2010年11月3日
< いらっしゃい、冬鳥さん >
今年もまたやって来ました、冬鳥さんたち。
冬鳥とは、秋に日本より北の地域から渡って来て冬を越し、
春にはまた北へ戻って繁殖する鳥たちです。
但し、繁殖地では夏鳥と呼ばれたり、南西諸島では
秋冬にしかいない鳥を冬鳥と呼ぶ事もあるので、
地域によって「冬鳥」と称する種に違いがあります。
ここは関東地方なので、冬を越しにやってくるのが、
冬鳥 ということになります。
その1種がこの ジョウビタキ(小型ツグミ類 ツグミ科) です。
今年も中国大陸の奥地から北風に乗ってやってきたのでしょう。
お山にも昨日 2日 朝、メスを2羽、確認しました。
昨年は同じくメスを11月4日に初認しています。
毎年ほぼ同じ時期に、同じ場所へやってくると言われていますから、
同じ個体かもしれませんね。幼稚園のお山を気に行ってくれて、
ありがとう。うれしいです。そしてもし同じ個体なら、1年間無事に生きられて、
本当に良かったね! と言ってあげたいです。
目がクリクリととても愛らしく、尾羽を タタタッ と
よく動かしてキョロキョロしています。
今は渡って来たばかりなので、なわばりを確保するために
姿をよく見せますから、あまり高くない(2m前後)横枝や杭の先などを
見て下さい。庭にもよく現れます。
鳴き方は 「ヒッヒッヒッ」 です。
こちらはメス。女の子っていう感じです。
こちらがオス。きれいでしょう!黒にオレンジ、そして羽の中に白い斑紋です。
皆さんもお家の周りを探して見て下さい。
これから3月までよろしくね!
Filed under: 鳥・トリ・とり — itsuko 23:13