12:《梅雨の時期①》

 6月も今日で最後となりました。もう1年の半分が過ぎてしまった事になりますね。早いです。
 先日の『土曜参観日』は多くのお父さん達が来てくれました。どの子もいつもの登園時とはちょっと違った緊張感を持って登園したようです。でも今年の子ども達は『パパはやだー』と言って泣く子がいなかったのには驚きました。毎年年少さんの一人や二人は必ずパパでは手に負えず、ママの助けを借りますが、にこにこと手をつないでお部屋に入れました。最近の傾向としてお父さんが子育てにかかわることが多くなり、比較的定期的に、親子のスキンシップがとれているのでしょう。いい事ですね。お父さんへのプレゼントも気に入ってくれたでしょうか?きっとお家のお部屋の真ん中にドーーーーーンと置かれていることでしょう????????。

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11:《梅雨の時期②》

 日本は四季の変化がはっきりしていますのでそれぞれの季節の装いを感じられますが、この梅雨の時期も日本ならではの(東南アジアでは稲作農耕が支流ですからタイやベトナム、中国でも同じような景色が見られるのでしょうが)風景が広がります。この近隣では東急田園都市線の田奈駅から恩田地域へ広がる田園風景がきれいですね。この風景も日本の食文化には絶対必要な景色ですから、お買い物の途中でも、お散歩の途中でも大切なお米を作っている(育てている)この風景についても子ども達には知って欲しいです。そしてこの田圃が多くの生き物の住みかであり、すべてが回って人が食べるお米が出来ていることも、何かの機会に伝えていきたいですね。

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10:《梅雨の時期③》

 乾燥を嫌う菌類達は、この時期が絶好の活動期。いろいろな場面に顔を出します。食中毒の話が聞かれ始めるのもこの時期が多いのではないでしょうか?(食中毒は実は1年中発生しますから日頃から注意が必要です。)お弁当は良く冷ましてから詰めて蓋をする事。洗濯物は少し熱めの湯で洗うと細菌が死滅し、部屋干しでも臭くならないこと。冷蔵庫に保存した調理済みおかずも、食する時は必ずもう一度火を入れて食べる事。などなど、少しの知恵で日常の細菌対策は出来ますからこころがけましょう。身の回りの清潔を保つことも、幼稚園教育要領の『健康』で謳われている所です。これから盛夏に向けて、ご家族の皆さんで気をつけましょう!

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9:\(^o^)/身近な生き物コーナー=見つめよう自然!見守ろう育ち!

 今回取り上げるのは『コウモリ』ご存知ですね!コウモリは鳥類ではありませんよ、れっきとした哺乳類です。主に都市部近郊の木造家屋を住みかにしていますが、山の樹洞を住みかにするモノもいます。毎日日没と共に幼稚園上空にも現れるのは、やはり一般的な『アブラコウモリ』のようです。
数~数十匹の個体が集団を作り、主に飛翔昆虫を餌としてご存知の通り夜行動する動物です。今回は写真も撮りましたので見て下さい。毎回決まった所で休憩をするようで、フンがたくさん落ちています。帰りが遅くなった午後9時ごろ、グラウンドの上空を乱舞して、園舎の角に止まったところです『チーチーチー』と周波数の高そうな声を出し(自分たちの言葉である超音波でしょう)、ムニュムニュと動いておりました。動画は暗くてピントが合わなかったので、失敗しました。この人達も貴重な仲間。蛾などの飛翔昆虫を食べてくれることで、大量発生を防いでくれます。もちろん野生動物ですからもしどこかで見つけても、やたらに手を出さず、そっと見守りましょう。

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8:巣立ったよ!みんなありがとう。Vol.4

 こちらのページをご覧いただいている方々にはおなじみの、野鳥の『コゲラ』が砂場の横の朽木に巣を作って早1ヶ月。6月7日の雨上がりの日曜日に2羽が巣立ちました。日曜日だったので幼稚園のみんなはその様子を見られなかったので、月曜日にお友達に話したところ、なんとすぐに絵を描いてくれたお友達がいました。お母さんがせっせとエサを運んでいる様子は、遊び時間に見ていたと思います。その時の鳥の姿も記憶に残っていたのでしょう。見事に2羽が朽木から飛び出した絵です。たった一人でも、身近にいる生き物の生態を知ってくれて、これを自分の表現に繋げてくれた事。
 私はこれを目指しているのです。何かを感じて思いのままを描いてくれたのでしょう。とても嬉しかったです。私の話から想像して2羽の小鳥が飛んで出ただろう記憶は、きっと彼の前頭連合野に刻まれるはずです。それこそが自分が外の世界で体験した感情の蓄積になって人格形成に成っていくのです。コゲラくんありがとう。そして見守ってくれたお友達、本当にありがとう。

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7:おかげさまで、創立40周年。記念事業です。

 日頃より幼児教育活動にご協力いただきありがとうございます。お陰様で、ながつた幼稚園も平成20年12月4日で40年が経ちました。取り上げて学園でお祝いする事もありませんでしたが、何か記念の物を残したい思いで奮起しまして、園児ロッカーの交換を試みました。新園舎が建って20年になります。その際に入れたロッカー、机、椅子も大分傷みがでてきました。また、旧園舎から持ち込んだ物もありましたので、一掃する事にしました。
 大きな鉄筋・鉄骨の建物の中に、温かみ(ぬくもり)を持たせたく、素材は無垢のブナ材。ブナはご存知のように日本の国土には大変重要な木で、もちろん多くの生き物を育み、水分をたっぷり保存して森を形成する重要な植物です。その柔らかい材質が醸し出す温かみと手触りと色合いでお部屋をリラックスできる場所に変えたいと思いました。(匠の技、ビフォー・アフターです。)そこへ原色の『赤』『青』『緑』の色合いを付け、幼稚園らしい、かわいらしいお部屋に変身です。在園児のお友達は気に入ってくれるでしょうか?3階の年長さん3クラスは、もちろん竣工が新しい事もありますが、1日中明るいお部屋のイメージから『水色』を基調に、下の階とは違うイメージを作っています。またこちらも広々した活動しやすい部屋ですので、これで益々心身の成長に大切な環境空間が1階・2階・3階と整いました。6月8日から22年度の入園見学会も始まります。そして保育参観や、土曜参観日もありますのでどうぞご覧頂いて、ハード部分とソフト部分の充実を感じていただければ幸いです。皆様からの納付金(入園金)をいろいろな所で活かし、子ども達のより良い生活空間に還元したいと思います。

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6:どうなる 幼稚園!

 今年度も国会で21年度の予算案が成立し、いろいろな場所に私たちの税金が使われます。一、納税者としては本当に必要な所へ使われるように望むしかありませんが、個人的には117億円も掛けて建設する、『マンガ・メディアなんとか館』には首をかしげます。そしてもっとびっくりするのは、幼稚園と保育園の一元化問題。『幼稚園は学校です』と謳って、教育要領も新しくした文部科学省の立場や、実際の現場の私たちはどうなるのでしょうか?どうしたらいいのでしょうか?下手をすると幼稚園の先生なんて空前の灯火で、そのうち教員免許の枠など無くなるかもしれません。(フランスでは幼稚園の先生は全て有資格者で、幼児期の教育の重要性が大変強く打ち出されていると言うのに・・・)国が変わればこうも考え方が違うのかとこちらも首をかしげます。日本ではこの時期の教育の重要性が紙面上だけで、実際はただただ待機児童を減らす枠にしか捉えられていないのではないかと悲しくなります。幼・保・小の活動もやっと定着し、現場の先生方は必死で教育委員会の要望に答えているのに、本当に経済から教育、もちろん社会保障の隅々まで現場を知りませんよね、国会議員の皆様は!いえ、各省庁の官僚のみなさまでしょうか?保護者の皆様も今後の動向に注意していて下さいね。幼稚園が無くならないように。

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5:\(^o^)/身近な生き物コーナー=見つめよう自然!見守ろう育ち!

 前回このページでお知らせしたカラスとコゲラの繁殖ですが、どうやらハシボソカラスの方は巣を早々と放棄し(もしかしたらこの巣は『オナガ』と言う鳥の巣だったかも知れませんが)、今は誰も訪れることの無い、枯れ枝の塊になっています。コゲラの方は子ども達の協力もあって無事に卵が孵り、ただ今必死で虫を運んでいます。ヒナが何羽いるかはちょっとわかりませんが(2羽は確実です)、もう巣穴からくちばしを出すほどの大きさになっています。巣立ちも近いと思われるので、もう少しお付き合い下さい。そして『アズマヒキガエル』の子ども達は、小さな体で山を登り、あちこちでピョンピョンはねている姿を見る事ができます。良かった、良かった。

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