今日は夕方から横浜市幼稚園協会主催による、新年意見交換会があります。
私はお手伝いをすることになっていて午後から出かけますが、
3年振りに参集してのこの会です。
横浜市長山中氏のご挨拶もいただく予定になっていますが、
今年の春は市議会議員選挙があるので各党の市議の皆さんも大勢集まることを聞いています。
政府は異次元の予算を子ども・子育て関連事業に当てると言っています。
幼稚園環境は未曽有の少子化の中、良くも悪くも社会から注目を集め、政府もようやく子どもたちの育ちを重視するようになりました。
兎年の今年です。ここで大きな大転換策を打ち出して、この国の教育の在り方を本当に考え直して欲しいと思います。
財源をどこから持って来るかは政府はもちろん、日本国民が何を望み、どのような国家像を描いているかを問われている事にもなります。
選挙で選ばれた議員が国会に登院しない事態が問題になっています。
この様な方をなぜ選出したのでしょうか?
責任は私たち投票券を持つ者の無知と認識、自覚不足に他なりません。
これからの社会の在り方を真面目に真剣に大人が想像し、未来像を描き、その社会を担ってくれるであろう志を持った候補者を選ばなければばりません。
その中に子どもたちの未来を語る熱を持った政治家がいる事を望んで止みません。
社会の底辺を支える人々の使命感を、世間や国は蔑ろにし過ぎです。
今日の神奈川新聞には横浜市の不燃ごみ(ビンや缶、ペットボトル)の仕分け作業員の働き方が大変悪化している記事がありました。
ゴミの量が増え、毎日終日稼働しても追いつかないほどで、作業員は休みたくても休みが取れない状態の様です。
さて、私たちはゴミをきちんと分別して出しているでしょうか?
手元から離れる際に出来ることをして、それぞれのゴミの日に出しているでしょうか?
手元から離れたゴミを再分別している人がいて、そこで働く人々の賃金や働き方は社会から落ちこぼれている事を私たちは知っているでしょうか。
この稼働が止まると収拾が出来ず、町にゴミが溢れる事態を、私たちは想像できるでしょうか!
同様に、人は赤ちゃんで生まれ、自分だけの力では自立出来ません。
排便も飲食も、基本的生活習慣の自立は親はもちろん、私たち乳幼児期に係わる大人の存在が欠かせないことを、理解しているでしょうか。
その事を大人たちは忘れていませんか?
社会はこの現場に係わる人々の存在を低く、そしてきちんとした認識で見ているでしょうか?
無償化が始まって5年目に入ります。大きな予算を国は取ると言っています。
果たして本当に現場に響く正しい予算となって生きて来るのか・・・・。
私たち現場の人間は大きな声を挙げて環境や体制、制度の見直しを政治家である議員さんたちに訴えて行かなくてはなりません。
では行って来ます。