2011年10月13日
< ソーセージ? >
後期になり懇談会も始まりました。
年に2回になる懇談会ですが、お渡しするレジメの補足説明や、その時々で起こる問題(今回は放射能問題は抜きに出来ません)について、園の考え方をお伝えしています。
そんな中、子どもたちとの係わりも少ないながらに持とうと努力している私ですが、
今日は、「やっぱり子どもは面白い!」 出来事がありました。
昨日外遊びが出来なかった男の子がいました。
別に何という事は無く、職員室でヨーヨーをしたり、パズルをしたり、入れ替わり入って来る子どもたちの事を話していたのですが、
その子にはとても楽しかったようで、
たまたま池の周りで写真を撮っていたらその子が駆け寄って来て、
「昨日は楽しかったね。」
と満面の笑みで告げたのです。
「そう、楽しかったねーーーー。」
とこちらも気をよくしてギューとしたら、
またまた後に付いて来て、「これは何?」
「こっちへ来て!」と昨日と同じ2人の世界になりました。
そして池の中に生えているこれを見て、
「ソーセージがあるよ。」
そうか、串に刺さったソーセージなんだね、これは。
本当はコガマという水生植物の穂です。
これが爆発して綿毛を飛ばします。
確かにソーセージに見えるから、子どもは面白い。
この後もこの男の子も含め虫籠と虫網を持ったBOYS ばかりの10人ほどが、
おんぶバッタやツマグロヨコバイ、オオスカシバを追って、
僕のバッタだ!網の柄が顔に当たった。あっ、踏んづけちゃダメ!
カゴの蓋を開けろーーーー。
と大忙しい。
私はそれを横目に、こんな写真を撮るのでした。
クロアゲハの終齢幼虫。もうすぐ蛹になり越冬です。
3匹もカラスザンショウの幹にしがみ付いていました。
最後にはカメムシが登場し、やれ臭いだの、触ってみろだので大騒ぎ。
しかし癒されるのです。子どもたちのやり取りに。
Filed under: お山の様子(生き物と植物) — itsuko 19:09