< とどけ、被災地へ >

今日は小学校の入学式でした。卒園児がキラキラと目を輝かせて、新品のお出かけ服に身を包み、とてもうれしそうに体育館に入って来ました。

よかったですね。おめでとう。日本は今大変苦しい時ですが、あなたたちはしっかりと歩みを進めて下さい。

その笑顔がそして1日の頑張りが、復興へ向かう原動力ともなるのです。

桜がきれいになって来ました。

入園式まではお天気も良さそうですし、晴れの舞台をお祝いしましょう。

でも、何か被災地へ出来ないかと、家中をひっかきまわし、使っていないシーツにメッセージを込めました。

いつになるか分からない復興への願いと、私たち被災地から離れた者が、心は一緒にあるように、そしていつまでも忘れないように、

こんな物を作ってみました。

ある方に言われました。

「阪神・淡路大震災の時も、最初は皆さんが心配し報道も盛んでしたが、ちょっと復興が進むと忘れられてしまう。忘れないでいて欲しい」と。

ある方に言われました。

「阪神・淡路大震災の追悼記念日に、私がこのページでその時被災された方は、今でも心に大きな痛みと悲しみを負って、日々を暮らしているのでしょう。この日ばかりはその方々に思いを寄せましょうと、記してくれてうれしかった。もう忘れられてしまっているのに、メッセージを寄せてくれて、有り難かったです。」と。

体験は何年過ぎても、世の中がどのように変わっても消えるものではありません。

この度の大災害の事もずっとずっと記憶に留め、いつまでも離れたところからメッセージを送り続けようと思いました。

二人が念じてくれました。

今日はこれから入院中のI君に会いに行ってきます。

大分調子がいいようで、久しぶりにお顔を見に行くことが出来ます。

丁度小学校の入学式でもありますから、卒園証書と入学祝いを一緒に送りましょう。DVDやお山の写真も付けて!

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