< 大丈夫ですか! >
地震です。また大きな地震です。
家族がバラバラの時にはどうしますか。
それぞれの安否をどこで確認しますか。
もう一度思い出して、準備をしておきましょう。
日本は地震の国。
大きな地震で地盤や地殻が動いています。
また地震は起きます。
何処に居ても自分の身を守れるように、シュミレーションをしておきましょう。
幼稚園にいる子どもたちはプロジェクトの子たちも含め、全員無事です。
また余震が起きるかもしれません。
気を付けましょう。
地震です。また大きな地震です。
家族がバラバラの時にはどうしますか。
それぞれの安否をどこで確認しますか。
もう一度思い出して、準備をしておきましょう。
日本は地震の国。
大きな地震で地盤や地殻が動いています。
また地震は起きます。
何処に居ても自分の身を守れるように、シュミレーションをしておきましょう。
幼稚園にいる子どもたちはプロジェクトの子たちも含め、全員無事です。
また余震が起きるかもしれません。
気を付けましょう。
今日は年長さんのドッチボール大会。
何だか南風が吹いて暖かい日となりました。
丁度良かったですね、寒くなくて。
早くから観戦者(保護者の皆様)が集まり、開始を持っていました。
小さな命の最後に接した私は、元気にコートを駆け回る子どもたちが本当に眩しく見えました。
元気が一番!
健康な体には無条件で感謝です。
勝っても負けても外で体を動かすことは子どもたちには必須条件。
本来有るべき子どもたちの姿です。
えい!とボールを投げたところ。
相手チームは逃げています。
各クラスの作戦やチームワークが拮抗し、今日の大会はいい試合が続きました。
大人外野?も大興奮!
黄色い声援を送ります。いえ、撮ります。
父も必死です。
元気が一番。
ずっと健康で、元気でいて下さい。
また一つ、年長組さんの思い出が出来ましたね。
年長の皆さん、お疲れさまでした。
今日は開園記念日です。
44周年を迎えました。
本当に多くの皆様に支えられ、今日を迎えています。
そして父である創設者の志を受け継いでいられる事に、大きな感謝をしています。
毎年お便りをくれる麻帆ちゃん、悠生くん、いつもありがとうございます。
力強いメッセージをもらい、先生たちは本当にうれしいです。
もっともっとみんなの事を考えて、素敵な幼稚園になるように努力します。
ながつた幼稚園を卒園して行ったお友達が5,616名。
一人一人の人生が待っています。
諦めず、怒らず、威張らず、挫けず、負けない大人になって下さい。
その中に天国へ召されたお友達もいます。
彼らの分まで、ながつた幼稚園は頑張ります。
お便り、ありがとう。
その男の子はお兄さんの後について毎日バス停に出ていた。
とても元気な小さな子だった。
お兄さんが年長さんから転園して来たのと合わせて、
毎日送迎について来ていた。
お兄さんがちょっと登園を渋っても、彼はにこにこと手を振り、愛くるしい笑顔を振りまいていた。
そして兄の卒園と同時にその愛くるしいお顔は制服を着てやって来た。
すくすくと成長し、ちょっと恥ずかしがり屋の、でもバスの中では物真似をしたり、座席の下に隠れたり、愛嬌たっぷりの、どの子にもやさしい年長さんになった。
そんなある日の夏。
もうすぐ夏休みという帰りのバスで彼は腹痛を訴えた。
そのままお家へ帰り、なかなか痛みが取れず、病院での診察になってから彼はそれ以降、数度しかお家へ帰れなくなった。
闘病生活が始まったのだ。
こんな小さな体にたくさんの薬と放射線を受けて、だんだん体が拒絶反応を示していく。
何度もお見舞いに行くが、会えたり、会えなかったり、
なんと声を掛けたらいいのか、痛々しい体を前に、でも彼は力を振り絞って私たちに笑顔を見せてくれた。
こんな事もあった。
卒園式に出られないので、病院に証書を持ちこみ、簡単な式を行った。
点滴の瓶を横に添えながらもアルバムを見た彼は、とてもうれしそうに頬笑み、もうすぐ1年生を喜んだ。
彼の誕生日は1月14日。
卒園をしてもう10か月が経っていたが、彼にお正月遊びを見てもらおうと幼稚園の豪華キャストがカルタ取りやダルマ落とし、
コマ回しや凧上げの実演をDVDにまとめて、プレゼントした。
彼は早速病院のベットでそれを見て、「ワハハハハハ!」ととても楽しそうに大笑いをしたそうだ。
おまけに部屋でも出来るコマも渡したが、看護師さんたちに得意気に見せていたそうだ。
お母さんが、
「久し振りに笑う顔を見ました。
やっぱり子どもの笑顔はいいですね、先生。」と胸が詰まる手紙をくれた。
その文面には母の喜びと同時に、我が子の病気に希望を見出していた。
それからまた10カ月近く。
いつもいつも気になっていて、そろそろお母様に手紙を書こうかと思っていた時、
電話があった。
「先生、頑張りましたがダメでした。
2日の朝、息を引き取りました。」と・・・・・・。
悲しかった。どーーーーと悲しみが襲ってきた。
一時は希望が見え、幼稚園にももう一度遊びに来る約束だった。
寒い朝でも元気に外遊びをする在園児たちをを見ていたら、彼の姿が重なった。
どうして命の塊のような小さな子が、こんな大きな病気に罹ってしまうのか。
運命と言ってもそれでは割り切れない悔しさが残る。
神様を恨みたくなる。
彼の魂は安らかだろうか。
幼稚園での友達との経験は素晴らしいものだっただろうか。
残された兄は、幼くして命を終わらせた弟をどのように見送ったらいいのか。
そしてご両親の心痛は私たちでは分からない。
どれほど胸を痛めているか。
どうか天国の、友達がいっぱいいる広いグラウンドで、
思いっきり遊んで欲しい。
そしてDVDを見た時に見せたあの笑顔を、天国から、お父さんやお母さんやお兄さんに振りまいて欲しい。
もう体は痛くないよ、ゆっくり休んでいいよ、Oちゃん。
悲しい、悲しい一日となった。