< 大島親分に遭遇! >

本日私は東高根森林公園という川崎市にある公園に、ボーイスカウトの巣箱降ろしの活動のお手伝いに行ったのですが、

なんとその途中で日本放送24時間テレビのマラソン任務に就いている

森三中の大島さんに遭遇しました。

写真は撮れなかったのですが、246号線のしらとり台交差点のガソリンスタンドで休憩中と、

梶が谷付近でのほぼ徒歩状態の大島さんでした。

それはそれは周辺住民の応援が多く、246号線は大渋滞!

ちょっと困りました・・・が、無事にテレビ局に着けるといいですね。

それにしてもスタッフが大勢いて、本人を探すのに苦労しました。

車を運転していて信号待ちで見ただけでしたが、足が痛そうでしたよ。

イッテQの番組は時々私も見ますが、大島さんの体当たりの取材には感服しますね。

ボーイスカウトの活動も雨の中無事に終わりました。

鳥の事や生き物の事を話して来ました。

小学校3年生から5年生の32名でしたが、みんな真剣に話を聞いてくれました。

来年も巣箱、掛けようね!

 

 

< 葛西の仲間 >

今日から預かり保育の再開です。

少し子どもたちの声が戻って来ますね。幼稚園は工事をしています(屋上)ので、来園の際はグラウンド駐車場が利用できない事もありますので、ご注意ください。

そして、私は時々出かける葛西臨海公園に行って来ました。

オリンピックのカヌースラローム競技会場予定地です。これは場所の変更を申請していますが!

こんな珍しい仲間に会って来ました。そして毎年移動の途中でこの干潟で栄養を補給して行くシギ・チドリたちです。

中国やロシア北部で繁殖を終え、オーストラリアや東南アジアへ冬を越しに行きます。

さあ、世界地図を広げてみて下さい。

丁度日本が中間地点で、長い旅路の休憩場所なのです。

渡り鳥に取っては極めて重要な土地なのです。

そして数少ない日本国内の休憩地である干潟の一つが葛西臨海公園です。

こういう場所を保全していかないと、鳥たちは生態を維持して行けなくなります。

この日会ったのは、アカガシラサギ、コサギ、ダイサギ、アオサギ、セイタカシギの親子、日陰で休むキアシシギ、右足の踵から下を無くし、関節が化膿しているようで、1本しか足が使えないチュウシャクシギなどです。

ダイシャクシギは大好物のカニを捕まえ、調理して食べました。

そして後から、ハサミのような物を吐き出しました。

コサギとアカガシラサギはいつも漁場を争っていますが、負けるのはアカガシラサギ。

これから少しの間いろいろな種類の渡り鳥がここを利用して行きます。

たくさんの鳥が見られてとても楽しいですよ。

今度は水族館や観覧車やバーベキューだけでなく、野鳥園にも行ってみて下さい。野生が息づく貴重な場所です。

右が今年産まれの子ども。

鳥も暑い!日陰は人気。

手前の足が痛んでいます。この足で越冬地へ帰るのだろうか?このまま葛西に残る手段もあるが・・・・。

嘴の長さは自分の体程もある。

 

Filed under: こども環境管理士,鳥・トリ・とり — itsuko 13:06

< ボロ布作り >

夏休みももう後半。幼稚園のお友達は逸子先生との約束覚えていますか!

何か面白いこと、見つけましたか?

何でもOKです。絵に描いたり、写真を張ったり、見つけた時の驚きを書いて、持ってきて下さい。皆さんに紹介しましょう。

先生も毎日せっせとあれこれ探しています。

今日はボロ布作りをしました。

皆さんは古くなってもうこれはヨレヨレで着られないTシャツなど、どうしていますか?

私は母がしていたので自然と同じようにリユース(再利用)しています。

要は細かく切って、万能クロスにするわけです。

ガラス磨きOK,レンジ周りの油取りOK,フライ時の受け布OK,床に何かこぼしちゃった時のお掃除OK,と様々な箇所で使えます。

キッチンペーパーの紙仕様を極力避ける手法!

いいでしょう。

こんな感じでTシャツを分解します。太刀バサミは使い慣れないと切れませんし、何十枚も一揆に切ると、右手の親指にまめが出来る恐れ有り!ですからご注意ください。

生地の厚みによって大きさは分けて切り取ります。襟ぐり部分は使えないのでここだけ捨てます。

後は魔法の布に大変身ーーーー!

エコでしょう、SAVE THE EARTH でしょう! Tシャツも最後まで使ってあげて、嬉しいでしょう。

ポロシャツもパジャマも出来ますよ。

と夏休みもこんな家事に追われて1日が過ぎて行きます。

こう暑いと洗濯物が増えるし、一人とはいえ、何か昼食食べなきゃいけないし、

ああ、家事って切りが無いし、無くならない!

世のお母さん、本当に毎日ご苦労さまです^^;

写真の整理もしたら、ちょっとましなイヌワシが出て来ました。

これが日本に棲息する特異なイヌワシ(国の特別天然記念物)

ちょっと大き過ぎました。

本日撮ったコガネクモはどうでしょう?お腹がきれいな黄金色。

捕まってしまったショウリョウバッタ。

まさにこの撮影時に自ら巣へ飛び込んだマダラバッタ。

まったくバッタさんたちは闇雲にジャンプするからな・・・。

クモの糸は横糸に粘着力があり、縦糸には粘りはありません。

だから自分が貼りつかず移動可能なのです。(自分は分かっているからね!)

幼稚園のお友達、虫さんたちに教えてあげて下さーーーい。

ボロ布、作ってね!

おしまい。

 

 

< 静かです >

今週は長津田プロジェクトが閉館日(夏休み)なので、比較的幼稚園は静かです。

閉館日と言ってもサッカーも水泳も合宿に行っているようですが。

こちらは各クラスのワックス掛けや、廊下階段のメンテナンスが続いています。

人の出入りが少ない今週は清掃日和という事です。

先生方や用務員さんの夏休みはその後になりますね。

先週はほぼ全ての蛍光灯をLEDライトに交換しました。

この辺の設備投資についてはまた改めてお伝えします。

昨日は葉山の森の中で自身の属する会の自然観察会を行い、子どもたちと自然体験をして来ました。

蒸し暑かったのですが、多くの生き物や森の空気に触れて、皆さん満足して終了しました。

帰りのアイスキャンディーは美味しかったな^=^

夏は夏で、夏にしか出来ない自然体験が、機会が少ない昨今ですから大切です。

こんな虫、見た事ありますか?

ハンミョウ といいます。甲虫の仲間。

なんといってもこのカラフルでメタリックな色。実に不思議。

大人の方でも初めて見る方が多いこのハンミョウ。

自然豊かな森の中で暮らします。

と、森の中も大変静かで、耳を澄ませば街では聞けない音で溢れていました。

 

 

 

< 絶滅危惧種、発見! >

先日の22日は土用の丑の日という事で、うなぎを食べた方も多いのかもしれませんが、

ご存知のようにニホンウナギは既に大変稀少な種で、絶滅危惧種に登録される寸前です。

クジラといい、うなぎといい、なぜ種が滅びそうになっている生き物を、食べてしまうのでしょう?と、一人でイラつく時もあるのですが(ちなみに私はどちらも食べません)、なんと去年からこんなトンボが山の池に姿を現しました。

ベニイトトンボ♂

ベニイトトンボ♀

たかがトンボと言わないで下さい。この種は絶滅危惧Ⅱ類に属し、関東地方でも限られた場所でしか確認できていません。

池の管理を手伝ってくれている会社に聞いても、おそらくベニイトトンボだろう、という事でした。

環境を整えると数が少ない小さな生き物でも、棲息するようになる事の証です。

乱獲(人が食べるために捕獲する)により激減している多くの種も、ほんのちょっとの創造と工夫と人々の遠慮で、数の回復は出来るのです。

着々と生き物たちにやさしい地となっているお池のようです。

この事は結局、私たち人にもやさしい場所なのです。(好き嫌いは別にして!)

< 蚊にやられた >

昨晩は織姫と彦星が遠い天空に良く見えましたね!

今日は暑さのためホールで朝集合(朝礼)をしましたが、

子どもたちに聞いてみたところ、20人くらいが、「見たよ」と手を上げました。

これからこの二つの星(ベガとアルタイル)に加えて、白鳥座のデネブも加えた3つの星で、

夏の大三角形が見えます。

時々星を見上げて見て下さい。

さて、私の足は蚊に刺されて、なんと左右のひざ下で計25か所の痛々しい、赤い刺され痕^^;

トホホ、スカート穿けません。

貴重なトンボの情報を聞いて、見に行ったのですが、

対策が甘く、ズボンの上から刺されてしまいました。

そして今年はこのかゆみがなかなか取れず、いつまでも痒いので、ずっと赤いのです。

恐るべき昆虫ですね。

だいたい琥珀の中にも閉じ込もっているほど執念深い?虫ですから、

叩かれて命を落としても、その生存証拠をしっかり残していくとは、何とも憎たらしい・・・。

蚊に刺されながら撮った写真がこれです。

実に貴重な生息地で、特にベニトンボは絶滅危惧Ⅱ類のトンボです。

長津田から電車とバスで1時間くらいの所です。

アオヤンマがチョウトンボを捕まえて、食べている所。

アオヤンマも実に貴重!

食べられちゃった、チョウトンボ。

そして絶滅危惧種の、ベニトンボのオスとメス。

目まで赤いこのトンボは大きさが4㎝程です。

実にきれいなベニトンボは、交通量の多い市道に囲まれた、管理のほとんどされていない閉ざされた池縁で、ひっそりと生息していました。

手が入っていない事でこの地が生き残りの数少ない地である事は間違いありませんが、いつ、どうなってしまうかも危うい場所のようです。残さないとなりません。

それにしても、あーーー痒い。

蚊には注意しましょう。

夜、星を見る時も気を付けて下さい。

 

 

< 残念でなりません。 >

今日はプレ幼稚園の2回目。

男性の先生がメインとなって、お家でも出来る簡単な運動をやってみました。

ながつた幼稚園の先生にはこんなにたくさんの、そして女性の先生とはまた違った展開が出来る職員が揃っている事をお伝えした会でした。

ご参加いただいた皆様、お疲れさまでした。

ありがとうございました。

お子さんたちはながつた幼稚園に親しみを感じてくれたでしょうか?

しかし、本当に心が痛い、残念でならない事件が1件ありました。

先日展示用の教材として採集してきました長津田産、天然のノコギリクワガタがいなくなってしまいました。

朝の時点では昆虫ゼリーをほおばっていましたが、

1回目の活動が終わって見に行ったら、

姿を消していました。

飛び去る事は考えにくく、大変残念でなりません。

ましてや、本日お越しいただいた保護者の方なのです。

マニアには非常に好まれるノコギリクワガタですが、

教育現場から持ち去る人がいる事に、心が痛みました。

ただただこの種の甲虫が欲しくて、クヌギの木肌をめくりかえし、

虫だけ持って行く人(販売業者も含め)がいますが、

虫たちにとっては木肌は大事な隠れ場所であって、木にとっては幹を守る、それこそ皮膚なのです。

クヌギがあってこそ、樹液をたくさん出してくれるからこそ、虫たちは集まる分けで、

一時の欲望だけで個人の意を満たす行為は、人間の一番醜い一面です。

私の管理不備でもありますが。

楽しくながつた幼稚園をご紹介できたと思いますが、

最後に人間不信になりそうです。

< みかんちゃーーーん! >

みかんちゃんとは、ナミアゲハ蝶の幼虫の名前。

実は今年度は虫好き仲間が増えて(嬉しい事です)、クラスで蝶の幼虫を育てたい!と申し出たクラスが二つあります。

どちらのクラスも幼虫に名前を付け、その成長(虫の場合は変態)を見守って来ました。

ところが、今朝みかんちゃんがいない!じぇじぇじぇ!

最終幼齢は蛹に成る場所を求めて徘徊行動に出ます。

その後台座を作って、蛹化(ヨウカ)状態に入ります。

みかんちゃんは何所へ行ってしまったのか?先生は下から上まで気を付けて物を動かしていたその時、

「いたーーーーーーーーーー!」

なななんと、お絵かきスモックの籠の後ろで蛹化を始めていました。

クラスのみんなは大騒ぎ。「やったーーー、良かったね、ね、ね!」

「大丈夫、絶対いるよ。」といった甲斐がありました。

クラスの中には虫が触れなかった子が、ミミズを持てるようになった、という連絡帳も来たそうです。

身近に観察する事で、ましてやクラスみんなで見て名前を付ける事で、自分の事のように愛着を持ちます。

これが生き物のすごい所。そしてその環境を整える、大人(先生)の技です。

何にでも興味を持って接し、自分がせっせと世話をする事それ事態が子どもたちにも伝わるのです。

私が目指す仲間が少しずつ増えてきました。

クラスの一体感は集中力を養い、先生との信頼関係を強くします。

いい事です。

この虫好きの先生たちは是非、子ども環境管理士を目指して欲しいです。

みかんちゃん、飛び立つその日までガンバレ!

< ゴミ0の日 >

5月30日なので、「ゴミゼロ」 の日です。

ゴミの減量に努めていますか?

減量は体重だけでなく、ゴミも同様に努めましょう。

これも環境管理士には重要な使命です。

持続可能な社会の構築のためには、避けては通れない問題。

その一つがゴミ問題です。

ドイツや北欧の教育現場には普通にあるゴミに関する学習。

日本でも分別は当たり前の認識や、過剰な包装や無駄な流通への削減意識を身につけないといけません。

家庭ゴミの集積場所を人目につかない所にするのも無関心の温床です。

一度自分の手から離れたらもう他人事にならない様に、きちんと責任を持ってゴミも出しましょう。

エベレスト登頂で世界最高齢を達成した三浦さんの話題が世界を廻りました。

実はこのエベレスト、大変なゴミの山と登山者の渋滞が大問題になっているようです。

特にネパール側南東稜の第2キャンプはひどい状況のようです。

登山者の出すゴミ、使用済み酸素ボンベ、そして人間の排せつ物。

(ナショナルジオグラフィック日本版より)

世界文化遺産に登録されるだろう富士山も同じ問題を抱えていますが、

偉大な自然を残すには、人間の意識・認識も偉大に保たないと、その偉大さは荒廃していくという事です。

少しでも、身の周りのゴミについて考えてみましょう。

Filed under: こども環境管理士,世界,未分類 — itsuko 17:49

< 体験型環境教育 >

与えられて学習するのではなく、自らが感じて、学び取る。

そして感じた事を、見つけた物を、他のみんなと分かち合う。

絵に描く、言葉にする、つまり表現して人に伝える。

他の人の表現を受け止める、共感する、一緒に楽しむ。

これらの事から「生きる力」を培う。自らが経験する事によって、一つ一つ引き出しを多くしていく。

これが、体験型環境教育です。

日本ではこの様な教科タイルが先進各国に比べ、極端に不足しています。

欧米各国は80%以上に対して、日本は30%です。

私が子どもの頃育った環境には普通にあった田畑や林、そして小川が失われている今、

敢えて取り入れて行かないと、この様な環境で体験したあれこれが、まったく無いまま大人になってしまいます。

ながつた幼稚園の山や池は、その為の貴重な環境です。

生き物はいたり、いなかったりですが・・・・。

彼らの棲息場所を整えるのは本当に難しいです。人の思い通りにならないのが自然。

自然は偉大で、逆らえません。

以下は今日のバクの日(体験型環境教育)の様子。

楽しかったね!

ちなみに、困ったことが発生したら、「こうばん」へどうぞ。(私が待ってるよ^^;)

ここでも自分の言葉で状況説明をしないといけません。

幼児の世界は日常が重要な学びの場。

ガンバレ、みんな。自分で切り開け!