< 晩秋 >

何だか今日は日差しも無く、朝のお山には鳥の声も無く、しっとりと夜露にぬれた落ち葉たちが秋の終わりを感じさせます。

何となく、どことなくうら寂しい響き、晩秋。

お山のモミジ類はやっと色づいてきましたが、

盛りは無く既に散るばかり。

温暖化で狂わされる気候に、植物や動物はただオロオロするしかありません。

植物や動物がオロオロなる行動を見せるかどうかは別として、

今日から南アフリカ共和国ではCOP17国際会議が始まり、

京都議定書の後の取り決めをどうするかが話し合われます。

意見の対立が明らかな中、季節はどんどん流れます。

もうすぐ師走。毎年巡って来るこの時期に、1年を振り返る余裕が今年はあるでしょうか。

8ヶ月経って今なお胸を締め付ける大震災と原発事故。

日本人みんなの心に今年は深く刻まれます。

振り返ってもこの事が、きっと多くの時間を占めるでしょう。

晩秋にそっと思いを巡らすのでした。

ちょっと切なくなってきたので、元気な1枚をお届けしましょう。

柿は冬の鳥たちにとって重要な食物。

これからの時期、しっかり生きて下さい。

しかし実はこのスズメたち。めっきり生息数を減らしてしまい、今や生息危険重要種。

こんな呼び方は実際にはありませんが、

一番身近にいた野鳥が、いつの間にか絶滅危惧種になってしまう日がそう遠くないかもしれません。

どうしたらいいのでしょう。

現在下記感染症が発生しています。

容連菌感染症と水ぼうそうです。気を付けましょう。

Filed under: 世界,鳥・トリ・とり — itsuko 17:33

< いいふうふ の 日 >

11月22日はゴロ合わせで、いいふうふ。

あちこちで話題になっていると思いますが、私には何より耳が痛い日の1日です。

なんたって、良い夫婦ではないので!

でもあのブータン国王夫妻のように、いつもにっこり見つめ合って、時々手を繋いで、お互いを信頼し、助け合い、喜び合い、

慎ましく暮らしたいものです。

今はまったくすれ違いの毎日で、同じ家に住んでいるとは思えないほど、ろくに顔も合わせず、口も利かずですから・・・・・・・。

まったくトホホです。

皆様はどうぞご夫婦仲良く、いつまでも仲良く、ずっと仲良く、末永く仲良くいて下さい。

今日はそんな日なので、こんな写真をお届します。

鳥たちはとっても仲良し。キスを頻繁にしまーーーす。

いい夫婦、おめでとう!

首にキス!キスしたのはメス。

ここはこの鳥(コジュケイ)のベットです。

画像が悪くてごめんなさい。

あーあ、今日はこれでおしまい。

国際宇宙ステーションの古川さんも帰還した事だし、明日は明け方の土星でもみましょうか!月の北側に見えるそうです。

 

Filed under: 未分類,鳥・トリ・とり — itsuko 19:44

< Bird Week  >

今日からバードウィークなんです。

実は!

鳥さんを見てあげて下さい。

すぐ傍にいる愛くるしい野生動物です。

でも恐竜の祖先と聞くと、あの嘴や足や目が怖い! と言う方もいます。

しかしどこから見てもかわいい鳥も多いですし、その計り知れない能力を考えると、私にはどこまでも憧れの存在です。

バードウィークは本当に人知れず設定されていますが昔はとてもメジャーな、国民的慣行でした。

ちなみに(公財)日本野鳥の会神奈川支部では今週の土曜日にJR登戸駅から「多摩川を歩こう!」なる探鳥会を開きます。

私の仲間がご案内しますので、もしこのバードウィークに触発され、鳥でも見てみよう?と思われたら、お出かけ下さい。

多摩川沿いにはたくさんの鳥たちが見られ、思いがけない行動をしてくれます。驚きですよ。

本日の新入園児さん入園受付業務も無事に終えました。

また新しいお友達を迎えます。

思ったより泣いてしまう子が少なくてびっくりしました。

今回プレ幼稚園を行い、何度も幼稚園に足を運んでくれたので、会場にも雰囲気にも慣れていたのかもしれません。

教職員一同、また頑張らないとね。

明日は園内研修でネイチャーゲームをする予定です。

(もちろん先生方の五感を磨くため!)

という事で今日はこれでおしまいです。

Filed under: 幼稚園活動,鳥・トリ・とり — itsuko 18:30

< 来たーーー、冬鳥さん! >

本日は各銀行を回っての会計業務を済ませて戻る途中、

待っていた冬鳥さんに会う事が出来ました。

先日の「こがらし1号」に乗って、北の国からやってきたのでしょう。

ジョウビタキのオスです。

毎年お山を縄張りとしているオスでしょうか?

また会えて、良かったね!

2008年は10月31日、2009年は11月4日、2010年は11月2日でしたから、今年はちょっと早い到着です。

今日はまだまだ声も弱く、旅の疲れがあるのでしょう。

日本でゆっくり寒い冬を越して下さい。

Filed under: 鳥・トリ・とり — itsuko 12:32

< 渡る鳥たち >

すっかり日暮れが早くなり、もうこの時間は真っ暗ですが、どこからか鳴き声がしました。

「うっ、この声は鳥だ。どこだろう。今の時期、そして既に日暮れ、とすると渡る鳥たちだ。」

瞬間的に空を見上げる。何もいない。でも声は聞こえる。

じっと目を凝らし、暗闇に目を慣れさせるとわずかに見えてきた。

白い影が弓なりに編隊を組み、西へ西へと動いて行く。その数は20羽弱か。

これだ、正体は!

渡る鳥たち。人知れず夜の闇を命を繋ぐために何千キロもの旅をする。

グワーグワー とくぐもった鼻声のような響きを時折発しながら、彼らは飛んで行った。

暗闇で双眼鏡も持ち合わせず、その種別は分からないが、白い影であった事、編隊を組んでいた事からカモ類と思われる。

カモだとすると、遠く遥々日本へ渡って来た事になる。

夜の闇で鳥たちの声を聞くことにも、壮絶な野生の息吹を感じます。

そこで、こんな童謡をどうぞ。

里の秋

作詞:斎藤信夫  作曲:海沼 実

♪ 静かな静かな  里の秋

 お背戸に木の実の 落ちる夜は

 ああ 母さんと ただ二人

 栗の実煮てます  いろりばた

♪ 明るい明るい 星の空

 鳴き鳴き夜鴨の 渡る夜は

 ああ 父さんの あの笑顔

 栗の実食べては 思い出す

♪ さよならさよなら 椰子の島

 お船にゆられて 帰られる

 ああ 父さんよ 御無事でと

 今夜も母さんと 祈ります

この曲は昭和20年12月にNHKラジオから発表されたようです。

渡り鳥である鴨たちが、秋の空を渡っている事が曲になっているなんて、

先人たちは人の生活に生き物たちの生態も重ね合わせていたのですね。

彼らはどこへ向かったのでしょうか。

父さんだけでなく、彼らの無事をも祈らずにはいられません。

 

Filed under: 鳥・トリ・とり — itsuko 09:02

< 後期に向かい >

ご無沙汰いたしました。

皆様秋休みを健やかに過ごされましたか!

お天気が良くて良かったですね。外で活動するには絶好の日和となりました。

ちょっと暑かったですね。私は空をずっと見上げていたので、日焼け止めクリームをたっぷり塗って何とか凌ぎました。

今日から後半、後期期間が始まりました。

あまりどこが・どう変わるか、という事はありませんが、気持ちの問題で、この年度も後半分だ!と気合を入れ直すのです。

その気持ちが同じか何だか、今日の子どもたちはやけにテンションが高く、登園して来る子が皆、飛び跳ねていたのです。

これは夏休みや、冬休みが終わった時と、明らかに違う雰囲気でした。

入園・進級から半分を過ごし、多くの経験をしてきた子どもたち。

確実に何らかの成長を見せ、伸びやかに成って来た時の秋休みなので、早く幼稚園に行きたい気持ち、高揚感が強かったのかもしれません。

朝、玄関で迎える子や、外遊びに出て行く時の子どもたちはウキウキした様子で、うれしそうに友達と係わっていました。

後期始業式では「また元気に幼稚園に来ましょう」と話を聞き、これからの行事の事も聞きました。

先の見通しを知り、理解する事も少しずつ人格形成にプラスされて行きます。

状況を把握する力が付き始めると、行動が落ち着き、自分で考えるようになって来ます。

不安が無くなり、今の状況・環境に安心して入って行けるようになります。

その安堵感が今日の子どもたち全体の雰囲気を醸し出していたのかもしれません。

年少さんの女の子で鳴きながら登園した子もいました。

どうして涙が出ちゃったか、話しませんでしたが、しっかりと歩き、自分のクラスへ行きました。

これからどの子も涙する事はあると思いますが、毎日の積み重ねがそれを自分で解決する力に実り、乗り切ってくれるでしょう。

私たちはそんな子どもたちのいつもそばに居て、手を貸してあげたいと思います。

みんな一人一人にいつも寄り添っていたいと思います。

後期はまず、年少さんの運動会から始まります。

(ちょっとお天気、どうしましょう!)

そして遠足に作品展。

またまたどんどん行事がやってきますが、先生たちも試行錯誤しながら、考えて・工夫して(ここがポイント!)取り組みましょう。

後期もよろしくお願いいたします。

私の3連休はタカウォッチングでした!

愛してやまないタカたちを、見送って参りました。

来年も無事に故郷、日本へ戻って来い! と。

これとか、

これとか、

そしてこれ!タカウォッチャーの憧れです。タカ柱と言います。

この事についてはまた詳しく、熱く、お伝えしましょう。

私の写真技術は下の下ですので、こんな写真ですが、

これらの鳥を撮る人たちの写真は驚くばかりの素晴らしさですから、もし興味のある方は関係のサイトを探して見て下さい。

タカたちの魅力に引き込まれるはずです。

ちなみにこれ全部タカです。

Filed under: 幼稚園活動,鳥・トリ・とり — itsuko 12:53

< モズ初鳴き >

モズとはモズ科の鳥の名前です。

通年身近な自然に暮らしていますが、

丁度この頃から「高鳴き」という叫び声を上げます。

きっとどこか(ちょっとした畑や稲刈りの終わった田圃、公園や家々のアンテナに電線など)で聞いた事があると思いますが、

「キィーキキキキキキ」と甲高い声で長く鳴きます。

これからやって来る冬のエサ場の確保のために、なわばりを宣言しているのです。

この地域はモズはまあまあいますから、もうそろそろ聞かれるはずです。

生物季節年表では今日が横浜のモズの初鳴き平均日。

まだお山では聞かれませんが、この声が聞こえると、本格的な秋の到来です。

ほら、鳴いてる、鳴いてる。

そして社会でも今日で終了する制度やシステムがあります。

生活現場でもいろいろな事が変わるようです。

まずは迷走していた「子ども手当」の見直し。

支給金額も該当年齢も変わります。これはこの年度までのつなぎ措置です。結局来年24年度からはまた児童手当に戻りますから、ややこしやです。

最低賃金の引き上げに、求職者支援法の施行。

電力9社と大手都市ガス4社の料金値上げ。

乳製品の値上げ。

私、バターはちょっと多目に買いました。

他にも小麦や印刷用紙が値上がりしたり、飛行機の燃油サーチャージは下がったり(これだけ円高なんだからもっと下げてもいいような・・・・・・)、

BSデジタル放送が24チャンネルになったり、NHKラジオ放送をネット配信したり、と様々な暮らしの中での変化があります。

そうそう生食用牛肉の新基準も施行されますが、いつの時代もその決まり事を搔い潜って上手くごまかし、問題を起こす人たちがいるから、また新しい決まり事が増える!というイタチごっこの基準です。

しかし先日久し振りに焼肉屋さんへ行ったのですが、

そこで食べたレバー刺しの美味しかったこと!

実に新鮮で、普段まったく生肉を食べない私でも、美味しく感じた程でした。

ゴマ油にちょっと塩を落として食べるのがいいようです。

すると、毎日痛くて、痛くてしゃべるにも困っていた口内炎が、スーーーーと治ってしまったのです。

生肉(肝臓)のビタミン保有量は素晴らしい! ということでしょうか。

だからイヌイットの人々はアザラシを捕獲すると真っ先に肝臓を取り出してその場で食べ(小さな子どももです)、地域の人々にも分け与えるのですね。

命をいただくのですから、それはそれは感謝して、神に祈って取り出します。(NHK?スペシャル「日本人イヌイット」より)

あらら、話が逸れましたが、そういう事で9月が終わると一揆に秋。

モズの高鳴きと同時に、日本の秋を満喫しましょうか!

(暮らしは厳しいですが、気持ちだけは高鳴きに負けないように!)

明日は新入園児さん向けの説明会です。

1年に1度のプレゼンテーション。

新しい発表もありますし、何とか熱くアピールしたいと思います。

また寒く成るようですから、風邪など引かないようにご注意ください。

レバ刺し、いいですよ!

 

Filed under: 未分類,鳥・トリ・とり — itsuko 16:56

< 野生動物 >

8月も終わりです。今年も後4カ月か・・・・・・。

早いなーーーー。

夏の終わりにこんな動物の死骸を見つけてしまいました。

どうして命を落としてしまったのでしょう。

この塊は、アブラコウモリです。

普通に北海道を除く日本全土に生息する小型のコウモリ。ヒナコウモリ科の1種です。

お山には雨の日以外毎日(夏季)のように夕方から現れる哺乳類。

唯一飛べる、哺乳類です。

こんなお顔をしていました。死後2~3日は経過していますが、目立った外傷は有りません。

野生で生きる動物はその全てが命を保つ術。

つまり自分だけの力で生きていかなくてはなりません。

もちろん一通りの生きるすべを親から教わりますが、実際にそれを身につけられるように成るには、その生物が生息できる環境と豊富な食料がある事が重要です。

教わらなくてもDNAに組み込まれている生態もしっかりと機能するかも大切ですが、

この子は何らかの原因で命を落としてしまいました。

お山に還してあげました。

お別れする命もあれば、巡り会う命もあるお山の動物たち。

この子もお山で救護しました。

これはシジュウカラという野鳥の赤裸ヒナです。

生まれたばかりでどんな理由があったのか、巣から落ちてしまったのでしょう。

救護しようか、これがこの子の運命と割り切って諦めるか、さんざん迷ったあげく、

「今そこにチーチーと声を上げる命を救いたい!」の一念で、

拾ってしまいました。

野生動物は種の如何を問わず、捕獲しても、拾っても、移動させても、

いけません。法律で禁止されています。

という事で、すぐに神奈川県に届け出て、この野鳥を育てる手続きを取りました。

もうひとつ、私が野生動物を救護できる資格を県へ登録してあるからです。

何の講習等を受けていない方がこの行為をする事は出来ませんから、気を付けて下さい。

でもこの登録は気持ちさえあれば、どなたでも出来ます。

そして始まった野生動物との蜜月の日々。

結果からお伝えすると、6月30日に救護し、8月8日にめでたく放野する事が出来ました。

1羽だけの旅立ちです。

野生へ、命を繋げて還す事が出来ました。

それがこの写真!

感慨無量にて、旅立ってからは切なくて、切なくて。

どこで何をしてるのやら、無事に自力でエサを見つけているのか、

ゲリラ豪雨にも負けていないか。

後はこの子の運命が導くだけです。

気高く、美しく、どこまでも愛らしい、野生動物。

これからも見つめて行きたいと思っています。

 

 

< 暑いよね~~~~~ >

僕たちだって、暑いよ!

鳥も尻もち着くんですね!

みんな暑いよね~~~~~。

 

< ハチミツの日 >

今日は「ハチミツの日」だそうです。

8月3日だからでしょうが、そのまんまですよ。

どなたが付けたのでしょうね?

ハチミツをたくさん食べる日ですかね?

まあそれはともかく、ふと空を見上げたら、こんなお方が悠然と飛んでいました。

♀が彼方からやってきて、送電線の鉄塔に止まったら、最初に休憩していた♂がゆっくり飛翔。眼下を見下ろしながら、獲物を定めているのかな?

この後だんだんと雲行きが怪しくなり、今日は一雨来ましたね。

ポツポツポツポツ、ザーーーーーー、ちょとだけゴロゴロ!

 ♪ 夕立どしゃぶり洗濯や~~~。ですね!

(私が子どもの頃の童謡です)

そしてまた青空が見えています。

でもあまり涼しくならないな・・・・・・。

アッ早々、今日の方は チョウゲンボウ夫妻?

写真は♀だけ。

あーーー、遠くてすみません。

Filed under: 未分類,鳥・トリ・とり — itsuko 16:49
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