< 世界こどもの日 >

鳳神社では二の酉が始まります。
今年もそんな季節になりました。熊手でも買って「幸」を呼び込みたい気持ちです。
感染も再流行の兆し。先の見えない行動計画にいい加減辟易しています。
しかしながら世界では「こどもの日」とい日があって、確か昨日がその日だったと思いますが、
世界中で衣食住の足りていない子どもたちへ目を向ける日です。
戦争は自然破壊の最大の原因ですが、次に被害を受けるのは幼く、弱い子どもたち。
大人の世界に振り回され、親や家や生きる術を奪われていきます。
どうして繰り返されるのでしょう。
今大きな国際会議が東南アジア諸国やエジプトで行われていますが、
強い力を持った大人たちは未来の地球のために、そしてそこに生きる子供たちの為に、知恵と協働思考を発揮できているのでしょうか?
自国第一主義がまかり通る昨今。
自分たちの行動を見つめることなく突き進む支配者たち。
子どもと自然は何の声も上げられないことをいい事に、ズタズタにされていくのです。
ウクライナでの映像を見ていると良く犬たちが路上や町を歩いています。
彼らは野犬なのか愛玩犬なのか?どちらにしても同じ国に生きる動物で、
ミサイルの破裂音で飛び立つ野鳥たちも映像に写されています。
果たしてこの地に棲息する生きものたちはどうなっているのか・・・・・。
そんな事を考えると本当に人間の理不尽さがこの宇宙船地球号を破滅に追いやっていることが良くわかります。

しかしながら今日は、ながつた幼稚園では子どもたちの作品を展示し、子どもたち同士がその出来栄えを観覧し意見し合う時間となっています。
せめて日本で暮らし、何一つ不自由しないで育っているこどもたちが、自分の声を挙げられる環境づくりを支えたいと思います。
これを続けていればいつかきっと、世界中の子どもたちに同じような環境が戻ることを願って、
日々の活動を続けるのです。

< 立冬です > 

『立冬に 甘い香りのカツラの木 優しい日差しに 冬のぬくもり』

いかがでしょうか。銀行に行きながら山翠閣の街路樹を眺めて思いつきました。

今日は立冬。二十四節季では立冬という事で、冬の始まりです。

まだお昼は穏やかな日差しが差していました。カツラの木は紅葉し落葉する前に甘い香りを出すのをご存知でしょうか?

道を歩くと香を感じます。メープルシロップのような香りを出しています。

この香も冬の訪れの合図です。

毎日忙しい日々を眼前の諸事でやり過ごしていますが、

季節の移り変わりも五感全部で感じて欲しいです。

夕方から夜には雨も予報されているようですが、

だんだんと乾燥して来た大気にも冬を感じ、そして湿った落ち葉にはまた香りが立ち、冬が足早にやって来ます。

< 朝の音 >

毎朝山の見回りをしていますが、この時期はいつもと違う音がします。

鳥の声や風の音は日々の、四季を通じての音。

違う音とは、どんぐりが落ちる音です。

ガサ、コトン、バン、コン、ボン、ザザー、と落ちるタイミングと場所によってそれぞれ違った音がするのです。

一人静かにこの音を聞いていると、秋の山、自然の仕組みを肌で感じられますので、なんとも心が豊かになります。

しかし同時に毎年この時期は心配事を抱えながらの秋の日々です。

新しく幼稚園に入る子どもたちの受付、そして次年度のクラス編成と職員配置。

毎年難しい幼稚園運営で頭を痛める季節です。

どんぐりの落ちる音をそのまま素直に心に響かせ、秋の実りを感じながら1日を始めたいところですが。

明日は市内の幼稚園は全て新入園児の受付をしています。

幼児期に身に着けて欲しい子ども同士の係わり、先生方との繋がりを理解していただけるか、毎年思考を巡らす晩秋です。

〈 なぜ、また置き去りの幼児 〉

静岡県でまた残念な事故が起きてしまいました。

福岡県であれだけ話題になり、多くの関連施設が自園の状態を見直し、検証して子どもの所在確認は徹底しているはずなのに、
まだ自覚していない経営者なり、保育者がいるのかと思うと、
残念でなりません。

当園では考えられない事故です。
運転手は車両の内外の点検を、添乗さんは車内の子どもたちの様子や持ち物の管理。
乗降時の人数確認、クラスでの出席確認は職務として当然です。
先生方の身に染み付いている行動パターンです。
それがなぜ作動しなかったのか!

悲しいことです。また社会的にも職種としての認識、自覚の低さを疑われてしまいます。
同業者の方々は、再度教職員に、そして自らに、大きな事故の教訓を刻みましょう。

Filed under: こども環境管理士,幼稚園活動,社会情勢 — itsuko 18:07

< ドラエモンは9月3日が誕生日だったんだ・・・ >

9月に入って少し秋を感じるようになったつもりでしたが、

まだまだ暑い日々。先島諸島には台風が居座り、地域の方はいてもたってもいられずにご心配な事でしょう。

これから神奈川の地域も台風シーズンですから他人事ではありません。

でも野生動物は命のサイクルに操られるようにして移動を始めています。

西へ渡るタカを観察しましたが、長津田近隣でも合計で70羽近いサシバ(タカ科の1種)が上空高いところを移動して行きました。

生きものたちは磁気や地形、気圧や風を感じ地球を旅するのです。

そして今日知った情報は、あのネコ型ロボットで世界的に有名な彼は、9月3日が誕生日だそうです。

一体何歳なんだろう???

年齢を重ねてもロボットはきっと歳を取らないんだろう?からいいですね。

でもロボット機能が老朽化しないように、十分なメンテナンスが必要ですかね。

最近私は年齢を感じてぐったりしています。

今やっていたことを忘れる/時々足がもつれる/手の甲がしわしわして来た・・・・、数えればきりがありませんが、

子どもたちからパワーを吸い取って何とか頑張りましょう。

入院治療してい補助教員の先生も、今日から職場復帰しています。

人間も寿命を全うするまでは何とか生きて行かなくては!

私が所属する日本で最古で、尚且つ最大の環境保護団体がクラウドファンディングを起こしました。

興味のある方は是非一度ご覧ください。

絶滅危惧種の海鳥(カンムリウミスズメ)で、尚且つ繁殖場所が日本近海に限られている野鳥の保護活動です。

宜しくお願い致します。

https://readyfor.jp/projects/wbsj202208

《カマキリ先生、何やってるの 》

私も番組は好きですし、虫好きの多くの子が見ているEテレの番組、

「昆虫すごいぜ‼️」と「昆虫凄いZ」に傷が付いちゃいました。
カマキリ先生、何やってるの。

過去の事とはいえ、油の乗り切った男性俳優が銀座で豪遊中の、
男性にありがちな諸行。

カマキリ姿で野山を走り回る姿と、銀座の高級バーでデレデレの顔で女性を弄ぶ姿は、どう考えても一致せず、どちらが本性なのか、疑うところです。

私は彼のプロデュースするお店のシャツを購入しましたし、
グッヅも愛用しています。

本来動物界では雄は、雌に認められなければ子孫を残せません。
傍若無人に雌を痛ぶるのは、サル目ヒト科ヒト属である、ヒト だけです。

大いに反省し、子どもたちの期待を裏切らなにで欲しいです。
ジェンダー平等が叫ばれる現代社会で、メディアに強い影響力を持つ方々は、
どちらの方もしっかりと社会認識や理念を理解し、
謹んで行動してもらいたいと強く思います。

当園では特に、生きものに対してその大切さと、そして幼児期からの子どもたちの肌感覚で、男女平等を 感じさせる取り組みに力を入れています。

ながつた幼稚園のお山に招待したかったカマキリ先生ですが、どうしようかな………。

< 飼育の在り方 >

グラウンドの工事をしていますが、連日ショベルカーがガーガーやっているので、その様子を見に来た近所の卒園児さんがいいました。

「あのね。聞いて。

卵から孵ったカブトムシを森に放しちゃだめだよ。

だって、ゼリーしか食べてない親から生まれたから、樹液を知らないから生きていけないからね。」

野生で生きる生きものが人の手に渡った際の究極の問題が提示されました。

飼育動物は数々います。

甲虫の飼育は世界的に見ても日本は多くの人が嗜好していて、これから鳴く秋の虫もスズムシに代表されるように、小売店でも販売している生きものです。

しかしちょっと考えてみてください。

秋の虫などは平安貴族の時代から虫かごに取り込み、人がそれを愛で、聴き、書物にも残るほどの文化となって来ましたが、

果たしてかごの中の虫たちの事を考慮してあげていたでしょうか???

あくまでも人間の嗜好がそうさせているのであれば、

親から子へ伝えて生きる術を身に着ける野生動物たちが、一旦人の手で管理されたら、

いざ野生へ放たれた時、果たし生きて行けるのか、大きな問題なのです。

私は野生動物を飼育して、繁殖させることには原則反対ですので、野の動物は野で本来の命を全うして欲しいですし、

それが整う環境がそこにあることが何よりも望ましいと考えています。

研究用に多くの動物が飼育、管理され、食用として育てられてきた家畜や家禽。

動物園の意義がクローズアップされたこともあり、昨今の動物園・水族館はどこもその動物に相応しい生息環境に近づけようと努力しています。

本来は遠く離れた故郷から、世界中に連れて来られているのですから、問題と言えば大きな問題です。

しかしながら人は遠くへ行かなくても世界中の生きものを知り、学ぶことが出来ることは、これはこれでその種を保存していく意味でも崇高な意味を持っていると言えます。

夏休みに何かの生きものをお家に迎えたご家族もいるでしょう。

飼育を始める前に、その生きものの本来の姿を知り、想像して、出来るだけ相応しい環境で共に生きる方法を考えてみてください。

たとえどんな小さな生きものでも、この星で、同じ環境で生きているのですから。

 

< まだ間に合う、拡大観察会 >

さて、夏休みももうすぐ終わりますが、今年初めて8月に実施する観察会は、ある目的を持ってお送りします。

外部からお客様も招いて、少し自然保護について考えます。

まだ人数に余裕がありますので、一般の方も是非ご参加ください。

お電話でも受け付けます。

感染対策をしながらお山の自然観察と、ホールでお話を聞く2時間コースです。

奄美大島に行ってみたい方も是非どうぞ!

生きもの観察会拡大版2022

< 選挙へいきましょう >

参院選挙が公示されました。7月10日が投票日です。

皆様選挙へ行きましょう。貴重な権利をしっかり生かして、政治に参加しましょう。

国を動かすのは民意です。意見を表さないと自分たちの暮しは良くなりません。

ご自分の考える社会を築いてくれそうな人物を選び、積極的に投票しましょう。

日本人は政治に無関心で自分たちで社会構造を変える自覚が無いように言われています。

皆様本当にそうなのでしょうか。もちろん誰もが公人に成れるわけではありません。

選挙に出るには自己資金が1千万から2千万近く必要の様です。

どこかの政党に所属すれば政党助成金が分配されますが、無所属の人などはほぼ自己資金で選挙戦をやりくりし、

当選しなかたっら全てが消えてしまうので、相当の覚悟と志がないと選挙には出られない事は事実です。

ですから、自分の考えを代弁してれる候補者や政党を探して、その方を応援し投票することで、意志が政治に届くのです。

日常で社会の仕組み守りながらも、「もっとこうしたらいいのに」という気持ちを押し殺していては生活は良くなりません。

来年4月から「こども家庭庁」が発足します。本当に子どもに焦点を充てて、必要な予算をきちんと取ってくれるのか実に未知数です。

子どもや女性の事を考える議員さんが少ないという事は票が取れないからに他なりません。

訴えは少子化対策、ジェンダー平等と言いますが、具体的にそこを重点に活動している方はほんのわずかなような気がします。

私たちがそこに票を投じないから具体的に動いてくれないという裏返しなのです。

子育て世代の環境で、変えて欲しい事、必要なサービス、生活していて感じることを知っている候補者や政党を探しましょう。

そして選挙に行ってご自身の意見を表明しましょう。

投票日は7月10日です。少しでも投票率が上がるように、私は先生方にも働きかけます。

皆様も子どもたちを連れて行きましょう。大人に成ると選挙という社会参加をすることを日常に刷り込んでください。

当たり前の生活行事にしていきましょう。

期日前投票もありますね。選挙デビューの年にしてください。

< 夏至に惑星縦列 >

今日は夏至です。1年で一番日が長い日。北欧などでは「夏至祭り」なる行事があって、前後数日間は皆で太陽の恵みをお祝いするそうです。

さすが白夜のある国々は,お日様がとても貴重な日照時間を与えてくれるからでしょう。

夏至は重要な生活行事の様です。

仕事を終えて帰る時に明るいと、ちょっと寄り道したくなります^^;

そして6月中旬から7月初めに掛けて、天体が大変なことになっています。

惑星の縦列配置が見られるのです。

夜明け前の午前3時半頃、東の空を眺めてみましょう。

北東方向から順番にすい星⇒金星⇒天王星⇒ちょっと離れて南東に火星⇒木星⇒海王星と続き、南の空には土星が確認出来るはずです。

天王星と海王星は遠い遠い星ですから肉眼では難しいかもしれませんが、

他の惑星はなんとか目を凝らすと見えるようです。

双眼鏡があると良いです。

まずは丑三つ時に起きられるか!?ですし、雲が無いという条件が必要ですね。

めったに見られない天体ショウー。

天の川銀河の中にある私たちの地球の周りには本当に他の惑星があることが感じられますし、

砂粒を持ち帰ったりゅうぐには水やアミノ酸が存在していたなど、生物発見の可能性が高まって来ましたので、

増々宇宙に対して興味津々です。

午前3時半に起きるとなると、子どもたちと同じ9時には消灯ですね。

頑張ってみましょう。

Filed under: こども環境管理士,世界,宇宙 — itsuko 15:46
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