2012年4月18日
< 菌類 >
久し振りに(最近はもっぱら男子先生にお願いしている)竹の子掘りをしたら、
近くにこんな菌類を見つけました。
これは今までに見かけなかった、
アミガサタケ
こちらの群生はもう発生から数日たった状態ですが、
広葉樹林帯に春、出現する子のう菌類です。
実は食用。日本人には好まれませんが、ヨーロッパでは一級の食用品だそうです。
写真はもう傘の部分が黒ずんでいて、周りにコバエも飛んでいたので
どちらにしても食べられませんが、どんな味や感触がするのでしょうか?
点々とあちこちに出ていました。
今日のお目当てはこれ!
放っておくとどんどん伸びて、林を暗くする元ですから
春は頭を出した直後に掘り出します。毎年子どもたちと格闘するのですが、
今日は午後からの作業となりました。
池ではこんな場面を見つけました。
ハナアブの産卵です。
水辺の葉の裏や茎に産みつけていました。
卵から孵ると水中で幼虫時代を過ごしますが、そのほとんどがメダカやヤゴのエサになるでしょう。
しかしアブの目も大きいですね。
また映画の話になりますが、むかし「The Fly]というハエの映画、
というより科学者が物質の伝送装置を開発し、自分の体で実験する際に、その機械の中に一匹のハエが入り込んでしまい、一緒に伝送される際ハエの遺伝子が人間と混ざり合って酷い状態になってしまう映画です。後に「Fly2]も 出来たほど話題になった映画です。一応ホラー映画の分類です。
面白いです。私は好きです。昔の映画ですが・・・・・。
その映画の事を思い出したアブの産卵でした。
Filed under: お山の様子(生き物と植物) — itsuko 17:38