< 自然災害の驚異 >

フィリピンのレイテ島の台風、高潮被害が深刻です。

想像できない台風。どんなに怖かった事でしょう。

日本を襲った地震に津波も最大規模の自然災害ですが、この原因は地球という星が持つ、人間にはどうにも止められない性格の災害です。

しかし台風は、それもこれほどの規模の台風は、その原因が地球温暖化を一因とする事はまちがいないと言われています。

どうしたらいいのでしょう、私たち人間は!

まずは多くの援助が行き届いて、少しでも早く落ち着けるようになる事を祈るばかりです。

同時に心が痛いのは、東日本大震災の時もそうでしたが、

多くの野生動物が同じように被害に遭っていることも心の隅に置いて下さい。

丁度日本から冬を越すために多くの渡り鳥がこのフィリピン諸島周辺を目指して戻っていた時でした。

ハチクマというタカの1種もインドネシナ半島で冬を過ごします。

それでなくても年々数を減らしている夏鳥たち(日本で子育てをする種類)。

毎年幼稚園の玄関でかわいい顔を見せてくれるツバメもそうです。

きっと彼らの棲息状態も最悪の事になっているでしょう。

私に出来る事は何か。考える毎日です。

Filed under: 世界,鳥・トリ・とり — itsuko 10:15

< まだかな ジョウビタキ >

去年は22日、2011年は28日、2010年は11月2日、

時雨の時期にやって来る冬鳥、ジョウビタキ。

今年はいつ飛来するでしょうか?もう各地の探鳥地には現れているようですが、

あの愛らしい瞳と素敵な地鳴きを早く見たい、聞きたいです。

幼稚園のお山にも毎年オス、メス揃ってやってきます。

これから春の息吹を感じる3月末ごろまで、冬鳥たちが楽しませてくれます。

皆様もちょっと気おつけて周辺を探して下さい。

見慣れない姿、聞き慣れない鳥の声を聞いたらそれはきっと中国大陸から海を越えてやってきたジョウビタキです。

PM2.5は大丈夫だったかな・・・・・。

これはオス。

そしてメス。

頭の色が違うでしょう。

かわいいね。

早く会いたい鳥なのです。

 

Filed under: 鳥・トリ・とり — itsuko 17:20

< 台風去り、ヒナは・・・ >

また大きな被害が出てしまいました。

伊豆大島には行ったことがありませんが、自然災害は本当に人の考えに及ばない、猛威を奮います。

神奈川県下も大分長い間暴風警報が出ていました。

皆さま方は無事でしたか?

結局休園といたしましたが、後期の始まりがこういう事態で1日伸びるのも初めての事でした。

でも子どもたちも、職員もみんな無事なので、それに越した事はありません。

私は一晩中気が気ではありませんでした。

キジバトのヒナが2羽、産まれて1週間程しかたっていませんでした。

1時間おきに目が覚めてしまい、その度に天気概況チェックとこのヒナを見守りました。

母親は1回も向きを変える事もなく、ヒナを守りました。

朝給餌をしてから1時間ほど巣を離れました。

2羽の無事が確認できてから出勤する途中、こんな虹が出ていました。

少しはいい事もあるのかな・・・・・?とちょっと気分がもり上がりました。

明日から本当の後期教育課程が始まります。

もう一度気を取り直して、リボンを閉めて、頑張りましょう。

たんぽぽさんはプールがあるし、年中さんは外でお弁当を食べるし、年長さんは小学校へ行くし、

もうすぐに忙しく活動が始まります。

後期もよろしくお願いします。

 

 

Filed under: 幼稚園活動,鳥・トリ・とり — itsuko 17:25

< 寒露の人気者? >

今日は寒露。霧が冷たく感じられる頃の事。空気が澄み、夜空に冴え冴えと月が明るむ季節、という意味のようです。

そういえば昨日の夕方は西の空に細ーく輝く月と、その南西に美しい水星が見えました。

台風のせいで蒸し暑いですが、空は秋ですね。

そんな秋の人気者、それがハリガネムシ!

この時期はカマキリと共に子どもたちの話題に上る、唯一の回虫(せん虫)でしょう。

実は子どものお腹から出てきた記録もあるとか?

さくら組ではアゲハ蝶の飼育に続いて、このくねくね虫を飼う事になりました。(回虫ですよ!!!)

宿主であるカマキリ(ハラビロカマキリ)のお腹から這い出してきます。

これは水辺で産卵するため。水中に棲む水生昆虫を介して、カマキリに行きつき、この時期一斉に独立するのです。

もう5~6匹は子どもたちに見つかっています。

カマキリも受難ですよね!これからおお仕事を前にして、細長いクネクネに取りつかれ、まったくもう・・・・・。

カマキリは死んでしまう訳ではなく、無事に産卵を終える個体も多いようです。

冬に向けていろいろな生き物が命の引き継ぎをします。

こちらも水辺に戻って来たイトトンボ。メスを見つけて命を繋ぎます。

イイネ!

この鳥はオナガ(中央)。20羽程の群れが、池のナナカマドの実を食べに来ました。これからは少ない食べ物を仲間と分け合います。

しかしいい事ばかりではありません。

時々現れるハクビシンのフン。

まったくけしからんのです。いつも柿の実を食べて、その種をフンと一緒に排泄してます。それも水の中で!

寒露のいい季節に、お池の中に外来種の糞なんて、フンッだ。

 

< タカ 渡る >

鳥を追ってかれこれ10年近くになりますが,

秋はどうしても空を見上げてタカを探してしまいます。

そんな本日朝は、お山の上をツミという日本で見られる一番小さなタカが鳴きながら輪を描いて飛んでいました。

このタカが鳴きながら飛ぶところを見たのは初めてです。

思わず屋上に上がって追ったのですが、円を書きながら上昇して、姿を消してしまいました。

多くの鳥がこの時期は移動します。

南へ渡ったり、冬を逃れて日本へ来たり。

上昇気流を掴んではばたかず、気流に乗って距離を稼ぐタカたちの飛翔は、ある時は数千羽になり、

それはそれはダイナミックで、ロマンを感じます。

遠くはインドネシアのスマトラ島まで行き、春にまた戻って来る彼らの渡りに無事を祈る10月です。

ツミ(タカ科)

 

 

 

< キョロちゃんは何鳥? >

ある雑誌のコラムを読んでいたら、こんな記事がありました。

「会社が意匠に使うロゴマークの中に、よく鳥をモチーフにしたものがありますが、

森永製菓のチョコボールの、日本ではほとんどの人が知っているあのキョロちゃんは、

果たしてどの鳥を参考にしたものか?」という記事です。

カラス???、いや嘴が大き過ぎる。

南米にいる、オオハシ???、うん似てる。

でもチョコボールとのコンセプトは???

仕事の合間に、ほとんどどうでもいいような記事で考え込んでしまいました。

ああ、チョコボール食べたいな・・・・。

おやつで頭を活性化!おやつ募集中です。

Filed under: 鳥・トリ・とり — itsuko 17:34

< 秋分の日 >

秋の1日をいかがお過ごしでしょうか。

私は予定していた家事を昨日までに済ませ、今日はゆっくりしています。

朝は5時から近くの開けた丘で、鳥たちの南への移動を観察していたのですが、

一向に現れず、お腹もすいたので断念。

するとなんと、キジバトの営巣木を見つけました。

朝食も忘れて、2羽が留守のうちにちょっと失礼しました。

弱々しい小枝の巣に真っ白の卵が1つ。普通キジバトは2つ産むのですが、今朝は1つでした。

今日は1日の長さが丁度同じ、世界各国でお祝いされている秋分の日。

生き物たちにも生態への合図になっている時間のサイン。

太陽と月と地球が織りなす奇跡の軌道。

これから鳥見たち(私のような鳥大好き人間の事)はあちらへ、こちらへと鳥たちの移動を追って、忙しくなるのです。

なかなか地方へ出かけられない私にとって、今年の秋分の日は、

キジバトの営巣木発見という毎週末の楽しみをもらいました。

無事に巣立つまで、私が見守りましょう。

ちなみにキジバトは親が出すミルクで子育てをするので、年間を通じて繁殖します。

Filed under: 鳥・トリ・とり — itsuko 10:45

< 大島親分に遭遇! >

本日私は東高根森林公園という川崎市にある公園に、ボーイスカウトの巣箱降ろしの活動のお手伝いに行ったのですが、

なんとその途中で日本放送24時間テレビのマラソン任務に就いている

森三中の大島さんに遭遇しました。

写真は撮れなかったのですが、246号線のしらとり台交差点のガソリンスタンドで休憩中と、

梶が谷付近でのほぼ徒歩状態の大島さんでした。

それはそれは周辺住民の応援が多く、246号線は大渋滞!

ちょっと困りました・・・が、無事にテレビ局に着けるといいですね。

それにしてもスタッフが大勢いて、本人を探すのに苦労しました。

車を運転していて信号待ちで見ただけでしたが、足が痛そうでしたよ。

イッテQの番組は時々私も見ますが、大島さんの体当たりの取材には感服しますね。

ボーイスカウトの活動も雨の中無事に終わりました。

鳥の事や生き物の事を話して来ました。

小学校3年生から5年生の32名でしたが、みんな真剣に話を聞いてくれました。

来年も巣箱、掛けようね!

 

 

< 葛西の仲間 >

今日から預かり保育の再開です。

少し子どもたちの声が戻って来ますね。幼稚園は工事をしています(屋上)ので、来園の際はグラウンド駐車場が利用できない事もありますので、ご注意ください。

そして、私は時々出かける葛西臨海公園に行って来ました。

オリンピックのカヌースラローム競技会場予定地です。これは場所の変更を申請していますが!

こんな珍しい仲間に会って来ました。そして毎年移動の途中でこの干潟で栄養を補給して行くシギ・チドリたちです。

中国やロシア北部で繁殖を終え、オーストラリアや東南アジアへ冬を越しに行きます。

さあ、世界地図を広げてみて下さい。

丁度日本が中間地点で、長い旅路の休憩場所なのです。

渡り鳥に取っては極めて重要な土地なのです。

そして数少ない日本国内の休憩地である干潟の一つが葛西臨海公園です。

こういう場所を保全していかないと、鳥たちは生態を維持して行けなくなります。

この日会ったのは、アカガシラサギ、コサギ、ダイサギ、アオサギ、セイタカシギの親子、日陰で休むキアシシギ、右足の踵から下を無くし、関節が化膿しているようで、1本しか足が使えないチュウシャクシギなどです。

ダイシャクシギは大好物のカニを捕まえ、調理して食べました。

そして後から、ハサミのような物を吐き出しました。

コサギとアカガシラサギはいつも漁場を争っていますが、負けるのはアカガシラサギ。

これから少しの間いろいろな種類の渡り鳥がここを利用して行きます。

たくさんの鳥が見られてとても楽しいですよ。

今度は水族館や観覧車やバーベキューだけでなく、野鳥園にも行ってみて下さい。野生が息づく貴重な場所です。

右が今年産まれの子ども。

鳥も暑い!日陰は人気。

手前の足が痛んでいます。この足で越冬地へ帰るのだろうか?このまま葛西に残る手段もあるが・・・・。

嘴の長さは自分の体程もある。

 

Filed under: こども環境管理士,鳥・トリ・とり — itsuko 13:06

< ボロ布作り >

夏休みももう後半。幼稚園のお友達は逸子先生との約束覚えていますか!

何か面白いこと、見つけましたか?

何でもOKです。絵に描いたり、写真を張ったり、見つけた時の驚きを書いて、持ってきて下さい。皆さんに紹介しましょう。

先生も毎日せっせとあれこれ探しています。

今日はボロ布作りをしました。

皆さんは古くなってもうこれはヨレヨレで着られないTシャツなど、どうしていますか?

私は母がしていたので自然と同じようにリユース(再利用)しています。

要は細かく切って、万能クロスにするわけです。

ガラス磨きOK,レンジ周りの油取りOK,フライ時の受け布OK,床に何かこぼしちゃった時のお掃除OK,と様々な箇所で使えます。

キッチンペーパーの紙仕様を極力避ける手法!

いいでしょう。

こんな感じでTシャツを分解します。太刀バサミは使い慣れないと切れませんし、何十枚も一揆に切ると、右手の親指にまめが出来る恐れ有り!ですからご注意ください。

生地の厚みによって大きさは分けて切り取ります。襟ぐり部分は使えないのでここだけ捨てます。

後は魔法の布に大変身ーーーー!

エコでしょう、SAVE THE EARTH でしょう! Tシャツも最後まで使ってあげて、嬉しいでしょう。

ポロシャツもパジャマも出来ますよ。

と夏休みもこんな家事に追われて1日が過ぎて行きます。

こう暑いと洗濯物が増えるし、一人とはいえ、何か昼食食べなきゃいけないし、

ああ、家事って切りが無いし、無くならない!

世のお母さん、本当に毎日ご苦労さまです^^;

写真の整理もしたら、ちょっとましなイヌワシが出て来ました。

これが日本に棲息する特異なイヌワシ(国の特別天然記念物)

ちょっと大き過ぎました。

本日撮ったコガネクモはどうでしょう?お腹がきれいな黄金色。

捕まってしまったショウリョウバッタ。

まさにこの撮影時に自ら巣へ飛び込んだマダラバッタ。

まったくバッタさんたちは闇雲にジャンプするからな・・・。

クモの糸は横糸に粘着力があり、縦糸には粘りはありません。

だから自分が貼りつかず移動可能なのです。(自分は分かっているからね!)

幼稚園のお友達、虫さんたちに教えてあげて下さーーーい。

ボロ布、作ってね!

おしまい。

 

 

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