< 美味しい顔、いっぱい!と カルガモ >

わーーー、お弁当。美味しそう!

メソメソとママを思い出す事も無く

(ママちょっと淋しい^^;)、

かわいい、食べやすい、お弁当がいっぱい。

今日は美味しい顔がいっぱいでした。

ムシャムシャ食べる子に、じーっと見いる子、中身を説明する子に、指で掴む子、

とまあまあいろいろでしたが、みんな美味しそう。

お弁当も実にバラエティーに富んでいて、母(失礼、父かも?)の「愛」を大いに感じました。

1日教育に成りましたが、午後からぐずる子も出ず、外で思いっきり遊んだ事もあって、満足したのでしょう。

良かった、良かった。

明日はこうはいかないかもしれませんが、給食にチャレンジです。

少しだけでも食べてくれるといいですが・・・・・。

もう一つ感心したのはお箸を使える子が多く、驚きました。

素晴らしい!やっぱりお弁当にはお箸が似会いますし、日本人ですからしっかりと身につけなくてはいけません。

これを機に練習しましょね。

遊びスモックを着ているのが年少さん。一応目印(慣れるまで)に着て、外遊びをします。

もうガンガン遊んでいました。素晴らしい!

そして本日のもう一つのサプライズは、

朝から池にカモ(カルガモ)が来ていて、ゆっくりくつろいでくれた事。

この場所が、その意味を為す時がやって来ました。

今見せないで、いつ!見るの!「今 でしょう!」

と、どこかで聞いた事があるようなセリフですが、まさに今日はその絶好のタイミング。

朝は順番にこの鳥を見せました。一緒の空間にこんな命が生きている事を体感する場所が、ビオトープ。

「生き物たちの集まる所」です。素晴らしい!

フェンスの向こうから驚かさないように。

ちょっと近づいて、こんにちは。

「かわいいね!」って言っていました。

カルガモさん、来てくれてありがとう。

(発信する取材も大変です^^;)

 

 

 

Filed under: 幼稚園活動,鳥・トリ・とり — itsuko 15:38

< じぇじぇじぇ! >

ご存知「天ちゃん」の朝ドラでよく出て来る方言。

今年の流行語大賞も狙ってる?とかの、まさにじぇじぇじぇ!

昨日登園時間前、突然玄関に営巣していたツバメの雄が死んでしまいました。

心臓マッサージもしてみましたが、ダメでした。

原因は分かりません。

どうして。

こんな事もあるのか、と野生動物の運命を受け入れました。

ツバメの場合、鳥インフルエンザはまず心配ありませんから、ご心配のないように願います。

とりあえず本日神奈川県へ届け出に行ってきました。

野生動物は捕獲も、救護も、卵の採取も、死体の認知も、全て届け出ないと法律違反です。

このツバメの死体を採集し、その後私が処理する許可をもらって来ました。

この後正面玄関のツバメの巣は、いえ雌はどうするのでしょうか?

まだまだはっきりした生態は明らかになっていないので、観察する事にします。

久し振りに出かけた県庁は、節電でやけに暗かったです。

自然環境保全課はぼそぼそと人のしゃべる声がしましたが、皆さん机に向かってパソコンをパチパチしながら仕事らしき事をしていました。(保全課の皆さまごめんなさい。)

アライグマをどうする・・・・・?なんて声も聞こえましたが、

幼稚園の喧騒とは大違いの職場に、少々ギャップを感じて帰って来ました。

神奈川県庁

向かいに建つ、開港記念会館。

うーーーん、ここは歴史を感じるね・・・・!

この宝くじの看板、入っちゃった!残念・・・。

写真なんて撮っていたらちょっと恥ずかしかったですが、横浜もいい街だね!

少し気持ちを持ち上げて戻ってからは池で一人ランチ。

今日はなんと、竹の子ごはん!(ちなみに手作りです。)

これが久し振りに美味しかった!!!!!

やっぱり手作り弁当を外で食べるのは美味しいですね。と、自己満足に浸っていたら、

なんと、カルガモのつがいが遊びに来ていました。

昨年も来てくれましたが、今年も2羽で仲良く水草をはんでいました。

シジュウカラも卵が孵って、せっせと青虫を運んでいます。虫を食べれば出るのはフン!

口にくわえて外へ出します。(口にくわえている白い物)巣立つまでこれを繰り返します。鳥は大変きれい好き。巣はいつも清潔です。

空には別のツバメが2羽で気持ち良さそうに飛び、

どこかでコゲラのギーと鳴く声も聞こえました。

風も弱く、少し温かさが戻った午後。

命のはかなさと、命の尊さの、両方を感じた本日でした。

< ディズニーランド30年 >

遠い記憶にディズニーランドへ行った事があります。

数年前にディズニーシーへ行きました。

ランドがオープンして30年が経つんですね。

多くの人が日常と違う世界を求めて、訪れるのでしょう。

行けば本当にウキウキしてきますからね。

その楽しさや夢の世界を演出しているのがこの会社の理念でもある、スタッフ(キャストと呼ぶそうですが)の意識。

どんな不況下でも入園者数を伸ばし続ける理由には、この力が9割を占めるそうです。

モチベーションや意識。お客様を思う心やディズニーを愛する信念でしょう。

これはディズニーランドだけの話ではありません。

いつも笑顔できちんとした接客や応対。

明るい態度や物腰は、ながつた幼稚園の評価にも繋がる同じ心です。

今日は年中さんの懇談会でした。

多くの方にご出席いただきましたが、改めてこのディズニーランドの30年にちなみ、ながつた幼稚園の先生方もこのキャストに負けないような笑顔と挨拶を約束する事をお話ししました。

もちろん先生方にも一括して、毎日子どもたちや保護者の方々と接するように確認いたしました。

これだけは手を抜いたらながつた幼稚園の先生失格です。

今週もまた日常に笑顔を持って、過ごしましょう。

余談ですが、きっと誰もこんな話には触れないと思うので敢えて付け加えます。

ディズニーランドは東京湾を埋め立てて造られました。

かつてこの地(浦安沿岸)は広大な東京湾の貴重な干潟でした。

そうです、お察しの通り、日本を経由して北のアラスカや南のオーストラリアへ渡る水鳥たちの一大休憩地でした。

そこが見事に埋め立てられ、このテーマパークが作られたのです。

当時は現在のように生物多様性の持続を重要に考える理念や法律も無く、野生動物の保護やその環境の保全もずっと後回しにされました。

結局東京湾はどんどん埋め立てられ、今ではごくごくわずかな干潟が残るだけです。

(谷津干潟・船橋海浜公園=三番瀬・葛西臨海公園)

それなのに、またもや東京オリンピック誘致のため、葛西臨海公園の森林が伐採されそうです。

地図を広げて下さると、ディズニーランドの敷地がいかに広大な干潟であったかがよく分かります。

その当時、鳥を保護していた方のお話だと、見渡す限りシギ・チドリが群れていたそうです。

現在は休憩する100羽以上の水鳥を見つけるのは大変難しいです。

何が悪いという事ではありませんが、夢のようなおとぎの心地を味わえる、人間が為の非日常空間は、水鳥たちにとっての生死を掛けた生息環境であった事も覚えていて下さい。

羽を休めるシギ・チドリ類(三番瀬)

 

< お父さん、偉い! > 

22日に確認したツバメの1番手はなんと毎年幼稚園の玄関で繁殖をしているお父さん!のようです。

また巣作りを始めました。

立派な巣を作って、後からやって来るメスを待ちます。

やっぱりお父さんは偉いですね!

いざという時は頼りがいのあるオス。

いえいえ、男性!

人間界でもお父さんはやっぱり家族を支えます。

(のはずです^^;)

これから始まる子育てにもしっかりオスが参加するツバメ。

もちろん人間界でもお父さんの子育て参加は必須です。

なぜなら、

お母さんだけでは対応が同じになるところ、あやし方も遊び方も、叱り方も誉め方も違ったアプローチから子どもと接することで、それが子には刺激になり、好奇心になり、安心と信頼の基礎になるからです。

子育てに奮闘するあ母さんを手伝う意味はもちろんですが、

男性が本来持つ野生や闘争心、危険を感じる能力や判断力、生き方のダイナミックさを子どもに伝えるためにも、

子育てには是非参加して下さい。

鳥の中ではどちらか一方だけで子育てをする種がありますが、

我々人は、両親がその任を担うようにできている哺乳動物の1種ですから。

ツバメに負けるな、お父さん!

 

< 冬鳥への賛歌 >

今日は花曇り。絶好のお花見日和。

皆さんもお花見へ行かれた方が多かったのではないでしょうか!

私はあまのじゃくなので、素直にお花見には行かず、

毎年冬になると会いたい、会いたいと思っていて、会えずじまいだった鳥を求めて出かけてみました。

その途中見たのは、これ!

着いた場所は桜ではなく、堤防の一面がなのはなで覆われた畑。

ここであこがれの鳥に出会ったのです。

毎年越冬に来るフクロウの仲間。コミミズクは夕方からフワフワと飛び立ち、ネズミを見つけます。

いつものように動画から静止画へ移しているので写真がはっきりしませんが、確かに彼らはここで冬を暮らしている。

今日は3羽が姿を見せてくれました。

この地が誰にも荒らされないように、毎年毎年エサが捕れる場所でありますように、地元の方ともそんなお話をして帰って来ました。

日本で冬を越す鳥は数々いますが、どれも厳しい環境の中、何とか命を繋いでいます。

これから彼らは桜前線のの北上と共に、北の繁殖地を目指して帰って行きます。

どうか無事に目的地へ戻って欲しい。

逞しく、しかしひっそりと冬を日本で過ごす鳥たちへ、旅立ちのエールを送ります。

この日は上空でひばりが盛んにさえずり、ツバメも飛んでいました。

冬の鳥と、春一番の鳥が一緒に暮らす貴重な場所を大切にしないといけません。

 

私の帰りは同じ道。

夜のスカイツリーでしたが、暗かった^^;

冬鳥たち、バンザイ!

(お腹の痛みはどうやら腹筋の肉離れのようです!?

肉離れなんて、シンジラレナイ!)

 

Filed under: こども環境管理士,鳥・トリ・とり — itsuko 23:16

< STRIX 現わる >

彼は突然声を発した。

帰宅して庭を見回っていた午後8時半。

鳴いたのである、「ホッホッ ゴロスケホホ」

フクロウだ。日本全国に生息しているフクロウ。地域によって亜種に分かれているが、まぎれもない森の神の声。

先日も夜、近くのスーパーで買い物をしていた時、上空をフワフワと飛ぶ物体を見た。

夜飛び、ふっくらとした形、浮くように飛ぶ姿はまさしくフクロウ。

きっとどこかにねぐらを持っていると感じていたら、

6年振りに聞いた声。

ドキドキが止まらず、その後10時近くまで探してしまった。

すぐにライト(懐中電灯)で照らしたかったが、あーーー、なんという事でしょう!

電池が無ーーーーーーーい!

日頃の備えはどうなっているんだ!

そこらじゅうをひっくり返しても、今度は替えの電池も無ーーーーーーい。

この時期に防災はどうした、逸子!

しょうがないので街の明かりを手掛かりに必死で探す。

鳴き声も止まり、静まり返った林。

絵本を思い出した。

子どもが幼稚園に持って来てくれた絵本、「月夜のみみずく」

この絵本と同じ状況に至った私は、まさに絵本の中の女の子に成っていた。(年齢は関係なし、フムフム)

絵本ではお父さんがワシミミズクを呼び寄せたが、今回は私の声には答えてくれなかった。

毎日書類とにらめっこしていて、体がカチカチになっていた時、一気に重りが取れたように感じ、これだから動物たちとの出会いは止められない。

丁度昨日は啓蟄。お山でもアリを見つけて持って来てくれた子がいた。

生き物たちが動き出す時。

今夜も彼を探してみよう。きっと答えてくれるはずだ。

strix とはフクロウの学名です。

< 春の息吹 >

ふきのこ会後半(C/D)も無事に終わりました。

2日間に渡る行事なので、ご家庭でも日程調整などいろいろとご協力いただきました。

ありがとうございました。

今年もインフルエンザの感染にぶつかってしまいました。

来年度からは年間の行事予定を見直し、教育課程を一部組み直す事と致しました。

また新しいながつた幼稚園の3年間に渡る連続した子どもたちの育ちを見つめたいと思います。

お山ではやっと梅の花が咲きました。

蕾が膨らみ始めてから今年は時間が掛かりましたが、

ふきの子会終了と同時に春の息吹を連れて来てくれました。

お山に通年生息する小鳥たちも賑やかになって来ました。

鳴き声が春の声になったのです。(鳥には2種類の鳴き方があり、さえずりは繁殖期に出す声)

もうペア(つがい)を作り、2羽で行動しています。

ツーツーピー  ツーツーピー とゆっくりした柔らかな声を出すのはヤナガラ。

ツッピンツッピンツッピンツッピンと大急ぎで鳴くシジュウカラ。

ピツーツピツーツピツーツと小さいけど遠くまで良く通る声を出すヒガラ。

春一番にさえずり出す小鳥たち。

ふきのとうと一緒に春を告げてくれます。

目で見て感じ、耳で聞いて感じ、日本の自然はなんて素敵なんでしょう!

冬の鳥もそろそろ帰り支度を始めます。

季節は巡り人々は進んで行く。

毎年繰り返す行事にも全く違った歩みがあり、成長がある。

また一つ違った経験を重ねて前進します。

< そうか、そうか。 >

ようやくお山にも行けるようになりました。

久し振りの全面開放で子どもたちもうれしそうです。

雪で遊びたいところもなかなかそうも行かず、その雪が今度はまったく溶けず!でお山には随分の間行けませんでした。

今日はこんな放送を入れたので、子どもたちは興味津々!

ピンポンパンポン~~~(チャイムの音)

「皆さん、今日はお山でも遊べます。

そしてお池の周りには誰かの足跡があります。

誰かがお山にやって来ました。さて、誰でしょうか?」

雪の上にありますよ。分かった人は教えて下さい!」

次から次へお山へ登って行く子どもたち。

「恐竜みたいだよ。」

「うん、近い。ずっと昔は恐竜だった!?」

「答えは鳥?」

「大正解!でも2? 羽来たよ。『カ』がつく鳥と、『ハ』が付く鳥。

ということでこれがその正体。

カラスにハトのお客様。雪の上には足跡がくっきり。

おまけに、

いつもの猫様。この方を只今退治中。

そしてなんと、氷の上に乗りたかったJ君。

思わず1歩足を踏み出してしまった模様。

そうか、そうか。気持ちは分かるが、落ちるかも!の予測も立てて。

次回からはきっと細心の注意を払うでしょう。何事も経験だ!

という事で、本日のもう一つの証拠。

「今日のお池の感じはどうだった?」

と聞いたら、J君いわく、「冷たかった^^:」

雪原や氷上の映像が多い冬の時期なので、ついつい乗ってみたくなりました。

風邪、引かないでね!

もうちょっと氷が厚かったら良かったのにね!

< 大寒にて >

寒い寒い。

流氷も網走沖に接岸し、大寒はやっぱり寒い。

昨日は大寒。1年の内で一番寒い日ですが、今年はより一層寒く感じますね。

やっと幼稚園のグラウンドも使えるようになって来ましたが、また雪が降るとか・・・・・・・。

今日子どもに聞かれました。

「先生、鳥も寒いの?」

「うん、寒いよ。

だから朝は体を膨らませて、羽の中に空気を入れて、暖めているんだよ。」

「ふーん」

「お日様にも当たっているよ。」

「みんなはダウンコートを着るでしょう。あったかいでしょう。

鳥はあのコートをいつも来てるから、ずっと外に居ても大丈夫なんだよ。」

という事で、嘴も羽の中に入れる事や、足も1本は体の中にしまう事などを話しました。

体温を出来るだけ奪われないようにする方法です。

鳥も大寒を迎える頃は寒い、寒いのです。

この鳥は温かい巣穴でぐっすり眠ります。

自分で掘った愛しい我が家。

毎日ほぼ定時に帰って来ます。

まるで公務員さんみたいですよ。

お山の中にお家はあります。

コゲラ(キツツキ科)

おやすみなさい。起床は何時でしょうか?

インフルエンザB型が出ています。予防予防!

 

< 寒中氷泳 >

小寒を過ぎて、益々寒さが厳しくなってきたこの冬。

各地のスキー場はたっぷりの積雪量のようで、いいですね。

スキーへ行きたいのですが、なかなかそうもいかず、お家でお勉強中!

外を見ると、なんと勇ましいメジロたち!

寒中水泳ならぬ、寒中氷泳です。

一面に張った氷を割ってあげると、たちまち何羽もやって来て、何の躊躇も無くそれ!とばかりに水浴びです。

呆気に取られるヤマガラやシジュウカラ!

「ちょっと、冷たくないの!」

「いやだ。冷たさより、気持ちよさよ~~~~。

冬だって私たち鳥には水浴びは欠かせないでしょう!」

「いやーーー、さすがに氷り水の中へは飛びこめないよ・・・・・。僕は水を飲むだけでいいよ。」

「あら、弱虫ね、シジュウカラさん!」

「ヒャッホーーー、やっぱり冷たいわ!」

そういえば、メジロの方が日頃から気が強く、小さくても当たって砕ける派。

シジュウカラはとにかく性格が穏やかで、誰にでも優しい。

(繁殖期の巣箱取りだけは別。)

こんなそれぞれの鳥気質が出ている場面かもしれません。

スキーへ行っていたら、こんなスペシャル行動には出会えませんでした!

と、自分を慰めて・・・・・・、またお勉強です。

 

 

 

Filed under: 鳥・トリ・とり — itsuko 14:25
Page 24 of 34« First...1020222324252630...Last »