2012年9月5日
< 朝の香り >
今日の朝の空は秋でした。
雲ひとつなく澄んだ青空に、きっと北から南へ向かう季節風が吹いていたのでしょう。
上空高く上がったトビがゆっくりと旋回し、南東へ流れて行きました。
長津田周辺には1羽のトビがなわばりをもっているようで、時々周遊してきます。
童謡や日常会話で「トンビ」と言いますが、和名はトビです。
これから秋は鳥たち(とくに猛禽類)が南へ渡る時期。
これを毎年見送っている(渡る数を調査している)人たちにとっては、毎日仕事が手に付かない時期となりました。
実は私も落ち着きません。
ついつい午前中は空を見上げてしまいます。
そんな空の下、幼稚園の朝はいい香りに包まれます。
お昼に用意している「ほうじ茶」の香り。
どこか懐かしい、なんとなく故郷を思い出させるような、香ばしい香りが園内を包みます。
用務員の方々が毎日用意してくれます。
ほうじ茶はお腹に優しい飲み物ですし、とくに苦くもありません。
そこでお昼のお茶はほうじ茶にしていますが、
最近では麦茶に放射線セシウムが出たり、各地で新米の検査が始まったり、
まだまだ食品の放射線には気が抜けませんが、
秋の味覚を前に、各自治体や生産者は大変気を付けている所でしょう。
これからも注意していきましょう。
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