< 今年度を終えて >

本日7名の皆勤者をお祝いし、修了式を終えました。

1年間多くの諸活動にご協力頂き、ありがとうございました。

毎年迎え、毎年送り、子どもたちの育ちを応援していますが、世の中では悲しい出来事ばかりです。

この子達が社会へ出て働くようになった時代は、果たしてどんな社会になっているだろう・・・・、と不安を覚えます。

修了式に臨んだ年少、年中さんはきちんとお話を聞き、大変立派に着席できる素晴らしい子どもたちですが、

年齢を重ね行くうちに、何かの歯車がずれて、自分ではどうにもならない時が出てくるかもしれません。

それが相模原で起きた中学生自殺事件かもしれません。

なぜ本人が助けを求めているのに意思を尊重してあげなかったのか・・・・・。

なんて悲惨な事件でしょう。

親の顔がみたいです。息子を自殺に追いやった父親は、どんな心の持ち主でしょう。

世界では大きなテロ事件が相次いでいます。

イスラエルの刑務所には12歳の少女が捉えられています。

ナイフを所持していたからだそうです。

パレスチナ人の少女はイスラエルに反感を持っていました。

まだ12歳です。

ながつた幼稚園では子ども達が立派に1年を終えた事を確認し合いました。

この事と、世間や世界で起きていることのギャップが大き過ぎて、時々焦燥感を抱きます。

でも今目の前の子どもたちに最大の愛情と、最高の教育を提供することが私に課せられた職務でしょう。

大きな事故や近隣とのトラブルも無く、今年度も教育日数を終えられたことに厚く感謝します。

ご意見を頂いた中からもこれからより良く活動が進み、ご理解を得られるように努力します。

先生方は指導要録記入や各学校、進級クラスへの申し送りなどで、春休みも忙しいです。

少しだけ開き始めた桜を眺め、心豊かに進めましょう。

ツバメが帰ってきました。嬉しいです。ほんの少し、心なごませる出来事です。

生きものたちの姿や声で四季を感じています。

 

< 世界の不思議あれこれ >

3連休も終わり、いよいよ年度末になってきました。

春分の日はあれこれ行事があったことでしょう。

昨日はこども環境管理士の交流会があり、半蔵門で講演してきましたが、

北海道や福岡の管理士さんとも交流し、これから益々この資格を有効に生かしていきましょう!と団結してきました。

世界では、

オバマ大統領がキューバを訪問したようですが、

公式の訪問に婦人や子供たちの衣装がノースリーブのワンピースって許されるんでしょうか???

ちょっと隣国へお買い物^^;でしょうか?

北朝鮮ではパンパンのお顔でコボちゃんヘアーのあの方が、

やたらにミサイルをバンバン飛ばしているようです。

なぜ彼はヨーロッパで教育を受けているのにあんななんでしょう???

シリアでは、内戦が4年も続き、国民がバラバラになり、ボロボロになり、多くの人が犠牲になって世界中に混乱とテロを撒き散らしているのに、

保身だけであそこまで突っぱねる大統領は、一体何を考えているのでしょうか???

まだまだ不思議はいっぱいですが、

せめて自分の身の回りは?マークがつかないように年度末を迎えましょう。

昨日の月の横には赤く輝く木星が綺麗でした。

宇宙から見る地球はさぞかし青く魅力的なんでしょうが、

実情は今上げた通り、世界中で大問題が起こっています。

日本でも「日本死ね」問題で盛り上がっていますが、

この問題は実に深いところまで関連しています。

これはまた次回にしましょう。

世界の不思議あれこれでした。

明日は修了式。しっかり努めます。

Filed under: 世界,宇宙,幼稚園活動,未分類,社会情勢 — itsuko 13:40

< 3月11日は何のため >

5年を迎える東日本大震災。福島第1原発事故から早5年。

各局の報道番組でも連日放送されていますが、

皆様はこの日の事を思い出しますか?

何をどのようにあの時の事を生かしていますか?

誰しもが大変な思い、経験をした自然災害と原発事故。

何らかの教訓を身につけなければ、今も生活に困ったり、人生を進めない人たちに申し訳ありません。

せめて私たち、直接の被害を受けていない者は、

これからの生活に少しでも災害に強い手立てと方法を身に付け、自助と共助の精神を備えなければなりません。

せめて出来ることをやりましょう。

今日は丁度金曜日。あの日も週末の金曜日でした。

私も相当混乱し、子ども達と教職員の安全をどうやって確保するべきか必死でした。

先生方の協力のおかげで、無事に全員の子どもたちを保護者へ引き渡すことができましたが、

大きな地震は近いうちにまた必ず来るので、備えなければいけません。

そして電気の使い方、気にしていますか!

使用制限をかけられ、ロウソクや非常用電灯で過ごした日々を忘れていませんか?

明る過ぎる街に疑問を持つ私は、24時間営業のコンビニエンスややたらに明るいショッピングモールが理解出来ません。

商業主義に走る生活を見直した2011年ではなかったでしょうか?

国を挙げて取り組める省エネ方法はまだまだあるはずです。

動き出した原発が裁判によって止められる。

個々の判断で生活の基盤を左右されるのではなく、国としてのあり方を国民に訴え、私たちも実行する。

そんな思考にならないものでしょうか・・・・・・。

3月11日を体験した私たちに出来ることを実践しなければなりません。

 

 

Filed under: 世界,宇宙,未分類,社会情勢 — itsuko 18:05

< 日本死ね、の気持ちはわかるが >

職場復帰を願う母親が、保育園へ入れるように嘆願した署名を厚生労働省へ出しました。

大臣直々に受け取ったようです。

でも本当に日本の保育園は不足しているのでしょうか?

出産率の低下や実質少子化の中、ある一部の地域や保護者の希望で保育園増設を願っても、日本の乳幼児環境はまったくよくなりません。

なぜなら、その場しのぎの対処対策だけであって、

根本的にこの国の子育て社会システムを見直したり、変革させたりしていないからです。

小さなマンションの一角で、にわか仕込みの保育士さんが1日中子どもを見つめていることが、日本の働く女性とその家族を救い、未来への投資へきちんとつなげられるのでしょうか。

両親が交代で子育て出来る社会の構築、それが当たり前となる就労形態への取り組み、

そして3歳からの確かな幼児教育の充実をひとつながりにすれば、

施設も人材も現状で十分で、全てが機能してくるはずです。

女性が多く職に就くことは仕事の生産性は上がるでしょう。

しかしこどもの将来のために質の高い幼児教育は統計的に必要だと、世界が認めています。

どこへ税金を導入するのか、どこから公平に負担を仰ぐのか。

単純に保育所を増やせばいいという、個人の要望だけにとらわれず、

国はこの国の社会構造の見直しに取り掛かるべきです。

「日本死ね」の愚痴のような書き込みではなく、

このままでは「日本死ぬ」の未来への展望を見据えた社会の変革を大臣へ要望しましょうよ。

Filed under: 世界,未分類,社会情勢 — itsuko 18:38

< ニャーの日? >

最近はネコカフェなる奇妙なお店も繁盛しているようですが、

今日は2月22日が「ニャーニャーニャー」と読みなされるようで、

ネコの日らしいです。猫、お好きですか?!

動物は全般に何でも好きですが、お山の周りをうろつく野猫には少々手をやいています。

飼い猫ではないようですが、お山の縄張りを主張するのに毎日のように糞をしていきます。

まったく野良猫には頭を抱えてしまいます。

同時に野鳥を狙って襲うので、可愛いどころではありません。

家猫は犬と同様きちんと人間の管理下で飼われるはずが、野猫はそこから外れているアウトサイダー。

いたずらを咎める飼い主もいないので本当に困っています。

そして同じ猫でも家猫ではなく、大型の猫種をもっと知りましょう。

ライオンからツシマヤマネコまで、世界中のネコ科の動物が絶滅に貧しています。

動物界の頂点に立つネコ科の動物は常に食べ物に窮し、自然環境の変化に命を晒されています。

サバンナのライオンやチーターにヒョウ、ブラジルではジャガー、インドやロシアではトラなどの大型ネコ、そして世界各地のヤマネコはほとんどが絶滅の心配をされています。

家ネコニャーたちはあれやこれやで待遇されていますが、世界の野生猫に注目し、その生息に関心を寄せてください。

私はこれらの大型猫の保護に協力しています。

時々現在の様子や取り組みの報告、生息数の変化や目撃情報が入ります。

家猫とはまったく異なる世界で孤高にくらす野生猫。

どうぞ彼らのことも忘れないでください。

ツシマヤマネコ(環境省対馬保全センター内)

 

 

 

< 命の重さ >

川崎の多摩川河川敷で起きた陰惨な事件は、裁判員裁判が終わって10日に結審するそうだ。

感情を持つような行動をする動物は人間以外にも確認されているが、

ただただ弱い相手を凶器を使って死に至らしめる動物は人間だけだろう。

なぜあんな事ができるのか・・・・・。

他者の痛みを解るにはどうしたらいいのか・・・・・・。

犯行を犯した少年の成育環境にも大きな問題が指摘されている。

人の初まりは他の動物親子同様親子の関係、つまり家庭なのです。

親が子どもに何を伝えるかはその子が人として自立する基盤なのです。

愛情の形をどう現すか。

動物行動学を勉強していますが、動物の生態に関われば関わるだけ、

人の行動・感情・生き方が見えてきます。

こんな事件を起こさないように、私たち大人はどう行動すればいいのか、

幼稚園時代には何を、どんな感情の成長を伝えればいいのか、

命の重さをどの場面で伝えようか、お山を眺めては悶々とするのです。

あやめ組さんのお友達は回復しているでしょうか?

他のクラスでも体調の悪い子が数人います。

来週はまた雪の予報も出ています。

睡眠をよくとって、人ごみを避け、美味しいものをたくさん食べて、週末を過ごしてください。

 

 

Filed under: 世界,未分類,社会情勢 — itsuko 18:10

< 木星の外に第9惑星があるそうですが・・・ >

明け方の空に下弦の月と木星が近く、とてもきれいな情景を見せてくれました。

東の空のオレンジも柔らかく、平和な1日の始まりを期待したところですが、

世の中なかなかそうは行かず、あちこちで悲しい出来事が起きています。

そんな中、太陽系には第9番目の惑星があるとか???

2,3年のうちに発見されるのではないか!!!とちょっとワクワクする報道が流れましたが、

一体宇宙とはどんな成り立ち、仕組みになっているのか、考えると目が回りそうです。

今更第9番目で、太陽を回るのに2万年掛かるとか^^;

どんな世界なんでしょう???

日本人が発見しそうな唐突な予感を抱きながら、待つことに致しましょう。

久しぶりのお行儀で年長さんは戸惑ったようですが、

お箸の使い方は褒められました。

お正月に練習しましたか!?

2月に入ると保護者の方々の練習もあります。

おうちで子ども達と一緒にお稽古してください。

ゆり組さんでインフルエンザB型が発症しました。

明日は観劇会があるので全員マスクをして観覧します。

 

Filed under: 世界,宇宙,幼稚園活動,社会情勢 — itsuko 17:51

< 人生は一度だよ >

私がこのページで意見することではありませんが、

国民的人気グループだけに、そしてこれから益々自分の人生を謳歌して欲しいだけに、昨日の生放送は気の毒でなりません。

芸能という社会で人の力と資金を借りて活躍してきたことは事実でしょうが、

論語によれば、「三十にして立ち、四十にて惑わず、」己を通して欲しかったです。

しがらみや義理人情、そして恩義もあるでしょう。

でも自分の人生なのだから、よく会社とそして関係者と相談して、根回しにも時間をかけて、

各人の意志を通して欲しかった。

会社も会社で結局のところ権力争いのようで、可愛い社員を世界のさらし者にしてしまいました。

個々の人間性溢れるタレント豊かな彼らです。

次の生き方を本当に考えて欲しかった。また違った世界が待っているかもしれません。

解散宣言が世に出た前々日の、HNKのど自慢チャンピオン大会に出演していた彼らを見て、いつもの様子ではなかったことが

妙に気がかりでした。

社会へ出て仕事をするということは多かれ少なかれ誰かの世話になるものです。どの職種もみんなそうです。会社だって彼らの人気で業績を上げてきたのでしょう。お互い様ではありませんか?

自らの意思でやりがいのある仕事を精一杯して欲しい、と若い彼らを見ていてつくづく思います。

自分を大事にして、はつらつと活躍する彼らを見たいのです。

ガンバレ!SMAP!!もう一度よく考えて。

今のSMAPが全てじゃないよ。

 

Filed under: 世界,社会情勢 — itsuko 17:15

< ダメダメ、スキーは決められた場所で >

今年のお正月は4年振りにスキーをしました。

(実は学生時代競技スキーをやっていたというのは本当の話。スキー学校でアルバイトしながら合宿をしていましたが、教えるのはいつもちびっこばかり^^;)

雪が少なく限られたゲレンデでしたが、滑るのは楽しいし、ゲレンデは気持ちがいい。

でもでも、日本の雪がパウダースノーで最高!とはいえ、滑走不可の林内に入ってはいけません。

北海道でも長野でも、外国人が大勢来ていますがルールを守って滑ってください。

日本では、ロープ1本貼ってあれば、そこは通行禁止が当たり前。

これ以上は行かないのがルールです。

そのくらい日本人は意図をきちんと読む国民なんです。

滑った皆さんは結果として遭難^^;となりました。

命の危険もあります。パウダースノーのために命を外国で落とすことはありません。

日本のスキー場が海外のスキーガイドサイトで評判らしいですが、日本のルールも一緒に伝えてもらわないとダメですね。

どうぞ日本の冬を安全に楽しく、そして体中で驚きの日の本国を体験して帰ってください。

 

Filed under: 世界,未分類 — itsuko 18:15

< 成人おめでとう >

イカルとシメ!エノキの実を争って食べるがでも一緒にいる。

嘴が鮮やかな黄色のイカル。冬の季節、渋い模様ですが会うと嬉しいシメ(しめしめ)

成人式の今日、観察会の下見に行った。冬の鳥に会えて嬉しい。

同じ場所を若い男女がカメラを持って歩いていた。

20代の若い人々は自然環境保全に意識が低い。彼らは何を見ているのだろうか・・・・・・?

新しく大人の仲間入りをした人々には是非地球環境や社会構造について考えて欲しいと思う。

いつまでも冬の鳥に会える自然環境を守ることを意識して欲しい。

これはつまり自分の生活を守り、後の自分の家族が暮らせる社会を作ることになる。

イカルもシメも同じ物を食べているが、決してお互いの生息環境を奪い合わない。

上手に棲み分けている。この生存の知恵と共存を学んで欲しい日。

成人おめでとう。待ってたよ、若い若い大人の皆さん。

共に歩こう、この素晴らしい星の限られた環境の下、大きな希望に向かって。

 

Filed under: 世界,宇宙,未分類,社会情勢,鳥・トリ・とり — itsuko 16:51