< 朝の香り >

今日の朝の空は秋でした。

雲ひとつなく澄んだ青空に、きっと北から南へ向かう季節風が吹いていたのでしょう。

上空高く上がったトビがゆっくりと旋回し、南東へ流れて行きました。

長津田周辺には1羽のトビがなわばりをもっているようで、時々周遊してきます。

童謡や日常会話で「トンビ」と言いますが、和名はトビです。

これから秋は鳥たち(とくに猛禽類)が南へ渡る時期。

これを毎年見送っている(渡る数を調査している)人たちにとっては、毎日仕事が手に付かない時期となりました。

実は私も落ち着きません。

ついつい午前中は空を見上げてしまいます。

そんな空の下、幼稚園の朝はいい香りに包まれます。

お昼に用意している「ほうじ茶」の香り。

どこか懐かしい、なんとなく故郷を思い出させるような、香ばしい香りが園内を包みます。

用務員の方々が毎日用意してくれます。

ほうじ茶はお腹に優しい飲み物ですし、とくに苦くもありません。

そこでお昼のお茶はほうじ茶にしていますが、

最近では麦茶に放射線セシウムが出たり、各地で新米の検査が始まったり、

まだまだ食品の放射線には気が抜けませんが、

秋の味覚を前に、各自治体や生産者は大変気を付けている所でしょう。

これからも注意していきましょう。

 

 

 

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