38:≪卒園・進級 おめでとう!≫

 あっという間の1年間。昨日はお陰さまで卒園式を終えました。練習の甲斐もあってとてもすばらしい終了証書授与式となりました。欠席もいなかったので、全員の年長さんにしっかりと卒園証書を渡せました。今年の卒園式は少し趣向を変えましたので、ご兄弟のいらした保護者の方々は驚かれたかもしれません。
 時間短縮(それでも1時間半はみっちりとかかります)の為と、私達の送り出す思いを込めました。最後に歌った曲は、幼稚園の1年をとてもよく現した歌詞になっていて、ぐっとこらえていた私も思わず涙してしまう、そんな感慨深い曲でした。まあその前から先生方はぐしゃぐしゃでしたけれど・・・。子ども達もお別れ会の時にずいぶん泣いていましたね。数年前から男の子もわんわん泣くようになり、時代が変わったのか感受性が豊かになったのか、まあ心に響く(届く)ものがあることは大事なことですからいいでしょう。
 『卒園式の時に、先生はあまり泣かないように。』と園長先生から訓示がありましたが…。立派な年長さんの次は少し戸惑い気味の年中さんと年少さん。今日は新しく進級するクラスに行って、クラスの先生とは違う先生からいろいろと話を聞きました。シーンと静まりかえるクラスや、緊張からかやけにハイテンションなクラスと様々でした。顔ぶれをキョロキョロとお互いに探り、なんだか妙な1日だったかもしれません。現にこんな事を言っていた子がいました。
 『なんで新しいクラスに行くんだ。今日がみんなと遊べる最後の日なんだから、Y組で過ごしたいよ!!!』という事です。う~~~ん、そうか、そんな気持ちもあるんだね。私たちは少しでもあたらしいクラスに慣れる事を意図していたのですが、今から新クラスへ行く必要が無いと言うのです。子どもの意識もいろいろですね。でもこのお友達もきっと新クラスへ足を踏み入れた時はうれしかったのではないでしょうか?
 今年度も1年間、みんなそれぞれに頑張りました。そして乗り越えてきました。お顔を見ればわかります。いいお顔をしていますから。ひとりひとりの思いを大切に、子どもたちとしっかり向き合って、22年度も張り切って行きましょう、体力と気力と知力がもてばですが…。なんせ最近体中がカチカチで、肩こりなんか通り越しましたので。

Filed under: 幼稚園活動 — 管理者 01:25

37:\(^o^)/身近な生き物コーナー=見つめよう自然!見守ろう育ち!

 さて今年度最後を飾る身近な生き物(私たちの仲間)は鳥の宝石、カワセミです。バードウォッチングにハマる人の人気投票第1位の鳥です。これはもう不動の地位を確立しています。それもそのはず、とにかくきれい。誰が見ても美しい。こんなきれいな色がどうして生まれるのか、不思議ですね。ちなみにこの写真は恩田川のいつもの場所で休憩している所です。これは♂。嘴が上も、下も黒いでしょう。♀は下のくちばし(下嘴)がオレンジ色なんです。私も大好きな鳥です。毎年恩田川では繁殖していますから、春休みに川沿いを歩くとカワセミの求愛行動(オスがメスに小魚を渡す)が見られるかもしれませんよ。うらやましいですね。仲良しで・・・。川面に飛び出した細い枝や植物の茎に止まって、首をヒクヒクと動かしています。是非探してみて下さい。感動を保証します。

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36:やりました!\(^o^)/身近な生き物コーナー=見つめよう自然!見守ろう育ち!

 今年も産んでくれました。アズマヒキガエルです。観察してきた4年間で一番早い産卵となりました。やはり温暖化の影響でしょうか?お山の整備をした3月1日に3匹の成体を土から掘り起こしてしまったことも影響しているでしょうか?昨年は3月23日でしたから春休みに入ってしまい、子どもたちに見せる事が出来ませんでした。今年はバッチリです。何が重要かと言えば、カエルが身近な里山にいて水の中に卵を産む事実を知っておくこと。そしてそれが毎年繰り返されること。その為には冬眠する里山と、産卵する水たまりや池が毎年同じところにある事が彼らの命を守っている事を意識して欲しいのです。お父さん・お母さんが是非この事を確認していただき、子どもたちに伝えてほしいです。これから生物が人と共存していく鍵は、このような意識・基盤を心に持っているか、いないかにかかっています。どうぞ見て下さい。


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