最近虫たちの写真が多いので、ここで私の愛してやまない 鳥 さんたちを
ご紹介します。
今日は少し過ごしやすい日でしたが、この暑さの中、
水辺が好きな涼しげな鳥たちや、夏に日本にやって来て子育てをする鳥たち(夏鳥)
の姿をご覧ください。いわば故郷が日本の鳥たちです。
NHKで 「ちょっと変だぞ、日本の自然」 という番組を放送していました。
身近な自然に多くの異変が起きてい、原因が人の活動に依るところが多い事を伝えていましたね。
里地里山の大切さは分かりますが、あまりにも身近すぎて気が付いていない事が多いのです。
今、そのすぐそばの環境を忘れてしまったがために、異変によって気づかされているところが現状でしょう。
今子育てをしている若い世代の大人が、その事を認識し、少しでも係れば、子どもたちにもその大切さが伝わり、
自然との付き合い方、捉え方を人間中心から環境中心に考えて行くようになると、
私は信じています。生物の多様性が循環して成り立っている事が体内に浸透してくると思います。
で、この鳥たちも気を付けて観ていかなければいついなくなってもおかしくない生き物ですから、
いなくならない様に皆さんにご紹介します。
まずは サギ類。左の真っ白な方が 「ダイサギ」 右は 「アオサギ」
アオサギは日本で見られる一番大きなサギです。お魚をゲットしましたね。
近隣の川や遊水地にいます。大きな翼でゆったりとびます。
こちらは イソシギ。お尻を振り振り水辺の虫を食べます。チーリーリと細い声で鳴きます。
きれいな声ですよ。
同じ シギ類でもこちらは「オオソリハシシギ」 嘴が長くてちょっと上に反っていますね。
この鳥は旅鳥ですが、日本の干潟が無いと生きていけません。
これは羽を伸ばして、伸びーーーーー をしたところ。
鳴いてる、鳴いてる。 オオヨシキリです。水辺のヨシ原で子育てをします。
口の仲は鮮やかなオレンジ色。 鳴き方は ギョギョギョ、ケケケギューエギューエ
なんて、あまりカッコよくありませんが毎年この鳥の鳴き声を聞かないと、水辺がおかしい(変)
ということです。
こちらは チドリ の仲間。目の周りに素晴らしい金色のリングを携えて、毎年早い夏に
日本のあちこちの川原、砂浜、干拓地などにやって来て子育てをします。「コチドリ」と言います。
こちらも 魚をゲット。上手い! ササゴイ です。最初にご紹介した サギ の仲間。
東南アジアからやって来て、繁殖します。夜行性で夜、飛びながら「キューイ」とか「ピュー」などと
鳴きます。私は2度この鳴き声を午後9時ごろ聞きました。
うれしかったですね。 「あー 今年も無事にやって来たんだなーーー」ってね。
最後はとても美人? 美鳥!? の セイタカシギのお母さん。
日本でも繁殖するようになりました。 葛西臨海公園の野鳥園では毎年見られます。
足が赤くて、とにかく長い、ほんとに長い、折れそうなくらい長い。でもそこが美しい。
こちらが赤ちゃん。
くぁわいいーーーー!!!!
まだまだたくさんの鳥たちが水辺で、そして日本で繁殖していますが、すべてが身近な環境に
くらし、生命をつないでいます。
今日はここまで。