< 赤 VS 青 時々黄色 >

梅雨の合間のいいお天気が続きますね。

気温も上がって暑いですが、風があるので助かりますが、

日差しが強いと目がシュワシュワしますね。

朝の外遊びはまだ気温もそれほど上がっていないので、子どもたちは活発です。が、

早朝は池の周りも毎日バトルが繰り返されます。

トンボたちの戦い。

まず「赤」はショウジョウトンンボ。

とにかく真っ赤。今のところ2匹がテリトリー確保のため睨み合っています。

そして「青」。

こちらはこの池ではおなじみのオオシオカラトンボ。

こちらは3~4匹がパチパチと威嚇音を出しながら飛び回っています。

♀が来ようものなら、もう人(私)なんかお構いなしで、

激しい戦いになります。私の頭が見張り台(一番高い位置だから?)

♀を捕まえた♂

すぐ産卵、

こちらも負けじと産卵。

クロスジギンヤンマは水草に直接卵を産みつけます。

オオシオカラトンボは水打法。

水面にお尻を打ちつけて産み落とします。

そこへ乱入するのは「黄色」のオニヤンマ。

日本で見られる最大のトンボ。

悠々と水面を飛びますが、「赤」と「青」はこのBigなやつを追いだそうと、総攻撃を掛けますが、

どこ吹く風でサラッとかわします。

時々樹上で休憩。

この種は葉や枝に垂直に止まります。

こんな戦いが毎日繰り広げられている水場をよそに、

お山の中ではひっそりとお食事中のこんな方。

夢中で食べていて、私がつついても寸とも動かない。

キマワリという甲虫の仲間。

何を食べているかはちょっと分かりませんが、さぞかし美味しいのでしょう。

とにかくムシャムシャと必死で被りついていました。

こうやって森をきれいにしてくれるお掃除屋さんです。

お食事中に失礼しました。

子どもたちに大人気のダンゴムシも、落ち葉を食べて土を作ります。

こういう仲間が森の土壌を支えています。

そして園児の皆さん、

毎日ダンゴムシを持ち帰る入れ物は、もう幼稚園にはありません。

お家から専用の牛乳パック虫カゴを持参して下さい。

先生は何個も作って、疲れちゃいました。

おしまい。