとしたら、あら!池に落ちちゃった・・・・・。

とそれほど氷に惹かれる冬。

霜柱も手に取って、足で踏んで!楽しいね。

そして今日はこんな鳥を発見!!!

お池が全面凍結のこの時期に、南の鳥のインコ。

それもホンセイインコが赤い嘴と器用な足で、お山の木の実を食べていました。

ホホホ、なんとこの寒さの中、君はどうしているのでしょう?

本当はここにいてはいけないのよ^^;

インフルエンザが流れてきました。今日は40名の欠席者。

先生も2名ダウンです。やっぱり空気感染は防げないか・・・・・。

皆様もどうぞ気をつけてください。

ではよい週末を!

 

< 紅葉がきれいです >

はっきりしないお天気ですね。

でもお山やグラウンドの紅葉がきれいです。

桜やもみじが色付いて、ハラハラと葉を落とす様は実に晩秋の風景に似合います。

お山には素晴らしいもみじがあり、その樹は12月中旬に見事な紅を見せてくれます。

(写真なし^^;)

そして今日は中山の方へ行く用事がありいぶき野を通りましたが、

毎年の光景がありました。

ムクドリの集団ねぐら入りです。

冬になると街中のムクドリが一団となってねぐらを取ります。

いぶき野は毎年その場所になっていて、電線や竹やぶが大賑わいです。

近くのお家は少々!いえ大分うるさいと感じるでしょう。

ひとつの大きな集団がクネクネと飛ぶさまは、結構迫力があり圧巻ですが・・・・・・・・。

冬の風物詩の一つですが、ちょっと困りものかもしれませんね。

どちらにしてもひたひたと忍び寄る冬に備えましょう。

来週からは12月。1年は本当に早いです。

現在感染症は出ていません。頭ジラミも収束しました。

どうぞ風邪を引かないように週末をお過ごし下さい。

おしまい。