2012年9月4日
< パラリンピック >
以前は報道もされなかったパラリンピックですが、
世界の、そして社会の認識や法律が変わって、身体に障害のある人も普通に生活する、そして出来る社会が当たり前になって来ま昨今。
実はまだまだ共に暮らす環境としては十分ではない気がしますが、
皆さんの頑張りを目にすると、自分はなんて情けないんだろう・・・・、と思っています。
競泳女子の背泳ぎで、生まれつき盲目の金メダリストの道のりを記事で読むと、
それはそれは自己との戦いで、決して弱音を吐かず、視力の無い事を恨まず、夢をあきらめず、何を取っても強く強く自分の人生を切り開いて来ました。
あれがやだ、これがやだ、何でこんな事しなくちゃいけないんだ、どうしてあそこはやってないんだ、などなど日々不平不満ばかり思い浮かべている私に、嫌気がさしました。
五体満足で、普通の生活が出来ていて、働く場所もあり、慕ってくれる子どもたちがいる環境で、これ以上何を望むのでしょう。
今パラリンピックで自分と戦っている選手たちを見ていると、
自分の境遇を受け入れ、分に相当に、そして1日を大切に懸命に生きる事を思い起こさせてくれます。
彼ら選手が大いに自分の本領を発揮して、輝いてくれる事を祈っています。
人って、強い生き物ですね。
Filed under: 世界 — itsuko 19:21