< 原子力の日 >
今日は原子力の日。
今の日本にとって、いえ世界にとって、この日が設定された事は痛し痒しかもしれない。
空はきれいなうろこ雲なのに、思い切りする深呼吸に不安を感じる現実がある。
人間だけでなく地球上の生物全てに何らかの影響が出てくる可能性は大きいが、
茅ヶ崎では美味しいお米が収穫できたと言う。
壊される自然も多いが、またその治癒力(洗浄力)にも期待したい。
そして物言わぬ、必死で生きる生き物たちを見つめたいと思う、原子力の日だ。
1956年に日本が国際原子力機関(IAEA)に加盟した日であり、
また1963年に茨城県東海村で初の原子力発電が行われた日であり、
そして夢のエネルギーが稼働した日と同時に、反原子力デーとして原発反対運動が行われてきた日でもある。
この日を設定した人たちは、今の日本を想像しただろうか!
明日は子どもたちに放射線の話をする予定だ。
用意した教材は、安定している放射能と、安定していない放射能の絵。
原子力発電所のイラストとお山のどんぐりと落ち葉。
それを入れる私たちの体に見立てたガラス瓶。
これらを使ってこれから長い間、放射能と付き合っていかないといけない事を話して見ようと思います。