2013年9月18日
< 捨てないで、虫! >
お池の周辺も管理を初めて3年目。
徐々に目的の生き物たちが集まって来ました。
今年は暑さのせいもあるのか、ショウリョウバッタとオンブバッタがよく見られます。
しかし確実に「生き物たちの集まるところ=ビオトープ」になっています。
そんな中、虫を捕まえる子も多くなっていますが、
原則、生き物は捕まえたら良く観察し、捕まえた場所に戻す。
これが自然観察の流儀(約束)です。
お部屋へ持って行き、みんなに自慢してから午後は元に戻すこと。
ここまで子どもたちに伝えています。
しかし残念ながら、戻す事をその場に放す、または捨てると捉えている子も多く、
もしかするとお家で、「小さな虫は捨てる」が横行しているかもしれません。
小さな虫にも立派な命。決してゴミ箱へ捨てないで下さい。
虫はゴミじゃない!死んでしまったら、土に帰して下さい。
今日もバッタをたくさん捕まえていました。そして台風の風で落ちた多くのドングリを拾いました。
ついでに小枝のお掃除、小枝集めのお手伝いも買って出てくれました。
途端に小枝屋さんを開店させ、冬のためのトカゲやヘビのお家を作ります。
空気もきれいで、蚊も少ないし(と言いながらも結構刺されました!)、
たくさん遊んで、楽しいね!でも虫は捨てないでね。
ちなみにこのどんぐり、大きさが違うのは分かると思いますが、
本当は帽子(殻斗ガクト)の模様の違いで全て分かれています。
上は、縦のぎざぎざ模様のアラカシ、横に筋状のきれいな模様のシラカシ、見えませんが体の割には小さな殻斗のコナラ。
などなどお山にはドングリの実を付ける樫や楢の木が7種類ほどあります。
これから毎日繰り広げられるドングリ拾い。
中から這い出る虫君に注意!
明日は中秋の名月です。月を愛でよう!
Filed under: お山の様子(生き物と植物),こども環境管理士 — itsuko 11:31