< 台風接近 >

台風4号が接近しています。

梅雨前線を連れて来るので大雨と、台風ですから大風が一緒です。

これから近づいて来るようですから、皆様も気を付けて下さい。

明日の連絡として本日お手紙を持たせています。

園外へ移動しての活動は延期しました。

台風の状態によってはお手紙以外(メール発信)の緊急連絡も考えられますので、

注意していて下さい。

日本は海に囲まれていますから、毎年台風には悩まされています。

水温が高い海面で発生する台風。

しかしこの台風の通過が日本の四季を彩る生態系に大変重要な役割を果たしていると言います。

大きな災害は困りますが、ほどほどに訪れるのは自然の摂理と考えましょう。

今日はそんな中、お山でお池初のトンボを見つけました。

イトトンボ類の仲間です。

現在羽化したばかりで翅を乾かし中。

だんだんと色がはっきりしてきて、多分アオイトトンボの仲間と思います。

これがその脱殻。

これは先週写したヤゴ。

順番が逆になりましたが、お池に初めて確認したトンボです。

環境が少しづつ多様になって来ました。いい事です。

そして、台風接近も厭わないツバメの子育て。

5羽が無事に育ってまだ1週間と経っていないのに、

もう次の産卵準備です。

鳥たちは忙しい。

ボロボロになった巣をわずか4日で修復しました。

腕のいい左官屋さんです。

これが前の巣。

黒い部分が新しい土です。

5羽が頻繁にここにつかまったので、しょうがないですね。

完全に5羽が巣立ったのが13日。

新しい泥を付け始めたのが15日。

たった1日しか自由の時を過ごしていません。

うーーーん、ツバメは偉い!

ひたすら種の存続に力を注ぐのか・・・・・・。

自分の使命に邁進するんだな。

見習おうかな^^;

台風接近の明日ですが、

明日は横浜市幼稚園協会の加盟園大会で永年勤続表彰式があるのです。

大会は予定通り行われるようですが、

実は私も勤続5年表彰の先生方に混ざって、表彰状をいただきに参上しようと思っています。

何年勤続かは、まあそこそこです。

お疲れ様です。

 

 

 

< 梅雨、梅雨 >

梅雨入り宣言がされただけに、いきなり今週はほとんど雨模様。

ああ、逆ですか!

気温も低くまたまた体調を崩しそうな毎日です。

土曜参観日を前にどうぞ健康管理に気を付けて下さい。

梅雨は室内遊びの多くなる時。

限られた室内で上手に遊ぶ工夫も必要です。

自由遊びにも先生の意図する仕掛けが見え隠れすれば、

子どもたちもまた嬉々とするわけです。

この時期是非やりたい事の一つに、

子どもたちにカッパを持って来てもらい、

お山を歩く事です。

子どもはよくカッパを着て雨の中を歩きますが、

何かを見つけながら歩くのは、いつもと違った感覚を呼び起こすはずです。

傘をさす必要が無くなる自由、

雨の中でも小さな生き物が動いている不思議。

水たまりをバシャバシャ歩く楽しさ。

こんな事を考えています。(毎年!)

今は鳥たちが巣立つ時。

虫たちも幼虫が多くなる時期。

雨でも彼らの営みは止まりません。

そんな一端が見られればいいな・ ・ ・ ・ ・!

と思っています。本当は先生たちにカッパを着て雨の中を歩く感覚を知って欲しいのですが。

玄関のツバメが巣立ちました。

ご覧になった方も多い事でしょう。

梅雨でも彼らは飛ぶ事を休みません。彼らの宿命です。

空中でエサをもらう様子や、小さな翼で雨の中を懸命に飛ぶ様子にも

自然と、「かわいい!」の声が聞かれます。

雨は雨でまた一坤です。

 

 

 

 

Filed under: 未分類,鳥・トリ・とり — itsuko 17:57

< 今日の発見 >

土曜日はたくさんのお友達が遊びに来てくれました。

ありがとうございました。

2回目、3回目とプレ幼稚園は続きますので、またお出かけ下さい。

さて今日は私が所属する野鳥の会神奈川支部のお手伝いで、

平塚へ行ってきました。(ボランティア活動も結構大変です!)

以前このページでもお話ししましたが、

私がこの会へ入るきっかけを作って下さった、

元平塚博物館の館長さんだった浜口哲一さん

(前神奈川支部の支部長さん)が整備した

「馬入水辺の楽校」という観察路での探鳥会でした。

ここはいい場所ですから是非一度お散歩に行ってみて下さい。

今日は鳥はあまり見られませんでしたが、植物の事や

水辺の話など多岐に渡って見聞きしてきました。

お花畑のポピー積みもありました。

その中で、私も初めて見た「イワツバメ」の巣をご紹介しましょう。

イワツバメは幼稚園の玄関に毎年巣を作るツバメとは違う種類です。

同じ東南アジアから渡って気ますが、尾羽が長くありません。

そして、尾羽の付け根が白く、ツバメとの違いはすぐに分かります。

一番違うのが、巣の形!

ほら、天井にくっついていますね。

お椀型の巣では無いので巣!?^^;

こちらは1羽が止まっているのですが、このツバメは横から中へ入る口を作ります。

そしてこの様な構築物に集団で営巣します。

これ全部イワツバメの巣です。

あの、中華料理の高級食材「ツバメの巣」とは違いますからね・・・・・・。

あちらのツバメとはアマツバメのことで、まったく科が違うのです。

ちなみにツバメはスズメ目。

ちゃっかりこの巣を拝借して、そのスズメも子育てしていました。

真ん中の巣から藁のような巣材が出ていますね。

イワツバメはこの様な巣材を使わないので、この巣に入っている鳥が違うって事です。

スズメが出入りしていました。

標高の高い高山で群れて飛んでいるのはほとんどがこのイワツバメです。

今度探して見て下さい。

そして明日は金星が太陽を横切る日面経過という現象が見られますから、

また日食グラスをご用意ください。

小さな黒い点がゆっくり太陽を横切って行くのが見られます。

黒い点が金星です。

午前7時10分頃から午後13時50分頃までです。

それから今日はサッカーA代表のワールドカップ最終予選。

観戦体制準備に入るので、ここまで。

あーーー、忙しい!

 

 

Filed under: こども環境管理士,宇宙,鳥・トリ・とり — itsuko 17:01

< Cuculus 類 >

今日で5月も終わりですね。

でも昨日はいい事がありました。

Cuculus とはカッコウ類の学名です。

日本で見られるカッコウの仲間は8種類。

その内この夏の渡りの時期に都市近郊でも見られるのが2~3種類。

昨日はその内の1種類である、「カッコウ」に起こされました。

午前4時30分、なんともすがすがしいまさに夏を思わせる声が響きました。

「カッコウ、カッコウ」

すぐ近くに聞こえます。

その内音が遠ざかり、またうとうとと眠りにつきました。

次に目が覚めるとまた「カッコウ、カッコウ」と遠い音が今度は近づいてきます。

う~~~ん、カッコウだ。

どんな気持ちで鳴いているのかな・・・・・。

話が出来たらどんなに楽しいでしょう。

ドリトル先生に成りたーーーい!

彼らもまた渡り鳥。

東南アジア方面から広く日本や中国大陸全土、ロシアのカムチャツカ方面まで決まった繁殖地を目指します。

渡りの途中に私の耳を癒してくれました。

今週の月曜日にはもう1種類の仲間、ホトトギスが幼稚園のお山で鳴きました。こちらも渡りの途中です。

もう少し標高の高い山を目指します。

そしてどちらも自分では巣を作らず、他の鳥の巣に大きな卵を産みつけて、

子育てをしてもらいます。

「託卵」という変わった習性を持つ鳥の種類です。

最近は書類の山に追われ、頭の中がごちゃごちゃになっていた所なので、

今日の鳴き声は本当に気分をそして寝起きを安らかにしてくれました。

彼らが少し遅れて日本へ渡ってくるのには、もう一つ理由があります。

(本来夏鳥は4月中旬から5月上旬に渡って来ます。)

それは丸々太ったケムシを食べにくるのです。

彼らの主食はイモムシ、ケムシ!

春に孵ったいも虫たちが丁度食べごろになる頃、彼らは渡って来ます。

ですからイモムシ、ケムシも大事な仲間。

見つけたらすぐ殺虫剤で処分しないで下さいね!

(まあ時と場合に応じてですが・・・・・・)

歌いましょう、カッコウ!

童謡 かっこう  作詞:大浦 正美  曲:ドイツ

♪ かっこう かっこう どこかで

夏を呼ぶ 森の声

ほら ほら ひびくよ

♪ かっこう かっこう 呼んでる

さわやかに 谷の声

ほら ほら ひびくよ

誰が聞いてもさわやかな声。

皆さんにも聞いて欲しいな~~~~~~~!

そしてこちらは誰が見てもかわいい、かわいい

ツバメのヒナ。

今年も玄関の巣が立派に修復され抱卵開始から約2週間。

今週5つの頭を確認しました。まだポニュ毛が生えています。

ちょっとだけ見える白いラインが嘴です。

夜は両親が巣に戻り、子どもを守ります。

でもお父さんは毎日ではありません。

出張か夜遊びか、はたまた別宅か?

実はツバメたちは不倫が多く、より強い子孫を残そうと雄も雌もよく相手を変えるようです。

しかしこの写真はやっぱり仲良しのお父さんと、お母さん。

今年も頑張って子育てして下さい。

そうそう、トキも野生に飛び立ちました。

自然は脆いがまた復活も可能な事が立証されました。

しかし回復には遥かな時間と資金と人力が必要です。

そうなる前に、身近な自然を大事にしましょう。

トキの野生復帰、おめでとう!

 

Filed under: 鳥・トリ・とり — itsuko 17:36

< 夏は来ぬ >

給食懇親会が進んでいます。

年長さんが終わったところで

いくつかご意見をいただきました。

懇親会時の乳児のプレイスペース設置や、

おかずの調理法への質問などすぐに対応しました。

これから年中さん、年少さんと続きますのでご家庭での食育の一環としても参考にしてみて下さい。

そしてご意見をどうぞお寄せ下さい。

さて、すこし夏の空を感じられるようになって来ましたが、

今日はこの歌をお届けします。

その前に、夕暮れはヘビたちとの出会いが多くなってきました。

昨日は2匹のヒバカリと遭遇。

1匹はまだ生まれたばかりの極小幼蛇で、去年の「スネコ」を思い出しました。

それは置いといて・・・・・・・、

久し振りにサッカーA代表が快勝し、「よしよし!」と1杯飲み、

とこれも置いといて・・・・・・・、

この鳥もそろそろ渡って来ますよ!

夏は来ぬ

作詞:佐佐木信綱   作曲:小山作之助

♪ 卯の花の 匂う垣根に

 時鳥(ホトトギス) 早も来鳴きて

 忍音もらす 夏は来ぬ

♪ 五月雨の そそぐ山田に

 早乙女が 裳裾ぬらして

 玉苗ううる 夏は来ぬ

♪ 橘の かおるのきばの

 窓近く 蛍とびかい

 おこたり諫むる 夏は来ぬ

5番までありますが、歌詞が難しいのでもうおしまし。

でもこの歌、ちょっと生物指標がずれていますね????

卯の花とホトトギス?

橘に蛍???、まあいいか!

明治29年5月(新編教育唱歌集五)

ホトトギス

毎年幼稚園のお山でも声が聞かれます。

さて、何て鳴くでしょうか?

Filed under: 幼稚園活動,鳥・トリ・とり — itsuko 18:54

< 今年も愛鳥週間です。 >

今年も来ました、愛鳥週間。

その名の通り鳥を慈しみ、親しみ、その生息を守る、守ろう週間です。

いかがでしょうか?

鳥に親しみを感じていますか!

鳥は恐竜の生き残り説が明らかになって来た昨今ですが、

そんな大昔からとにかく生きてきたすごい生き物なのです。

この生き物を私たちの代で絶滅させる訳にはいきません。

今トキの復活が国家事業として進んでいます。

ひなの確認が5羽になり、うれしい事ですが、こうなる前に身近な鳥たちと上手に接しましょう。

お池にも毎日のようにカルガモが来るようになり、

この先カワセミの飛来を期待して、鳥たちの事をもっともっと伝えて行こうと思います。

恐竜だった証 ①

とりあえず似てるでしょう!ティラノサウルス系か!

②この首の長さもね。胸の骨格が恐竜と似ています。

アルゼンチノサウルス系か?

③これは?翼竜そのまんまです。

ほらね!(飛んだ姿、分かるかな????)

身近な野生動物とどうぞ付き合って見て下さい。

玄関のツバメも静かに卵を温めています。

今年は何羽が孵るでしょうか?お楽しみ!

 

 

Filed under: 鳥・トリ・とり — itsuko 18:15

< 雹だ!>

誕生日だというのに何たる天気!

ヒョウは漢字ではこうだ。(見出し)

凄まじい北西風が吹いたかと思うと、

直径7㎜ほどの雹がポンポン降って来た。

こんな天気になる事は予報が出ていたが、まるで熱帯地方の1日みたいだ。

気象変化は20分程で終わったが、5月の上旬だというのにスコール(竜巻が起こりそうな風付き)!

本当に気候変動が起きている事を実感します。

それにしても鳥たちはほんの直前まで枝先でエサをついばんでいたのに、

雨が落ちて来ると一斉に姿を消し、また上がるとすぐに現れた。

いったいどこで雨をしのぐのだろう???

ツバメはだいたい木に止まらない。

雨風が激しくても飛び続ける宿命だが、ピタッとみんないなくなった。

そしてまた現れた。

野生動物は不思議だ。

Filed under: 未分類,鳥・トリ・とり — itsuko 15:52

< 5月6日 >

今日は日本のエネルギー政策の転換点になる、

歴史にきっと刻まれるだろう日だそうだ。

昭和45年に日本の原子力発電所が未来のエネルギー供給の星として稼働を始めてから42年。

まさかこんな日が来るとは誰も思わなかっただろう。

本日未明に唯一稼働していた泊原発が停止して、日本に52基ある原子力発電所の全てが機能を止めた。

戦後の高度成長を担うための希望のエネルギーが無くなって、

元に戻ったわけだ。

しかし、いつからこのアトムやウランのエネルギーを使いだしたのか・・・・・・・・・、

なんてちっとも実感を持たずに好きなように使って来たエネルギーについて、

私たちはとてつもない犠牲を払ってもう一度考え直す事になった。

それが今日のようだ。

奇しくも国全体のエネルギーの80%をコノエネルギーで賄うというフランスでは、次の大統領を選ぶ決選投票が今日、行われるという。

フランス国民も大きな選択を迫られているわけだ。

ここで選ばれる大統領によっては日本にも影響があるとか、無いとか?

そんな5月6日は日本では大型連休最終日。

ガソリン代が上がっても高速道路は渋滞してて、各地の催事場は賑わっていたようだ。

この連休は少々心配ごとがあってほぼ自宅で過ごしたが、

明日から子どもたちは元気に登園してくれるだろうか?

何だか自宅でタラタラしていると、仕事に行く気が失せてしまう。

戸外で体も心も違った運動や感動で満たされると、「また頑張るぞ!」という気分にもなろうが・・・・・・・・。

きっと子どもたちは楽しい経験をして明日は元気な声が聞ける事を期待しよう。

背中のスイッチを幼稚園側へパチン!と入れ替えて、今度は夏休みまでノンストップです。

もう一つ大事な事を忘れていました。

今日は私の誕生日でした。

今のところまだ誰からも「おめでとう!」なんて気の利いた言葉は言われていない。

この調子だと今年もこのまま終わるでしょう。

でも、キビタキとセンダイムシクイとエゾムシクイが遥々東南アジアから祝いにやって来て、素敵な声を聞かせてくれたので、良しとしましょう!

キビタキ(Ficedula? narcissina)

センダイムシクイ(Fhylloscopus?? coronatus)

Filed under: 社会情勢,鳥・トリ・とり — itsuko 14:07

< 祝 トキ誕生 >

やはり鳥好きとしてはトキ誕生に触れて置かない訳にはいきません。

とりあえず、野生での孵化にお祝いしましょう。

なにせ日本の国では絶滅してしまった種が一応自然界で生まれたのですからすばらしい事ですし、そこには多くに人たちの情熱と国家予算が注ぎ込まれたのですから。

その方法には賛否両論・紆余曲折があり、研究者によっても野生復帰の考え方がいろいろある中で、担当者には相当なご苦労があった事でしょう。

でもその方々の、そして決して多くは無い費やした費用が少しだけ報われる事になります。

まだまだ巣立ちまで、そして成鳥になるまで長い時間を見守らないとこの一大プロジェクトの成果を判断できませんが、

しかしうれしい事です。

一度絶滅した種を蘇らせる事がいかに難しいかは、普段あまり野生動物に接していない人たちでも理解できるでしょう。

絶滅した理由は「乱獲」と「環境破壊」!

この二つは世界中の多くの絶滅種の共通項目です。

同じ特別天然記念物のアホウドリもとにかくその羽毛を取るための乱獲。

現在新繁殖地誘致プロジェクトが進行中。

こちらもいい成果が出てきています。

私はこれらのプロジェクトに実際に関わっている人の話を聞いた事がありますが、

一度数を減らしたり、ましてや絶滅してしまった種を元に戻すにはそこにかかる時間と人力と費用は計り知れない!と何度も言っていました。

つまり復帰させるのは難しい(ほぼ出来ないに等しい)という事です。

そうなる前に私たち人間が知恵と工夫と科学と愛情で野生動物を守らなければなりません。

と言うより、共に暮らす生き物に寛容であればいいのです。

そういう考え方の下地作りをしたいと思って、子どもたちに伝えています。

孵化が確認されたトキが無事に大空を舞うまで、どうぞ見守って下さい。

そして子どもたちにも是非伝えて欲しいです。

すぐ近くの田圃やお山で静かに暮らしている動物たちも私たちが気を付けて見つめて行かないと、知らないうちにいなくなる!

つまりその地域からは絶滅した!という事例はたくさんあります。

普段目にしている山や川、田圃や畑、海や湿地がいつまでもそのままであるように、願ってやみません。

おまけ:コアホウドリのあ・く・び!

Filed under: こども環境管理士,鳥・トリ・とり — itsuko 18:18

< 桜の国へ、おかえり > 

全国的にお花見日和の本日。

私もちょっと出かけてきました。

ここは恩田川沿いの遊歩道。

両側整備されていて道幅も広いので歩きやすくて安心です。

もちろん車両は入れません。そして桜のボリュウムが豊かで、年代を感じさせる立派な幹が何本もありmすから見応えがあります。

千鳥ヶ淵とまではいかないまでも、近所にこれだけの所があればそれはそれで、十分です。

しかし桜って、きれいな花(木)ですね。

1つの節から3つの花を咲かせ、バラ科の花らしく愛らしい。

よくもまあ、こんな品種を作ったのもです。

ソメイヨシノはオオシマザクラとエドヒガンという2種を掛け合わせた交雑種。

色も形も花の量もいっぺんに楽しめる桜を求めたのでしょう。

その通りに成りました。

オオシマザクラは幼稚園のグラウンド門の右手に咲いている白い桜。

エドヒガンはちょっと無いな。

この花は花弁がもっと小さくてこじんまりしていますが、ピンクの色が強いのです。

見事に2種が混合したわけですね。

お花見に行けない方は少しですが、どうぞ写真だけでも楽しんで見て下さい。

ここは、

あれ、幼稚園と同じマーク!バクちゃんがいるぞ。

そうなんです。恩田川流域はこんなバクの形をした地形だそうで、実は近しい仲間でした。

ね、こういう事です。しかしこの地形からバクを連想した人はかなり切羽詰まっていたのかもしれません・・・・・・・。

鳥たちも桜が大好き。

ヒヨドリに、

メジロに、

スズメもみんな、春のとっておきのスウィーツです。

蜜を吸うのです。

う~~~ん、美味しい!

そしてそして、この桜咲く故郷へ帰って来たのが、この鳥たち!

ずっと待っていたよ。無事に戻れて本当に良かった。

川の砂地で土を取り、唾液と混ぜて巣を作ります。

やって来たばかりで羽が痛んでいますね。

あの暴風雨の中を飛んで来たのかもしれません。

故郷はちょっと遅い桜の見ごろに、君たちも合わせて来たのかな?

しっかり子育てをして、日本の空を自由に舞って下さい。

また秋に成るまで、共に暮らしましょう。

ツバメはこれから以前子育てをしただろう同じ場所(その可能性が大きいがまだ未確認)で、エサが十分取れれば2度、3度の繁殖を重ねて(最近は子育てに適した場所が少なく、1度限りの場合が多い)、

家族で助け合いながら南の国へ戻って行きます。

日本で生まれて育つから、ここが故郷となる訳です。

会えて、良かった。幼稚園の玄関にも姿を見せてくれるでしょうか?

 

 

 

 

Filed under: 社会情勢,鳥・トリ・とり — itsuko 13:31
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