< 端午の節句 >
「端」 は初めの意味で、「午」は「五」に通じ、「五月初めの五日」 の意味だそうです。
古くはショウブやヨモギを軒に挿して邪気を払ったという風習があったそうで、それが江戸時代以後に男子の節句とされ、武家で甲冑や幟(のぼり)を飾ったのに習い、町人も武者人形などを飾り、鯉のぼりを立てるようになった。 という事です。
現在はこどもの日として男の子も、女の子も健やかな成長をお祝いしています。
そういえば今年は武者人形を飾りませんでしたね!幼稚園にはいただいた立派な五月人形があり、子どもたちに見せてあげていたのですが、地震のせいにしたくありませんが、何だか忘れてしまいました。
さてその子ども!
神奈川新聞によると、30年連続減少しているようです。
総務省がまとめた人口推計によると比較可能な1982年から30年連続で減少し続けているとか!
困りました。
総人口比率では13,2%(15歳未満)で65歳以上は23,2%となり、少子高齢化が一層顕著になったそうです。
内訳をみると女の子の方がちょっと少ないのですが、最近は草食だの、オネエだのの男子が多いので、トントンなのかもしれませんが、それにしても国連人口統計年鑑の26カ国中、この数字はビリの26位。
全人口に占める子どもの割合がです。
ドイツの13,5%を下回りました。
一番割合が高いのが、44,3%のナイジェリアだそうです。
この数字は子どもが居過ぎて、生活が大変そうですが、子どもは国の宝とすると、もう少し増えないといけませんね。
私の職場もお子様がいらっしゃらないとやっていけないので、何とか皆さまには頑張っていただき、大家族を目指して下さい。おそまつクンのお家のように!(あっ、おそまつクン、知らないか!?)
同時にこんな記事もありました。
認定こども園が増えてきたというのです。
これまた私の職場にはピンチです。
今ひとつごっちゃ煮的なこの「認定こども園」。
補助金がたくさん出るので増えるのでしょうか?地方の方が理にかなっていて、増えるのでしょうか?良く分かりませんが、
公立が149件、私立が613件、内、東京が65件(これはとにかく子供の預け場所が必要だからです)、兵庫県が60件、北海道が41件で神奈川は28件。
昨年までゼロだった鳥取が3件で、京都と沖縄は今年も0件 という事です。
しかしとにかくこのこども園は問題も多く、現場ではまだまだ不透明ですから決して広がってはいないのです。
そんな中でも政府は「子ども・子育て新システム」の柱として、2013年から現行の枠組みとは別の一体化施設 「こども園」 の新設を目指し、議論を続けているようです。いったいいくつ変な施設を作れば気が済むのでしょうか?
この事は以前こもこのページで熱く語りましたが、目指した発足の目的が全く違うのに、それを無理にくっつけようとしているのですから、問題が発生するのは必然です。
保育園は保育園、幼稚園は幼稚園でいいでしょう! ね、皆さん。
今日は楽しい子どもの日を過ごしましたか?
でも今日の日を迎えることなく、津波にのまれて命を失った子どもたちがたくさんいることを、今年のこの日は忘れてはいけません。
これから一人一人に輝く人生が待っていたのに。その子たちが天国でそしてご家族の心で、大いに成長してくれることを祈って、合掌。
さて、明日の準備はいいですか!明日は半日教育です。
子どもたちにまた明日から幼稚園が始まる事をしっかり話して、スイッチをパチンと切り替えて、張り切って登園して下さい。
先生方もきっと、多分、おそらく、元気一杯で出勤するでしょう!
これから夏休みまではガンガン仕事です。
おしまい。