< 動物園の使命 >

本日の神奈川新聞に残念な記事がありました。

横浜ズーラシア動物園にいた、国の特別天然記念物、ツシマヤマネコのメスがオスに咬み殺されてしまったそうです。

すぐに動物博士のM君に伝えると、M君は本当に驚いた顔で、

「えっ、僕が行った時は元気だったのに・・・・」

とがっかりしていました。

彼は近隣の動物園の保有する種をほぼ把握しています。

記事には謝罪のコメントが載っていましたが、

飼育係が40分程目を離した隙に、オスがメスを攻撃したようです。

ペアリングの試行をしていました。

これは動物園側の過失でしょう。目を離してはいけませんでした。

世界で長崎県の対馬にだけ生息する日本の固有種です。

メス1頭の死亡は大きな損失です。

動物園はこのような希少種の繁殖に力を注ぐ使命があります。

世界中の動物園が連携して、種のやりとりやオスメスの移動をしています。

このメスも福岡市の動物園から繁殖のために来ていました。

種の保存は非常に難しく、時間がかかることです。

職員の皆さんも動物園関連の多くのテレビ番組を見ていると、寝る間も惜しんで動物たちのために働いています。

自宅にまでお赤ちゃんを持ち込んで家族みんなで世話をしてるその姿には、頭が下がるばかりです。

元々の野生環境が安定していれば、こんな苦労もないはずですが・・・・・・。

せめて動物園では多くの種が健やかに、そして人々がその生息を知り、本来の生態に心を寄せてもらえるように、頑張って欲しいと思います。

旭山動物園にはまだ行ったことがありません。

雪上を歩くコウテイペンギンに会ってみたいです。

多摩動物園の5つ子のキングチーターにも会いたいな!!!

本日の欠席者:21名

(内、インフルエンザB型=ゆり・ひまわり・たんぽぽ・うめ)

 

 

Filed under: こども環境管理士,未分類,社会情勢 — itsuko 18:23