2012年11月27日
< お菓子も秋 >
お山のモミジも色づきはじめました。
晩秋が北風と共に足早に通り過ぎます。
上を見上げるとはらはら、ひらひら舞って落ちるケヤキの葉が実にきれいです。
そんな季節の茶道の菓子も秋。
これです!
カエデとまつぼっくり。
カエデにはちょっとゆずの風味が入っていて、独特な味。
子どもたちは「ムムム!」という顔をしていました。
この絵ではまつぼっくりは白に見えますが、
実は薄紫の色が付いていて、こちらはお砂糖の打ちもの。
よってにっこり顔になる甘いお菓子でした。
毎回お菓子は美味しくいただきますが、いろいろと課題も多く、講師の先生方も頭を抱えています。
その一つが、お茶碗が持てない!
子どもの手には大きめのお茶碗ですが、親指と他の4本の指で上下で挟んでしっかり持つ行為が分からないそうです。
お茶碗を包み込むようにして横から持とうとするので、力が伝わりにくく、落としてしまいます。
さて、普段ご家庭で、お茶碗とお椀を使っているでしょうか?
ご飯とお味噌汁とおかず。
3点食べを毎日しているとしたら、しっかり5音指を使って挟む行為をしているはずです。
指で挟まないと持ちあげられませんから。
口の下までお茶碗を運び、お箸で口へ運ぶ食生活が減って来ているのでしょうか。
掴めない事が今は大きな問題です。
12月からは箸の使い方も出てきます。
こえまた、お家でお箸を使っていますか!
保護者の方が意識して、この時期に使い方をマスターしてみましょう。
お箸の使えない大人は、やはり恥ずかしいです。
大人になってデートの食事の時、とんでもないお箸の持ち方をしていたら、
きっと男女に関係なく興ざめですよ。
Filed under: 幼稚園活動 — itsuko 16:50