< 動物ニュース >

九十九里の海岸で、トドが衰弱して上陸しているニュースが話題となりました。

昨日は小型愛玩犬の大量死骸が発見され、衝撃を受けました。

そして毎年どんぐりの時期に出てくる問題が、ツキノワグマの人里への出没です。

トドは水族館に保護されてきっと元気になってくれると思います。

人が野生動物に出来ることは限らていますから、せめて関係機関やそこに携わる人々の可能な手立てを差し伸べて欲しいです。

小型犬はこの捨てられた付近に、まだ生がある何匹かがうろついていたらしいです。

野生動物ではなく、人のすぐ近くで共に暮らす飼育動物に、人はなぜこのような非情で残酷な事ができるのでしょうか。

商業主義に心を奪われ、金儲けだけに頭を使う人々のなせる業でしょうか。

痛ましく、悲しい事件です。

最後に登場するのはツキノワグマ。

日本の生態系では猛禽類と共に頂点に君臨するツキノワグマ。

世界的にもこの狭い国土のほぼ全域(九州地方ではほぼ絶滅、四国でも絶滅危惧です)に、熊が生息するのは大変珍しい国である日本ですが、

人々の生活習慣の変化や熊の生息環境の悪化で双方どちらにも思わしくない状態となっています。

毎年何頭のツキノワグマが駆除されているのか・・・・・。

こちらも心の痛い、そして深い問題です。

北海道ではヒグマの出没が話題となり、その痩せて今にも倒れそうな姿がテレビで放映されました。

野生動物にとっての最大且つ一生の課題が食べ物の確保です。

本来自然界ではその仕組みがきちんと整い、どの生物もしっかりと生きていけるようになっているはずですが、

一つ歯車がずれたり、壊れたり、無くなることで、その仕組みは急速に崩れてしまいます。

多くの原因が人間の生活活動にある今、動物ニュースからも学ばなければならない事が多いのではないでしょうか!

 

< 入園おめでとうございます > 

小雨の中来年度の新入園児さん受付が無事に終了しました。

この少子化の中、また新制度がスタートし新しい選択肢が増えた中、まずまずの受付者数となりました。

募集人数にはどの学年も達していませんが、入園希望のほとんどの方が教職員の良さと幼稚園の雰囲気、そして多様な環境とそ安全性・信頼性を記してくださっています。

このご期待を裏切らないようにまた精進しなければなりません。

お疲れ様でした。またご苦労様でした。そして入園おめでとうございました。

受付はまだ3学年とも可能ですので順次ご連絡ください。

週末もお天気が悪そうです。どうぞ体調管理に気をつけてお過ごし下さい。

今週は水疱瘡、溶連菌などの感染症のお友達が出ています。

 

Filed under: 幼稚園活動,社会情勢 — itsuko 16:07

< 新入園児受付に向けて >

また今年も11月1日がやってきます。

毎年毎年気が気ではありません。私立学校なので選択される立場です。

45年という長い期間幼児教育に邁進してきましたが、

時代が大きく変わる中、「これでいいのか」といつも模索してきました。

来年は国の制度も変わる中、父が築いた幼児教育の本質を変えずに、現代にも通じる仕組みや内容で続けていく事が使命です。

果たしてこの使命を良しとして、入園を希望してくれる方がどれほどいらっしゃるか、明日に掛かっています。

自信もあり、迷いもあり・・・・・・・。

しかし現在回収している学校評価でこの様なご意見をいただきました。

決して私たちの目指している幼児教育が間違っていないことを評価してくださいました。

この事を胸に刻み、教職員力を合わせて子どもたちの成長の一助に成りたいと思います。

<ながつた幼稚園の優れていると思う点>

①行事の雰囲気がピリピリしない点。

各行事に無理がなく、子どもたちの成長に合わせたプログラムを準備している点。達成感や盛り上がりだけに偏らず、子どもが楽しんで活動できるように工夫している点。

②子どもの自主性を尊重している点。

なわとび・砂場のどろんこ遊び・お山遊び・折り紙・独楽クラブ・虫クラブと子どもの興味に沿った対応をしている点。選択肢が多く有り、一つ一つにとことん向き合ってくれる先生方。親は本当にありがたいと思う。

③伝統にしがみつかず、常に改善に取り組んでいる点。

ふきのこ会スケジュールの見直しや写真のインターネット販売、新しい体操やトイレやホームページの改修など、一度決めて長年運用している事を変えていくことはとてもエネルギーを要することですが、果敢に取り組んでいる。どこか見直すべき点は無いかと常に考えている点。ようちえん日記で園の様子を知ることが出来るのが素晴らしい。

④幼保小活動。

小学校との交流活動は意外に入園前の保護者には知られていない。これはいずれ通う小学校の生徒たちが園に来てくれたり、

卒業後も園を訪問して先生方と会うことができるのは素晴らしいアピールポイントになる。

以上本当に有り難く、御礼申し上げたいです。

多様な幼児教育の理念があり、独自の活動を繰り広げる横浜の私立幼稚園界にあって、

ながつた幼稚園が目指す教育を見事に評価してくださり、応援してくださいました。

人が一人で社会へ出て行くその礎は、人に愛され人に認められ、人を信じ他人を知ること。ここへ向かって私は、みんなに熱を伝えながらながつた幼稚園を存続させたいと思います。

 

 

 

 

< 認定返上 >

来年度から導入される子ども・子育て支援新制度は認定こども園の普及を図ってのことですが、

懇談会でも少しお話ししたように、大規模幼稚園にとっては現体制から変更することによって助成金の額が大幅に減らされてしまいます。

それでは多くの子供たちを受け入れ、教員もたくさん配置しているのに経営が成り立ちません。

結果、現在548の認定こども園の内、その10,9%が認定を返上する事態になっているようです。

これを受け政府は補助金の見直しをするように指示を出したようですが、

まだまだ不備があるこの新制度には十分時間をかけて検討していきたいと思います。

そして明日は晴れそうですね。

年少さんは遠足に行けそうです。良かった良かった。

教育時間中の遠足ですので少々行き帰りが忙しいですが、広い芝生を思い切り走ってきましょう。

忘れ物をしないようにお願いします。

明日はこのために全学年お弁当です。

 

Filed under: 幼稚園活動,社会情勢 — itsuko 18:03

< 女性の活躍 >

「原始女性は太陽であった」という言葉を残したのは大正時代の女性活動家、平塚らいてうの台詞。

原始に限らず現代だって、そして家庭内では母が絶対的な太陽のはずと私は思っています。

どの世界でも(動物界でも)メス(♀)の意思や行動は繁殖上非常に大きな役割を担っています。

女性が(♀が)優位に立って物事を回していることだって数多くあるのです。

そんな女性の活躍がクローズアップされた日本の政界で、結局役目を全く果たさず二人も任を離れることになりました。

それも私たち一般国民からすると非常に無責任な思考のなせる末路で、ましてや1円だって経理が合わないと監査を通らないはずの税金の収支が数千万も違っていたり、無くなっていたりという政治資金とは一体どんなお金なんでしょうか!!!

自分のお財布の中身が1,000円消えれば大騒ぎでしょう^^;

立派な私たちの税金なのに、きちんと監査してくれる仕組みはないのでしょうか?

「うちわ」だって立派な品物の一つ。

これをどんな立場で、どんな場面で使用可能なのかの判断もせず、政治家を目指す方々は活動しているのでしょうか?

わからない???

父母の会の会計も、自治会の会計も、そして幼稚園の会計なんて、それはそれは神経質になって収支を確認します。

当たり前です。人様から預かっているお金なのですから。

あの期待した若き科学者小保方さんも、今では過去の人。

(STAP細胞はどうなったのでしょう???)

私も仕事一筋で歩んできているので、女性の活躍には大いに期待しているのですが、

なんとも腰砕けになってしまいました。

残念至極ですが、母親業は今日で解任ってわけには行かないので、全て自身の責任下において物事を判断し、家庭を切り盛りして行かなくてはなりませんよね。

いつまでも太陽のように輝き、自信と誇りを持って大いに活躍してください。

女性の皆さん、頑張りましょう!

Filed under: 社会情勢 — itsuko 15:10

< LEDに乾杯 >

「21世紀はLEDが地球を照らすでしょう」と輝かしいコメントと共に発表された今年のノーベル物理学賞!

すばらしい、素晴らしい、スバラシーーーイ。

生活のあちこちに実用化されているLED。

科学技術の恩恵を一般庶民が肌で感じられる成果となりました。

今や大型ディスプレイからクリスマスの豆電球まで、

世界中の青色が人々の生活の中で輝いています。

それを日本の科学者3人が発見、研究、実用に導いたのです。

彼らは言います、

「とにかく続けること。発想を転換する事。」

先に受賞した多くの人たちのインタビューにも出てくる、

失敗からの発見や、現状からの工夫など、特別なことではなく意欲や熱意、そしてチームワークが大発見に繋がっています。

「若者は自分の持つ興味を持ち続けなさい」と、

大きな組織、有名な大学、おまけに資金がなくても、情熱と意欲が道を切り開くと。

日本人の元々備えている資質と能力の高さを最大限生かせるように、そしてこれから学問を学ぶ全ての子どもたちが己の力を発揮できるようになれば、もっともっと人の生活環境がシンプルになり、無駄が無くなり、自然環境にも優しい科学技術が実ってくるでしょう。と期待しています。

今日は3年ぶりの皆既月食と地球を照らす青い灯りに 乾杯!

ちなみに私の持つ望遠鏡(鳥観察用)で、先生方に月食を見てもらいます。

月の表面を望遠鏡で見た事ありますか?

赤い月、見られるかな???

 

Filed under: 世界,宇宙,社会情勢 — itsuko 17:34

< ビュワーン、ビュワーンと50年 >

「はしれ超特急」

山中恒作詞・湯浅譲二作曲

ビュワーン ビュワーン 走る

青いひかりの 超特急(ちょうとっきゅう)

時速250(にひゃくごじゅっ)キロ

すべるようだな 走る

ビュワーン ビュワーン

ビュワーン 走る

ビュワーン ビュワーン 走る

まるいひかりの ボンネット

時速250キロ

とんでくようだな 走る

ビュワーン ビュワーン

ビュワーン 走る

新幹線好きですか?私は大好きです。でもそうそう乗ることもありませんが、

新幹線が走り出して50年だそうで、その変遷は目覚しいものとなりました。

今では北陸新幹線のE7 (W7)系まで、素敵なフォルムがラインナップ。

初代の0系も未だに人気ですね。

日本人の夢や希望をを乗せて発展してきました。

この歌、歌えますか?

私が幼稚園の時はよく歌いましたよ。

今の先生方で歌える方が何人いるでしょうか???

子どもたちには電車(プラレール)好きが大勢いますから、この歌を歌って弾けると、きっと人気者です。

これからも日本の科学技術の粋を詰め込んで、

お・も・て・な・し精神もたっぷり盛り込んで、日本列島を疾風のごとく走って下さい。

グランクラスにも乗るぞ!(E5系)

Filed under: 世界,未分類,社会情勢 — itsuko 17:26

< 噴火 >  

日本は世界有数の火山国であることは知られているところです。

その前に、皆さまこんばんは。

こんな時間に更新していることはまず、ありませんが、

この自然災害は記録に残しておかなければいけないと思い、このページにも記録することにしました。

火山噴火なんて、21世紀のこの時代にすぐそこに襲いかかると想像していません、普通は。

まさか意気揚々と登って、山頂で「ヤッホー」なんて言っている次の瞬間、

足元が爆発するなんて、誰が予想するでしょう。

予報も警告も何もなく、地球の誕生以来続いている火山活動によって人が命を落とすなんて・・・・・。

雲仙普賢岳の火砕流も、三宅島の全島避難もまだまだ記憶に残るところです。

私も最近登山を好んでいる一人として、本当に怖い自然災害です。

早く収まってくれるといいのですが・・・・・。そして取り残された人たちが無事に下山できるといいのですが。

新入園児さんの説明会もなんとかこなし、午後は自宅でゆっくりしようと思っていたら、この御嶽山噴火の報道でした。

日本はこれから大丈夫なのでしょうか?

そして富士山は・・・・・・・・?

恐ろしい自然災害が同時に全て重なったりしたら、ベストセラーとなった小松左京さんの、

「日本沈没」をそのまま私たち現代人が、経験しないとも限りません。

地震/雷/火事/オヤジ  はもう古いかもしれません。

今は、地震/雷/火事/噴火! ですか。

オヤジはいつでも怖い時がありますから。

お山さま、どうぞお心を鎮めてください。

説明会は無事に終わりました。

お越しいただいた多くの皆さま、ありがとうございました。

 

Filed under: 世界,宇宙,未分類,社会情勢 — itsuko 01:18

< 気候サミット >

心配された台風16号が去りました。

しかしその空はいわし雲ではなく、ひつじ雲です。

風も西風では涼しさは感じられません。

天高い秋は、少しヒヤッとする北東風を感じたいところです。

国連では気候サミットが開かれています。

真剣に二酸化炭素排出量を抑えるべく、初めて排出量第1位の中国と第2位のアメリカが何らかの方策方法を打ち出すことを約束しました。

今更ですが、やっと二酸化炭素削減の第1歩です。

フロンガスを全世界統一して削減していることからも、世界の大国2国が政策を打ち出すことは必須でした。

秋晴れのすがすがしい日が1日でも多くなるように。

そして局地的な自然災害を最小限に抑えられるように。

実行するのは私たち人類です。

日常生活の小さな二酸化炭素を、とにかく意識してなくしましょう。

未来に生きる、現子どもたちのためにも、大人が実行しないとなりません。

この問題は子ども環境管理士にも課された問題です。

そしてなんとこの資格を取るべく、勉強している有志先生が2人!出現しました。

喜ばしいことですが、資格に相当する体験を積んでいるのか、先輩としては大分不安なところです。

まっ、少しでも意識共有できる人が増えることはマイナスにはならないでしょう。

明日からは秋晴れが続く予報が出ています。

入道雲から鰯雲へ!季節が移っていきます。

Filed under: こども環境管理士,世界,社会情勢 — itsuko 14:39

< 世の中、何が起きるかわからない! >

世界史を学んでいた頃、イギリスから独立を望む人たちがいるなんて考えもしませんでした。

結果としてそれは実らなかったようですが、世の中何が起きるかわかりませんね。

あの大英帝国が分裂の危機にあったわけです。

ネット上ではまさかの沖縄まで話に出され、そんな心配大きなお世話のような、いい加減情報も流れています。

さてさて、運動会のリハーサルを終え、子どもたちは意気揚々。

本当の日はお父さん、お母さんが見に来てくれることを楽しみにしているようです。

当日まであと少し。

でも何が起きるかわかりませんから^^;

いつも通り落ち着いて、怪我などしないように過ごしましょう。

シンジュサンが1頭、繭を作りました。

透き通るような糸を吐き、中に篭もりました。いよいよ蛹です。

真っ白な繭がうす茶色になってきました。

蛹になっているのでしょうか?

これから何が起こるかわかりません。私には未知の生態を楽しみたいと思います。

お山にはなんともビックリなキノコあり。

キツネノチャブクロの別名がある、ノウタケ。

食べられますが、まずいです。(体験者は語る!)

何が起きるかわからない世の中なので、このキノコもいつかは美味しくなる日が来るかもしれません!

発生直後;

1週間後;

この後は、森の分解者(ダンゴムシやナメクジやクチキムシなどなど)に綺麗にされて、土に還ります。

何も起きない週末でありますように・・・・・。

おしまい!