< カエルを守れ! >

幼稚園のお山では毎年アズマヒキガエルが産卵にやって来ます。

今年ももう少しでその時期になりますが、

こんな活動をしている皆さんもいるんですね。

お家の庭でも作れるミニビオトープ。

いぶき野やみなみ台は以前は深い山でした。

きっとたくさんの動植物が生息していたはずです。

もしかしたらどこかでひっそり暮らしている生き物がミニビオトープに帰って来るかもしれません。

小さな面の拡がりがやがて大きな面へと繋がって行く。

面が広ければ広いほど、多様であればその多様さの分、多くの生き物が生息出来ます。

こちらのページもどうぞ!

タウンニュース茅ヶ崎版です。

http://www.townnews.co.jp/0603/2013/02/22/177590.html?fb_action_ids=341372125981060&fb_action_types=og.likes&fb_source=other_multiline&action_object_map=%257B%2522341372125981060%2522%253A131986036977240%257D&action_type_map=%257B%2522341372125981060%2522%253A%2522og.likes%2522%257D&action_ref_map=%5B%5D

 

 

< 春の息吹 >

ふきのこ会後半(C/D)も無事に終わりました。

2日間に渡る行事なので、ご家庭でも日程調整などいろいろとご協力いただきました。

ありがとうございました。

今年もインフルエンザの感染にぶつかってしまいました。

来年度からは年間の行事予定を見直し、教育課程を一部組み直す事と致しました。

また新しいながつた幼稚園の3年間に渡る連続した子どもたちの育ちを見つめたいと思います。

お山ではやっと梅の花が咲きました。

蕾が膨らみ始めてから今年は時間が掛かりましたが、

ふきの子会終了と同時に春の息吹を連れて来てくれました。

お山に通年生息する小鳥たちも賑やかになって来ました。

鳴き声が春の声になったのです。(鳥には2種類の鳴き方があり、さえずりは繁殖期に出す声)

もうペア(つがい)を作り、2羽で行動しています。

ツーツーピー  ツーツーピー とゆっくりした柔らかな声を出すのはヤナガラ。

ツッピンツッピンツッピンツッピンと大急ぎで鳴くシジュウカラ。

ピツーツピツーツピツーツと小さいけど遠くまで良く通る声を出すヒガラ。

春一番にさえずり出す小鳥たち。

ふきのとうと一緒に春を告げてくれます。

目で見て感じ、耳で聞いて感じ、日本の自然はなんて素敵なんでしょう!

冬の鳥もそろそろ帰り支度を始めます。

季節は巡り人々は進んで行く。

毎年繰り返す行事にも全く違った歩みがあり、成長がある。

また一つ違った経験を重ねて前進します。

< 私の春節 >

今日は穏やかな一日でした。

皆様はいかがお過ごしでしょうか?

インフルエンザは大丈夫でしょうか???

そろそろ花粉も飛び始め、おまけにPM2.5なんていう有毒物質飛来でマスクが大活躍ですが、

そんな中、私は鳥の観察会の為の下見に出かけました。

場所は新治市民の森!

毎年3月にこの地をご案内するのですが、今日は風も無く、いいお天気でのんびりと行って来ました。

冬鳥たちはあと1ヶ月程で北へ旅立ちます。

その前に春を見つけながらの探鳥会です。

リオでは有名なカーニバルが始まり、中国や台湾ではいわゆる旧正月の春節祭。

私の春節は新治の梅と、冬を過ごしたジョウビタキでした。

紅梅

ジョウビタキの♂

昨年はアオダイショウの冬眠から目覚めたばかりの姿を見てしまった、

市内でも数少ない谷戸の原風景を残した場所です。

里山交流センターも開設され、いい場所ですよ!

半日お散歩しながら往く鳥と早春を探しに出かけてみませんか!

参加ご希望の方はご連絡下さい。

< 春立ちぬ >

今日は立春。この言葉だけで何となく春の気分になります。

昨日は野外でお弁当を持ってボランティア活動(子ども探鳥会)を行いましたが、

穏やかな日はその通り春を感じました。

カモをスケッチして楽しみましたよ。

そして今日は、お山の池に行く階段の両脇に、毎年顔を出す「ふきのとう」を見つけました。

去年は池の工事をしていたので発生には気が付かなかったのですが、

今年は厳しい寒さながら芽を出すのが早いのではないでしょうか?

ふきの子会はこの「ふきのとう」から名を取っているので、

いよいよ発表会を迎えるな!という気分です。

ここへ来てまた大雪の予報があります。

どうぞ皆様も天気予報に十分注意して、準備をして下さい。

インフルエンザはちょっと小康状態。

爆発的に感染する様子がないので、きっとご家庭でも気を付けていただいているのでしょう。

引き続きよろしくお願いいたします。

明日からリハーサルを行いますが、

リハーサルとは、本番と同じように各グループがやってみる日。

他のグループのお友達がお客さん。

これも練習の一環です。

子ども同士の出来具合を見合って、それぞれの活躍を認め合います。

緊張度も各段に増すので、当日の心の準備にもいいでしょう。

順番に一グループづつやってみます。

< そうか、そうか。 >

ようやくお山にも行けるようになりました。

久し振りの全面開放で子どもたちもうれしそうです。

雪で遊びたいところもなかなかそうも行かず、その雪が今度はまったく溶けず!でお山には随分の間行けませんでした。

今日はこんな放送を入れたので、子どもたちは興味津々!

ピンポンパンポン~~~(チャイムの音)

「皆さん、今日はお山でも遊べます。

そしてお池の周りには誰かの足跡があります。

誰かがお山にやって来ました。さて、誰でしょうか?」

雪の上にありますよ。分かった人は教えて下さい!」

次から次へお山へ登って行く子どもたち。

「恐竜みたいだよ。」

「うん、近い。ずっと昔は恐竜だった!?」

「答えは鳥?」

「大正解!でも2? 羽来たよ。『カ』がつく鳥と、『ハ』が付く鳥。

ということでこれがその正体。

カラスにハトのお客様。雪の上には足跡がくっきり。

おまけに、

いつもの猫様。この方を只今退治中。

そしてなんと、氷の上に乗りたかったJ君。

思わず1歩足を踏み出してしまった模様。

そうか、そうか。気持ちは分かるが、落ちるかも!の予測も立てて。

次回からはきっと細心の注意を払うでしょう。何事も経験だ!

という事で、本日のもう一つの証拠。

「今日のお池の感じはどうだった?」

と聞いたら、J君いわく、「冷たかった^^:」

雪原や氷上の映像が多い冬の時期なので、ついつい乗ってみたくなりました。

風邪、引かないでね!

もうちょっと氷が厚かったら良かったのにね!

< 大寒にて >

寒い寒い。

流氷も網走沖に接岸し、大寒はやっぱり寒い。

昨日は大寒。1年の内で一番寒い日ですが、今年はより一層寒く感じますね。

やっと幼稚園のグラウンドも使えるようになって来ましたが、また雪が降るとか・・・・・・・。

今日子どもに聞かれました。

「先生、鳥も寒いの?」

「うん、寒いよ。

だから朝は体を膨らませて、羽の中に空気を入れて、暖めているんだよ。」

「ふーん」

「お日様にも当たっているよ。」

「みんなはダウンコートを着るでしょう。あったかいでしょう。

鳥はあのコートをいつも来てるから、ずっと外に居ても大丈夫なんだよ。」

という事で、嘴も羽の中に入れる事や、足も1本は体の中にしまう事などを話しました。

体温を出来るだけ奪われないようにする方法です。

鳥も大寒を迎える頃は寒い、寒いのです。

この鳥は温かい巣穴でぐっすり眠ります。

自分で掘った愛しい我が家。

毎日ほぼ定時に帰って来ます。

まるで公務員さんみたいですよ。

お山の中にお家はあります。

コゲラ(キツツキ科)

おやすみなさい。起床は何時でしょうか?

インフルエンザB型が出ています。予防予防!

 

< 禁酒の日 >

冷凍庫の中にいるような冷たい毎日ですから、

お家でポカポカパンダの湯たんぽ抱いて、ホットワインでも飲みたいと思ったら、

今日はなんと「禁酒の日」!

あ痛タタタタタ・・・・・・・。

そうきたか。

それでは今日はおとなしく、ほうじ茶でも飲みましょう。

ほうじ茶って何よ・・・・。

ほうじ茶は胃腸に良いそうですからね。

休肝日です。

しかしこの雪は重かった。

お山を見回ると、積雪で梅とシラカシと楠の大きな幹が、折れてしまいました。

梅は落葉樹なので、今は葉が落ちているのに、よっぽど重かったのでしょう。

あと数日したら開花しただろう蕾をたくさんつけていました。

残念です。自然災害が発生していました。

お池も雪だらけ。

シャーベット状になって、底の方まで雪が届いている様子です。

越冬している生き物たちは大丈夫でしょうか、心配です。

じっと寒さを耐えている小さな仲間の為にも、今日は禁酒です。

Filed under: お山の様子(生き物と植物),未分類 — itsuko 16:31

< 見つけた、見つけた! >

一般開放にはたくさんのお友達が来ていましたね。

お父さんも一緒に遊べて良かったね。

コマが人気でした。

グラウンドでもホールでも、お父さんが夢中になってコマ回しをしていました。

ところで私はというと、午後から蝶の幼虫探し。

いました、いました。

何とか1匹ですが、オオムラサキ(国蝶)の幼虫。

秋に卒園児さんのお父さんから食草であるエノキの幼木と一緒に7匹預かりました。

このページでもお知らせしたと思います。

葉を食べつくしてしまったので、お山の池の横に入れたエノキに付けて、この冬を待ちました。

今日はこのお父さんにお手伝いいただいて、エノキの木の下の落ち葉を1枚、1枚調べました。

このお父さんは長津田近隣の蝶の調査をなさっていて、どこにどんな蝶がいるかを調べています。

田奈中学校や長津田小学校、いぶき野小学校の先生や保護者の方も加わって、あちこち歩いている方です。

ながつた幼稚園のお山も仲間に入れてもらい、この地区の蝶の分布図が出来るといいな・・・・、と思っています。

2時間ちょっと掛かり、調べた結果、1匹見つかりました。

うれしい!!!!

桜の葉の裏にじーと丸まっていました。

お部屋の中に置いていたら、体を伸ばし、幼虫の特徴がよく分かりました。

この幼虫を何とか飼育して、子どもたちに国蝶を見せたいと思います。

そしてお山に本来の長津田産のオオムラサキやゴマダラチョウが増えてくれるように頑張りたいと思います。

しかし落ち葉を調べていると、いろいろな生き物が出てきます。

冬は生き物が死んでしまったように感じますが、

さにあらず!

実はたくさんの命が春を待って潜んでいます。

クモの仲間、ゲジゲジの仲間、ゴキブリの仲間、ハチかアブの仲間、

落ち葉を食べて土にしてくれる生き物は土壌を支えています。

そんな事も改めて感じました。

何処にいるか分かりますか?

これです!

背中に突起が4つ。かわいいーーーーー!

寒い寒い冬を落ち葉の下でじっと耐えています。

1匹だけでも見つかって、本当に良かったです。

お手伝いいただいたHさんとHさん、

貴重な時間を黙々と落ち葉調査にお付き合いいただき、本当にありがとうございました。

今日はスキーの日。

好きなスキーにも行かず、この小さな虫を探す1日でした!

< シモバシラです。 >

昨日少しお知らせした、シモバシラの写真を持って来てくれました。

シモバシラ???って、思われると思いますが、

ニュースにもなるくらい(神奈川新聞にも丹沢で写した写真が載っていました。)、貴重な現象なのです。

これは俗に言うシモバシラ。

歩くとシャキシャキ面白い!

そしてこれが、植物のシモバシラです。

枯れた茎が植物(シソ科)の正体です。その中を通る水分が茎から滲みだして、このような氷の結晶を作ります。

期間限定で限れた気象条件下での現象ですし、地面を良く注意して歩かないと気付きませんし、これがシモバシラだと知っていないと分かりませんから、どちらにしても貴重な写真です。

「灯りを当てると水色に光るんだよ」と嬉しそうに話してくれました。

高尾山で見つけたそうですが、珍しい現象をありがとうございました。

おばあちゃんと一緒だったとか。きっとおばあちゃんがご存じだったのでしょう。

いい体験が出来ましたね。

凍てつく冬でも野山に出れば、面白い発見がある事が分かりました。

私はまだ見た事がありませんが、多くの方が身近な山野で動植物に触れ、自然の豊かさや大切さを感じ、子どもたちに伝えたり、子ども自身がこの経験を大人まで持ち続けて欲しいと願います。

 

< 普通じゃない方々 >

昨日に引き続き、普通 のお話ですが、

何を「普通」とするかは判断が別れる所です。

学校法人の認可問題も少々普通じゃなかったし、

しかし法人の認可については大臣に言う事の方が正しいと思います。

(大学法人の乱立は、無駄な税金を使うだけです。また中身の無い大学も多いようです。)

シリアの紛争も、全く普通ではありません。なんと国連で禁止されたクラスター爆弾が使われたそうです。

と考えると、普通でない事の方が世の中多いかもしれませんね。

今日の新入園児さんの制服採寸も、待ち時間がちょっと普通じゃなかったようです。(ごめんなさい。)

しかし、今お山で一番普通じゃない方々といえば、

これです!

子どもたちもキャーキャーいうこの生き物は、お山に棲む小さな毛バエの幼虫。

なぜか今年はあちこちでこの幼虫が固まっています。

落ち葉の中でモコモコとかたまり、ちょっとつつくと、一斉に動き出す。

それはそれは普通じゃないのです。

しかし特に悪さはしません。一揆に動き出したらどんどん下へもぐって行き、そのうち姿を消します。この方々も落ち葉を分解し、いい土壌を作っている日陰の仲間。

実は動画もあるのですが、ここへは載せられないので、もしこの普通じゃない生き物をご覧になりたい方は、どうぞお知らせください。ご案内します。

でも虫の塊に弱い方にはお薦めしません。

おしまい@-@;

 

 

 

Filed under: お山の様子(生き物と植物) — itsuko 18:59