< 良質な幼児教育を目指して >

さて今日で12月の教育日数も終了しました。

大きな事故や問題もなく、なんとか無事に年末年始を迎えられそうです。

今日は荷物をたくさん持って帰りましたが、ご家庭でしかっり保管して、また新学期に持って来てください。

まだまだ残務処理が有り、31日まで気持ちが休まりませんが、これから大きく変わっていくだろう幼児教育環境を静かに見つめ直して、来る新年に備えたいと思います。

保育園と幼稚園の垣根がなくなっていく傾向にある幼児教育環境。

しかし変わらずに保護者が求め、国も必要であると考えているのが良質な幼児教育です。

保育園や似たような施設、ブループでは見いだせない良質な幼児のための教育を目指して、

これからも頑張っていこうと考えています。

家庭での子育て力と、幼稚園でのクラス活動力は必ず子どもたちの成長の糧になり、基本的な人間形成を形作る基盤となると信じています。

個を見つめ寄り添い、導く幼稚園での幼児教育をどうぞ応援してください。

年末年始は楽しみも多い事でしょう。

外へ出かけた時の子どもたちの所在の確認や、公共でのマナーにも気をつけて、

楽しい冬休みを過ごしてください。

このページはずっと続きますよ!

お正月はどうしても行きたかった場所へ行けそうなので、

そのお知らせもする予定です。

本日の欠席者:21人

(内、嘔吐8名、咳6名)

Filed under: こども環境管理士,幼稚園活動,未分類 — itsuko 12:51

< 冬仕度 >

寒い、{{ (>_<) }} 寒い!

もう本格的な冬だ。霜が降り、月曜日の朝は初氷が池に張っていた。

辺は一面冬仕度。徒歩コースさんもあっという間にお家へ帰っています。

(いいことです。お母さんに会えて気が緩んだ子どもたちは道路でも空き地でも、グラウンド横の道でも走り回っていました。こういう時に事故が起きます。)

年末に事故や怪我を負わないように気をつけましょう。

巣箱を掃除したら出てきた、いえ起こしてしまった生き物たち。

落ち葉の裏で越冬するテントウムシ。

霜だね。

本日の欠席者:25名

(内、嘔吐・下痢症状:6名)

< おめでとう、45年 >

初冬の曇り空をいかがお過ごしでしょうか!

本日は創立記念日のため休園でした。お陰さまで、45年目を迎えます。

この日は神奈川県に私立学校(幼稚園)としての許認可が通った日です。

1968年12月4日に認可を受け、翌年の4月から初入園児を受け入れました。

初年度は2クラス60名ほど。

それから44年が経ち、12クラス384名の子どもたちが集います。

大勢の先生方に支えられ、入園してくる子どもたちの成長に全力で当たり、保護者の皆様のご理解とご協力を得て、今日まで幼児教育一筋に歩んで参りました。

前理事長の開園の志を忘れず、地域の皆様の信頼を背負って、日々精進して行きましょう。

毎年心を寄せてくれる卒園児や在園児の子どもたちと保護者の方に、最大の感謝を込めてこのページをお送りします。

これからも学校法人長津田学園ながつた幼稚園をどうぞよろしくお願いいたします。

ありがとう!ちひろ君、おとや君。

< 原子炉の日 >

さて12月です。1年は早い。また師走がやってきました。

そして今日は原子炉の日だそうです。

原子炉といえば福島原発の1号機。

原子炉そのものが溶けて落下。それを冷やすために入れられている冷却水が漏れています。

NHK特集のこの汚染水漏水番組は、「やはり日本はもうダメだ・・・」という気持ちになりました。

日本は水の国。四方を海に囲まれ地下水や湧水も豊かな国だ。険しい山野がもたらす恵みにはいくつかありますが、

雨水が清水となって湧き出し、海へ帰っていく循環システムもその一つ。

この豊かな森林が豊富な清水を作り出し、海へ注ぎ込むことで漁場の環境が保たれている。

その天然水がこの原子炉にも容赦なく流れ込み、本来は田畑を潤し海の資源になるはずが、

漏れ出した放射能物質がこの豊かな水までも死なせていく。

何十年、何百年後にまで影響を与えるだろうこの問題。

覆水は盆には返らないのだから何とかして方法を見つけ、恵み豊かな天然水が汚されないようにして欲しい。

懸命に作業する人々を思うと頭が下がるが、これほど難しい、そして厳しい問題を抱えているのに尚、原子力発電を推進しようとする国の方針は、どう考えても国民の理解は得られないだろう。

使用済み核燃料を一体どこへ処分をするのか!という問題もある。

世界では水を巡るビジネスが活発で、多くの地域が飲み水を得るのに苦労している。

日本の豊かな水が豊かなままで利用できるのは後どれくらいになるのでしょう?

これ以上きれいな水を無くさないように、私たちが毎日普通に使ってる水を汚さないように、そして大切に、無駄にしないように、せめてそのくらいは心掛けましょう。

せめてこれくらいは意識しましょう。

昨日の番組は本当に怖い、今起きている事実を綴っていました。

Filed under: こども環境管理士,世界,社会情勢 — itsuko 17:44

< こどものうた、童謡や唱歌を歌い継ごう >

今日は11月生まれの誕生会でした。

毎月行うこの会は、担当学年の先生方が企画して進めます。

今日の劇は男性の先生方が勢ぞろいで、「短くね!」と釘をさしておきましたがさに有らず!

何だかもも太郎が大変な事になっていたようですが、子どもたちは大喜びのようでした。

お楽しみの劇にもまして大切にしているのは、毎月の歌。

今月は秋の歌。それぞれとても上手に歌っていました。

この様な機会に歌い継がないと、テレビやビデオやラジオさえも、滅多に聞かれなくなっています。

日本の唱歌を歌いましょう。季節の歌を知りましょうよ。

アニメソングやアイドルの歌もいいですが、素晴らしい子どもの歌がある事をどこかの機会で伝えて行きたいです。

(私の姉は一生懸命やっていますが・・・、一応オペラ歌手なのです。今はもっぱらコーラス指導のようですが!)

♪ 小さい秋見つけた

作詞:サトウハチロー 作曲:中田喜直

だれかさんが だれかさんが だれかさんが 見つけた

小さい秋 小さい秋 小さい秋 見つけた

目隠し鬼さん 手のなる方へ

すましたお耳に かすかにしみた

呼んでる口笛 モズの声

小さい秋 小さい秋 小さい秋 見つけた

(モズです。カマキリを食べています。)

♪ 紅葉 ♪

作詞:高野辰之  作曲:岡野貞一

秋の夕日に 照る山紅葉

濃いも薄いも 数ある中に

松をいろどる 楓や蔦は

山のふもとの 裾模様

(お山のモミジです。)

どちらの曲もご存知と思いますが、家庭で歌う事はまずないでしょう。

幼稚園の子どもたちが上手に歌います。素敵ではありませんか!

 

 

Filed under: こども環境管理士,幼稚園活動 — itsuko 17:13

< 鳥さんのごはん >

葉を落とした木に目立つのは、赤や黒の実。

池の周りには、ガマズミ・ナナカマド・ニシキギやナンテン、そしてセンリョウなどの赤い実を付ける日本原産の木々がある。

黒の実にはヒサカキや熟したカマツカなど。

これら全て、これから冬場の鳥さんのごはんになる。

昨日はこの事を外集合でみんなに伝えました。

「みんなにはたくさんのご飯があるけど、虫がいなくなった冬は、鳥さんは赤や黒の実だけがごはんだよ!」

真剣に聞いてくれた年少の男の子。

今日実を取っていた女の子に聡してくれました。

「鳥さんのご飯だから採っちゃダメだよ」

自然の中の一つ一つが、誰かの役に立っていることに気づいてくれれば、きっと共生出来るのです。

これを見ていたN先生、「う~~~ん、なかなか深いな・・・・」と言ったとか言わなかったとか!

鳥さんたちも生きるために食べているのです。

センリョウ

ヒサカキ

 

< 蚊に刺された! >

嵐が去ってさぞお山は荒れているかと思ったら、強風でみんな吹き飛ばされて、以外ときれいな林内で、

蚊に刺されました。

南風が連れ戻したのか、気温が高いので動き出したのか、11月下旬にしてまだ蚊がいるのです。

昨晩の低気圧も、日本海側の海水温が高いから発生した低気圧。

本来紅葉した落ち葉はハラハラと散って欲しいところ、

同じ強風でも木枯らしが妥当なところ。

しかしこの南風で、何となく暖かい。

湿度が戻って暖かいのは助かりますが、やはり自然の摂理に反しています。

どこから考えても地球温暖化!?

だから蚊に刺された?!

 

< 秋のネイチャーゲーム >

お天気は快晴、風も無く、日向は温かいいいお日和。

色づき始めた桜が美しい初冬のお山。

秋の自然も楽しむ会は、いろいろな発見をして大賑わいでした。

学年によって見つける物、場所、感じる事が違い、なかなか面白いゲームとなりました。

今日はスタンプが押されたカードを持ち帰ったと思います。

そのカードでお山のお話、生き物のお話、自然との付き合い方のお話をしてみて下さい。

今日は1122でイイフウフの日でもあります。

会話が弾む家族団欒!ご両親が仲良しで、しっかりと子どもたちと向き合っていれば、子どもたちは安心して外へ飛び出して行けます。

家族の太陽お母さんを中心に、いつまでもイイフウフの家庭でいて下さい。

キチョウは粗朶柵の裏側に隠れたつもり。

ショウリョウバッタはまさにカモフラージュ。

落ち葉の薄茶と同じ色。カマキリはそのショウリョウバッタを食事中。

久し振りに土曜日が祝日となります。

どうぞ良い週末を!

< ふりかえり >

作品展をを終えて、たくさんの連絡長をいただきました。

どれもこれもこの行事のねらいに沿った、大変見応えのある展示であったと、お誉めの言葉をいただきました。

子どもたちの成長が大いに感じられ、又は見て取れて、家庭でもその言動に違いが現れるようになったと、作品の制作を通して思考の、そして心の成長に気付いていただけたようです。

ちょっと大げさですが、物つくりは日本の原点、そしてじっくり丁寧に仕上げる事は日本人に備わった気質のようですから、

きっと幼児期のこの頃からそのDNAは発揮されるのでしょう。

じっくりと取り組む根気と最後まで仕上げる粘り強さはこれからの人格形成にもきっと役立ってくれると思います。

中にはツバメの剥製をとても真剣に見て、生き物の不思議を考えている様子だった、とのお便りもありました。

大人も誉められると嬉しいものです。

子どもたちに少しでも自然の摂理が伝わり、命の尊さが感じられれば、そして大人の方も含めて一人でも、共に生きる生物の環境を考えてもらえれば、私が蛾の写真を載せる意味もあるというものです。

昨日はそんな行事の「ふりかえり」をしました。

子どもたちだけで作品を見て、お友達と評価し合う。

他の学年の制作も見て、感じた事を言ってみる。

そしてお互いの作品を認め合う。

これが「ふりかえり」です。子どもながらに作った時の場面が思い出され、その時の苦労話で盛り上がったのではないでしょうか!(一杯やりながら、とは行きませんがね^^;!)

みんな充実した良い顔をしていました。

これからお家に持ち帰りますが、今度は家族の真ん中で、大作を愛でて下さい。

 

Filed under: こども環境管理士,幼稚園活動 — itsuko 15:06

< 緊急告知 >

毎朝放送されているテレビ朝日の情報番組、モーニングバードの撮影に協力しました。

私は見た事がありませんが、午前8時から10時までの番組だそうです。

その中の「G-ウーマン」というコーナーで、今回は女優の八千草 薫さんを特集するそうです。

八千草さんは公益財団法人日本生態系協会の理事をしています。

そこで、八千草さんがライフワークとされている、身近な生き物との触れ合い、という一面の人となりを、

ながつた幼稚園の自然環境で、子どもたちと一緒に生き物を探す設定で、昨日撮影に協力しました。

この生態系協会へは、ながつた幼稚園のお山環境活動を毎年報告していて、今回そんなご縁で撮影依頼となりました。

今回私は子ども環境管理士として、ビオトープ環境を案内する役でした。

16日から公開予定の松竹映画、「くじけないで」の主演女優をされているので、その番組宣伝も兼ねています。

明日12日(火)のこの番組内でながつた幼稚園での撮影の場面が紹介されると思います。

父母の会の役員の皆様にご協力いただきました。

日曜日にもかかわらず、制服で集合していただき、ありがとうございました。

どれくらいのカットで子どもたちが出てくるのか分かりませんが、

もしお時間がありましたら、ご覧になって見て下さい。

午前9時過ぎの「G-ウーマン」というコーナーだそうです。

この日は池の中の赤トンボやシオカラトンボのヤゴ、そして草陰に隠れていたツユムシ。

そしてそして、カラスザンショウをたっぷり食べて、秋の枯れ草の中でも瑞々しい緑色をした、クロアゲハの蛹を見つける事が出来ました。

さてさて、どんなシーンになっているでしょうか!

(左端が八千草さん)

撮影を終えての記念写真。

(左:八千草さん、右:・・・)と子どもたち。

Filed under: こども環境管理士,未分類 — itsuko 10:57