< 世界環境デー >

今日は世界環境デー!

環境といっても様々ですが、やはり自然環境についてお伝えしましょう。

「Today  Birds,   Tomorrow   Men」というスローガンの元、1970年にアメリカで第1回アースデーが開催されました。

「今日鳥たちに起こっていることは、明日は人間に降りかかる問題」

というのがこの英文の意味です。

今日鳥たちは環境破壊と乱獲により急激にその数を減らしています。

スズメもツバメもです。

日本で最大の自然保護団体、日本野鳥の会は創立から80年、一貫して自然環境への配慮と保護を訴えてきました。

西洋思想である「自然は人間のために神様が作ったもの」という考え方から、

「自然は人間と同立に有り、互いに共生・共存していくもの」という八百万の神々を信仰する日本的な、神道的な考え方 を社会に訴えたのです。

そしてそれまでは公爵伯爵男子がしていた鳥の研究を、一般人がするようになり、人々が野鳥の生態を観察するようになりました。

アメリカではあの有名な環境問題のバイブルとなるレイチェル・カーソンの「沈黙の春」から数年、ケネディ大統領が遂に法律を変えて、農薬を規制した時代です。

その頃と現代と何が良くなり、何が悪くなったのでしょうか!

世界のあらゆる環境は、決して快適でないことの方が多くなっています。

生活環境、自然環境、社会環境、教育環境、家庭環境などなど全てで破壊と歪みだらけです。

せめて身近な自分の周りの環境くらい、本当に快適で誰にもやさしく、温かく、

共生・共存できるように頑張りたいと思います。

志を持って!

こんな日の出がいつまでも見られるように、平和な地球環境であって欲しいですね。

(富士山頂より)

どうぞよい週末を。感染症などの欠席者は出ておりません。

蚊は増えてきました。モスキートマシンが既にフル回転です。

< 日本剣士あっぱれ >

水無月に入った今日は、日差しは暑いですが風は爽やか。

職員室の湿度計は39%しかありません。これはお肌にいいとはいえない湿度。

どうりで目がしばしばして痛い。これはドライアイの兆候です。よって目薬をさす。

ということで6月が始まり様々な活動が充実してくる時期です。

そんな中、おまけの5月第5週目の日曜日、実はこの5週のめぐりは実に珍しく、

次にめぐってくるのは800年後らしい^^;

そんな珍しい日曜日、

夕方のまったりした時間をきりりと引き締めてくれたのが日本男児の剣士たち。

剣道の世界選手権があることは知っていましたが、

初めてじっくりと大会を見ました。

それもそのはず、第16回目になるという今回は剣道の聖地、日本武道館での大会でした。

世界をひとまわりしてきた そうです。

柔道は世界に普及し競技人口も多く、オリンピックで日本がメダルを取るのも難しくなっているくらい、世界が強くなっていますが、

剣道はといいますと、やはり日本が強かった。

そしてそれだけではなく凛々しく、清々しく、悠然とした剣士たちの戦い振りに、大きな拍手を送っていました。

何しろ試合が早い。メン・コテ・ドウ・ツキが一瞬にしてパキパキ決まる。

そして姿勢が崩れない。鍛え抜いた体幹が周りの空気まで切り裂いていく。

他国の選手と何が違うって、この空気感!

全く他を圧倒する「道」の部分の習得差だ。

だいたい円陣は試合場内では組まない。場外の奥で組み、大きな声も出さずぐっと目を合わせて互の勇姿を確認し合う。

人様には決して緩んだ場面を見せないのである。

剣道って素晴らしいですね!

お見事でした。

日本にはいくつもの「道」がありますが、この「道」の部分を形造る精神は、共通して日本人の持つDNAからなっているのでしょうか・・・・。

(先の報道で、日本人はアジア人の中では特殊な遺伝子を持ち、韓国・中国人の流れとは違う、縄文人固有のDNAらしい。)

幼稚園でもN先生は一家で剣道をしている武道一家。

本人も高校生の時全国大会に出場したとか!

健全な肉体に健全な精神が宿る極みですね!

気持ちをきりりと締め、背中に定規を入れたように背筋を伸ばし(体幹弱いので^^;)、水無月へ突入です。

明日は開港記念日。横浜市民は日本の開国となった歴史の一端を感じてみましょう。

Filed under: 世界,未分類 — itsuko 15:24

< イルカ、どうしましょう >

日本動物園水族館協会が世界動物園水族館協会から会員資格を停止される問題で、

明日までに日本の加盟園は結論を出さなければいけないようです。

原因はイルカ漁。和歌山県太地町のイルカ追い込み漁で、このページでもこの問題を取り上げたことがあります。

ドキュメンタリー映画にもなり、環境保護団体グリンピースが隠し撮りをして世界的に話題になりました。

これを止めなければ資格停止だそうです。

さてみなさんはどのようにお考えでしょうか?

漁と言いますが、イルカは魚ではありません。よって漁ではなく、猟が正しいでしょう!

ただ海に棲んでいるだけです。哺乳類です。乳を飲むのです。

哺乳類を狩猟することは相当の決まりをクリアしなければ出来ません。

さあ日本動物園水族館協会はどのような答えを出すのでしょうか。

どちらにしても命を閉じ込めることは決して相応しくないことを人間は考えなければいけません。

種の保存の為だけなら、浅瀬に囲い込まなくても捕まえる方法はあるのではないでしょうか?

奄美大島地方は梅雨入りしました。

5月のさわやかな日はあと何日くらいあるでしょうか!

田んぼでは一斉にニホンアマガエルが鳴き出しました。

気候変動が激しく穏やかな日がだんだんと減ってくる日々です。

お天気を有効に大切に過ごしましょう。

 

< Bird Week 1 >

今週は年に2回ある春の愛鳥週間です。

野鳥に親しみ、自然環境を知り、共に暮らせる地球を考える1週間ですが、

何もこんな貴重な日に大型の台風が接近するなんて・・・・。

神様も随分地球環境にお怒りですね。

日本では夏鳥と言われる多くの鳥や、ずっと日本で生息している留鳥たちの繁殖の季節です。

こんなシーズンに台風が来たらどうなるでしょう!

台風なんてこないから、一斉に昆虫が増え若葉が芽吹く時期だから、

太古の昔から野生動物のDNAに組み込まれている繁殖に適した今の時期なのに・・・・・。

なんで5月に大型の台風なんでしょう。

これも地球温暖化の影響ですね。この台風で巣が壊れたり、巣立ったばかりの若鳥が命を落としたりと、きっと個体数を減らしてしまうでしょう。

せめて台風が過ぎるまで巣立ちを待てればいいのですが。

人間も日々の生活で精一杯ですが、身近にひっそりと人知れず生きる野生動物代表、野鳥をせめて!大切にしてください。

カワセミ(Alcedo  atthis ) カワセミ科

 

Filed under: 世界,鳥・トリ・とり — itsuko 18:15

< 100年計画 >

明治神宮へ行かれたことはあるでしょうか?

誰もが感じる神社としての壮麗さ。

そしてもう一つ、意識下できっと誰もが感じるだろう森の静寂と安寧感。

神社に行くのだからそれなりの心積りと目的を持っていますが、それとは違う感覚が全身を覆ってくれる明治神宮。

その秘密がNHKスペシャルで証されました。

偉人は何人もいますが、歴史や自然科学の教科書には載って来ない、陰の偉人が日本にはまだまだ存在するのです。

時は明治時代。東京のど真ん中!荒地だった神宮周辺を広葉樹(落葉・常緑)の森に育てようと3人の学者が時の総理大臣、大隈重信を説得しました。

当初150年掛かると計画した森作りは、彼らの予想を見事に裏切り、100年で森林と変遷したのです。

オオタカ(タカ目タカ科ハイタカ属)を頂点とする明治神宮の森は、日本列島のどこの自然林にも引けを取らない完全な原生林に近づいていたのです。

なんと素晴らしいことでしょう!!!これは正に日本人の偉業の一つです。

先を見つめて計画し、信念を持って実行した3人の思いが、初詣日本一の参拝客を有する明治神宮を支えているのです。

里山は人の手で手入れをしないと存続しません。

それをしない原生の森作りに挑んだ答えが、世界の大都市東京の真ん中にあったのです。

改めて自然の大切さとそれを残していくことの必要性を教えてくれました。

日本中で自然環境保護や再生に取り組んでいる人たちの大きな励みになったはずです。

こんなちっぽけなお山の存続に悪戦苦闘している私にでさえ、勇気をくれました。

自然の力、植物の持つ生命力の偉大さ。そして植物に依存して生かされている私たち動物の生態の仕組みを教えてくれる番組でした。

多様性からすると森林環境に特化した生きものたちが多く見られましたが、

人の手をまったく介することなくも元々の自然は成り立つことと、自然の輪廻はきちんとそれで機能していくことが証明されたのです。

100年前に立てた計画は大成功となったのです。

伝えてあげたい3人に!

明治神宮へ行かれたら、厳粛な気持ちと共に、そこを囲む原生の森が人の手で作られ、尚且つ人の手を入れずに意図して守られて来たことを是非意識して感じてください。

憲法記念日に心清らかに、人の住む以前の日本列島の情景を思い、本来の人の暮らしに何が必要かを気づかせてくれる気がしました。

教育も短時間では答えがでない営みです。

この3人の学者のように、100年後の子どもたちの幸せをどこに定めようかを考えようと思います。

 

 

< 給食どうだったかな・・・ >

今日から給食が始まりました。

今年度から少し小さな給食量になりましたが、色がカラフルで中身は十分充実していました。

今までは食べられなかったお友達が完食した報告を受けました。

完食の経験はいいことですのでこれからも花丸マークがどんどん貰えるように頑張って欲しいです。

もっと食べたい子がいたかもしれませんが、まずは全部食べる体験を大切に、その分はおうちでたくさん食べてください。

来月はスペシャル給食もあるようです。

どんどん完食児を増やしましょう!

目標は、出されたものは何でも食べる!です。

(実は私の目標でもあります^^;)

食べ物があることにはもちろん、生産している人、調理してくれる人、運んでくれる人、配膳してくれる人、全てに感謝できるように、食をしっかり取りましょう。

先生方も同様ですよ!

 

Filed under: 世界,幼稚園活動 — itsuko 17:53

< Yes Peace >

これは今日の合言葉!

今日は地球アースデーです。

1970年、アメリカから始まった地球環境を考える日。

175カ国、5億人の人々が参加しているこの運動の合言葉が、「Yes  Peace.」

運動の方法はそれぞれ自由。少しでも地球環境を考えるアクションを起こせばOK.

さあ、みなさんも何かやってみませんか?

青い地球を思い出すとか、電気をあちこち消すとか、希少動物の図鑑を見るとか、ゴミを減らすとか、息を止めるとか^^;

とにかくいつもどこかで地球のことを考えてみるようにしましょう。

この奇跡の瑠璃色の星がずっと青く、輝く星でいられるように・・・・。

今日は地球アースデーです。

 

 

 

< 日本選手権 >

私の連れ合いは3歳から水泳を始めて、結局指導者を生業としていますが、

自分が大きな大会の選手として活躍できなかった分、子どもたちをトップクラスへ引き上げたい気持ちはどのスポーツも一緒なのかもしれません。

水泳の日本選手権の役員を仰せつかり、

辰巳国際水泳場へ行っていました。

ちらほらNHKの映像にも写っていたようですが、

世界へ出て行く選手とその指導者を間近で見て、大分刺激を受けたようです。

組織で動くやりがいや窮屈さも感じながら、一つ上の指導者として成長してくれれば、幼稚園の子どもたちにもどこかでプラスになるでしょう。

彼もいろいろ考えながら頑張っているのでしょう。

たまには認めてあげないとね^^;

あと0.3秒でこの日本選手権の出場権が得られた選手が卒園児さんにいます。

現在も毎日練習中!

こうして期待の星をこれからも育成してください。

日本選手権の会場で「長津田プロジェクト」と所属を読み上げられる日も近いかもしれません。

 

Filed under: 世界,未分類,社会情勢 — itsuko 18:35

<  学校 入学 平和 >

今日は公立小中学校の入学式でした。

午前と午後と出席してきましたが、年々お父さんの出席が多く見られ、ご両親でお子さんの成長を喜ぶ姿が眩しかったです。

この事は社会の子育てに関しての、理解が上がってきた表れでしょうか?

両親で地域で社会全体で、子どもたちの成長を祝うことは、子どもたちの心の安定につながるでしょう。

巣立っていった卒園児たちは堂々と新しい学校へ足を踏み入れて行きました。

ふと世界に目を転ずると、学校にも行けない子どもたちがたくさんいて、女子は特に虐げられている国もあります。

ケニアでは偏った思想主義者が銃を乱射して、100人以上の学生が殺されてしまいました。

メキシコではなんと国全体がマフィアの麻薬取引に牛耳られていて、

子どもたちがマフィアのボスを賞賛し、日々の暮らしが麻薬取引で生まれたお金で成り立っているそうです。

真面目に働いても1日1,200円程度。

これでは4兆円という巨額なお金が蠢く世界へ入り込むな!と言う方が無理かもしれません。

でも利権を巡ってマフィア同士の抗争が激しく、普通に街中で殺し合いがあり、これが日常になっているとか・・・・・。

日本のヤクザ映画の世界が日常という状態を想像してください。

日本ではこんなこと、考えられません。

なんだかんだと言われても、日本全国つづ裏裏、子どもたちの学校入学式が行われ、

子どもたちは新しい環境に喜びを感じ、将来の夢や希望を持つのです。

こんな素晴らしい国はそうそうないかもしれません。

本来当たり前のようになければならない平和な日常や人々の自由や権利がない国があり、命の保証がされていない国に置かれている子どもたちに、未来は来るのでしょうか。

今日は二つの学校の入学式に臨み、やはり平和の等さを感じたしだいです。

Filed under: 世界,未分類,社会情勢 — itsuko 17:50

< 外国人観光客、確かに多い! >

今話題の北陸新幹線に乗りました。

目的地まではあっという間につきましたが、綺麗で乗り心地もよく、快適でした。

そして車内は私と数人の日本人以外は前側がおそらくイギリス人の団体さん7名くらい(話している英語がブリティッシュイングリッシュだったので^^;)、

後ろ側が多分インドネシア人の家族連れ風8名くらい。

私は丁度中間に乗っていました。そして周りの日本人は幼稚園児くらいを連れた家族連れ2組。

そのうちのひと組が、日本人の家政婦さんを連れた家族連れ。初めてこのような家族連れと出会いました。

不思議なことにお父さんは時々英語で話をし、お母さんはあまり子供の面倒を見ない。

その家政婦さんらしき人が家族分のおぎのやの釜飯を手に持って、大きな荷物を背負い、小さな女の子の面倒を見ているのです。(会話は日本語)お母さんはとても綺麗な顔立ちで、もしかしたら芸能関係の人なのかもしれません。

私が知らないだけかも?(プロスポーツ関係とか???)

イギリスの方々は見たところ男性ばかりでどこから見ても観光客。

西洋人得意の半袖Tシャツとジーパン。彼らは冬でもこのスタイルがお気に入り!

そしてスノーボードを持っている。

これは日本(長野?)のスキー場にスノーボードに来たと見た^^;

スマホで撮った滑りながらの映像を見せ合っていました。

(すぐ前の席で騒いでいるので見えちゃったのです!!!)

そして後ろはいわゆる富裕層風の方々。個々がハイカラな装いでゆったりと座って大きな買い物荷物。

ビールを片手に時々多分インドネシア語?でおおらかに会話。

とまあ少し変わった車両に乗り合わせたのですが、外国人の観光客は本当に増えていることを実感しました。

私にもう少し英語力があれば、このスノーボーダー達と会話も出来たでしょうが、

どこへ行ってきたのかも聞きそびれてしまいました。

変な航空機事故も多い中、遥々日本へお越しくださりありがとうございます。

日本はきっと居心地がいいのでしょう。なんせお・も・て・な・し の国ですから。

なんて私がお礼を言うのも変ですが^^;

素敵な伝統文化と日本食と、ハイテクノロジーと渋谷のアンビリーバブルな交差点を味わってもらい、せっせと外貨を落として行って下さいな。

私の人生設計には到底考えられない海外旅行と長期休暇!

羨ましく感じながら北陸新幹線に揺られた一人旅でした。

 

 

Filed under: 世界,未分類 — itsuko 15:40