< 晩秋 >
何だか今日は日差しも無く、朝のお山には鳥の声も無く、しっとりと夜露にぬれた落ち葉たちが秋の終わりを感じさせます。
何となく、どことなくうら寂しい響き、晩秋。
お山のモミジ類はやっと色づいてきましたが、
盛りは無く既に散るばかり。
温暖化で狂わされる気候に、植物や動物はただオロオロするしかありません。
植物や動物がオロオロなる行動を見せるかどうかは別として、
今日から南アフリカ共和国ではCOP17国際会議が始まり、
京都議定書の後の取り決めをどうするかが話し合われます。
意見の対立が明らかな中、季節はどんどん流れます。
もうすぐ師走。毎年巡って来るこの時期に、1年を振り返る余裕が今年はあるでしょうか。
8ヶ月経って今なお胸を締め付ける大震災と原発事故。
日本人みんなの心に今年は深く刻まれます。
振り返ってもこの事が、きっと多くの時間を占めるでしょう。
晩秋にそっと思いを巡らすのでした。
ちょっと切なくなってきたので、元気な1枚をお届けしましょう。
柿は冬の鳥たちにとって重要な食物。
これからの時期、しっかり生きて下さい。
しかし実はこのスズメたち。めっきり生息数を減らしてしまい、今や生息危険重要種。
こんな呼び方は実際にはありませんが、
一番身近にいた野鳥が、いつの間にか絶滅危惧種になってしまう日がそう遠くないかもしれません。
どうしたらいいのでしょう。
現在下記感染症が発生しています。
容連菌感染症と水ぼうそうです。気を付けましょう。