2011年3月24日
< 日常 >
今日も日が昇り、窓を開ければ君(鳥)がいる。
今朝はボロボロの羽を何とかはばたかせ、カラスに追われながら 「アオサギ」が幼稚園上空を飛んで行きました。大丈夫かな・・・・・・・!
一つの区切りを終えた子どもたちにも、見送った私たちにも、またいつもの日常がやってきました。
私は残務・残務・残務処理に追われる春休みですが、子どもたちは一つ大きくなる達成感と開放感で、ウキウキ・ソワソワ・フワフワ・ドキドキ、しているのでしょうか?
そんな一人一人にも春はちゃんとやって来ます。
お山の春をご紹介します。小さなお花たちが咲きました。
まずは赤いお花。スイカズラ科のウグイスカグラ と言います。名前も春ですよね。ウグイスだし!
お花の後は赤い実が熟し、食べられます。
次は黄色のお花。モクセイ科のレンギョウです。
春を告げる鮮黄色の花。
おまけです。お山の道に落し物?
誰が持って来たのかなーーーーー。雨に濡れちゃって、ドロドロです。
白い花。ツツジ科のアセビ。下向きの小さな花は気を付けていないと見逃してしまいます。
他にもヤブツバキやハクモクレンも開花中。当たり前のように過ぎる日常ですが、季節は日に日に巡っています。
今は旅立ちの、本来なら心華やかな季節ですが、被災地の皆様を思う心が日本列島全体にベールを張ったかのように覆っています。
もちろん被災地に思いを馳せて、一人一人出来る事をするのですが、私たち、被災地から離れた者たちは、日々の日常を精一杯、いつも通りに過ごす事が、この覆われたベールを少しずつはがして行く事に繋がるのではないでしょうか!
日本中が疲弊して下を向いていたのでは、いつまでたっても日常が戻りません。春のおめでたい心持を十分に取りこんで、このベールを東北へ届けましょう。
Filed under: お山の様子(生き物と植物) — itsuko 17:09