< 葛西の仲間 >
今日から預かり保育の再開です。
少し子どもたちの声が戻って来ますね。幼稚園は工事をしています(屋上)ので、来園の際はグラウンド駐車場が利用できない事もありますので、ご注意ください。
そして、私は時々出かける葛西臨海公園に行って来ました。
オリンピックのカヌースラローム競技会場予定地です。これは場所の変更を申請していますが!
こんな珍しい仲間に会って来ました。そして毎年移動の途中でこの干潟で栄養を補給して行くシギ・チドリたちです。
中国やロシア北部で繁殖を終え、オーストラリアや東南アジアへ冬を越しに行きます。
さあ、世界地図を広げてみて下さい。
丁度日本が中間地点で、長い旅路の休憩場所なのです。
渡り鳥に取っては極めて重要な土地なのです。
そして数少ない日本国内の休憩地である干潟の一つが葛西臨海公園です。
こういう場所を保全していかないと、鳥たちは生態を維持して行けなくなります。
この日会ったのは、アカガシラサギ、コサギ、ダイサギ、アオサギ、セイタカシギの親子、日陰で休むキアシシギ、右足の踵から下を無くし、関節が化膿しているようで、1本しか足が使えないチュウシャクシギなどです。
ダイシャクシギは大好物のカニを捕まえ、調理して食べました。
そして後から、ハサミのような物を吐き出しました。
コサギとアカガシラサギはいつも漁場を争っていますが、負けるのはアカガシラサギ。
これから少しの間いろいろな種類の渡り鳥がここを利用して行きます。
たくさんの鳥が見られてとても楽しいですよ。
今度は水族館や観覧車やバーベキューだけでなく、野鳥園にも行ってみて下さい。野生が息づく貴重な場所です。
右が今年産まれの子ども。
鳥も暑い!日陰は人気。
手前の足が痛んでいます。この足で越冬地へ帰るのだろうか?このまま葛西に残る手段もあるが・・・・。
嘴の長さは自分の体程もある。