< パラリンピック >

以前は報道もされなかったパラリンピックですが、

世界の、そして社会の認識や法律が変わって、身体に障害のある人も普通に生活する、そして出来る社会が当たり前になって来ま昨今。

実はまだまだ共に暮らす環境としては十分ではない気がしますが、

皆さんの頑張りを目にすると、自分はなんて情けないんだろう・・・・、と思っています。

競泳女子の背泳ぎで、生まれつき盲目の金メダリストの道のりを記事で読むと、

それはそれは自己との戦いで、決して弱音を吐かず、視力の無い事を恨まず、夢をあきらめず、何を取っても強く強く自分の人生を切り開いて来ました。

あれがやだ、これがやだ、何でこんな事しなくちゃいけないんだ、どうしてあそこはやってないんだ、などなど日々不平不満ばかり思い浮かべている私に、嫌気がさしました。

五体満足で、普通の生活が出来ていて、働く場所もあり、慕ってくれる子どもたちがいる環境で、これ以上何を望むのでしょう。

今パラリンピックで自分と戦っている選手たちを見ていると、

自分の境遇を受け入れ、分に相当に、そして1日を大切に懸命に生きる事を思い起こさせてくれます。

彼ら選手が大いに自分の本領を発揮して、輝いてくれる事を祈っています。

人って、強い生き物ですね。

Filed under: 世界 — itsuko 19:21

< ツクツクボウシ >

オーシンツクツク、オーシンツクツク、オイオーシオイオーシオイオーシーーー、

と鳴くツクツクボウシ。

これは夏の終わりのセミです。

まだまだ厳しい暑さですが、虫たちは順番に季節を追いかけます。

ヒグラシの声が弱くなり、夜はコオロギたちが鳴きはじめました。

お風呂に入りながら、この虫の声を聞くのが好きです。

今日は今年最大の上弦の月。

つまり右側に光が当たるきれいな半分のお月さま。

富士山の頂上で見るようには行きませんが、

暑い夜空に、少し秋を感じながら半分のお月さまを眺めてみましょう。

日本は領土問題で隣国とにらみ合い、遠くシリアでは信念を持った女性ジャーナリストが戦火に倒れ、

世界には様々な問題が渦を巻いています。

戦争については終戦記念日に放映されたNHKの特集番組を見て、

第2次世界大戦の幕引きを、日本は完全に見誤った結果、今日に至っている事がよく分かりました。

中枢の幹部がもっと率直に話し会い、情報を共有していたら、日本には原爆も、北方領土の占領も、シベリア抑留もなかったかと思うと、時の指導者の判断や考え方がいかに大きな影響を与えるかが番組を通して伝わってきました。

当時の指導者たちは、無策無能だったのです。

今でも続くこの領土問題に、戦争責任。

一体いつになったら日本の太平洋戦争は終わるのでしょうか。

シリアでも一刻も早く平穏な日々が戻る事を望んでやみません。

出来ればオーシツクツクやコロコロコロリーの声を届けて、心の平安を感じて欲しいです。

日本でもまだまだ平安は遠そうですが・・・・・。

Filed under: 世界,社会情勢 — itsuko 17:50

< 泣けた。>

28年前と言えば私は20代で、その頃バレーボールは日本のお家芸でした。

いつの、どんな大会でもメダルを取っていたものです。

男子も女子も!

それがいつの間にかに報道から消え、人々の声援も聞こえなくなっていました。

テレビ中継を見なくなった、私もそんな一人でした。

でも今夜、やってくれました。

金メダルに匹敵するオリンピックでのバレーボールのメダルとなりました。

解説の大林さんと一緒に、私も泣きました。

昨日サッカーで同じ韓国に敗れたので、

ここでまた負けたのではどうにも踏んだり蹴ったりでしたが、最後は女子力が勝ちました。

どさくさにまぎれて日本の領土に足を踏み入れるどこかの大統領に、一言言ってやりたい気分です。

メダルを取ってくれてうれしいです。

男子サッカーの分まで、すっきりしました。

昨日も泣いて、今日も泣いて、大津君と一緒です。

いつでもどこでも感情をぶつけて、ピッチを叩いて悔しがる、大津選手が好きになりました。

サッカーではまた次回のオリンピックで、そしてワールドカップで底力を見せてもらいましょう。

選手の皆さんおめでとう、そしてありがとうと伝えたいです。

Filed under: 世界,未分類 — itsuko 21:29

< 金メダルへの道 >

金メダルを目指した事もない私ですが、やはり金メダルへの道は厳しいでした。

サッカーもバレーボールも手が届きそうで届かない。

毎日がそこへ向かう連続なのは、どのチームも同じ。

最後はやはり実力か、運か。

しかし3回も金メダルを取るなんて、これは偉業の何物でもないでしょう。

でも銀メダルも素晴らしい。

オリンピッックで活躍した全ての選手に拍手を送りましょう。

スポーツに全精力を掛けるって、素晴らしいですね!

未来の選手がどんどん出てくる事を期待しましょう。

しかしなでしこの授賞式はいただけませんね。

スマートじゃない。

どこかのお祭りで参加賞をもらっているわけではないのですから、

きちんとメダルを掛けてくれる人の顔をみて、お礼をし、メダルにも敬意を払わないと。

ピースだの、ふざけた様子だの見せるから、カメラも別の物に振っちゃいました。

世界で戦う時は、こういう時のマナーや礼儀も重要です。

要は個々の品性が出てしまうのです。

せっかくのメダルが台無しです。

まっ、オリンピックはお祭りみたいなものですが!

世界のニュースを見ていると、日本くらいです。これだけオリンピックの映像に時間を掛けてるのは。

でも日本で開催しようとすると、賛成意見が少ない。

不思議な国です。

Filed under: 世界 — itsuko 06:25

< 世界観の違いなのか? >

立秋と聞けば日本人なら吹く風の中に秋を感じ、

道端に鳴く虫の声を心地よく思う人がほとんどと思いますが、

世界では全く違う環境や価値観の中で、日々の生活を送っている人たちがたくさんいる事を改めて知らされました。

今オリンピックが開かれていますが、

こんな世界的な一大イベントなんかどこ吹く風で、

人間が動物本能のまま生きている人々の話を聞きました。

タイ という国に行った事がある人は少し感じた事があるかもしれません。

多くの観光客が集まるチャトゥチャック市場では、

人々が行き交う道を、片足の無い障害を持った人が地面を這いずって歩き、物乞いをする人たちがそこらじゅうに普通に居ると言います。

その市場では衣料品や雑貨、貴金属などのお店がごちゃごちゃと並んでいるようですが、

その中にペットショップというか、動物を売っているお店もあり、

さっき産まれたようなチワワやプードル、ポメラニアンがぐっちゃと籠に入れられて、まるで死んでいるように売られているそうです。

その店にはどんよりと曇った悲しい目でただただ立ちつくすハスキー犬もいたそうです。

ハスキー犬は元々緯度の高い、寒冷地の犬です。

タイのような熱帯地方の国で暮らせる分けがありません。

聞くと、この東南アジア地域は外が年間を通じて暑いので、

一般家庭の室内や地下鉄の中、ホテルもビジネスビルも中はすごく寒いそうです。

要は冷房をガンガン効かせていて、入った瞬間に寒いと感じる環境なんだそうです。

それを快適と感じているのでしょう。だから室内であればハスキー犬も飼える!という訳です。

そのお店には「写真は取らないで!」 と書いた籠に、

紐で繋がれたモモンガが10頭ほど入れられていたそうです。

アフリカのある人種の人々もそうですが、

野生動物は食料であって、捕獲して人が命を繋ぐための食べ物で、

またペットとして売り買いし、人の欲を満たす道具という認識が当たりまえなのです。

日本ではこれからの電力供給源をどこから取ろうかと考えている時に、二酸化炭素の排出って、何の事!

という生活をしている人が、いえ国が世界中にあることを思い知らされました。

動物虐待、野生動物の売買禁止、節電や二酸化炭素の排出削減などなど日常耳にしている事柄がある一方、

世界中のあちこちで全く違う価値観が人々を動かしている現実。

これでこの星は救えるのか。

オリンピックなんて、意味があるのか。

人間は結局のところ、何を選択して生きて行けばいいのか。

虚しくなって来ました。

シリアは同じ国民が殺し合っているし、

アフガニスタンでは自分たちが食べて行くためにケシの花を栽培し、その実を麻薬と知りながら売っているし、

ブラジルでは児童労働が大手を振ってまかり通っているし、

私の価値観、世界観なんて、まるっきり通用しない世界があり、それをする事で生きている人たちが多くいる事を知らされました。

世界の安定と平和なんて、絵空事なんでしょうか・・・・・。

普通にタイへ観光に行った人から聞いた話ですが、

私の見聞の少なさを思い知らされました。

実はタイへは一度行った事があるのですが、その時はこんな事、あまり意識しませんでした。

しかし通り一片の表面を見ただけでは、見えない部分がたくさんあったのです。

Filed under: 世界 — itsuko 18:24

< JULY >

ジュラーイ(JULY)って、いい響きですね。

今日で7月も終わりか・・・・・。

早いなーーーー、1ヶ月って。

暑いなーーーー、毎日、毎日。

変だなーーーー、オリンピックの審判団。

柔道も今回は不振の部類に入るのでしょうか?

審判員が全く正反対のジャッジをする(覆す)なんて、

どちらの選手にも関係者にも酷い仕打ちです。

ましてや日本は同じ柔道の審判判断で、酷い目に合った国ですから、なおさら神経質です。

世界共通のルールと審判は、競技において絶対的な約束事項。

誰もに明確で、公平で、分かりやすい方法を取ってもらいたいものです。

そして7月最後の日に、救った命が巣立つでしょうか!

本来の巣から飛び出して、虫の息だった最後の1羽。

即席の手作り巣を用意してから6日目。

今日は羽をはばたかせ、巣立ちの練習をしていました。

両親も近くで見守ります。

よかった、本当に良かった。よく育ってくれました。

元気に巣立て!ツバメさん。

上がお父さん、下がお母さん。細い尾羽が長くあるのが♂です。

おまけ:今日はカブトムシの♀がやってきました。

 

 

 

< どうなるユーロ圏 > 

今ヨーロッパではサッカー選手権が行われていて、

今週は準決勝があります。

その勝ち残った4チームが世界中が頭を抱える

ユーロ貨幣の最大債務国3チーム(スペイン・イタリア・ポルトガル)と、

一人でそれらの国を支えるドイツチームとの一騎打ちです。

とりあえずギリシャはユーロに留まる選択をしても、

ドイツに4-1で完敗でした。

次の危ない国がこの3カ国、という訳です。

なんともバランスの悪い、またどちらの国民にも複雑な気持ちを抱えての、

大決戦です。

ご存知のように、ヨーロッパは南アメリカに並ぶサッカー大好き大陸。

特に成人男子の多くが熱狂的なファンのようです。

観客席を見ていると、まあ割腹の良い大男たちが顔をペインティングで飾り立て、

大声援を送っています。

仕事はどうなっているのでしょうか!

だから債務大国?って事なのかもしれません。

本来はバリバリ仕事をして、税金納めないとね。

ドイツ以外の3カ国はそれはそれはドイツを倒したいと思っているでしょうが、

このドイツの支援が無いと、国自体が回っていかない経済状態。

ドイツ国民は自分たちの税金で他国を支える自負があり、

これまた負けられません。

そしてドイツは強い。

何戦か夜も眠らず生中継を見ているのですが、

下馬評通り、ドイツは強い。

でもスペインも2010年ワールドカップ南アフリカ大会の優勝国。

自国の経済がパンク寸前を感じさせない迫力あり!

イタリアは鉄壁の守りを固めて、イケメン揃い。

ポルトガルはあのMVP選手(クリスチアナ・ロナウド)有する

古くからの強豪国。

4チームともおもしろいチームです。

しかしドイツが優勝するとヨーロッパはゲルマン民族に支配されちゃう雰囲気です。

経済も娯楽も!

メルケル首相も大のサッカー好き。

スポーツは政治とは別世界の話ですが、せめてサッカーでは超債務国の1国が巻き返しておかないと、

本当に国民がやる気をなくして、経済の立て直しどころではありません。

日本も先進国第1位の債務超過国。

国債を発行しても、いつ償還が止まるかもしれない綱渡り状態。

大丈夫でしょうか?????日本経済は。

国会も大変な事になっていますし・・・・・。

そんな表の重大事項を抱えながら、

ヨーロッパの国民はサッカー観戦に熱狂しています。

 

Filed under: 世界,社会情勢 — itsuko 18:53

< 困ったものです >

幼稚園にも北朝鮮のミサイル、いえいえ一応衛星!騒ぎに対して注意を促す通知が届きました。

名前まであるそうです。「銀河3号」だって。

まったくあの国には困ったものです。

「もし、万が一、落下物があったら拾わずに、警察・消防へ連絡するように。」

との事でした。

沖縄県や石垣島の皆様は不安と迷惑と多くの関係車両や人々に、戸惑っている事でしょう。

もう少し外交努力で何とかならないのでしょうか?

PAC3とP3Cを間違えるような大臣が国防を背負っているのだからしょうがないか。

しかしこんな大きな、お金のかかる武器を使わずにすむ方法は無いのでしょうか。

日本は外交が苦手だからな・・・・・・・。

日本人拉致問題もちっとも進展しないし・・・・・・・・。

でも衛星と称するミサイルが国内に飛んできたらそれこそ飛んでも無い事です。

そしてイギリスのキャメロン首相との会話にも我が国の首相はウィットに富んだ返答の一つも出来ず、周りは閉口状態だったとか!

こういう場には機転と品格、豊富な知識から気の効いた言葉や話題を返すのが外交なのに。

残念!

幼稚園では年長さんの懇談会がお陰さまで穏やかに終了しました。

ご出席いただいた皆様、ありがとうございました。

大変静かにお付き合いいただき、有り難いです。

今後ともよろしくお願いします。

 

Filed under: 世界,社会情勢 — itsuko 18:44

< 密猟 >

大震災から10カ月が経ちましたが、まだまだ余震が続きます。

今日も緊急地震速報が入り、幼稚園でも注意を促しましたが、

「先生、今日は怖かったね。」と地震には神経質になっている子どもたち。

本当に怖いですが、必ず再び見舞われるとされている大地震に備えなければいけません。

そしてこちらも実にありえない恐い話です。

私は海外ニュースをよく見るのですが、今日はとても悲惨なそして残酷なニュースがタイから報告され、強い憤りを感じ、朝から気分が悪くなりました。

なんとタイに生息するアジアゾウがその臓器や皮のために密猟されているのです。

それも生きたまま焼かれるという想像に絶する行いが報道されました。

ましてや公務員が係わっているというショッキングな事件です。

世界中で後を絶たない野生動物の密猟。

ゾウに限らず、多くの生物がお金目的、または趣味で捕えられ、殺されているのです。

アフリカでは未だに欧米人の金持ちが、あからさまにハンティングの標的として野生動物を買って、ハンティング場に放し、それを撃ち殺している事実があります。

考えられません。

あのシーシェパードは「クジラを獲るな!」と日本の捕鯨船に危害を加えていますが、

自分たち、オーストラリア人にもこのハンティングに参加する人がいるとしたら、どう解釈すればいいのでしょう。

タイ政府は必ず密猟に係わった人間を見つけ出し、厳しく処罰すると言っていますが、

国内ではゾウの生息地を農民が生活費を得るために油ヤシのプランテーションに変えてしまうので、ゾウたちは住処を追われ、畑に入り込んでは銃で撃たれる、を繰り返し、結局絶滅寸前です。

そこへまたこんな事件です。

いたたまれないです。

私はWWFのこのゾウたちを救う基金に寄付しているのですが、本当に胸の痛む問題です。

この油ヤシの油はそのほとんどが輸出用。

もちろん日本もタイから買っているわけです。

そして私たちが日常生活に使っているのです。

殺されたゾウたちは、それはそれは悲惨な姿でした。

やりきれないですね・・・・・・・。

ちょっと気分を変えて今日は終わりにしましょう。

今日はスキーの日でもあります。

だからこんな童謡。

もえあがれ雪たち  

作詞:坂田寛夫  作曲:宇野誠一郎

♪ もえあがれ 雪たち

 僕らの街にふる 

 煤に汚れた 雪たち

 まっさらの 太陽が

 きみたちの 結晶を

 ガラスより 鋭く

 つらぬいて さす時

 もえあがれ 雪たち

 青い炎の 色に

大地の叫びか、天の嘆きか、とにかく今日はスキーの日。

そして焼かれたゾウを思い出す。

 

Filed under: こども環境管理士,世界 — itsuko 17:00

< 今日と昨日のいろいろ >

今日は空気が冷凍庫の中に入っているような冷たさですね。

寒いです。冬ですからね。

お池にも一面薄氷が張っていました。

昨日はバルサ(スペインのサッカークラブチーム、バルセロナ)の試合に閉口し、田奈中学校陸上部の全国中学校駅伝の連覇ならず!に、ちょっと驚き(卒園生もメンバーでした)、石川遼君の今期最終試合に拍手を送り、といろいろでした。

幼稚園では来年度の父母の会新役員さんが顔を合わせ、各役職を決めていました。

来月から始動します。

そして飛び込んできた北朝鮮の金正日氏、死亡のニュース!

今頃は世界を駆け巡って関係機関の方々は、大変な騒ぎになっているのでしょう。

中国も含め安全保障上のアジアの大きなネックですから、そこの首長が亡くなるとなると、周辺諸国は、いえ、世界的にもアジアの春に突入か!なんて記事も出てくるかもしれません。

今日はこれでおしまい。

Filed under: 世界,社会情勢 — itsuko 13:32
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