< 鎮魂 そして祈り >

今日は阪神淡路大震災から16年目の日に成ります。毎年慰霊祭が行われますが、心の傷と爪後はなかなか消えません。

未曾有の大災害を新聞やテレビ映像で見る度に、目を疑います。アメリカの同時多発テロのライブ映像を見ていた時は、立っていられませんでした。テロは人災ですが、災害は地球誕生から途絶えた事がありません。

人々は、そして同じ星でクラス生物たちは、その自然災害と闘いながら自分たちの住処を守っていくしかないようです。

もちろん知恵と近代技術と人々の助け合う精神がそれを支え、防いで行きますが、中々追いつきません。

今世界中で気象災害が猛威を奮っています。オーストラリアやセイロンの大水害、アメリカニューヨークの大雪。日本でもこの冬は積雪が多く、北日本では苦労されています。

気象災害の原因は、私たち人間の近代化とエゴの象徴とも言っていい、地球温暖化によるところが大きいようですが、毎日災害の映像を見ていると、心が痛くなります。

阪神でも今日の追悼式を迎え、改めて災害に対しその事実を多くの人が知って、これからの防災に生かし、亡くなった方々への祈りの思いを、胸一杯に抱いた事でしょう。

「災害に備える、備えなければいけない」 と仕事柄思いを寄せますが、実際本当に大地震が来ても、この建物は大丈夫なのか、実は不安に思うのです。検査結果は合格ですが、どんな災害(天災)が起こるかは、だれにも分かりませんし、起きてしまった場合、自分は子どもたちと、教職員を守れるのか。自分の命もままなりませんが、不安です。

出来る事はしていますが、全世界でこれ以上大きな災害が起こらないように、また今続いている災害が早く治まり、人々がそして生物たちがまた復興出来るように、祈るばかりです。

Filed under: 未分類 — itsuko 18:08