< これがDNAだ! >
オリンピックが始まり、よく知らない競技を見るのも楽しみですが、
夏休みだから、普段は研究者じゃない限り出来ないような体験をしてみようと、
新聞に載っていた科学スクールなるものに参加してみました。
高校生に戻ったつもりです。
(実は理科部に入っていました。)
そこはズ―ラシア動物園に併設されている野生動物繁殖センター。
所属は横浜市の環境創造局に有ります。
世界の希少動物や絶滅危惧種の繁殖を行っている施設です。
未公開ですので普段は入れませんが、しっかりと税金が使われている施設です。
ニワトリの血液からDNAを取り出して見ました。
繁殖には欠かせないDNA。
ここでは横浜市内で飼育されている野生動物の精子と卵子が液体チッソで凍結保存されていました。
ながつた幼稚園のロゴマーク「マレーバク」の配偶子もあるそうです。
あっ、先日死んでしまったジャイアントパンダの精子や卵子を日本が凍結保存する事が許されるのか、否か、聞いて来るのを忘れました。
なんせ借りものですからね。
そしていろいろな過程を経て、
取りだしたのが、ニワトリのDNAです。
この白いモヤモヤした物がDNAです。
教科書にはらせん状で載っていますね。
今日の手順を踏めば、鳥類のDNAは取り出せます。
哺乳類は毛や皮膚から取り出します。
このスクールの目的は中学・高校生に野生動物の希少さを知ってもらい、これらを繁殖させるには困難がたくさんあるが、絶滅させないためにもこういう仕事に就いてみないか!
とアピールする事のようです。
私が体験しても、何も変わりません^^;
未公開の希少動物を見せてもらったり、
こういう人たちが全世界の動物保護に携わっている事を知りました。
その一端を動物園が担っているのですね。
最後はその未公開動物。
「カグー」と「オオミカドバト」「ブラジルバク」をご紹介しましょう。
このバクさん、あまりの暑さに入水中でした。
以上、科学スクールでした。