< 残念、月食 >
やはり雲に覆われてしまった本日未明の皆既月食。
沖縄地方ではかろうじて赤黒い月の姿が見られたようです。
今度は12月にありますから、その時また撮影に挑戦しましょう。
さて、月食とはどういうものか?ご存知ですね!復習しましょうか。
月がだんだん欠けて行くように見えるのが、「月食」。
月餅!?ではありませんよ・・・・・・・・・。
月は地球を、地球は太陽のまわりを回っていますが、地球を挟んで月が太陽と反対側に来た時(太陽・月・地球の順に並んだ時)太陽によって出来た地球の影が月の表面を覆うと、月食が起こります。
(ハイ、想像してください!)
すなわち月食は満月の時に起きますが、満月の度にいつも起きる分けではありません。
月が地球のまわりを回る軌道が、太陽を回る地球の軌道と 5° ずれているために、時々この3つが同じ高さにまっすぐ並ぶ為、このような現象が起きるわけです。(「食べる月、回る月、消える月」より)
地球が太陽系の惑星間のこの位置に浮いているのも奇跡だし、3つの関係が 5° 傾いているのも奇跡。
私がここに生まれたのも奇跡だし、明日朝日が登るのも奇跡なのかもしれません。
森羅万象、人間万事塞翁が馬! ですかね。